仕事しろよ、オレ

さもなきゃ、かもされるぞ。

このブログを読んでくれている人ならわかると思うが、
日本に来てから、全くもって仕事をしていない私。
なにをしているかというと、
睡眠・宴会・読書・観劇・観テレビ・観映画・観スポーツ・・・

読書といっても、お勉強以外が充実。
特に、マンガを読みまくっている。

『のだめカンタービレ』『鋼の錬金術師』『おおきく振りかぶって』『蟲師』
という以前から読み続けているものの最新刊は当然チェック。

それ以外にも、新たに
『神童』『働き男』『よつばと』『桜蘭高校ホスト部』『もやしもん』『ＮＨＫにようこそ』『エマ』もチェック。
相方の影響で少女マンガが多い気もするが。

しかし、なんと言っても今回最大のヒットは、
椎名軽穂『君に届け』１～３（集英社）。

主人公は、爽子という何とも爽快な名前を持ちながら、
人付き合いの下手さ加減により、誤解されてしまっており、
「貞子」というあだなを付けられてしまった女の子。
一方、誰にでも親切で誰からも好かれるという、
現実世界ではあり得ない設定の男の子がどうやら爽子に好意を持っている模様。
それに、何人かの友達が絡んでくるという青春真っ盛りマンガ。
ばりばりの少女マンガ。

しかし、泣ける。
特に２巻。
もう、青春バンザイ！！
もう、友情バンザイ！！

ああ、今後の展開もすごい楽しみ。

でも、中国では手にはいらない・・・・・


＊冒頭の「かもす」の意味は『もやしもん』参照。

ニャンコだ、ニャンコ！！

相方の最新寝言集より抜粋。

そんなことはさておき、日曜日に国立劇場へ行った。
高校時代に文楽を見に行ったような気がするが、もし記憶が正しければそれ以来。

目的はいとこの子供の出る日本舞踊を見るため。
国立劇場でやるんだから、かなり本格的。
しかも大劇場なんだから、いっぱしのもん。
その道ではどうやらそれなりに有名な流派なんだと思う。
「西川」なんたらだった。

ハレの舞台ということもあり、親戚一同集合観覧。
昼ご飯はちょっとした新年会気分。

その子の出た演目は「将門」というもの。
登場人物は３名。
彼女は禿。
他２名のうち１名は特別出演の人だし、もう１人はその流派の家元の家の人。
何となく最も力の入った感じの演目。

それに出たんだから大したもんだ。
セリフまであるんだから、立派なもんだ。
ひいき目なのかもしれないが、とっても上手だった。
物怖じせず堂々と舞っていた。

普段は歌舞伎では舞踊は必ず睡魔が襲ってくるんだけど、
この日だけは違った。
しっかりと見ていた。

にしても、うちの親戚涙腺弱弱。
終わった後、見ると、みんな泣いていた。
自分の子供じゃないのに、しっかりと泣いていた。
優しい一族だ、まったく。

だけど、伝統芸能ってとってもお金掛かりそうな感じ。
伝統を維持するためには、お金も必要なんだよね。

大江戸捜査網

何で今度のマラソン「大江戸マラソン」にしないんだ。
あの都知事、「大江戸」好きでしょ。

でも、今回はマラソンとは関係ない。
お台場にある「大江戸温泉物語」のこと。

数年前から多少気になっていたが、混んでそうで行かなかった。
そもそもボクは大きいお風呂がやっぱり好き。
多くの日本人がそうかもしれないけど、好き。

それに、何せ、風呂屋育ちですから。
親戚が風呂屋だったので、子供の頃は毎日風呂屋。
正面玄関からはいるのではなく、後のドアから直接風呂場へ。
脱衣場で服を脱ぎ、ロッカーに服をしまうのではなく、裏で脱ぐ。
そんな子供時代だったので、やっぱり大きい風呂が好き。

で、つい先日、ようやく「大江戸温泉物語」へ。
平日の昼間だったせいか、空いていた。
男風呂は特に空いていたはず。
だって、露天風呂、一人貸しきり状態だったし。

まあ、正直言って、風呂は大したことない。
そんな特別すごいわけではない。
そこらにあるスーパー銭湯のが安くていいかもしれない。

でも、それ以外の楽しみはある。
今はやりの岩盤浴もあり、フィッシュテラピーもある。
ちょっと見たら、バクバク食ってたよ、角質を。
うじゃうじゃまとわりついていたよ、腕に。
でも、魚がお腹いっぱいになったらどうなるんだろう、あれ。

さて私、今回は「砂風呂」に挑戦。
体中に砂をかけられ、身動き取れないやつ。
時間は１５分間。
結構熱い。
汗もだくだく。

・・・・だったと思う。

だって、よくわからなかったんだよ、汗かいたかどうか。
確かに、顔はかいていた。
でも、砂に埋まっているところは、今ひとつわからない。
浴衣が湿っていた気もしたが、今ひとつはっきりとしない。
「あ～、汗かいた～」
って感じには結局ならなかった。

全体的にまあまあな感じの場所。
農協さんの団体旅行、
町内会の親睦旅行にはうってつけかも。
もうボクは、わざわざ行きたいとは思わないけどね。

音楽のある街

早稲田・高田馬場地域には多くの飲食店がある。
今、ボクがいるのもこの地域。
だから、そんな店に行く機会も当然多い。


すると、あることに気付く。

「ここら辺の店は店内で流す音楽にはジャズを選ぶ。」

ということ。

喫茶店に限らず、
ラーメン屋であろうが、カレー屋であろうが、なぜかジャズ。
カツカレーをたべながら、醤油ラーメンを食べながら、なぜかジャズ。
昼間であろうが、夜であろうが、どんな時間でも、なぜかジャズ。

理由は不明。
学生街だからか？
それとも、なんとなくかっこよく感じるからか？

そういえば、中国出発直前に大学の同級生太田剣くんのライブを聴いたのも馬場の店。
彼はプロのサックスプレーヤー。
もちろん、ジャズミュージシャン。

早稲田・馬場はジャズの街。
みなさんの街はどうですか？

＊写真は太田くんのＣＤジャケット。

サービス満点だな

最近の歯医者さんって。

中国では怖いので、
本気で怖いので、
マジで怖いので、
日本にいる間に気になるところをチェック。

ボクはどうも歯並びが悪い。
子供の頃に矯正をしたはずだけど、もの凄く悪い。
だから、どうしても歯の健康状態はよくない。

チェックしたら、予想通り歯周病にかかりかけ。
だって、冷たい水がしみたんだもん。

さて、初めて行った歯医者さん。
まずは問診票に細々と記入。
ほんとに記入する箇所多いね。
インフォームドコンセントの問題にもきちんと対応しているし。

説明を求めるときちんと丁寧に返答してくれる。
歯磨きの方法も、まあ丁寧にしてくれる。
話しかける口調もこれまた丁寧なもの。

恐らく中国ではあり得ない傾向だろうね。
幸い、まだ病院に掛かることがないので確認してないけど。

海外に行く人は、
やっぱりあらかじめ歯のチェックをしておくべきだと思いますよ。

＊写真は病気の心配のない両さん。

秩父にして埼玉にあらず

ボクは結構スポーツ観戦が好き。
特にラグビー観戦が大好き。
テレビでもよく見るが、会場へもよく足を運ぶ。
しかし、中国へ行って以来、当たり前だが見に行けない。
テレビでだってみることができない。

今日久しぶりに観戦へ。
ラグビーマイクロソフトカップ決勝。
会場は秩父宮ラグビー場。
秩父じゃないよ、神宮だよ。
埼玉じゃないよ、東京だよ。

カードは東芝vsサントリー。
リーグ１位と２位の屈指のカード。
かといって両チームに格別な思い込みはなし。
父親がチケットをもらってきたので、行っただけ。

東芝の人からもらったので、席は東芝サイド。
メンバー的にはサントリーを応援しようと思ったけど、
東芝の赤色応援ポンチョをもらってしまったので、東芝を応援。

前半はあまりピリッとしない展開。
東芝のラインアウトが不安定なら、
サントリーはキックミスが目立つ。
お互いのトライも１発で抜けてったもので、完全に崩したものではない。

後半もはじめの２０分は今ひとつの盛り上がり。
しかし、残り２０分になると俄然面白くなった。
東芝のラインアウトも安定しだし、サントリーも素早い展開。

ロスタイムまで決着はもつれ込む。
１３対７、サントリーリード。
東芝は１トライ１ゴールではなくては追いつかない。
ここで東芝は得意のモールでごり押し。
サントリーも必死のディフェンス。

劇的な幕切れ。
非常に見応えのある試合。
大満足のゲーム内容。

でも、注文が二つ。
まず、チーム名から企業名を取ってほしい。
企業名がついているとどうしても入れ込めない。
観客席も会社対会社の雰囲気が強い。
一般のファンを引きつけるためにはサッカーのようにするべき。

それから、決勝なのに地上波で生放送がないのはどうかと。
素晴らしい試合だっただけに残念。
新しいファン層を開拓することができないのでは。

次回はいつラグビーを見に行けるのか・・・


＊写真の赤いほうが東芝。