蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

みつまジャパン続報

2006-06-29 01:20:32 | テレビ・映画
前回、「みつまジャパン」と書きたいがために書いたブログ。
最後に、イタリア-オーストラリア戦の実況が興奮しまくりだったと書きましたが、
思いっきり物議を醸しております。

彼は中央電視台のアナウンサー。
日本で言うNHK。
その彼が我を忘れて大絶叫。
声が思いっきり裏返っていました。
「点球、点球(PK)」と叫びまくり。

終いには
「偉大なイタリア」だの、
「マルディーニ、誕生日おめでとう!!」だの、
「イタリア万歳!!」だの叫んでいたようです。

結果、
彼は昨日、手紙を書きテレビで謝罪。

今後、実況を担当するのでしょうか?
是非、してほしいなあ。
でも、きっとイタリア戦はないでしょうねえ。

その時様子は、以下に。
    ↓

http://www.hangzhou.com.cn/20050801/ca1118257.htm

オシムジャパンの次は・・・・・

2006-06-27 03:56:19 | テレビ・映画
みつまジャパン


さて、ワールドカップに思うこと in 中国。

まず、川口くん。
ゴールキック下手ね。
まっすぐ飛ばないのね。
サイドライン割ってしまうこともしばしばだったし。

そして、すごいね、東芝。
試合会場だと必ず看板目にするしね、いいポジションで。
しかも、10分ごとに出る点数表では、フィリップスと交互で東芝が。
いくら払っているんでしょうねえ。

先日(といってもワールドカップが始まったころ)、
スイスで世界女子バレーの決勝(確か中国対ブラジル)が行われていたんだけど、
その会場でも東芝の看板が。
ホントにいろんなところで、東芝を目にしているよ。

それから、やっぱり中国人は日本チーム嫌いみたい。
オーストラリア戦で逆転されたとき、外から大騒ぎの声が聞こえたもん。
明らかに中国語の。
中国ヤフー(雅虎と書きます)上でも、なぜ日本は負けたのか?ということに対し、
掲示板で、「野蛮な国だから」というワケのわからん理由が結構あったりする。

なにより実況のアナウンサーがちょっとむかつく。
明らかに日本の相手チームを応援している、ような気がする。
相手が外すと、「惜しい」とか言っているし。

それよりなにより、
日本に限らず、選手がちょっとしたミスをしたとき、鼻で笑うのは何でだ?
この国は出場したことすらないくせに。

でもまあ、イタリア-オーストラリア戦で、
ロスタイムのPKから王子トッティのゴールまで興奮しまくっていたのは好感が持てるけど。

*なんで、ボールがゴールラインを割ったあと、戻る選手はみんな写真みたいな手をしているんでしょうか?両手共に。気になります。

ジャケ買いって、久しぶり♪

2006-06-25 04:30:45 | 邦楽・洋楽・中国楽?
いつもは書物購入を書いてますが、珍しくこっちで買ったCDを紹介。
でも、あんまり買ってないんだよね。
日本にいるときはしょっちゅう買ってたのに。
日本のように大型CDショップがないのがつまんないんだよね。
ま、ともかく紹介。

1.范瑋『一比一』(和訳「一対一」)
 こっちでは愛称で「ファンファン」って呼ばれているみたい。
 (ファンファンといえば、岡田真澄が死去したとのこと。合掌)
 こっちきてすぐの頃にテレビで彼女をみて、可愛いなあと思って購入。

2.孫燕姿『完美的一天』(和訳「完璧な一日」。写真がジャケ)
 これいいです!!オススメ。
 特にアルバムタイトル曲の『完美的一天』。アップテンポの楽しい曲。
 たまに、口笛吹いてたりします、気付くと。
 なんか、かつて倉木麻衣とデュエットしたらしいですよ。

3.劉若英『一整夜』(和訳「一晩中」)
 なんとなく購入したけど、結構いい。特に夜にピッタリ。
 3曲目の「光」という曲は玉置浩二作曲なんだって。

4.周傑倫『11月的蕭邦』(和訳「11月のショパン」)
 日本でも有名なジェイチョウ。『頭文字D』に出てたあの人です。
 あまりにも人気があるので試しに買ってみました。
 ちなみに、リーリンチェイ主演の『霍元甲』(邦題『スピリット』)の主題歌も彼です。

5.林志『熟情歌』(上手く訳せない・・・。「聞き慣れたラブソング」?「良くできたラブソング」?誰か教えて)
 なんかジャズ調の曲が1曲あって、それがいい。
 そもそもこれを買った理由が、その曲をテレビで聞いたからなんだけど。
 顔はなんか角松敏生を髣髴とさせます。

6.amin『ACROSS』
 去年、NHK中国語講座の主題歌を歌っていた人です。(今年は知らない)
 去年、紅白でたってホント?

7.中島美嘉『最佳精選』(和訳「ベスト」)
 こっちでは大人気です、彼女。
 カバー曲も良く耳にしますよ。あまりにも聞くので、つい。
 あとはKiroroのカバーも良くかかってますね。

8.張韶涵『潘*(字がでません)拉』(和訳「パンドラ」)
 先日紹介した『愛殺17』の主役の女の子。
 いやあ、バリバリアイドルでした。なんか、間違ってあややを買った見たい(あややは大好きですよ、念のため)。

9.光良『童話』(和訳「童話」・・・)
 ウッチャンじゃありません。(顔はどちらかというとよゐこの有野)
 それにしても、アルバムタイトル曲の「童話」。超名作。
 現在、ヘビーローテーション中。  

夏じゃん、もう

2006-06-22 00:45:11 | 杭州・杭州周辺
10日ほど前、梅雨入りいたしました。
それ以来、ちーっとも雨は降らず、
ここ2・3日は、連日36度を超える猛暑。

夏じゃん。
すっかり、サマーじゃん。

というわけで、ビールの季節。
はっきりいって、こっちは水よりビールのほうが安い。
フランス人がワインを水代わりに飲むのならば、
中国人はビールを水代わりに飲む・・・・かどうかはわからない。

でも、ホントに安い。
まあ、2元前後ってとこかな。
日本円だと30円ちょっと。

写真を御覧あれ。
一番左が、日本でも有名な、中国ビールといったらこれ。
「青島ビール」
で、右が、ここ杭州ご当地ビール
「西湖ビール」

そして真ん中が、この間スーパーで見つけました。
思わず買ってしまいました。
どんな味かわかりません。
それは

 「パイナップルビール」

他のより安かったんだよねえ。
大丈夫かな、味。

そういえば、ワールドカップ日本戦。
私は開始早々、西湖ビールを飲みながら観戦。
そして、勝てず。

日本でも多くの人が変なげんをかついでいるでしょ。
家族から白い目で見られている人もいるでしょう。
「お前が見始めたとたん、点を取られたから、もう見るな!!」とか。

私も思うのです。
西湖ビールを飲みながらだからいけないんだ、と。

よって、
ブラジル戦は「パイナップルビール」にする。

でも大丈夫かな、味。

腹が立つ!!

2006-06-20 23:01:38 | 杭州・杭州周辺
最近どうにもMSNの調子が悪い。
メールが上手く見られない。
確かに、今使っているパソコンは古いし、重い。
立ち上がりもめっぽう遅い。

にしてもだ。
遅すぎるし、メールが開けないときもある。
添付ファイルも何も付いていないものなのにだ。
だって、明らかにこのブログのページのが重いはずなのに、簡単に開ける。
写真だの動画だのがあるHPだって開ける。

明らかに、陰謀だ。
この国がコントロールしているに違いない。

冗談だと思うでしょ。
とんでもない。
この国ならやるし、よく聞く話だ。
この間もニフティのPOPが遮断されていたという話を他のブログで見た。

ワールドカップが終われば大丈夫なのか?
それとも、だめなのか?

とにかく、仕事で使うのに非常にむかつく。
なんとかしてくれい!!

一番のヒット!!今のところ。

2006-06-19 01:24:24 | テレビ・映画
台湾ドラマ『愛殺17』。
不穏な題名通り、不穏な内容。

誰から見ても幸せそうな家庭にいる双子の女の子。
父は建築家、母は私立高校の校長。
当然、子供達もその高校の優秀な生徒たち。
当然、可愛い。

両親の友人には、テレビの人気女性キャスター。
その子供(男)も主人公たちと同じ高校に通い、双子のお姉ちゃんと付き合っている。
当然、イケメン。

ところが、ある日、双子の妹が建設中(父が設計)の新校舎から謎の墜落死をする。
ここから、物語は急展開。
一体誰が?
一体何故?

セクハラ疑惑でやめさせられた科学の先生か?
退学になった学生か?
それとも・・・・・

主役は台湾アイドル「アンジェラ・チャン」。
一人二役の大活躍。
なかなか演技も上手いんじゃないですか。
脇役の役者陣もいい味出しているし。

目が離せません。
あっという間に見終わります。
坂を転げ落ちる救いのない物語。
日本で言うと、「高校教師」みたいな感じ。
内容は全く違うけど、雰囲気はそんな感じ。

それに安心して見ていられます。
大陸産はつくりが雑で。
照明の当て方もヘンなら、合成は思いっきり合成。
ストーリー展開も強引なら、あり得ない設定も。
台湾産は丁寧でいいわ。

日本でも人気がでるんじゃないのかな?

臭いもの嗅ぎたさ

2006-06-16 23:48:36 | 杭州・杭州周辺
私の子供の頃の好物は「駄菓子」である。

断定したけど、ホントにそう。
袋の裏に二塁打だのヒットだのと書いてあって、
1点入るともう1本もらえるバットチョコレート(名前を忘れた)。

当時は本当にヨーグルトだと思っていたけど、
今考えると絶対違うと言い切ることのできる10円で売っているちいさなヨーグルト(らしきもの。木のヘラがついてくる)

袋にクリームソーダの絵が描いてあって、
中にはそれらしき色の粉が入っているけど、
実際に水を入れるともの凄くまずいへんなジュース(10円)。

コーララムネにオレンジラムネ。
ココアシガレットにのらくろガム。
後発ながらも、未知の刺激に興奮した「ドンパチくん」。

中でも、特にボクが魅了されたのが、アンズとスモモ。

アンズには様々なバリエーションがあったが、どれも好物だった。
棒状の凍らせるアンズ。
定番のミツミネアンズ。
棒に団子みたいに連なっていて、まわりにべっとり甘い蜜がついているアンズ。

スモモにはそれほどバリエーションはない。
しかし、あの毒々しいほどの赤さはもう子供の心を捉えて離さない。
たった30円といえど、そこには得も言えぬ幸福が隠れている。

もちろん、凍らせて食す。
運がいいと、毒々しい赤さは凍っても輝きを失わない。
シャリ、シャリ、シャリ、ごほっ。
と、その歯触りと酸っぱさにむせりながら味わう至極のひととき。

何度、スモモに釣られたことか。
子供の頃通っていた英語教室に行きたくなくて駄々をこねていたとき、

 「スモモ買ってあげるから」

という母親の一言に。

時には、コンバトラーVのがちゃがちゃだったり、
ゴレンジャーのソフトビニール人形だったり、
超人ビュビューンのソノシートだったりしたが、
もっとも多かったのがスモモ。

今でもその名残がある。
今やあのスモモを食べることはできないが、
中国にも駄菓子好きの心をくすぐる商品がある。

明らかに体に悪い。
見た目からしてやばい。
でも、やめられない。

 「人間やめますか?それとも、駄菓子やめますか?」

ものすごく悩む。
かなり困った質問だ。
回答は先送りにすることにする。

で、今一番のヒットは写真の梅干し。
この青さが明らかにやばそう。
どうしたらこんな色になるのかはわかりきったこと。

でも、どうしてもやめられません・・・・・

ネタの宝庫、老房子。

2006-06-13 18:50:44 | 杭州・杭州周辺
どうもおかしい。
以前はそんなことはなかったんだけど、最近気になる。

台所の床がよく濡れるようになった。
でも、水漏れしているわけではなさそう。
よ~く見ると、調理場から水が垂れていた。
たとえば、洗い物を拭かないでそのままおいておくと、
調理場の真ん中あたりから「ツー」と、水が流れていく。
どうやら、調理場が斜めになっているようだ。

そこで、思い至ったことがある。
中国では部屋を購入すると、内装をする。
日本で内装というと、部屋の模様替え程度の認識があると思う。
せいぜい、壁の色を塗り替えたりとか。
でも、こちらはおもいっきり壁を壊す。
がっつん、がっつん、いく。

今ボクの住んでいる棟で内装工事が行われている。
朝早くから行われている。
日曜日でも行われている。
大変迷惑である。

だって、
がっつん、がっつん、行くんだよ。
揺れる揺れる。
響く響く。
イヤでも目が覚める。

これじゃないか?
これのせいではなかろうか?
がっつん、がっつんのせいで、斜めになったのでは。

あり得る。
限りなく正解に近いかもしれない。
根拠はないが、そんな気がする。

それにしても老房子。
いつまでネタを提供してくれるつもりだ。

しかし、困ったと言いながらも、
ちょっとオイシイって思う自分が憎い。

*写真は関係ないけど、龍みたいだったので撮ってみた。

センタクロースの困惑。そして、改心。

2006-06-11 15:46:45 | 杭州・杭州周辺
~前回のあらすじ~
洗濯機の部品が取れた。

早速、シーメンス社に電話。
明日は仕事だから今日にしてくれ、と頼んだら、
ちゃんと午後に来た。
さすが、シーメンス。
約束通り来るなんてステキ。
快挙達成。

来るなり、お兄ちゃんが、
「お前杭州人?」
「・・・いや、外国人」
しばらく見てから、
「見えないな」

最近、身なりだけだと中国人に間違われることがある。
話しはズレるが、この間ある中国人に
「お金持っていないようなカッコして、泥棒に入られないようにしてるんでしょ」

・・・って、
いつもと同じカッコなんですけど。
遠慮のない中国人。

さて、話しを戻すと、お兄ちゃん洗濯機の背面を見て、折れたボルトの仲間たち(計4本)をサササとはずし、
「安装了」と一言。

どうもありがと・・・・ぉぉぉぉ?
「安装了」(セッティングしたよ)???
どういうこと?
確かにボルトを交換したんじゃなくて、はずしただけだよね。
あれ?
いらないの、このボルト?

さらに、追い打ちをかける一言。
「もう暴れないから」

えええ!!
このボルトが原因だったの?
暴れん坊になっていたのは。
足の裏にトゲの刺さった馬といっしょじゃん。
余計なモノが刺さっていたから暴れていたなんて。
なんで最初っからセッティングしてないのお?
今までの困難はなんだったのお?

本日確認。
センタクロース君、すっかりおとなしくなっていました・・・・・

ふぅ。

センタクロースの憂鬱

2006-06-08 15:47:49 | 杭州・杭州周辺
うちの洗濯機はドイツシーメンス社製。
頑固さには定評があり、暴れん坊でもある。

今日、洗濯をしていたら、終了と同時に、

 バキッ!!

と音がした。
いつも通り、上から押さえつけている時だった。
みると、背面の大きなボルトが折れて落ちていた。

ええっ?!
ついに、本体が堪えきれずに?!


・・・つづく。

*大きいでしょ。太いですよ、しかも。