今朝の宣伝は、園の東和束バス停付近。
今朝の「話どころ」は、やはり昨日の「麻生・増税宣言!」
昨日、麻生総理が記者会見で、「追加経済対策」を発表しましたが、同時に「3年後に消費税の引き上げをお願いしたい」と消費税の増税を宣言。
今回の「追加対策」の予算は、26兆円と言われているけど、結局、「お代は消費税でよろしく!」って事のよう。
今回の「目玉」と言われている(というか、特に公明党が言っているだけだが)、のが、2兆円規模の「定額給付金」。4人家族で年間6万円ほどらしい。という事は、単純に1人1万5千円ですか・・・。「100年に1度の暴風雨」から国民生活を守る「傘」にしては、お粗末としか言いようがない。
この給付金、公明党の「強い要望」だったらしいけど、懲りない党ですね。
10年ほど前、1999年に、公明党が「大成果」と宣伝しまくっていた「地域振興券」がばらまかれたのを思い出しますが、あれほど意味のない、効果のないものはなかったですよね。あの時も、いっせい地方選挙前で、「選挙前のばらまき」と言われてましたが・・・。
これまで散々、増税や負担増を押し付けておいて、1人1万5000円程度のお金を握らせて、「これで水に流して」とはあまりに厚かましい話です。しかも「これに使ったお金の代金は、あとで消費税アップで返してもらうから」とは!
今朝付の「しんぶん赤旗」の「主張」に、
「しかも今回は後で消費税を増税し、給付金の何倍もの利子付きで取り戻すという、ヤミ金顔負けの取り立て条項まで入っています。これでは家計の不安はますます募ります」
とありましたが、まさに「ヤミ金」まがいの給付金と言えます。
マスコミでは、給付金が消費の起爆剤になるか?とか、批判的な声として、「消費に回らず貯蓄に回るだけ」とか言われてます。でも、私の生活実感としては、たとえ給付金をもらっても、そのまま税金や保険料などに消えるだけ、ではないか。この間、住民税も国保税も介護保険料も水道料も汲み取り料金も・・・とにかく税金や保険料の負担が大きすぎて、税金払うために働いている、お金が入っても、そく納税・・・これが実態です。消費どころか、貯蓄にも回せない。すぐに税金として吸い上げられるのが「おち」です。
3年後に消費税でお代を払うより以前に、「もらったらすぐお返し」です。本当に、国民を馬鹿にしたやり方です。
こんな事くらいで「経済状況が好転して、消費税増税をお願いする」状況になると考えているところに、自民党・公明党の政治がいかに「世間離れ」しているかを感じますね。
というよりも、もともと国民生活のことなんか、眼中にないのでしょう。
彼らの言う「経済状況の好転」は、「大企業・金持ちの儲けが回復する事」です。
今回の対策でも、株で大儲けした投資家の利益を確保する「証券優遇税制」や、海外の子会社の利益を非課税にするなどの「大盤振る舞い」がちゃっかり盛り込まれています。特に「証券優遇」は3年間延長するとし、1年限りの「定額給付金」とえらい違いです。
大企業や大金持ちの儲けを増やすために財源を費やして、そのツケはそっくりそのまま消費税増税で穴埋めしようって事です。
どこまで行っても、「100年に一度の暴風雨」でも、大企業・金持ちしか守ろうとしない、自民党・公明党の政治がますますハッキリしました。
暴風雨から生活を守り、晴天にするには、大企業からの献金(わいろ)に縛られている政党ではダメですよね。
日本共産党が伸びてこそ!の訴えに、力が入った、今朝の宣伝でした。