「Ghost of Tsushima」の1週目が終わりました。
プレイ時間は100時間ほどです。
第一印象はフィールド背景の鮮やかさと緻密さに引き込まれました。
やや強めのコントラストの春らしいステージに始まり、ストーリーが進む毎に季節の異なる舞台が用意されています。
ストーリーを追いかけやすい仕掛けも自然と溶け込んでいて、目的地は地図上に分かりやすく表示され、フィールドでは進行方向に風が吹き、狐や蛍が誘導する仕掛けもプレイしやすい環境を作っていました。
マップはかなり広く感じましたが、馬で移動したり、一度訪れた場所には瞬時に移動することもできますので、ストレスはありません。
戦闘はオーソドックスな剣劇ですが、弓や投擲兵器、暗器(暗殺兵器)なども用意されていて、戦闘のバリエーションも豊富です。さらに弓などは矢を変えることもできます。
敵は拠点を守っていたり、街道を巡回しています。
一騎打ちのシステムもよく出来ていて、タイミングよく敵を斬り倒していくのはなかなかスリルがあります。
ボス戦では演出効果があって場を盛り上げます。戦闘はとにかく敵の攻撃を避けては、少しずつダメージを与え続ける。シンプルですが、タイミングを間違えるとアッという間にゲームオーバーです。
高い場所から落ちたり、何度もゲームオーバーになるところはあるものの、直前からすぐに始まるのでデータセーブはほとんど心配なく進められます。
アイテムの収集要素もサポートのシステムがあるので苦にならず、ストーリーも同様にサポートのお陰ですんなり進みます。広いマップで迷うこともありません。
ボリューム的にはその前にやっていた「ウィッチャー3」よりも少ないけど、丁度良いバランスのように思います。2週目やってみようかなという気にはなります。
オンラインプレイの方は、最初のチュートリアルだけ見ましたが、攻撃の操作が違うのでストーリーの途中でやるのは混乱の元になりそうです。
対馬を舞台にした日本の風景、家屋、登場人物の仕草やセリフなどどれを取ってもよく出来ているので、海外で作られたとは思えない自然さで引き込まれます。海外製ゲームだからこそのリアリティな作り込みだけでなく、日本文化への深い理解があって生まれたことが良く分かる作品でした。
プレイしやすい工夫が随所にあるのが嬉しいですね。