がんばれ、ほどほどに。

街にはいろいろな掲示板がある。

バス停の近くには新聞が貼ってある掲示板もある。
住宅地には生活関連情報が貼ってある掲示板もある。

これもその掲示板の一つ。
黒板に非常に綺麗なチョーク使いで書いてある。
かなり丁寧な人間の仕業に違いない。

でも、

　「警魂」って・・・。

なんか、ちょっと怖い。

郷土により親しんでもらん。

なぜか茶宴に参加した。

杭州は茶所。
有名なお茶は龍井茶。
今は新茶も街に出回る季節。

なので、杭州市では様々なお茶をめぐる催し物がある。
通常はボクには全く関係ない催し物ばかりだが。

しかし、どういうわけか、本日開催の茶宴に参加。
その名も「2007杭州西湖国際茶宴会」。
中国人だけでなく、西洋人、日本人も招待。
そこに、どういうわけか、招待されたってわけ。

なんかいきなり表彰式だった。
どうやらすでに品評会があり、
金賞・銀賞受賞者に記念の盾が渡されてた。

もちろん、ボクはそんなものに興味はない。
なんといっても、メインは食事。
宴ですもの、当然ですよね。

出てくる食事は全て茶を使ったもの。
それも、金賞・銀賞受賞の料理ばかりが。
冷菜・温菜・点心とりまぜて全19品目。
どれもこれもに茶葉が、茶の味が埋め込まれている。

うめぇんだな、こいつがよ。
なに食ってもうめぇんだよ。
さすが金賞・銀賞受賞作。

写真はタケノコの中に茶葉が入っていて蒸したもの。
手は少々汚れるが、そんなことはお構いなしに旨い。

いやぁ、堪能させて頂きました。
非常に濃密な時間を過ごさせて頂きました。
大満足の茶宴でした。
是非、またお誘い下さいませ。


＊タイトルはそんときもらったガイドの一節。やっぱり惜しい。

中国商売衰亡記

最近、けっこう近所に本屋が開店した。
そこは比較的文学・史学関係の書物が多く、
職場からの帰りにちょっとよってしまいそう。

実はそこはもともとかなり繁盛していた書店。
ボクも以前はちょくちょく立ち寄り、つい大量購入していた。
ある意味、危険な店。
特に財布の中にお金があるときは。

しかし、ある日突然倒産した。
何の前触れもなく倒産した。
北京やその他都市にあった関連書店も倒産したと聞く。

となると、問題は経営ではないことはすぐわかる。
本が売れないから倒産しましたってわけではない。

問題は政治。
政治的な書物、特に政府に反対する書物を売っていたから。
ただそれだけの理由。
でも、重大な理由。
そして、あっさりと倒産。

その店主が場所を変え、
店名を変えて再出発。
約半年ぶりの書店再開。

喜ばしい限り。
早速、先日書店へ。
もちろん、何冊も購入。
そして、割引カードもゲット。
いつでも何でも15％割り引き。

また、ムダに本屋に行ってしまう生活が始まる・・・・・。

早いとこ払わせていただけませんでしょうか？

以前も書いたけど、ボクは自転車を駐輪場に停めている。
３ヶ月で１２元の区域内駐輪場に停めている。
天気のいい日は前で、昼も日中から大人たちがカードゲームに興じている駐輪場に。

４月はちょうど駐輪費納入の季節。
管理人のおじちゃんに自分の番号を告げ、
お金を渡せばおしまいの簡単な作業。

先週日本に帰って払えずじまいだったので、
おととい、払おうと思って、帰り際に管理人室へ。
すると、担当のおじちゃんがおらず、結局は次回へ持ち越し。

わざわざそのために行くのは面倒なので、
自転車を利用する日に行くことにする。

というわけで、本日再び挑戦。
今日は確かにおじちゃんが管理人室にいた。

しかし・・・
あろうことか昼寝の真っ最中。
もの凄く気持ちよさそうに眠っていた。
ベットの上で大の字でぐっすりと。

あきらめました。
起こすことなんてできません。
いいこんころもちの人に危害を加えるなんて非人道的なことはできません。

次回にします。
でも、今度はきちっと受け取ってね。


＊写真は西湖のほとりの「柳浪聞鴛」。日本からの観光客はなかなか来ないところですが、地元の人は結構好きな人がいます。ボクも気に入ってます。

覚悟して待っていろ、何人かは。

ご無沙汰です。
ちょっと所用で昨日まで日本に一時帰国していてブログ書けませんでした。
覗いてくれていたみなさん、ごめんなさいです。

さて、相方が本格的に杭州に来て一週間。
（なんですよ、実は。言ってませんでしたけど）
天気がよかったので、ちょっと市内散策へ。

とはいえ、すでに相方も大抵の所へはいっているので、
今日は、以前コメントで教えて頂いた雑貨の売っているという環北市場へ行くことに。
生活に潤いを与える品物に巡り会えることを期待して。

その市場に進入すると、商品ごとに一応区分けされていて、
小売店らしきものが１階・２階にびっしりと。
例えば、この区域は布団類・この区域は雑貨類ってな具合。

まあ、ざっくり言えば、
「アキハバラデパート」みたいな感じ。

では心を奪われるような品物に出会えたのか？
目が釘付けになるような商品と巡り会えたのか？

面白かったよ、確かに。
なんかごちゃごちゃ感が。
楽しかったよ、確かに。
なんか庶民的な感じが。

でもなあ、なんか違うんだよなあ。
東京ライフな感じでは当然ないんだよなあ。
そんな完璧なものは求めていないけど、でもなあ。
やっぱり上海に買い出しに行かなくてはだめか、と強く思ってしまった。

でも、シャクなので、写真の商品を購入。
北京オリンピックの公式キャラクターのストラップ（らしきもの）、１セット。
もちろんれっきとしたバッタもん。
正真正銘の非公認生産品。
これぞ中国の王道商品。

あの、何人かの人、これ、おみやげにしてあげますので、よろしく。
ちなみに欲しい人、立候補もありです。