こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

「2つの給付金」と水疱瘡予防接種で申し入れ

2014-08-28 23:52:10 | 議会報告&議員活動

昨日は産業常任委員会があり、今日は議会運営委員会が開催され、いよいよ9月議会です。

9月議会は9月5日開会の予定なので、あと1週間強ってとこで、これから一般質問の準備におわれそうです。

でも、その前に、明日の議運もうけて、9月議会の内容について、「和束民報」を作り、お知らせしたいと思います。

 

昨日、委員会の合間の時間で、町長に面会し、2つの事で申し入れを行いました。

↓ これです。

1つは、「臨時福祉給付金並びに子育て世帯臨時特例給付金について」で、

申請期間の延長を要望しました。

安倍政権が4月から消費税増税を強行した事を受け、低所得者の負担感を軽減するとの口実で実施されているのが、この2つの給付金です。

たった1万円で、たった1回きりという甚だ不十分なものですが、理不尽な政府からわずかでも「取り戻す」意味でも、対象になる方が、漏れなく申請し、給付を受ける事が重要です。

しかし現状は、この間担当の福祉課に確認したんですが、特に「臨時福祉給付金」の申請がまだまだ少ないのです。

住民税(均等割)が非課税の方が対象になるんですが、扶養されていて課税世帯になっていると対象外とか、けっこうややこしく、わかりにくい事も原因のようです。

申請しなければ、対象者であっても給付されないので、とにかく申請してもらう必要があります。

ところが申請期限が、9月17日までと迫っており、このままでは多くの申請漏れが出る恐れがあります。

出来るだけ多くの方に給付されるよう、もう数ヶ月、期限を延期するよう要望しました。

和束の場合、6月中旬から申請を受け付けていて、3ヶ月を期限としてますが、必ず3ヶ月でなければいけないわけではないのです。

自治体によって申請期間は違いがあり、お隣の南山城村は12月まで申請できるんです。

なので、和束でも申請期間を延長して、出来る限り対象となる方が申請でき、給付を受けられるようにしてほしいと要望しました。

 

もう一つは、10月から定期接種化された水疱瘡ワクチンの予防接種についてです。

これまで任意だった水疱瘡の予防接種が、この10月から公費で接種できる定期接種となりました。

各種予防接種の定期接種化が世界と比べ遅れている日本だけに、今回の事は大きな前進です。

今回の措置の対象になるのは・・

①1~2歳(3歳の誕生日の前日まで)の子・・・2回接種分を公費で

②3~4歳(5歳の誕生日の前日まで)の子・・・1回接種分が公費で(但し、2015年3月末まで)

となっています。

ところが、問題があるんです。

今回の制度では、どの年齢でも過去に任意接種を受けた場合は、その回数を定期接種から差し引くとしているんです。

となると、

1~2歳の子で、過去に任意接種を受けた子は、1回分のみが公費となります。

ただ、2回接種すれば十分な免疫がつくとされているので、この場合はそれでも問題は起こりません。

問題は、3~4歳の子の場合です。

過去に任意で1回受けている場合、その1回が差し引かれるので、ゼロ、つまり公費分がなくなってしまい、受ける場合は自己負担が発生します。

これまで1回も受けていない場合も、1回は公費となりますが、あとい1回分は自己負担となってしまいます。

国は、十分な予防には2回接種が必要としておきながら、どのようなケースでも公費でカバーできる制度にしていないんです。

根本的には国の責任ですが、責任の所在は子どもたちには関係のない事ですので、町として独自に財政支援を行い、どの子の場合も自己負担ではなく公費で接種が受けられるようにしてほしいと要望しました。

 

町長は「担当課に伝え、検討させる」と言われていましたが、9月議会でも対応を確認し、善処されるよう要望したいと思います。


べんきょうかい

2014-08-23 14:37:30 | 希望を育む教育を

もう8月も後半。

それにしても、この間の台風や大雨の被害はひどいものです。

先日は、福知山市内が冠水しましたが、今度は広島市で集中豪雨による土砂災害。

広島では、まだ多くの行方不明の方がおられる等、大変な事になっていますが、心からお見舞い申し上げたいと思います。

和束は戦後の1953年の8月に、南山城地方をおそった豪雨で大きな被害を受けた経験を持つ町でもあります。昨年は水害から60周年を迎えましたが、9月の台風18号で、大きな被害が出て、1年近くたちますが、まだ全部復旧していません。

和束も山間地、傾斜地が多いところで、決して他人事ではありません。しっかり点検し、警戒したいと思います。

 

さて、子どもたちのお楽しみの夏休みもそろそろ終わろうとしていますが、宿題のできがそろそろ気になる時期でもありますね。

宿題もそうですが、けっこう勉強がむずかしくて大変との声も聞き、この夏休み中に2回、「夏休み子どもべんきょうかい」をやってみました。

1回目は8月1日、2回目は昨日に開きました。

教えてくれる先生は、元中学校の先生です。

1回目は3人、2回目は5人と、小規模ではあったけど思ったより参加もあって良かったです。

昨日は、宿題の残りとかドリルとかでわからないところを教えてもらうのと、工作もやりました。

工作では、牛乳パックを材料にしたちょっとしゃれた貯金箱を作りましたが、なかなか好評でした。

一度、こういうとりくみを地域でできればなあと思っていたので、今回やってみて本当に良かったです。

この間、学習指導要領の改定とかで、特に小学生の学習内容がどかんと増えて、時間数も増えて、なかなか大変になってます。

4年生くらいから、かなり難しくなって、わからないまま積み残して学年があがっていく子どもも多いようです。

本来は、学校で補習をしたりしてフォローしていくべき事ですし、先生や学校もいろいろと努力はしていただいているとは思いますが、なかなか大変なのも現実です。

かといって、「だったら塾へ」とはなかなか経済的負担も大きく、簡単にはいきません。

特に、いま貧困が進み、格差が広がる中で、全国でも京都でも、退職教員の方などが中心になって地域で子どもの学びを支える取組みが広がっています。

和束でも、今回のとりくみを土台に、無理のない形でしかできませんが、長期休暇に限らず、日常的な取組みにできればと思ってます。

教育環境を良くしていくとりくみと共に、取り組んでいきたいものですね。

今後は、月1回程度から、やっていければと考えていますが、具体的になれば、またお知らせしていきたいと思います。


おもちゃインストラクター

2014-08-03 09:29:13 | Weblog

先日、2日間の日程で、「おもちゃインストラクター養成講座」を受講してきました。

日本グッド・トイ委員会という団体が主催する講座で、ネットでみつけて思い切って行ってきました。

講座が開かれたのは、大阪市の天満にある研修センターで、前の朝の連ドラ「ごちそうさん」の舞台にもなったところ。

少し商店街を歩きましたが、京都や奈良とは違う雰囲気と賑やかさがありました。

 

1日目3時間、2日目5時間、計8時間の講座だったんですが、内容はほとんどが手作りおもちゃ作りで、おもちゃを作りながら、その中でお話があるという感じの講座でした。

講師は、竹田ひとみ先生で、宇治市の幼稚園(保育園だったかな)の園長先生をされている方で、とても楽しい先生でした。

1日目は、新聞紙を使って、遊んだり、おもちゃを作りました。

新聞紙をビリビリとやぶった紙ひもで相撲をしたり、見開き1枚分を丸めてビニールテープで固め1本のステッキをつくり、それでゲームをしたり、ステッキをリングにして、それと紙皿をくっつけてフリスビーにして飛ばして遊んだり(これが一番面白かった)、フリスビーをもう1本のステッキで回し、「皿回し」をしたり、そして最後に作ったのが、これ。

「四次元ボール」というんですが、キャッチボールはもちろん、ボーリングやサッカーなどいろいろと出来ますよ。

2日目は、まず画用紙1枚から3つのおもちゃを作りました。

「六角返し」「手品カード」「まゆ玉ころがし」・・・ちょっと説明できませんが、単純ですがなかなか面白いものです。

次に、牛乳パックを使って「箱カメラ」を作りました。

このお日様のカードが、箱の下から出ているひもを引っ張ると・・・

お月様になるんです。

とても簡単にできるおもちゃで、お気に入りです。

講座の会場には、先生が作られたおもちゃがたくさん展示されていて、いくつか紹介すると・・

これはペットボトルの底の形を利用したビー玉の色合わせをするおもちゃ。

これ、何に見えますか?

形は万華鏡みたいですが、実はこれ「こま」なんです。

回すと、面白い模様が浮かびあがります。

これは、見ての通り、カエルぴょんぴょんです。

これはペットボトルを使った、上から下にビー玉を転がして落としていくおもちゃ。

これは、スポンジとフェルトを使った、ワンちゃん。これは一度作ってみようと思ってます。

 

あらためて、手作りでいろいろなものが作れるんだ、と感心しましたね。

先生は、基本の作り方を覚えた上で、どれだけ自分なりにアレンジできるかが大切と言っておられましたが、発想力や遊び心が試されますね。

とりあえず、2日間8時間の講座を終えて、めでたく認定証をいただきました。

ペーパーインストラクターにならないように、どんどん作ってみて、身近なところで、子どもたちとかと一緒に作って遊んで、おもちゃの面白さを広げていきたいですね。