こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

「地デジ」とテレビ難民

2008-04-30 11:05:04 | 小さくても輝く和束町に!
 テレビ放送が、今のアナログ放送からデジタル放送に変わる・・・この事をみなさんもご存知かと思います。国は、3年後の、2011年7月24日でアナログ放送を終了し、デジタル放送に移行しますと言ってきましたし、最近、CM等でもPRが目立つようになってきた気がします。
 でも、そう単純ではありません。単に、電波が変わるだけではなく、それに合わせた対策が必要です。テレビをデジタル対応型に変えないといけない、今使用しているテレビでも受信できるけれども、専用のチューナーを着けないといけない・・・これだけでも大きな負担です。それ以前に、そもそもデジタルの電波が届かない!届きにくい、という地域もあり、そうなるといくらアンテナを建てても意味がありません。
 こんな状況ですから、全国各地で「どうなるの?」との声があがっていて、とても3年後の7月24日に完全移行なんて、無理!というのが実態です。
 ところが、先日、総務省が「3年後に、アナログ放送は一斉に終了」という方針を、あらためて打ち出したんです。国は、3年後までに、受信機の1億台普及、5千万世帯への普及をやり切ると豪語しましたが、これはあまりにも無茶です。
 まだ3割しか全国でも普及しておらず、難視聴地域などの解消のための施設整備の目処もありません。総務省自身も、「完全終了」の時点で、デジタル波が届かない世帯が、30万~60万世帯にも上ると試算しているのにです。これでは、見切り発車もいいとこで、「ある日、突然、テレビが映らない」事態が生まれ、「テレビ難民」が必ず発生してしまいます。
 和束も他人事ではありません。和束での対策はまだ白紙状態です。この間、電波の受信状況の調査が行われましたが、地域によって差があり、このまま、有効な手立てがなければ、和束でも「テレビ難民」が生まれます。
 仮に電波が届くにしても、デジタル放送を視聴するには、これまでにない負担を強いられます。デジタル放送の「恩恵」を100%受けようと思えば、今のテレビが故障していなくても、買い換えなければなりませんし、今のテレビで受信しようと思えば、専用のチューナーを買わなければなりません。国は、出来るだけ安価で普及できるように、と言っていますが、よく考えればおかしな話です。
 負担はそれだけでなく、どんな形で受信するにしても、加入料や毎月の「使用料」もかかってきます。今までは、テレビを見るのは、基本的に無料だったのに、です。
 先日、担当課に少し話をお聞きしましたが、なかなか前途多難です。共聴組合で運営している今の施設を改修するにしても、財政が大変だし、高齢者を中心に、医療費や税金など、負担がかさんでいる住民がどれだけ負担できるのか、など問題は山積です。
 
 そもそも、こんな無茶な方針はいつ、誰が決めたのかと言うと、2001年の通常国会での電波法の改定によって決まったんですが、これだけ重大な問題なのに、衆参合わせて4日間しか審議されず、共産党以外の各党が賛成して決まりました。
 いま国がすべきなのは、条件整備が進むまでアナログ放送終了の期限を延長する事と、国民や自治体の負担がないよう、国が責任を持って条件整備する事です。06年に一斉停波の予定だったアメリカでも、延期を余儀なくされているらしいので、その気になればできるはずです。
 3月議会では、地デジ対策についての意見書があげられましたが、延期については触れていませんでした。国が3年後の一斉終了を打ち出したからには、6月議会では、延期についても強く求める必要性を感じています。
 

初めての授業参観、PTA総会

2008-04-25 10:30:52 | 希望を育む教育を
 今朝は、ローソン前で宣伝。ある知り合いの方が声をかけてくださり、後期高齢者医療の事が話題になりました。80代のお母さんがおられるのですが、「年金からたくさん引かれる、って怒ってました。年寄り世帯や独居の人は大変やろうとも言って、年寄りは長生きするなという事やなあとも話してました」と言われていました。高齢者にそんな思いをさせる医療制度は、やはり間違いですよね。
 
 一昨日、初めての授業参観とPTAの総会がありました。
じゅんぺいが入学して2週間ほど。5時間目の国語の授業を見ました。
「金のオノ」という紙芝居を先生が読んだ後、それを思い出しながら、紙芝居のお話の順番を当てるようなクイズ的な勉強がありました。間違えたりしながら、正解にたどり着く子どもたち。「学校は間違えて、勉強するところ。間違うことは何も悪いことでないのよ」という先生の語りかけに、ちょっとホットするものがありますね。紙芝居の後は、「い」の字の勉強。「い」のつく言葉さがしに、子どもたちがいろいろな言葉を思いついて言っていました。
 じゅんぺいは、一番後ろの席なので、すぐそばで様子を見ていましたが、まだ2週間ですが、小学生ぽくなるものですね。よく、がんばってました。パチパチ。

 参観の後、すぐにPTA総会がありました。
今年の児童数は190人ほどで、世帯にすると150世帯ほどの保護者との事。実際に出席されていたのは、56人で3分の1ほどでした。
 私もまったく初めての事で、わからない事ばかりではあるのですが、議案と直接関係しない事で、まず2つ意見を述べました。
 1つは、議案書は事前配布にしてほしいと言いました。今年の活動方針や予算案が内容の議案書は、当日配布でした。なぜ事前配布が望ましいかについて、事前に目を通せた方が、意見が出しやすいし、限られた時間のなかで合理的な審議ができる事をあげました。もう一つは、総会に欠席する場合、委任状を出しますが、その場合、審議一切を委任する事になります。議案が事前に配布されていれば、中身を一定知った上で委任できますが、配布されていないと、全くの白紙委任になってしまい、それは良くないと言いました。回答された先生は、役員の選出等、事務的な段取りの問題を当日配布の理由に挙げられましたが、活動方針や予算案は事前配布できるはずであり、今後そうしてほしと要望して、「検討したい」との回答でした。
 もう1つは、議案採択のやり方についてでした。議長の方が「採決は、拍手でお願いします」と議案説明の前に言われたのですが、会則では「議事は出席者の過半数をもって決定する」となっていました。「拍手では、過半数かどうかは確認できないので、挙手で採決をしてほしい」と要望し、採決は挙手になりました。細かいことですが、本当は、反対、保留、賛成のそれぞれをちゃんと意思を確認すべきですが、今回はとりあえず賛成のみとなりました。今後、機会を見て、改善を要望したいと思います。
 些細な事かもしれませんが、大切な事と思うんです。PTAの活動は子どもたちの教育と直結するものですし、予算は、保護者から会費をいただいて編成しているものです。いろいろな意見をもっと反映し、意見を出しやすくする事が必要だし、きっちり意思を確認して決定するべきと思います。
 今回は言いませんでしたが、総会の成立要件も、委任状も含め、出席者の3分の1以上となっていますが、本当は、過半数が望ましいです。成立条件を緩めないと、成立が困難になり、「円滑な運営」に支障をきたすのかも知れません。でも、それでは、一部の人たちによるPTAになる恐れがあるし、半数にも満たない数の、そのまた半数程度の人数で物事が決まっていく組織は民主的とは言えないと感じます。活動方針案の「本年度の重点目標」の①に「会員一人一人の自覚の下、PTA活動に積極的に参加しよう」とありますが、本当にそうしようと思ったら、組織のあり方から見直していく必要性を感じました。
 幸い、初年度から学級委員の役をいただく事ができたので、実際にかかわらせていただく中で、他の会員さんや役員さんと一緒に、少しでも有意義な活動になるように、がんばりたいと思います。

学力テスト

2008-04-23 11:14:35 | Weblog
 昨日、2回目の「全国学力テスト」が行われました。公立では、昨年に引き続き愛知県犬山市の14校が参加せず、私立では、昨年より約8%減り、53%の参加だったそうです。
 私は、「全国学力テスト」には反対です。教育委員会にも、参加しないよう求めてきましたし、仮に参加するにしても、参加・不参加は子ども自身や保護者に委ねるべきだと言ってきました。このテストは「学力・学習状況調査」ですから、義務的な性格のものではありません。実際、和束中学校が15日付に保護者に通知した文書では、「よろしくご協力をお願いします」となっています。協力するかどうかは選べるものであり、当然、「協力できない」場合もあります。ですから、本来ならば、「協力できる」「できない」、「受ける」「受けない」の選択肢を提示すべきものだと思うんです。同文書では「このテストは、学校の成績や進路には関係なく、一人ひとりの学習の状況を把握するためのものです」としています。「成績や進路に関係ない」ものを無理やり、当然のように受けさせる意味はどこにあるのでしょう。「一人ひとりの学習の状況を把握する」事は、日常の教育活動の中で、十分にできるものですし、このテストを受けなければ困る事はないはずです。「学校の成績や進路と関係のない」学習状況の把握とは、とても矛盾した事を言われているなあ、と感じました。小中学校の文書には、このテストの採点や集計、分析がどこの業者が請け負うのかも書かれていません。学習意欲や生活面での質問も、どんな内容かも明らかにされていません。保護者が知らないことを国や業者が知っているというのはおかしいなと思うのです。ましてや、子どもたちには、どう言って説明されているのでしょうか。
 このテストに対しては、多くの問題点が指摘されています。教育専門家や関係者も中止をすべきと声をあげていますし、マスコミでも批判的な指摘が多くあげられています。新日本婦人の会が、子どもたちや保護者を対象に実施したアンケート調査でも、多くの疑問が寄せられています。学校や教育委員会は、もっと慎重に考えるべきではないでしょうか。そして、子どもたちや保護者に対して、問題点も含めて情報を提供し、子どもや保護者の意見を聞くべきではないかと思います。
 もし、このテストが続くならば、私の子どももあと5年もすれば対象になりますが、それまでにと言わず、早いうちに中止にさせたいものです。

朝宣伝

2008-04-22 09:51:23 | こんにちは、日本共産党です!
 ぽかぽかして気持ちの良い天気が続いています。昨日は、25℃を超える夏日だったそうで、早くも夏を思わせる状況ですが、まだまだ朝夕は肌寒い。さわやかさのあるこの季節はやはり良いですね。家の横の茶畑の色も鮮やかです。

 じゅんぺいが小学生になって、毎日の保育園への送迎がなくなってから、朝の宣伝をはじめました。送迎がある時は、9時前くらいまでいろいろあって、選挙前以外は、なかなかできませんでした。でも今は、7時半には「行ってらっしゃい」になり、奥さんも8時前には出勤するので、その後の時間で宣伝する事にしました。時間帯は、ちょっと遅めですが8時45分くらいから9時20分くらいまで。毎日、河原バス停、ローソン前、釜塚橋とか場所を変えて出没します。この時間帯は、早朝の出勤者には間に合いませんが、保育園の送迎や農作業に向かう方たちがよく通ります。いろいろ激励をいただきありがたいことです。この間、訴えている主な事は「後期高齢者医療制度」の問題。保険料の年金天引きも始まり、いよいよ怒りも広がっています。今朝のニュースでは、年金天引きで生活が大変になる中、親子心中との事件も報道されていましたが、命や健康を粗末にし、生活を壊すような医療制度は、やはりおかしいです。1日も早く中止、廃止させたいと訴えにも力を込めています。
 朝宣伝を定着させながら、地域での宣伝など、広げて行きたいと思います。

「世界遺産」の桜

2008-04-21 12:03:42 | Weblog
 土曜日くらいから、ようやく体調が戻ってきました。まわりでも結構、しつこい風邪に見舞われた方も多いようで、気をつけたいですね。
 だから、というわけでもないのですが、日曜日は、家族で「吉野の桜」を見に出かけました。吉野の桜は有名ですが、これまで行ったことがなく、まだ一番奥の桜は咲いているとの情報を得て、思い切って行きました。近鉄電車で西大寺まで出て、そこで乗り換えて橿原神宮前まで行き、さらに吉野行きに乗り換えます。橿原神宮から吉野まで約1時間ほどでした。吉野の桜は、「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」に分かれていて、情報によると、上千本まで葉桜になっていて、残る奥千本は「咲き始め」という事でしたが、現地では「八分咲き」との話。とにかく、奥千本を目指し、まずバスで中千本まで行きました。ここでまた乗り換えて行くのですが、大変な混雑で、なかなかバスに乗れません。約1時間待ってようやくバスに乗り、なんとか奥千本に到着しましたが、まだ終わりでなく、「金峰神社」という神社までの急坂を上り、やっと休憩。登りきったとたんに、じゅんぺいは「もう帰ろ!」。でも、ここまで来ると、そう簡単に帰れるものではなく、しばらく休憩して、今度は中千本まで歩いて下ることにしました。下りは、それなりに歩けるので、その途中で、それなりに桜を楽しむ事ができました。

            
                      
途中、何箇所かに休憩する御茶屋さんやお店があって、休み休み歩きました。「水分神社」というところで食べた草饅頭はとてもおいしかったです。しかし、なかなか遠い道のりで、さすがにじゅんぺいも「おんぶをして~!」となり、だんだん下り特有のきつさもこたえてきて、けっこう疲れました。中千本に着いたら、早速にバスに乗り込み、吉野駅に帰ってきたのが、夕方4時半くらいでした。駅前の茶店でソフトクリームを食べ、腹ペコのじゅんぺいは、さらにフランクフルトを食べて、ちょっと落ち着いたところで、吉野を去りました。なかなか慌しい花見でした。吉野には、温泉もあるし、本当は、もう少し余裕をもって来ないと・・・と反省の弁。でも、いい運動になりました。ところで、吉野山は、世界遺産に登録されているとの事でしたが、恥ずかしながら、知りませんでした。でも、確かに、桜はもちろんですが、なかなか雄大な景色も自然も楽しめるところです。桜はまもなく終わりますが、代わってつつじが咲き始めていましたし、様々な花も咲いていました。ハイキングコースも整備されているので、また機会があれば行ってみたいと思います。

「世界一」の高学費の軽減を!~日本共産党が提言を発表~

2008-04-17 14:14:49 | こんにちは、日本共産党です!
 引き続き、体調がいまいちです。今日は、子どもと奥さんを送り出した後は、しっかり治すべく、休んでいました。昼食をとったら再度休もうと思いますが、今日の「しんぶん赤旗」の記事から紹介しておきたいものがあったので、書いておきます。
 日本共産党は、昨日、「『世界一高い学費』を軽減し、経済的理由で学業をあきらめる若者をなくすために」という提言を発表しました。詳しくは、ぜひ提言そのものを読んでいただきたいのですが、日本の学費の高さは、まさに異常であり、世界の流れといかに逆行しているかを、あらためて実感しました。提言でも指摘されていますが、高校入学から大学卒業までにかかる費用は、一人平均1045万円といいます。そして、学費を工面するためにアルバイト漬けになって身体を壊したり、退学せざるを得なくなっている若者が増えています。憲法で「教育をひとしく受ける権利」を保障し、「経済的地位によって教育上差別されない」と教育基本法で決めている国なのにです。ならば、世界ではどうかと言うと、「学費無償化」が流れになっています。欧米ではほとんどが高校の学費はなく、大学も多くの国で学費を徴収していないのです。どうして、こんな事になっているのかと言えば、結局は、自民党政治の貧困な教育対策に原因があります。少ない予算と共に、「学費は教育で利益を受ける学生本人が負担する」という受益者負担の考えを教育に持ち込んで、ひたすら個人の問題にすりかえてきたわけです。その結果、学費はどんどん上がって、1970年に1万2千円だった国立大学の授業料が、現在は53万5800円になっているというから驚きです。この実態は国連でも問題になり、「学費の段階的無償化」を定めている国際人権規約13条を早急に批准し、認めるよう2001年に勧告までしているのですが、日本政府は回答期限の2006年が過ぎてもだんまりを決め込んで回答を放置しているとの事。つまり宿題を忘れて知らん顔しているのです。こういう自民党政府の無責任な姿勢と政治が、若者やその家族に耐え難い高学費を押し付けているわけです。本当に許せません。
 日本共産党の提言では、
(1)公立高校の授業料減免を広げる。私立高校の授業料を減免する「直接助成制度」をつくる。
(2)国公立大学の授業料減免を広げる。私立大学の授業料負担を減らす「直接助成制度」をつくる。
(3)国の奨学金をすべて無利子に戻し、返済猶予を拡大する。経済的困難を抱える生徒・学生への「給付制奨学金制度」をつくる。
(4)「学費の段階的無償化」を定めた国際人権規約を批准する。
を強く求めています。
 これらの提言実現のためにかかる経費は年間約1900億円で、在日アメリカ軍への「思いやり予算」よりも少ない予算で可能です。全国各地で犯罪を繰り返す米軍を思いやる余裕があるなら、日本の若者に向けてほしいものですね。

 私も、学費には苦労した経験があります。大学は私学だったので、あの当時で、年間80万円以上かかりました。初年度の前期分は何とか払えたのですが、後期分が払えず、一時は退学も覚悟しました。何とか工面して、退学は免れましたが、以来、ずーっと「延納届け」を出し続けました。3回生になって、育英会の奨学金に応募したら、幸いにもあたったので、2年間はその分を回す事ができました。でも、奨学金はすべて学費に消えて、本一冊買う事には使えませんでした。奨学金を受けるようになってからも、延納届けを出していたのですが、ある時、学生課の職員の方に「大事に使わないと駄目だよ」と言われたのには、悔しいのと、情けないのと、本当に複雑な思いをしました。苦しい中で学費を工面してくれていた父親にも本当に悪いな、と思いました。奨学金も、大学を卒業した後、10年かかって返済しました。返済にしても、就職できればまだ良いですが、今みたいな不安定な雇用状況だと、返すにも返せません。奨学金が「借金」に早変わりです。私の友人も私学に行きましたが、いわゆる「新聞配達奨学生」でした。毎日の朝刊、夕刊の配達に生活の大半の時間を取られて、とても学業どころではありませんでした。よくこういうケースの人を「努力の人」と美談にする傾向がありますが、ここまでしないと教育を受けられない事こそ問題です。
 今回の「提言」は、こんな若者をなくそうという切実な思いが込められています。私の子どもも、小学生になったばかりですが、あと10年足らずで直面する問題でもあります。今から少しずつでも蓄えて備えるという「現実的」な準備もしつつ、お金の心配なく進学できる社会にするために、この提言を広げ、実現していきたいと思います。

※世界一の高学費 軽減を 日本共産党が政策発表 学業断念の若者なくす
 「しんぶん赤旗」4月17日付

※日本共産党の提言 「『世界一高い学費』を軽減し、経済的理由で学業をあきらめる若者をなくすために」 

「お迎え」の現場

2008-04-16 10:18:18 | 子育て安心の町に
 体調はいまいち・・・って感じで、スッキリしません。熱は時々、37度台になる事もありますが、そんなに上がるわけでもないのですが。もう少し、かかりそうです。
 体調はそんな感じではありましたが、昨日の夕方に保育園に行き、この間、お母さんたちが疑問視している「お迎え」の様子を見に行きました。この前は、外からでしたが、昨日は、事前に園長先生にお伝えしていたので、中まで入って見ました。行ってみると、職員室の前の廊下に、ズラーッと子どもたちが座っていました。お母さんが来ると、順々に帰っていくようです。4時5分から少ししたら迎えに来る方もいれば、けっこう待っている子どももいます。待っている子どもは、何をするともなしに、とにかくお母さんが来るのを待っています。並んでいた子どもたちが、みんな帰っていくまでには20分以上はかかっていたように思います。
 現場を見た結論として思うのは、子どもたちが気の毒だという事です。並んで待っている子どもたちの目の前で、延長や遅い便のバスの子どもらが、元気に遊んでいます。そんな姿を子どもたちはどう見ているのかな?と。園は「防犯上」と言うけれど、子どもらにしわ寄せするような対策ではいけないと思います。
 電話で園長先生に行く旨をお伝えした時に、少しお話したのですが、その時に言われていたのはこんな話でした。年度末のある日のお迎えの時間帯、ある子どもが、まだお迎えの方が来ていないのに、お迎えの集団に混じって出て行こうとした事があったそうです。その時は、園長先生がみつけて大事には至らなかったのですが、この事をきっかけに、今回のようなやり方をする事になったそうです。お迎えの集団が死角になって出て行くのが見えなかったと言われるのですが・・・。でも、それでは何のために防犯カメラがつけてあるのかな、と思うし、その時はカメラはどうされていたのかなと思います。それに、もしそういう「事故」を防止したいのなら、お迎えの時間帯に、誰か先生が立たれて、声をがかけながら確認していけば良いのではとも思います。すべてを保護者の責任にして、子どもにしわ寄せするのはいかがと感じます。なぜ、そういう事が起きたのかの原因を、もっと多面的に検討して、保護者にも伝えながら、一緒に検討すべきものではないでしょうか。
基本的に、4時半までが通常保育であり、4時半までにお迎えに行く、それまでは園が責任を持って保育するのが原則です。4時5分を降園時間にしていると園は言われるけど、それは「降園しても良い」という事であって、必ずその時間だというわけではないはずです。「4時半までは保育時間なので、それまでは責任を持って子どもたちを保育しますから、安心して下さい」というのが保育園としてのあり方ではないのかな、と思います。
 いずれにしても、保護者への説明不足が目立ちます。何をするにしても、保護者との合意が基本だし、今日はすくすく広場の後に、話し合う場を持つとお聞きしているので、どんな結果になるのかわかりませんが、お互いによく話し合う事が大事ですね。
 昨日はお迎えの現場を見に行ったわけですが、一緒に並びながら、子どもたちといろいろお話をしたり、遊んでいる子どもとしばらく一緒に遊びました。ちょっとした事にも興味津々で集まってくる子どもたちは、本当にかわいいですね。子どもたちが無心にいっぱい遊べる保育園であってほしいです。

風邪ひき

2008-04-15 10:22:42 | Weblog
 先週から、何となく身体がしんどいなあ、と感じていたのですが、日曜日から昨日にかけて、かなりしんどくなり、昨日は久しぶりに病院へ。昨日は薬を飲んで、臥せっていました。今朝は、ずいぶん楽になり、いま一つな感じもありますが、早く治したいと思います。
 じゅんぺいは、小学生2週目で、昨日ははじめて学童保育に。1年生34人のうち、15人が行っているので、半分近くが学校から移動したようなもの。夕方に迎えに行くと、指導員の方と、オセロゲームをしていました。近所の同級生と遊ぶのが、今は一番楽しいようですが、学童保育も行ってみたら楽しいようで、「今日もオセロやろ!」と行って、学校に行きました。昨日、帰宅すると「じゅんちゃんと、○○君、学級委員長になった」と言うので、何の事かと思ったら、PTAの学級委員の事でした。学級委員さんは、投票で決める事になっていて、この前、クラス名簿が配られていたのですが、学級委員に選ばれたようです。学校の事はあまりわからないので、これを良い機会に、いろいろ勉強したいと思います。
 さて、今朝は、体調も少し戻ってきたので、後期高齢者医療制度の中止を求める宣伝をしてきました。今日、4月15日は、保険料の年金天引きがはじめて行われる日で、それにあわせた抗議の宣伝です。わずかな年金の方からも、容赦なく保険料が徴収されます。先日、ある方に届いた、通知書を見せていただきましたが、この方は月4万程度、年でも50万ほどしか年金がないのですが、それでも天引きの対象です。月1万5千円以上あれば、天引きになるのですが、本当に酷いことです。そんな人からも保険料をとるなよ!って思うんです。しかも、保険料をとっておきながら、受けられる医療は、74歳以下の人と差別するっていうんだから、ひどすぎます。そんな思いを込めて、朝8時50分くらいから9時半くらいまで訴え横切る車から、たくさん激励をいただきました。一日も早く、中止させ、廃止させるために、がんばりましょう!

がんばる、お母さんたち

2008-04-11 08:41:08 | 子育て安心の町に
 昨日は荒れた天気で、登校2日目のじゅんぺいには、ちょっとした「試練」でしたが、なんとかかんとかたどり着いたようです。今週に入学したばかりですが、黄色い帽子とリュック姿は、格好だけは立派な小学生ですね。
 さて、昨日は新年度初めての子育てサロンの日でした。悪天候でしたが、13組の参加があり、盛況。集まってきたお母さんたちの、もっぱらの話題は保育園の送迎の事。何でも、お迎えの時は、4時5分には子どもたちを玄関近くに並ばせて、お母さんたちの迎えを待たせているらしく、お母さんたちは「保育時間は4時半までなのに、どうして?」との話。そう言えば昨年もそんな話があったように思うけれど、「4時半まで保育時間だから、それまでに迎えにいけば良い」と全く無視してました。園は、防犯上の事を理由にされているようですが、お母さんたちは納得いかない様子。私は子どもと遊んでいたので、あまり詳しく聞けていないけれど、その話でもちきりでした。そのうち、あるお母さんが「サロンが終わったら、役場にみんなで言いにいこうと思うんですが」と言われました。私は、サロンが終わった頃は昼休みになるのと、担当者がおられるかわからないから、一度聞いてきてあげると役場に行き、課長がおられたので、事情を話し、来てもらう事になりました。おやつも終えて、そろそろ片付けようかの11時45分頃から課長を囲んでの話がはじまりました。私は子どもの相手をしたりして、小耳にはさむ程度でしたが、お母さんたちは真剣に訴えていました。その姿に「すごいな」と感じました。そして、こういう事って大事だなあと思いました。お母さんたちは日頃、いろいろな思いはもっているだろうけど、なかなか口には出せない事が多いし、ましてや役場とか園には言いにくいものです。でも、言うべき事は言っていかないと良くはなりません。昨日のお母さんたちには、そんな思いがみなぎっていました。そんなお母さんたちと力を合わせて、少しでも安心して子育てできる環境をつくっていきたいと思います。

初登校の朝

2008-04-09 08:20:13 | 子育て奮闘中!
 今朝は、はじめて自分の足で歩いて学校に行く「登校初め」。7時30分すぎに、近所のお姉ちゃんたちが迎えにきてくれて、元気に行きました。両親そろって行くのを見届ける「親ばか」な朝になりましたが、これが日常になっていくのでしょう。義務教育だと9年間、高校までだと12年間の登校のはじまりです。今日は、うれしそうな顔をして飛び出していったけど、これからどんな日もある事でしょう。まあ、ぼちぼち頑張って、って感じです。今朝は、そんな緊張感もあったのか、あまり目覚めの良い方ではない私も、すっきりとした感じで5時半に起床し、朝食の準備をし、スムーズな朝でしたが、いつまで続くかな?でも、今日くらいのテンポでないと余裕を持って登校させられないので、これが日常になるようにがんばらないとね。今週は、給食もなく、午前中で帰ってくるので、言っている間にお昼になっていまいそう。今日は、中学校の入学式が9時半からあるので、その準備もしないと・・・。さーて、どんな顔をして帰ってくるやら。