蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

もう忘れてる・・・・

2010-10-19 00:03:10 | 中国・その他地域
ずいぶん前の遠い彼方。
そういえば、鄭州のあと、北京に行ったんだった。
しかも、鄭州のことは書くのがめんどくさくなって書いていないし。

ちょいと北京の話だけでも。
といっても、鄭州から夜に着き、
残された時間は翌日の午前中のみ。

というわけで、北京発の人と一緒に、故宮に行った。
私はたぶん15年くらい前に行ったことがあるっきり。
しかも、当時は外国人料金があった時代。
今は昔でございます。

なので、新鮮でした。
デジカメのない時代に行ったので、
今回はまるで初めてのように写真を撮りまくった。
見方もずいぶんかわったし。

で、この写真。
一番有名な太和殿のもの。
みなさんもどこかで見たことがあるはず。

一見何のことはない写真だけど、
実は大変貴重な写真なのです。
わかります?

故宮は言わずとしれた世界遺産。
天安門広場の前の誰でも知っている場所。
中国人のみならず、
世界中から観光客が訪れる北京随一の観光スポット。
当然、たくさんの観光客でごった返している場所。

というわけで、わかりました?
この写真のすごいところが。

そうです。
人が写っていないのです。
合成でも何でもなく、ホントにいません。
そもそも合成する技術ないし。

では、なんでかというと、
我々が見学していると、
突然軍人・警察によって人払いが行われたからです。

その手段は、さすが中国公権力。
観光客を大声でどなりつけ、
場合によっては思いっきり押し出していました。

どうやらどこかの国のお偉いさんが故宮見学に来たいからということのようでした。
しばらくしてから、何台もの車が故宮の中へと入っていきましたから。

まあ、やり方はいかにもでしたが、
私にとっては大変ありがたい写真が撮れました。
どうぞ、みなさんもよく見てやってくださいな。

なんか違う

2010-10-07 16:35:10 | 中国・その他地域
何かが違うんだよね。

間違っているわけではなく、
言っていることは至極最も。
そりゃそうさ、っていうこと。
もっと言ってやってもいいくらいなこと。

だけど、何かが微妙に違和感。

ちょっと見えにくいかもしれないけど、写真を見てもらいたい。
これは鄭州のバスの中に貼ってあったプレート。
運転席の斜め上、
つまり、乗客皆が見える位置に貼ってあった。

これは何かというと、
「駕校」からの乗客への注意事項。
「駕校」とは、自動車教習所のこと。
だから、これは、自動車教習所から、
乗車中についてのありがたいアドバイスってことになる。

たとえば、
「運行中は席を立たないように」とか、
「網棚の上の荷物が落ちないように」とか、
乗客の安全を守るための注意事項などが考えられる。

だけど、これはそうじゃない。
乗客の安全とは全く以て関係ない。

それは、
「請保持車内清潔」。
(「車内を清潔に保ちましょう」)

間違っていないけどさあ、
だけど、なんでわざわざ自動車教習所が。
なんか釈然としない気持ちになった。

骨だらけ

2010-09-28 14:56:35 | 中国・その他地域
中国文字博物館を泣く泣く後にした一行は、
昼食ののち、殷墟へ向かった。

現在、ここは世界遺跡に指定され、
いろんなところで整備の後が見られる。

まずは付設の博物館へ。
直前に中国文字博物館へ行っていたため、
正直言って、ぼろさ・狭さが目立った。

しかし、内容は期待を裏切らない。
なにせ殷墟の遺物が展示されているんだから。
しかも、一行の中には殷墟発掘を担当した人も同行していた。

当然、彼による熱を帯びた解説がはじまった。
そりゃもう、熱い熱い。
主催者が時間を気にしてやきもきするほど。
一つ一つの遺物に、詳細な解説を施す。

特に熱かったのが、写真の骨について。
(ぶれていて、すいません。)
これは壺の中に人の頭蓋骨が入れられているもの。

一つだけなら偶然だったのだが、
こういったものが二つ出てきたようで、
そのため、これは何らかの儀式(もしくは処罰)の際のものだっと考えられるという。

しかも、割れ方から、
一度煮た形跡があるんだという。
なんとも不思議なことだが、さすが殷墟という感じを受けた。

それにしても、殷墟は骨が多い。
動物の骨だけでなく、人骨が非常に多い。
いたるところに骨がある。
骨骨骨骨骨。

皆さんも一度行ってみるといい。
絶対に「骨」の印象が強く残るだろうから。

萌えの使用法

2010-09-18 18:04:14 | 中国・その他地域
ひっさしぶりに、中国へ。
しかし、杭州ではなく、
鄭州・安陽・北京の三カ所。

鄭州ではちょっくら会議に出席し、
翌日、同じ河南省の安陽へ行った。
鄭州からはバスで3時間ほど。
途中、黄河なんぞを越えていったりする。

目的は、昨年オープンした中国文字博物館
なぜ、こんなところにと思う向きもあるかもしれないが、
安陽は、「殷墟」のある場所。
そう、文字が刻まれた亀の甲羅などが大量に発見された場所。
いわば、中国文字のルーツみたいな場所。

にしても、でかいぞ、ここは。
写真のオブジェも、無意味にでかい。
どうやらこれは、「字」を表している模様。

中もすごい。
まず、これでもかというぐらいの卜甲・卜骨。
複製品もあるが、多くがホンモノ。
う~ん、なんだか感激した。

そして、途中、わけのわからない4Dの映像を見せられつつ、
別の展示室へ移動。

ちなみに、4Dとは、「超3D」ということで、
飛び出すだけでなく、
画面で鳥が羽ばたけば風が、
魚が飛び上がれば水が、顔にかかる仕組み。
風はともかく、水はリアルでいやだ。
鼻に入ってかなり気持ちが悪い。
ビビリな私は、いつ水が来るか心配で映像に集中できなかった。

そして、別の展示室では、大変貴重な竹簡・木簡が展示されている。
中国人軍団は、さほど興味を示さなかったのだが、
日本人軍団は、異常なほどの興奮状態に陥っていた。
特に、出土文字関係を取り扱っている人々は、大変鼻息も荒かった。

一部、恍惚として、
「これいい~。これいい~。すご~い。」などと、口走りながら、
写真をばしばしと撮っていた輩も現れた。

まさに、「竹簡萌え」「木簡萌え」の誕生した瞬間である。
精神に異常をきたしている者の様相すら漂うほどであった。
日本人、危ないぞ。

こうした異常な日本人集団を含んだ一行は、
残念ながら時間の都合上、文字博物館に長居はできず、
次の目的地へと向かったのであった。

もっとゆっくり見たかったなあ。
機会があったら是非もう一度行きたい場所である。

D君の結婚-その他諸々編-

2009-12-16 22:52:33 | 中国・その他地域
ついに、大団円へ!
ってほど、話は展開していないが。

二度の食事会を経て、無事結婚式は終了。
象山は杭州からも上海からも遠いので、
地元民以外はみな式場となったホテルで宿泊。

ホテルは、象山では二番目のホテルらしく、
しかも最近できたばかりでとてもキレイ。
そしてここはホテルを中心にコテージがいくつも隣接されている別荘地でもある。

そのコテージのいくつかはホテルの持ち物のようで、
主役の二人と親族はそちらを一つ借り切って宿泊。
夜はそこで宴会となった。

1階にはなぜかマージャン卓まであり、
一部の人たちがそこで日中マージャン対決をはじめていたが、
結局は、新郎新婦を囲んでの和やかな宴会となった。

そして、宴もたけなわとなった午後11頃、
そろそろ解散しようということになった。
その理由は、「残りの爆竹を打ち上げたい」から。
それ以上遅くなると、ご近所さんに迷惑がかかるからね。
って、すでにその時間ではみんな寝静まっているんだけど。

そして面白いのが、
その爆竹打ち上げ後、
主役の二人が自分の部屋に入ったら、
朝になるまで絶対に一歩も外へ出ては行けないということ。
一歩でも外に出ようものなら、今後その二人には不幸が・・・・・。

というわけで解散。

そうそう、それからもう一つ面白い風習が。
式の前日に前乗りして新郎等は来ていたのだが、
その前日にはまず風呂に入る前に、
五果(棗や落花生やら五種類)をお湯に入れてそれで清めてから入る必要がある。

そして、さらに写真の彼が肩からかけている物を見てもらいたい。
これはヒモの両端に袋のような物があり、
片側には先ほどと同じ五果が、
反対側には紅包(ご祝儀袋)が入っている。
これをかけて寝て、24時間は肌身離さず持っていなくてはならないという。
だから、お食事会中も新郎と新婦はこれを実は肩から掛けていた模様。

う~ん、実に面白い。
中国の田舎の結婚は。

D君の結婚-お食事会編-

2009-12-15 00:03:21 | 中国・その他地域
ホテル前お出迎え組も含め披露宴会場へ。
実は、D君たちは時間より少し遅れて到着した。
そのため、会場内ではすでに食事がはじまっていた。
みんなとっくに乾杯し、食事を楽しんでいる。
まさに「流れ開始」。

会場は全部で14テーブル。
1テーブル10人計算だと、約140人。
それでも少ない方だという。

主役級のテーブルは、2卓。
それぞれに龍と鳳凰の野菜彫刻が飾られていた。
そこに、それぞれの両親だの若い友人だのが座る。

食事も豪勢。
正確には知らないが、
前菜も合わせて20品目程度が用意されていた。
しかも、今は蟹のおいしい季節♪
一人一人に、日本でいうところの上海蟹が振る舞われた。

この披露宴、
挨拶も何もない単なる食事会。
主役の二人が各テーブルを廻って、
一人一人にお酌をする以外は何のイベントもなし。
ただただ、みんな勝手に飲んで食べるだけ。
そして、一段落ついたら、勝手に席を立つ。
そう、中国結婚式恒例の「流れ解散」。

気がつくと、主役級の2卓のみが残されていた。
何だか、あっさりとしたもんだ。

しかし、実はここからが凄い。
食事会は昼間だけではなく、
何と、夜も開かれたのであった。

つまり、都合2回の結婚お食事会。
出席する人たちは、ほぼ一緒。
みんな昼間参加した人たちが、また夜も参加する。
そして、当然ながらただただ食べて飲むだけ。
食事が終わったら、普通に帰っていく。
何事もなかったかのように、普通に帰っていく。

どうやらこの地方では、複数回お食事会を開くらしい。
2回なんていうの、実は少ない方で、
以前は3日間行っていたというのだから、驚きだ。

これまでボクが参加した結婚式は全て都会で行われたもの。
中には、400人規模で人を呼んで、
新郎新婦が歌を歌いながらドラゴン花火の上がる花道を進んでいくという、
ど派手なんだか、見ているこっちがこっぱずかしいんだか、
よくわからないものにも参加したが、
さすがに昼夜のダブルヘッダーは初めてだった。

にしても、12時第一試合開始、
そして、17時第二試合開始はさすがに胃にもたれる・・・・・。

つづく!


*写真はホテル前の湖。眺望は最高!
ちなみにホテル名は「世紀華豊假日酒店」。

D君の結婚-会場までの道程編-

2009-12-13 16:19:00 | 中国・その他地域
無事彼女を迎えたD君は
車に乗って披露宴会場へ移動。
しかし、そこでも一悶着。

運転手がドアを閉めようとすると、
どこからともなく数人の物乞いが現れて、ドアを閉めさせない。
どうやら口々に「めでた気な言葉」を吐き、
その代わりに、お金を要求しているようだ。
とんでもない押し売りだ。

仕方なく運転手はお金を1元ずつ渡すが、
通常ならそれで引き下がるはずの物乞いも、
おめでたいこと、ということでもう1元を要求。
結局、2元ずつ渡してようやく出発することができた。

にしても、車がすごい。
杭州の街中でもしばしば見かけるが、
結婚式の時には車に花だの何だのをくっつけ、
そんな車が、何台も列をなして移動していく。

写真の車は主役たちが乗っていた車。
これには花だけではなく、
ボンネットの上に新郎新婦の人形までが載っている。
風でとんでいかなかったんだから、よっぽどしっかりくっつけていたんだろう。

D君たちが会場に到着すると、
お約束のように爆竹でお出迎え。
さらには玄関で友人たちが大きなクラッカーを鳴らす。
何だか賑やかなもんだい。

つづく!

D君の結婚-お出迎え編-

2009-12-12 23:27:06 | 中国・その他地域
D君が結婚した。
相手は中国人女性。
というわけで、結婚式が行われた。
彼女の故郷象山で。

象山は寧波近くの現在は県となっている場所。
象が座ったような形をした山があることから名付けられたらしい。
実際、象が座ったような形をしていた。
杭州からは車で4時間くらいの場所である。

現在は普通の街ではあるが、
杭州に比べたらやはり田舎である。
なので、結婚の風習も田舎風味。

D君は結婚式当日、
まず彼女の家へお迎えに上がった。
中国らしく、爆竹がバンバンと鳴った。
すんごい狭い露地で爆竹を鳴らしたため、
めっちゃくっちゃうるさかった。
しかも打ち上げた爆竹がクーラーの室外機に当たって、
跳ね返ってきていたりしたので、めっちゃ危ない。

それが終わって敷地内へ侵入するのだが、
実はそう簡単には中に入れてくれない。
写真の入り口に、衝立が立ち、
さらにその内側には、彼女の親戚だのご近所さんだのが立ちはだかり、
D君の侵入を阻んでいたのであった。

これが実はこの地方の風習の一つで、
彼らにタバコやお菓子をあげることによってようやく中にはいることができるというもの。
日本人であるD君は、この風習を理解していなかったため、ボンヤリと眺めていたが、
相手の家族がすでに用意していた物品を彼らに配ることによって、
ようやく中へはいることができた。

中にはいると、中庭があった。
四方が家に囲まれていて、
北京で言うところの四合院の作り。
聞くところによると、4軒の家はみな親戚同士だという。
まさに中国伝統的な建築様式に生活様式。

そこでようやくD君は彼女とご対面。
そして、そこにいた彼女の父親とおばあちゃんに挨拶をして、
無事、お出迎えは終了となった。

そして、一行は次の目的地、
披露宴会場へと向かうのであった。

つづく!

観音様のお怒りじゃ

2009-11-26 22:04:31 | 中国・その他地域
誰の行いが悪かったのか。
ただ、観音様の虫の居所が悪かったのか。

先日、普陀山に行った。
正確には浙江省の舟山群島最大の島舟山島のこと。
しかし、そこにある普陀山が仏教聖地として、
特に、観音様が海上交通神として、船舶の運航を守っていたとして、
古代から中国のみならず東アジア一帯から崇拝されていた場所として有名なため、
一般的に「普陀山に行く」などと言われるのである。


その普陀山に会議参加のため行った。
もちろん、今回が初めて。
非常に楽しみにしていた。

土曜日に杭州からバス・船を乗り継いで上陸。
日曜日は一日中ホテルで会議。

そして、月曜日。
この日は観光をすることになっていた。
もちろん、ボクの目的はまさにこの月曜日。

天候はあいにくの雨。
だけど、雨でももちろん行くつもりだった。

しかし、前日飲み過ぎていた。
3時近くまで呑んでいたため、起きれない。
なんと起きたのは8時半。
そして、その時部屋に電話が来て集合時間が知らされた。
それは、8時45分。

あわてて飛び起き、
とりあえずの身支度をして部屋を飛び出した。

とはいえ、ここは中国。
そんな集合時間を守るはずがない。
なので、余裕で間に合った。

が、なかなか出発しない。
そうこうしているうちに30分が経過した。

すると、一部の人間が走り出した。
何かと思うと、我々のもとにも情報が入った。

「天気の関係で、明日船がでないから、今日帰る。
9時半までに必ず集合するように!」

な、なんと!
皆慌てて部屋へダッシュ。
適当に荷物を詰め込み、ロビーに集合。

そして、一同家路についた。
全く島内を観光することなく。
揺れる船が転覆しないことを観音に祈りつつ。

なんだったんだー!!


*写真はホテルの部屋から撮ったもの。

実はみなそう願っているのです

2009-09-10 00:12:55 | 中国・その他地域
中原シリーズ最終回。

最終日、杭州へ戻る前に、
鄭州にある河南省博物院へ。

三角形の非常にユニークな形をした博物館。
ピラミッド形といったほうがいいのかな。
とにかく、街中でも非常に目立つ感じがする。

入場料は無料。
中国は無料の博物館が多く助かる。
日本の博物館は、致し方ないところもあるが高い。
特に特別展なんて、べらぼうに高いものもある。
横浜の「海のエジプト展」なんて一人2300円だったし。
あれには、ちょっとビックリしたねえ。

さすが、中原。
いいものをたくさん持っている。
見ているだけで、楽しくなってくる。
則天武后が除罪をするために作成した金簡(金で作った札)なんてのが展示されていた。
しっかりと、則天文字も使用されていて、思わず食いついてしまった。
(ご存じだと思うけど、水戸光圀の「圀」って則天文字なんだよね)

なんか、中国の遺物を見ているとよく思うんだけど、
古い時代の遺物の紋様や造形って、愛敬あるよね。
怪獣を描いていても、どこか愛くるしかったりして。
写真のもの(尊=酒器)も、なんかヤッターワンみたいだなあって。

ちょっと残念だったのが、
現在修理中で二部屋しか見られなかったこと。
郭守敬の天文関係の展示なんて、
非常に興味があったんだけど。

さて、空港へ向かう前に寄ったので、
当然、大きい荷物を持っていた。
しかし、博物館には持って入れないので、
先にロッカーに預けなくては行けない。

ロッカールームには、管理人としておばちゃんがいた。
ロッカーに荷物を入れ、鍵を取り、ノートに記帳する。
名前、出身、電話番号、鍵番号を記す。
当然、ボクは出身欄に「日本」と書いた。

ボクが博物館に行ったのは、先の衆院選の二日後。
つまり、民主党が政権交代を果たした選挙の直後。
中国のテレビでも長々と特集が組まれたり、
新聞では一面でそのことが報道されていた。
中国の一般人も大変そのことに興味があるのであった。

なので、おばちゃん、食いついてきた。
選挙のことを一生懸命聞いてきた。
「自民党と民主党はどこが違うのか」なんて、
一言じゃ話せませんよ、っていうような質問までする始末。

そして、こう言った。
「日本人は羨ましい。
だって、自分たちの意志で政権を変えられるんだから。
一人一人の力が、もの凄い力を持っている。
私たちは、リーダーたちの言うことを聞いて、
静かに安寧に暮らす以外できないんだよ。」と。

選挙に興味ない、とか、
どうせ何も変わらない、とか、
そんなこと言って、
投票する権利をむざむざと無駄にするのはどうなんでしょう、
と考えさせられた。

贅沢なはなしなんだよねえ、
「投票しない権利」って。

常に権力争いの中心であった中原にて、
自国の政治について考えさせられた一瞬だった。