蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

似て非なるものとはこのことなりぃ

2006-11-04 01:15:15 | テレビ・映画
ソニー・クロケットとリカルド・タブスが帰ってきた!!

映画版『マイアミ・バイス』を観た。
『マイアミ・バイス』といえば、ボクが高校生の時、大好きだったテレビドラマ。
放映していたのはテレビ東京。
試験前には、これを見るためにわざわざ食事の時間をずらして9時から食べたりしていた。
それから、テレビ神奈川の『ビルボードTOP40』なんかも見てたけど。

当時のソニーはドン・ジョンソン
今回のソニーはコリン・ファレル
どちらも色男。

でもなあ、残念なことが多かったなあ。
まずは、映画が中国語吹き替えでしかも字幕無し。
なので、細かい話が全くわかりませ~ん。

さらに、監督のせいなのか全編を通して暗い。
確かに、銃撃戦は素晴らしかったよ。
なんか、ドキドキしちゃったもん。
さすが、マイケル・マンって思うしね。
あれは、やっぱり大画面・大音量に限るよ。

でも、違う。
『マイアミ・バイス』は明るいビーチに派手なスーツ。
ボクの中のソニーはスーツがきまっていて、スタイリッシュ。
コリン・ファレル、ちょっと汚いよ。
もっとスマートにいかなくちゃ。

さらに、コン・リー
悲しかった。
年を取ったな。
始皇帝暗殺』を見たときは、
「日本にこれだけ大画面に耐えられる女優はどれだけいるだろう」なんて嘆息していたのに・・・
別の意味で、ため息がでた。

んでもって、あの終わり方は何?
あの結末は無しだろうよ。
細かい話は分からなくても、無しだよ。

しかし、一番納得いかないのは、

 「マイアミなのになぜ水着のおねえちゃんが出てこない!!」

ってこと。

でも、これってもしかしたらこちらの黒い力が働いてる可能性濃厚。
ネットで調べたら、放映時間は132分とのこと。
でもね、チケット売り場の電光掲示板には

 「127分」

って書いてあった。

消えた5分。
消えた水着。
消えたおねえちゃん。
おい、こら、返せ~!!

それと、堂々と

 「主演 コン・リー」

とするのもどうかと思いますが・・・