蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

デンキがついた!

2008-10-29 23:07:46 | 杭州・杭州周辺
タイトルは是非ともハイジ風にお読み下さい。

というわけで、電気がつきました。
へ?何が?と思うでしょうが、電気がついたのです。

実はへっぽこダイニング(ただの狭い空間)の蛍光灯が壊れて久しかったのです。
多少の不便は感じるものの、まあ何とかなっていたので放置していたのですが、
さすがに冬も近づき暗い時間が長くなってきたので修理してもらいました。

そのとき言われたのが、
「これ、どうやって設置したの?」
ってセリフ。

デジャヴュ?
なんか、洗濯機のときにも似たようなことが。

一体、3年前の内装工事はどうなっていたんだ、この家。
壁の塗り直したであろうペンキがボロボロと崩れ落ちてきているし。

何はともあれ、直りました。
本体ごと全取っ替えでしたが。
まあ、明るいに越したことはないですね、やっぱり。


しかし、先月買ったばかりのDVDが早くも故障・・・・・。


*写真は、こちらも修繕が終わったばかりの孔子廟。

朋だちが遠くからきてくれちゃって、超うれしい

2008-10-26 23:44:58 | 歴史・文学
ついにオープン!

ボクが杭州に来たのは3年前。
その年の秋にはすでに改修が始まっていた。
そのため、正式に中にはいることはできなかった。
(1度、改装中にそこの人の取り計らいで見学させてもらいましたが)

何が、というと、杭州碑林が。

もともと、ここは孔子廟。
その中に杭州碑林と呼ばれる碑石を集めた展示場がある。
ここが改修工事のため、3年間閉鎖されたままだった。
だから、歴史系の知人が来ても紹介することができなかった場所。

そこがなが~い改修工事を終え、ようやく一般公開に。

いやあ、綺麗になっていたよ。
改修中は、なんだか雑然としていたけど、大成殿もとても立派で。
ああ、大成殿というのは、お寺でいうところの本堂みたいなもの。
孔子さんなり何なりが、祀ってあるところなんだけど。
(ちなみに、大成殿に入ったら是非天井をみるべし。素晴らしい装飾画が復原されているから)

さて、自分的にここの目玉はなんといっても
銭元瓘墓石刻星像図」という天文図。
五代時代呉越国の第二代国王銭元瓘の墓の天上に描かれたもの。
後晋の天福6年(941)に刻されたものだという。
これは蘇州にある天文図よりも早い時代のもので、世界的にも非常に貴重。
それが、きちんと、余すところ無く、公開されている。
バシバシバシバシと写真を撮りまくってしまったよ。

その他には、南宋太学の石経
簡単にいうと、石に刻まれた儒教経典(四書五経)なんだよね。
石経といえば西安碑林博物館にある唐開成石経が有名だけど、
実はここ杭州にも残存しているのです。

全部で85石で、
『周易』『尚書』『毛詩』『春秋左氏伝』『論語』『孟子』『中庸』が残っており、
まあ、西安のような規模はないけど(西安は壮観ですらある)、
それでも、貴重であることは間違いない。
これらも余すとこなく、ばっちりと展示されている。

とまあ、ボクのようなものにとっては垂涎の場所なんだけど、
そんな場所でも、杭州ルールに則って、入場料はタダ!!
そして、写真ももちろん撮り放題!!

さらに素晴らしいのは、
何と図録も売っている。
中国は意外と図録がないことが多いんだけど、
ここはきちっと石刻版・大成殿の装飾版と二種類ある。
もちろん、迷わず両方とも購入しましたよ~。
前者は200元(定価380元)、後者は100元(定価200元)。

いやあ、なんかまた行っちゃいそう。


*写真は、タイトルの文章が入っている部分。

抱き合わせ商法

2008-10-20 00:27:26 | 中国・その他地域
先日、紹興に行った。
目的は同僚の結婚式。
お互い紹興出身だったため、紹興で挙式。

若い二人の未来に乾杯、
な感じで、例によって大酒を食らう。

相変わらず、なんでここにいるのかわからくなるくらい大騒ぎ。
「一応結婚式ですから」と突っ込みを入れたくなるくらい大騒ぎ。

にしても、すごい人数だった。
テーブルは40卓以上。
一テーブル10人として、
総勢400人以上!!
こんな大人数の結婚式は日中合わせてもはじめて。

式もど派手。
だって、新郎新婦の入場が、二人のデュエットなんだもん。
見ている方が恥ずかしくなってきた。

それにヴァージンロードも二人が通ると
「ドラゴン」みたいな花火がシューっとあがる。
いったいどこのプロレスラーの入場だってんだい。

まあ、食事もおいしかったので大満足ですが。

さて、何が抱き合わせかというと、
式の始まりは17:30(実際は18時以降に開始だったが・・・)。
なのに、杭州出発が朝の8:30。
杭州から紹興までは車で約1時間。

そうです。
結婚式にかこつけて、紹興観光を行おうって腹。
行ってきましたよ、3度目の紹興。
もう、いい加減、蘭亭はいいっちゅうねん。
魯迅の故居もいいっちゅうねん。

まあ、みなさんの目的は食事と夜中のトランプ・マージャンだったんだけどね。

そんなこんなで、相変わらずの騒がしい中国人たちでした。
あ、ボクも大騒ぎだったので、中国人+日本人たちでした。


*写真は蘭亭にあるポスト。

天然の芳香剤

2008-10-18 15:35:31 | 杭州・杭州周辺
現在、杭州はいい季節。
暑くもなく、寒くもない。

そして、外ではキンモクセイが満開。
うちの社区にもキンモクセイはたくさんあり、
窓を開けると、いい香りが漂ってくる。

そこで、
トイレの窓を開け、
トイレのドアを閉めておくと、
しばらくすると、トイレにキンモクセイの香りが充満している。

まさに天然の芳香剤。
ぼろいトイレに一服の清涼剤。

この季節がずっと続けばいいのに。
でも、すぐにさむ~いさむ~い冬がやってくるんだろうなあ。
いやだなあ。

とりあえず生きとります

2008-10-13 17:51:10 | 杭州・杭州周辺
どうも更新が滞っている。

体調を崩したわけでも、
精神的な病が発症したわけでも、
日本語を忘れてしまったわけでも、
パソコン恐怖症に陥ったわけでもなく、
階段の踊り場で小躍りして腰を痛めたわけでもなく、
ただたんに、ここんところ忙しいのである。

ブログをきちんと書く意欲と時間がないのである。

たびたび訪れて下さる皆様、どうもありがとう。

そのうち、しっかりと書きますんで。
(といっておいて、明日書いたりして・・・)