蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

忘れかけの記憶

2006-11-30 00:41:29 | 中国・その他地域
徳永英明が紅白出場だそうで。

さて、寧波のこと。
もう2週間も経っているため、忘れかけ。
細かいことは早くも忘却の彼方へ。
なんとか、写真を見ながら思い出してみる。

河姆渡遺跡のあとは時間もなくなり、寧波へ移動。
ボクの仕事の関係で杭州を出発したのが午後1時過ぎだから当たり前。
そんなことより、そんなハードな仕事をさせないでくれい。
しかも、同行の先生ったら、おしゃべりでちっとも寝かせてくれないし。

宿泊所は寧波大学の招待所。
とはいえ、元は留学生アパートだったため、結構きれい。

寧波海鮮料理が有名。
運転手さんと相談し、海鮮料理屋を探しに。

・・・しかし、寧波大学は田舎町所在。
7時近くになると、全く以て真っ暗。
車でちょっといっても何も見つからず。
仕方なしに、宿舎の近所にあった店に。
まあ、でもおいしかったからいいけど。

さあ、「夜は寝るぞ!同部屋は先生だし」
と思ったら、大きな間違い。
ザッツ・ビッグ・ミステーク!

じいさん、酒好き。
じいさん、話し好き。
じいさん、話聞かない。
じいさん、風呂嫌い。

頼む、寝かせてくれ。
不覚にも、飲みながらウトウト。

ごめんなさい、先生。
別に話が面白くなかったわけでは・・・
あ、それもあるか。

翌日はちょっと遅めの出発。
まずは、郊外へ。
目的は2カ所。
阿育王寺(写真)と天童寺
ともに、南宋五山の一つ。

お、これで南宋五山制覇。
日本の五山だって制覇してないのに。
まあ、だから?って感じだけど。
(詳しくはhttp://blog.goo.ne.jp/tbinterface/18c8310cb9c94af51383d9b2fb6a1334/b6 参照)

阿育王寺は、日本でもちょっと知られた寺。
なぜなら、鑑真ちゃんがここにいたことがあるから。
鑑真ちゃん渡日の碑なんてのも、ひっそりと建っていたし。

天童寺は参道が長い。
長くゆるやかな上り坂。
登るのはとても疲れる。

・・・にちがいない。
我々は一気に車で上りきる。
しかし、途中になぜ射的場が?

でもね、両寺とも縁起は長いんだけど、
結局建物は全部新しくてね。
今ひとつおもしろくないんだよね。

昼食は天童寺の下あたりの店で。
でも、さすが寧波。
そんなところでも海鮮はある。
客はいないが、海鮮はある。

そんな店でも旨かった。
中国は意外な店が旨かったりする。
ガイドブックに載っていない店が本当は旨かったりする。

午後は、いろんなことのあった天一閣へ。
てな、具合かな。

結構、覚えてるじゃん。

時代物軍人コスプレ

2006-11-24 01:14:13 | テレビ・映画
本日、11月23日、『墨攻』が公開。
連日の雨に嫌気がさしていたのと、何だかそんな気分だったので、早速見に行く。
そんな気分になったのは、
マイアミ・バイス』を見に行ったときにCMで見て、気になっていたから。

時は、紀元前370年。
群雄割拠の時代。
大国趙が燕を攻撃しようと進軍していた。
趙は燕攻撃の途上にある小国梁をまず攻略しようと目論んでいた。
趙は10万の大軍。
対する梁はわずか4000。
梁王が降伏しようとしていたまさにそのとき、墨家の男革離(劉徳華アンディ・ラウ)が一人梁城へやってきた。
革離は見事、趙軍の先遣隊を蹴散らすことに成功し、梁の兵権を握ることになる。
はじめは反発していた人々も革離のめざましい活躍を見て次第に信頼を寄せていく。
しかし、「敵は本能寺にあり」・・・

なんか、これの原作って日本の小説・漫画らしい。
ボクは知らなかったので、原作との違いを比べることはできないけど、面白かった。
あっという間の2時間17分。
最後にはいささか感動してしまったし。

中国では映画もテレビも時代劇が多い。
だから、時代物に関する蓄積が多いんでしょう。
兵の攻撃の仕方、小道具、城の様子などは日本で作るよりいいに違いない。
原作が日本とはいえ、中国で制作して成功だったのではないのかな。
というより、日本では映像化不可能だったはず。

にしても、いいよぉ、彼女。
ボクがこれを見たかった理由の一つが、范@@(ファン・ビンビン;@は「にすい」+「水」)が出ているから。
だって、かわいいんだもん。
『手機』(手机)のときも美しかった。
いま、バス停に大きな携帯電話のポスターが貼ってあるけど、いつもうっとり。

今回は梁の軍人さんの役。
もちろん、当時の武将のカッコをしている。
これがなんともいえず、かわいいんだな。

 「時代物軍人コスプレ」。

もっと、いろんな人でやってくれないかな。

ちなみに監督は香港の張之亮ジェイコブ・チャン)、敵将巷淹中に韓国のアン・ソンギ
そういえば、ファン・ビンビン、今度はホラー映画が公開されるらしい。
しかも、脅かす方の役で。
今度は「美人幽霊コスプレ」かぁ。

*日本のサイト:http://www.bokkou.jp/
*中国のサイト(写真はこちらから):http://ent.sina.com.cn/f/m/mozi/index.shtml

同情するなら稲を食え

2006-11-23 02:02:12 | 中国・その他地域
先日も書きましたが、寧波地域へ行きました。
日本からある有名大学の元教授が来たので、その接待で。
なんか至れり尽くせりのもてなしで、
その元教授10日間の杭州滞在中、常に誰かがお供していろんなところを見学。
しかも、費用は全部うちもち。
う~ん、羨ましい。

というわけで、
ボクはたまたまその日が空いていたのでお供したわけ。
1泊2日のプチ遠出。

でどこに行きたいか、ということで、
まずは稲作が行われていたことが明らかになった余姚市の河姆渡遺跡へ。
あ、なんか世界史の教科書で見たことある、
と思った人は、単位未修ではない人ですね、きっと。

その元教授、かつてある大学で東洋史概説なる科目を担当していたとのこと。
そのとき、話していたのが河姆渡遺跡だそうで、思い入れが強いらしい。
だって、河姆渡遺跡と良渚遺跡だけで半期終わったらしいよ。
おいおい、それでいいのか、東洋史概説。

とにかく、杭州から車で行くこと約2時間で当地に到着。
ところが、どこにも遺跡らしいものは見あたらない。
それもそのはず、船に乗って河を渡らなくてはたどり着かない仕組み。

なんとも呑気な感じの渡し船。
ものすごいゆっくりの渡し船。
それもそのはず、方言丸出しのおじちゃんが人力で漕がなきゃ進まない仕組み。

博物館は、まあなんとも、といった感じの場末感バリバリのもの。
有名な遺物は全て複製品で、申し訳なさそうに拡大写真がある程度。
いいものは全てほかの博物館にもってかれているようです。
だって、杭州市内にある浙江省博物館でみたことあるもん、ホンモノ。

にもかかわらず、博物館内で別の日本人グループに遭遇。
博物館内の瞬間日本人率90%以上だったはず。
どこにでも出現するか、日本人。

遺跡は野ざらし、雨ざらしの状況の中、保存されています。
写真は、遺跡にあった井戸。
保存の様子がうかがえる一枚となっております。
しかし、大丈夫なのかね、こんな状態で。
中国の文化財や遺跡に対する考え方って日本と大違いな気がします。

さて、見終わった後の移動中に、
いつの間にか情報を仕入れていた運転手さんから聞いたところによると、
河姆渡遺跡の近辺に遺跡が発見されたとのこと。
運転手さんは詳しい年代までは知らなかったようですが、紀元前だと言っとりました。
先ほどの日本人グループはこの遺跡の調査に来ていたようです。

やっぱりすごいな、日本人。
なんだかすごいね、日本人。

続きは次回。

RPG体験記-あの娘を求めて-

2006-11-18 01:09:14 | 読書・書籍購入
前回よりの続き。

しかし、ここで負けてはいられない。
何のために来たのかわからない。
必ずあの娘を連れて帰るのだ。

まだ入荷していないっていうけど、じゃあ、どこにいけば手にはいるの?

新華書店(中国の有名な大型書店チェーン)にいってみれば。

寧波の?

そう。

でも、ボクは寧波の人じゃないし。
ねえ、教えてよ。

じゃあ、ここに行って聞いてみて。
館長さんに買えるかどうか聞いてみてよ、自分で。

と言って、手渡された一枚の紙。
そこには、博物館の館長さんのいるであろう住所が・・・

ついに、ボクはあの娘のいる城への鍵を手に入れたのだった!!
ジャジャーン。

早速、そこへ行くと門番が。
門番に館長に会いたいと告げると、何しに来たと尋問が。

あの娘に会いたいんだ。

ちょっと待ってろ。

中から明らかに館長ではない人が。
大丈夫なのか?
あの娘には会えるのか?
無事、手に入れることはできるのか?


しかし、予想に反し、なんとあっさりと「いくつ欲しいの?」。

やったー!!
おめでとう、オレ。
見事クリアだ。
無事あの娘を救出したぞ。

そう、攻略方法は、
1.売店のおばちゃんにねばって食い下がる。
2.自分は寧波人ではなく、わざわざ来たことを主張する。
3.チワワ犬のように、とってももの欲しそうな目をして訴え、おばちゃんに「どうする?天一閣」という気にさせる。
以上、3点。

ちなみに、この娘は、箱入り娘。
非常に体重が重く、がたいもでかい(見開きA3)。
上巻がカラー写真での影印。
でも、黄色い紙に黒い墨。
朱がないから、なんでカラーにしたのか不明。
このせいで高くなったんじゃないの?

下巻は「校録本」(標点・校勘つき)、「清本」、「唐令復原研究」の3本立て。

さらにちなみに、この娘は、
「田令巻第二十一」「賦[役]令巻第二十二」「倉庫令巻第二十三」「厩牧令巻第二十四」「関市令巻弟(第)二十五 捕亡令附」「医疾令巻第二十六 仮寧令附」「獄官令巻第二十七」「営繕令巻第二十八」「喪葬令巻第二十九 喪服年月附」「雑令巻第三十」
で構成されております。


*写真左が箱。右が上巻。

*現在のところまだ一般の書店には出回っていない可能性が考えられます。というのも、本を売ってくれた職員さんが「外にはないよ」と言っていたので。でも、これは現在までの状況であって、中華書局というメジャーな出版社である以上、いずれ近いうちに出回るとは思います。それというのも、私が天一閣で手に入れたものと中華書局のHPに載っているものとは、装丁が異なるからです。(私のは、箱入り・カバーなし。HP上のは箱なし・カバーあり)。いずれにせよ、私もたまに書店を覗いてチェックします。興味がある人がいれば、このブログ上でコメントでも書いておきます。
なお、中華書局のHP(天聖令)は、
http://www.zhbc.com.cn/zhongdiantuijian/open.php?id=48

うわさのあの娘はプライスレス

2006-11-17 01:08:06 | 読書・書籍購入
いや、本当は値段あるんだけど。

我々の業界で話題沸騰のあの娘。
誰も彼もがあの娘に一目会いたいと思っている。
誰も彼もがあの娘を自分のものにしたいと願っている。

昨日今日で寧波へ行って来ました(詳細は後日)。
当然、ボクの目的はあの娘。
今日こそはあの娘を自分の手中におさめたい。
そう、強い決心で臨んだわけです。

それ以前にも杭州の本屋を奔走し、
何日にもかけて本屋を覗いたにもかかわらず、
いっこうにあの娘の姿を拝むことができませんでした。

そう、わかる人はわかりますね。
そう、わからない人は最期まで読んでもわかりません。
なんていったって、マニアの世界ですから。

その娘の名前は、
天一閣博物館中国社会科学院歴史研究所天聖令整理課題組校證
『天一閣蔵 明鈔本天聖令校證 附唐令復原研究』上・下(中華書局、2006年)。
なげ~。

まあ、簡単にいうと、
この娘が見つかったおかげで、我々の業界でのお仕事にすんごく影響が出るっていうわけ。
数年前から我々の業界では話題の的で、
「いつになったら見ることができるんだい」とうわさされていたのです。
それが、寧波にいるご主人様の天一閣が440周年を迎えるってことで、
めでたくお披露目と相成ったわけ。

ボクはその本場へと足を踏み入れたのです。
すでに数人の知人から「天一閣博物館なら譲り受けることができるはず」と知らされていました。
なので、期待に胸をふくらませ、いざ潜入!!

いくつかの蔵書をみながらも、気持ちはちょっと上の空。
早くあの娘に会いたい。
早くあの娘を抱きしめたい。

ここだ。
絶対にここにいる。

こんにちは~!!
あの娘います?

ああ、知っているよ。
でも、まだここには来てない。

えっ?!
まだ来てない?
でも、出版されているし、それに、それに、
先週、いろんな人が集まったとき、お披露目されたでしょ、ここで。

ああ、あれは、その人たちへの贈り物。
だから、まだこのお店には顔を出してないよ、あの娘。

が~ん!!

どうするよ、オレ。
どうなるよ、オレ。

つづぅくぅ!!

*写真は天一閣。あいにくの雨で暗くなってしまいました。
*ちなみにあの娘は600元(日本円で9000円くらい)。

味覚の沸点下降気味

2006-11-13 23:09:48 | 日本・東京
すっかりご無沙汰です。
なんだか忙しくって。
その理由の一つが実は先週末から今日まで日本にいました。
もう杭州に帰ってきましたが。

にしても、日本のご飯は旨い!!
一体全体どうなっている、ってぐらい旨い。
実際は「そんなことないよ」といわれるかもしれないが、
どんなものでも旨く感じちゃう自分がいる。

いきなり機内食を旨い旨いと食べているし。
関空につけばついたで、「栗ぷりん」をニヤニヤしながら食べ、
羽田空港では、『アカシア』のロールキャベツとカニクリームコロッケに泣きかけた。
当然、「おいしかったです!」と店員に主張したが。

翌日は昼に高田馬場にある『haru』という洋食屋のドライカレーをむふむふしながら食し、
自宅でやったきりたんぽ鍋だって旨すぎて動けなくなるほど食べた。
(ちなみに、haruは近所のOLさんや専門学校生に大人気。オススメはコンビーフのサンドイッチ)

そのまた翌日はひょんなことからスシを食べ、
ものたりないので、これまた馬場の『あるてま』というバーでゆっくりと酒を飲む。
ここは洋酒がふんだんにある上に、ピザがめっちゃ旨い。

妹の家に行けば、『まい泉』のカツサンドと『地雷也』の天むすがいるわ、
コージーコーナー系列(らしい)の旨いケーキもいた。

夜は夜で、ちょっと奮発して和牛のしゃぶしゃぶ。
その後は、優雅にリーガロイヤルホテル東京でコーヒータイム。

ほんとに旨いよね。
とろけちゃうよね。

でも、一応用があって日本へ一時帰国したんですよ、念のために。


*関空の寂れた写真をアップしようと思ったのですが、なぜかうまくいかず。にしても、関空やばいね。

誰もが一度は通る道-中国人監督編-

2006-11-05 01:41:48 | テレビ・映画
なんだかちょっと名前が売れると、ついやりたくなっちゃうみたい。
流行病ってやつかいね。
馮小剛監督『夜宴』(The Banquet)のことなんだけどさ。

時は唐滅亡後の五代十国期。
呉越国の宮廷が舞台。
皇帝がその弟(葛優)に毒殺され、弟が帝位を奪った。
ついでに先帝の皇后(チャン・ツイィー)を自分の皇后にしてしまう。
さらには先帝の息子(皇太子;呉彦祖)を殺害しようとする。
一方、皇太子は父の仇を討とうとする。
皇太子には婚約者がいて、彼女(周迅)は彼女で皇太子のことを想って・・・

そう、ハムレット。
まったくもって、ハムレット。
尼寺には行かないが、ハムレット。

なんだけど、ちっとも深みがないの。
「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」
なんて悩んでいるそぶりもないの。
話は薄っぺらいまんま進行するの。
思わせぶりのラストも「だから?」って感じ。

監督さんさあ、『手機』(携帯電話っていう意味)はよかったよ。
あの葛優もよかった(『活きる』でコン・リーの夫役のつるっぱげの人)。

なんだけどねえ。
結局、流行病にかかっちゃったのね。

何がって?
あれだよ、あれ。
ついつい、きれいな映像を取りたくなっちゃうあれ。
チェン・カイコーもチャン・イーモーもやっちゃったでしょ。
ストーリーよりも映像重視みたいなやつ。
でもって、結局は「ふ~ん」って感じになっちゃうやつ。

次は誰に感染するのか?

*写真は周迅版のポスター。

似て非なるものとはこのことなりぃ

2006-11-04 01:15:15 | テレビ・映画
ソニー・クロケットとリカルド・タブスが帰ってきた!!

映画版『マイアミ・バイス』を観た。
『マイアミ・バイス』といえば、ボクが高校生の時、大好きだったテレビドラマ。
放映していたのはテレビ東京。
試験前には、これを見るためにわざわざ食事の時間をずらして9時から食べたりしていた。
それから、テレビ神奈川の『ビルボードTOP40』なんかも見てたけど。

当時のソニーはドン・ジョンソン
今回のソニーはコリン・ファレル
どちらも色男。

でもなあ、残念なことが多かったなあ。
まずは、映画が中国語吹き替えでしかも字幕無し。
なので、細かい話が全くわかりませ~ん。

さらに、監督のせいなのか全編を通して暗い。
確かに、銃撃戦は素晴らしかったよ。
なんか、ドキドキしちゃったもん。
さすが、マイケル・マンって思うしね。
あれは、やっぱり大画面・大音量に限るよ。

でも、違う。
『マイアミ・バイス』は明るいビーチに派手なスーツ。
ボクの中のソニーはスーツがきまっていて、スタイリッシュ。
コリン・ファレル、ちょっと汚いよ。
もっとスマートにいかなくちゃ。

さらに、コン・リー
悲しかった。
年を取ったな。
始皇帝暗殺』を見たときは、
「日本にこれだけ大画面に耐えられる女優はどれだけいるだろう」なんて嘆息していたのに・・・
別の意味で、ため息がでた。

んでもって、あの終わり方は何?
あの結末は無しだろうよ。
細かい話は分からなくても、無しだよ。

しかし、一番納得いかないのは、

 「マイアミなのになぜ水着のおねえちゃんが出てこない!!」

ってこと。

でも、これってもしかしたらこちらの黒い力が働いてる可能性濃厚。
ネットで調べたら、放映時間は132分とのこと。
でもね、チケット売り場の電光掲示板には

 「127分」

って書いてあった。

消えた5分。
消えた水着。
消えたおねえちゃん。
おい、こら、返せ~!!

それと、堂々と

 「主演 コン・リー」

とするのもどうかと思いますが・・・

未だ基準点を模索中

2006-11-01 23:05:40 | 杭州・杭州周辺
以前も書いたけど、中国は「いきあたりばったり」国。

突然、書類を渡されて、「あさってまでに書いて」と言う。
おい、そんな重要な書類、提出期限はもっとずっと前に分かってたはずだろ。
何で今頃もってくる!!

数ヶ月前に一生懸命作ったエクセルの表。
「このエクセルの表さ、ワードに変換してくれない。全部ワードだから」
だから、そんな重要なこと、初めっから言えよ!!

なんてことはざら。
日常茶飯事。

でも、これだけは慣れないんだよね。
日本とは明らかに異なっているからね。

なんてことを日本生活経験者の同僚にこぼしていたら、
その同僚に職場のある部署から携帯メールが。

 「今月の25日に卓球大会あるから参加する?」
 「ユニフォームはXLでいいよね?」

おーい。
あと1ヶ月近くあるぞ。
なんでそんなに用意周到。
卓球大会はどんな仕事よりも大事なのか?
なら、普段の仕事ももっとがんばれよ。


未だ基準点が見えず。

がんばれ、オレ。
負けるな、オレ。