ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

2014年07月26日 | 日記

原作は読んでいませんが、トム・クルーズが主演と言うこともあって「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を見てきました。

異星人の攻撃に寄って死滅しようとしている人類が最後の反撃に出ようというところに、広報担当のケイジが新兵として送り込まれます。
そこで彼は自分の死によって一日を繰り返すタイムループに陥ります。

見所はもちろんどうやってループを抜け出すかなのですが、実はそれよりもループの中で敵の倒し方を探すというのが一番の使命となって行きます。
ループを繰り返しながら、周りへの影響力もまたリセットされ自分だけが経験を積んで行きます。まるでゲームを繰り返しているような感覚になっていき、そこが面白くもなるのですが、主人公には辛い一日の始まりでしかありません。
一見重そうなテーマも主人公の成長を見ることで軽くなっていきます。同じ日を繰り返しながら、最後まで飽きさせない演出も見事でしたし、ラストステージもハリウッドらしい戦闘シーンです。そして、主人公の最後・・・

ということで、最後までテンポ良く進んであっという間に終わりました。
映画って最初はこんなテンポで大丈夫か?って思うことが良くあるけど、世界に引き込まれていくと時間はすぐに経ってしまいます。面白い映画のマジックですね。それが演出ってやつか。

久しぶりにもう一度見たい映画でもありました。

http://wwws.warnerbros.co.jp/edgeoftomorrow/


吉祥寺の30Tイベントに行ってみた

2014年07月20日 | 旅行

今日は吉祥寺でのイベント、30Tに行ってきました。

30人のクリエイターがオリジナルTシャツを販売するイベントで今年で最終回。今日がその最終日です。
吉祥寺駅近くのギャラリーを借りてのイベントで13時開始ということで、毎回混雑するらしいので、少し遅れていくことにしました。

前日に色々と調べていたところ、以前から乗ってみたかった都電荒川線を使うことにしました。
蕨から王子まで行き、都電の王子駅から学習院下駅まで行って、徒歩でJRの目白駅に行って、吉祥寺へ向かうこととしました。
そして、徒歩のルートを確認していたら目白に「切手の博物館」を発見。次いで、王子にも「お札と切手の博物館」を発見。これは両方行ってみるしかありません。時間は十分にあります。

お札と切手の博物館
http://www.npb.go.jp/ja/museum/

こちらの博物館は国立印刷局に併設されており、無料で利用できます。
施設も小さく30畳ほどの空間で2階建てです。1階は主にお札の技術を体験したり、印刷機のミニチュアを動かしたり、一億円の束を持ち上げたりできます。2階はお札と切手の歴史と印刷技術の変遷を勉強しながら実物を見ることが出来ます。

切手の博物館
http://www.yushu.or.jp/museum/

こちらは大人200円。私設の博物館です。
無料のエリアにある売店では、世界各国の最新の切手を展示販売しています。もちろん、国内の各地の切手も販売されており、切手の買い取りや古い切手の販売もしていました。切手収集の道具も揃っていました。
また、有料エリア内にも販売されている記念切手がありました。展示は各都道府県の切手でした。パネル展示で低めに設定されており、腰をかがめて見るのが辛かったです。2階には資料室があり、熱心に調べ物をしている人がいて、図書館のようでした。

その後は目白からJRに乗って、新宿を経由して吉祥寺へ到着。13時半頃でした。
まっすぐギャラリーへ向かったら外に行列はなく、中は混み合ってましたが、動けないことはありません。ただ、もうLサイズはほとんどなくなっていて、残っているのはMサイズかXLでした。Sも少なかったです。欲しい物があっても色がなかったり、なかなか購入できる物がありませんでしたが、井上正治先生の鯖?Tシャツを買ってきました。
平松伸二先生のTシャツも気になったのですが、サイバーパンクなお兄さんが陣取っていてずっと離れません。それでもチラチラとみてたのですが、あまりにも絵柄が大きくて、手描きのイラストっぽかったので、これは洗濯できないなと、着れないなという感じでしたので諦めてしまいました。
女性作家さんのイラストもとても綺麗だったのですが、おっさんが着るにはちょっと芸術性が高すぎました。

さて、そこを出てから近くにある井の頭公園に行ってみました。孤独のグルメのあれです。いや、あまり関係ないか。でも、出てきたことはありますよね。
公園に到着すると空気が一変に涼しくなりました。池の畔のベンチに座ってしばらく読書。漫画ですけど。
30分ほど休憩してから公園の中を少し歩き、駅の方へ向かいました。
食べ歩きをしたりして、ふとそこに画廊があるのに気づきました。平山郁夫さんの絵があるようなので入ってみました。

エイシーズギャラリー
http://acesgallery.com/

平山郁夫さんの絵は滋賀の佐川美術館でタップリ見ていました。中にはシルクロードシリーズの絵が数点ありました。奥には東山魁夷の絵もあります。そんな中に逸見亜子さんの絵があったのです。
彼女は京都の方で以前もブログで紹介したと思いますが、湖南市菩提寺で展示会をやったときに知り合い、数点の絵を購入させていただきました。可愛らしくて優しい色合いの絵を版画で作っている方でした。これまでは線画だけの絵でしたが、新作は背景がカラー刷りになっていました。ご本人が直接納品の来られたそうです。
また、お会いしたいのですが、ご本人はネット関係一切やってないので、動向がまったく分からないのでした。そんな方の絵とまた出会えるとは嬉しい限りです。

そんな訳で大満足で吉祥寺を後にして、蕨駅に戻ったところで、吉野家のウナギ丼食べて元気を回復しました。


映画「鴨川ホルモー」

2014年07月12日 | 映画

huluでロボジーを観た後、続けて始まったので観てしまった。タイトルからは全く中身が想像できない。始まってからしばらくしても何が起きるのか全く分からないのである。原作は万城目学で、「プリンセス・トヨトミ」や「偉大なる、しゅららぼん」の作者でもある。

京都大学の学生が主人公で、他にも京都産業大学、立命館大学、龍谷大学と実名で登場し、大学対抗で式神(オニ)を操って戦うというお話。
もう奇想天外なのだ。最初は主人公と同様に誰にもオニは見えないのだけど、オニ語を勉強し、先輩から代替わりの儀式を授かりオニに認められるとついにオニたちが登場する。

学生たちは10人でチームを組んで、それぞれが100匹のオニを言葉と奇妙なポーズで操って死闘を繰り広げる。オニ同士が直接殴り合って殺し合う、これが大学対抗で行われるホルモーなのだ。
とまあ、こういうファンタージー要素タップリなのである。

そこに恋とライバル、仲間との確執、みたいな青春ドラマを混ぜていく。
それでも基本的にストーリーはすんなり分かりやすく入ってくる。肝心のホルモーが結構謎のままだけど、ゴチャゴチャとキャラが動くゲームが好きなので、それをリアルに表現したものだと思うとワクワクするし、ゲームとして理解できた。後は青春ドラマなのだ。

こちらも家族で楽しめると思う。オニはCGで可愛らしいし、力尽きると消えるので残虐さはないと思う。


映画「ロボジー」

2014年07月12日 | 映画

huluで矢口監督のロボジーを観た。

矢口史靖監督の映画を観るのは「スウィングガールズ」「ハッピーフライト」に続く3作目になる。まもなく公開の林業映画も楽しみだが、まずはこのロボジー。

ロボットの中に老人が入ってロボットの振りをする映画というのだけは、昔予告編を見てしっていた。気になるけど、誰が出てるのかもよく分かっていなかった。
吉高由里子、濱田岳が出ていて嬉しい。田畑智子も地味に良い。あと、和久井映見も出ていて得した気分だ。

話はまったく単純で、壊れたロボットを直す時間がなくて爺さんをロボットに仕立てるというもの。当然のようにやり過ぎて話題になって、とうとう嘘が通せなくなってくる。

実に単純明快なストーリーなのだけど、吉高由里子扮する女子大生が、ロボットオタクでロボに恋する。これが面白い役どころで、最後は裏切りに気づいて豹変する。こういう感情の激しい役は彼女の得意な感じではないだろうか。ガリレオではやる気がなさそうなのにいつも怒って嫌な女だし、花子とアンでは物静かで知的に見えるけど実は熱くておっちょこちょいない面白い役をやってる。

見所は最後にどうやって話をまとめるかってところ。うまくしてやったという感じですが、まあ難しいことはまったくなしです。
そういう意味では深みは全くないのですが、安心して家族で楽しめる映画でした。小さい子供でも笑って楽しめるかな。いや、中の人とかどう受け止めるか心配だけどね。