こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

委員会②介護保険~「法」よりも「指導」が上?

2009-05-29 23:31:08 | 議会報告&議員活動

 今日、木津川市の町中で、「生活を守り抜く」とかいう公明党のポスターが貼られていたが、「よくそんな事を抜け抜けと言えるなあ」と、その「図太さ」には呆れます。

「100年安心の年金」もどこへやら、散々に生活を壊してきたくせに、よく言うよ!って。
「守り抜く」と言う割には、今度の14兆という「額だけは派手」で「庶民には地味」な補正予算は、あまりにお粗末すぎやしませんか。

2年後の消費税増税をあてこんで、一時的な給付金とか、高い買い物ができる人しか恩恵のない「エコ」ポイントとかにお金をばらまく「余裕」があるんなら、これまで押し付けてきた増税や負担増とかを少しでもやめる事こそ必要ですよね。

 

その一つが、介護保険。

「改定」するたびに、保険料はどんどん上がって、和束ではこの4月から、基準額で月5175円にもなり、京都府内で唯一の5000円台となり、「堂々」のトップになってしまいました。今回の改定では、全国平均では月70円の値上げだったのに、和束では500円以上の値上げで、まさに「異常」なまでの値上げでした。

委員会でもこの問題を取り上げて、今からでも少しでも保険料を安くするために努力すべきと要望したんです。

そのやりとりの中で、「面白い」といっては何ですが、そんな議論になりました。

保険料を安くするための方法として、介護保険会計に、一般会計から財源を繰り入れるやり方があり、実際に全国的にはいくつかの所ですでにやられているんです。

これまで、この話をすると、福祉課長は「介護保険での町の負担割合は決まっていて、それはできない事になっている」と、言い続けておられました。

しかし実際のところは、介護保険制度の根拠になっている介護保険法には、そんな決まりはないんです。なのに国は、「好ましくない」として、「一般財源の繰り入れはするな」と強く指導しているんです。

でも、そもそも介護保険は「自治事務」と言って、各自治体が責任を負う仕事なので、「指導に従う義務はない」と国も認めているんです。

だから、この指導というのは、なんら法的な根拠のないものです。

という事をていねいに紹介して、「これまで出来ないと言っていたが、そんな事はない。ぜひ繰り入れを行って、少しでも負担を軽くするべきだ」と要求。

すると町長は、「今は財政事情が厳しいので、まず財政再建を行った上で、検討すべき」と答弁。これは非常に大事な答弁なんです。
財政の事情で、実際にするかどうかはあるにしても、政策的に判断すれば技術的には出来るという事を答弁されたんですから、これは大きな前進だと思いました。

ところが・・・!

福祉課長はそれでも、「これまでと同じく、出来ないものと考えている」と答えます。

それは何の根拠もないものだと再度指摘しても、「出来ないと指導されている」と指導の方を優先する姿勢を崩しません。

私は「法的な根拠もなく、技術的には可能だと町長も認められた。課長は、法的な根拠を持たない指導を法よりも上に置くのですか」とさらに指摘しても、「法的な根拠がある指導かどうかわからないが、出来ないものと思っている」と答える課長。私は「法的な根拠があるかないかわからないなら、確認されたらどうか。何の根拠もないものだ」と重ねて指摘し、高い保険料に悲鳴をあげている高齢者の立場に立って、少しでも引き下げができるように努力をするよう要求しました。

課長は「今度そんな時があったら確認する」などと渋々答えてましたが、本音はまだ「出来ない」と思っているようです。

あまりに国や府の指導に縛られている行政の姿勢に、あらためて驚きました。

 

 


委員会①「取る側」の都合優先の税務共同化

2009-05-28 14:26:59 | 議会報告&議員活動

 ずいぶん久しぶりになってしまい、すみません。

このところ、新型インフルエンザの感染で、特に関西は「厳戒態勢」のような感じでしたが、ここ数日、急速にマスコミなどでの扱いが小さくなってきているように思います。

「騒ぎすぎ」との声もあったり、弱毒性という事がとりあえず判明して、休校していた学校とかも次々と解除される中で、そうなったのかもしれません。

それでも感染者はまだ増えているし、まだ警戒体制は続いているのは変わらないのですが、これだけ急速にマスコミでの扱いが「下火」になると、もう大丈夫なのかと思ってしまいますが、あらためてメディアの影響力のすごさを実感します。

マスコミの扱いに左右されずに、油断なく対応しなければ。

 

さて、昨日、6月議会に向けての、総務厚生常任委員会がありました。
いろいろ議論したのですが、今日は、「税務共同化」の問題にしぼっての議論を紹介します。

「税務共同化」って、そもそも耳にしておられますか?
たぶん、多くの住民のみなさんはご存知ないのではと思うんです。
それもそのはずで、住民にはもちろん、議会にさえちゃんとした説明がされていないものですから当然なんです。

税務共同化というのは、いま役場がしている税務、つまり、納税者への課税や徴収の仕事を、京都市を除く府内の市町村でつくる「京都地方税機構」という広域連合でやろうというものなんです。

広域連合を立ち上げるための「京都地方税機構」の規約が、この6月の各市町村議会に提案されようとしているのですが、詳しい中身はまだつめられてなくて、とりあえず「器」だけつくろうというものらしい。

決まっている事は、

1)連合がする仕事は、住民税と国保税の滞納分の徴収や処理
2)連合に設置される議会の定数は32人(府会議員6、宇治市議2、その他1)
3)経費の負担は、基本負担5%+人口割47.5%+税収割23.75%+滞納繰越額割23.75%で算出
4)連合の事務所は京都市内で、地方事務所が府内6か所におかれ、相楽は木津振興局内に
5)まず滞納分の徴収業務から来年1月から始める
6)連合へ各市町村から職員を派遣し、和束からは1人  などです。

昨日の委員会では、いろいろ疑問をぶつけてみました。

まず、共同化は、税金を「取る側」の都合が優先されたもので、納税者の立場に立っていないのではないか?

委員会で配布された「広域連合設立による税務共同化について」という文書の中に、「税務共同化の効果」という項目があるのですが、その中に「納税者利便性の向上」という事があげられてます。
例えば、「コンビニ納税」「クレジット納税」「インターネットバンキング」とか、納税手段の多様化が言われてます。でも、これらは、裏を返せば、取る側にとって便利で効果があるという事で、私は「介護保険や後期高齢者医療での年金天引きと同じではないか」と問うと、町長は「納税の義務を果たすための利便性だ」と強弁。

払える方は、どんな方法であっても払うし、払うに払えない人は、どんなに払うチャンネルがあっても払えないものではないか。ちょっとずれてますよね。

次に、共同化の第一の目的が「徴収率の向上」「平均徴収率を98%に」となっていて、「徴収率の向上ありき」になっている。その上で「断固たる滞納処分の実施」をうたっており、納税者の状態を無視した、強行的な徴収が横行するのではないか?

全国的には、すでに同じような組織を立ち上げての取り組みがやられていて、そこでは、1人1人の事情に即した相談などはほとんど行われずに、差し押さえばかりが行われているし、そういう中で、自殺者とか悲惨な事例も生まれている。
京都でも、この1月に、出産育児一時金を市が差し押さえるという暴挙があって、結果的には批判があり撤回したりしている。

こういう事を紹介しながら、共同化でこういう事態が起こるのではとの危惧が広がっていると問うと、町長は、「これまでやっている事の延長の事」として、今までのやり方となんら変わらないみたいな話をされた。

いま町の収納対策課がやっている滞納処理の状況の資料を強調して、「今までも、各ケースに応じて相談に乗り、対応してきた結果が、3割程度の収納率。もっと強行的にやれば収納率もあがるかもしれないが、これ以上の事はできない中で、こういう結果だ」「もし和束でそれが原因で自殺者とかあるんだったら、言ってほしい」などとずいぶんまくしたてて言われました。

でも、京都府は、それでは不十分だから、と共同化を進めてきたわけで、今までみたいに「きめ細かい対応」をしていたら、とても98%にするなんてことは出来ないではないか。98%にするという事を目的にやるという事は、これまでの「きめ細かい対応」をすっ飛ばして、どんどん取るよ、という事にしかならないですよね。

そもそも「今までの延長」だったら、何で連合なんかする必要があるのか、さっぱりわからないです。

しかも、共同化の効果として、税務に関わる職員を3割減らすと言ってるので、限られた人数で、徴収率を上げようと思ったら、ていねいな対応などしてられなくなるのは明らかです。将来は、クレジット会社などに滞納リストを「委託」して、容赦のないサラ金みたいな取立ても起こるかもしれない、それも可能性としてはある事も、町長は別段何も問題ないかのような顔をして話していました。

いずれにしても、こんな大事な問題を、納税者である住民に何ら説明もなく決めてしまおうなんて事は、言語道断です。そのことを問うと、町長は相楽東部広域連合の時と同じように、「住民に説明する必要なし」と言うんです。

そして「決まり文句」のように、「議会制民主主義を大事にしているから、議会に諮って、そこで決まった事を尊重する」と。「岡本さんは、住民に聞いてからでないと決められない」堂々としていないやり方だ、と。

私は「議会制民主主義だから、住民説明はいらないなんていうのはあなたの勝手な解釈だ。一番影響を受けるのは住民である以上、住民に説明するのは当たり前だ。議会も町長も住民があってのものではないか」と厳しく批判して、説明会を開くよう要求。その上で「議会制民主主義を大事にするなら、まず議会に説明をすべき」として、府の担当者を呼んで説明をする機会を持つように議長にその場で要望しました。

ところが町長はあわててこんな事を言い出すのです。

「和束だけでやるというのは出来ない。他の自治体でいっせいにやろうとしているものであり、他のところでやるなら別だが、やらないなら和束もしない」と言い、隣の議長に「そういう事でお願いしますよ」と。

和束の議会に説明する事が、なぜ独自で判断できないんでしょうか。
町長のいう「議会制民主主義」とは、そんな程度の事で、本当に大事にしようなんてさらさら思っていないと言う事です。

とにかく、こんないい加減な事で、なんでも通るようでは行政も議会もあったもんではないですね。

今、大変な経済状況の中で、苦しんでいるのは国民です。
一時的な給付金とか「特典」とかのバラマキはあっても、この間増え続けた税金や負担は何も変わっていない中で、ますます納税しにくい状況が広がっています。
そういう今、行政がやらなければならないのは、納税者・住民の生活状況をよくつかんで、ていねいな対応を今まで以上にする、法や条例上で可能な減免や負担軽減を積極的に行う、少しでも生活応援の取り組みを行い、少しでも税を納めやすくするという事ではないのでしょうか。

取るだけ取れれば、あとはどうなっても良い・・・

共同化の本当のねらいは、そういう事だと思うのです。


 

 


教育委員会の傍聴

2009-05-19 11:53:30 | 議会報告&議員活動

 昨日の午後、相楽東部広域連合教育委員会の定例委員会が開かれたので、傍聴してきました。

 4月からスタートした連合教育委員会の動向をしっかり見つめていくという大きな目的もありますが、教育委員会では、学校や地域の教育について、いろいろな事が議論されるところなので、より良い教育を創造していく意味で、議員として、学校の保護者の1人として関心を持っていきたいとの思いで、できるだけ傍聴をしていきたいと思っています。

毎月1回は、定例で開催され、図書室に行く途中の掲示板に告知もされているので(本当は、もっと広く周知されるべきですが)、ぜひ、みなさんも傍聴してみてほしいと思います。

 さて、会議の内容です。

まず諸般の報告があり、主には、新型インフルエンザへの対応と和束中校舎の耐震化工事について話がありました。
和束中校舎の耐震化工事は、7月~8月の夏休み中に実施される予定ですが、仮にインフルエンザの感染が広がり、休校となった場合、その分を夏休み中に振り替える事も考えられ、工事にも影響がでるかもとの話がされていました。

報告の後、議案審議になり、以下の9つの案件が議題にあがってました。

①教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況の点検及び評価実施要綱の制定

 ようするに、教育委員会の行う仕事についての点検と評価を行うしくみを整備する事です。

②就学援助費交付要綱の制定

 経済的な困難を抱えている世帯に、学用品や給食費などの経費を支援する制度の事です。

③特別支援教育就学奨励費交付要綱の制定

 特別支援学級に通っている子どもの世帯に対する経済的支援を行う制度です。

④南山城村小学校及び笠置中学校通学バス運行管理に関する規則の制定

⑤学校給食センター給食費に関する規則の制定

 給食費についてのきまり定めるものです。

⑥和束小学校及び和束中学校開放事業実施要綱の制定

 和小、和中の体育館やグラウンドを一般住民に開放するきまりを定めたものです。

⑦和束町地域子ども会活動費補助交付金要綱の制定

⑧和束町学校給食センター運営委員会委員の委嘱について

 学校給食の運営について協議する委員さんの構成をきめたものです。

⑨南山城小学校評議員の委嘱について

 

 議題はこんな感じだったんですが、この中で、「いいこと聞いた」と思ったのは、南山城小学校の給食費は、和束と同じく月3500円なのですが、村では、給食費に対して公費を入れているとの話。この間、給食費の値上げの動きに対して、公費負担を行って、給食の充実を図るべきだと議会でも言ってきましたが、村でやっているとは全然知らなかったので、とても貴重なお話でした。どの程度の額を入れているのかは、いま調べているんですが、今後の取り組みにぜひ生かしたいと思います。

 それと、給食運営委員さんのメンバーが前よりも変わっていたんです。
議員、行政をメンバーから外して、その分、PTAの代表が小中1人ずつ増えてました。あとは、小中の校長先生、給食主任の先生、教育委員代表で、計9人。
 給食費を負担しているのは保護者なので、保護者の割合を増やしたのは重要な前進で、3月の運営委員会での議論が一定反映されたと言えます。その分、PTAとしての役割と責任がますます大きくなる事にもなり、メンバーを増やした事が、しっかりプラスに働くようにしていく努力も必要になると感じます。

 就学援助制度については、もっとわかりやすく、活用しやすい制度にする必要があります。就学援助の対象になるのは、生活保護世帯と生活保護に準ずる世帯という事になるんですが、保護世帯は文句なく援助対象になりますが、保護に準ずるという範囲、対象がなかなかややこしいというか、利用する側にはなかなかわかりにくいものがあります。

 4月に制度を知らせるチラシが配られたんですが、専門用語が並んでいて、本当にわかりにくいものでした。行政の文書上は仕方がないかもしれませんが、保護者に配るものは、もっとわかりやすくしないとと思うんです。
 対象になるかどうかの目安としては、やはり収入や所得のだいたいの線を提示する事が必要だと思います。

 例えば、こんな風に↓

http://www.city.kochi.kochi.jp/uploaded/attachment/161.pdf#search='就学援助制度 高知'

 会議に出されていた資料の中に、援助を受けている児童・生徒の数もありましたが、これまでになく生活が悪化している下で、本来は援助を受けられる世帯もまだあるのではないかと思います。
 そもそも、義務教育は無償との憲法の要請に従うならば、これだけ負担が多いのはおかしいのですが、最低限、この制度をもっと改善して、対象を広げる事が大事だと感じています。

 時間の都合で、最後まで傍聴できなかったんですが、いろいろと参考になりました。これからも、可能な限り、傍聴をして、連合教育委員会の動きをしっかり掌にのせていきたいと思います。

 

   

 


まるでフルーツバスケット?

2009-05-18 11:32:01 | こんにちは、日本共産党です!

 この1週間ほど、とてもさわやかな感じで、過ごしやすいですね。今日は、ちょっと暑くなるようですが、それでも空気はひんやりしているようで、本当に爽やかです。

気候はいいのですが、巷では「新型インフルエンザ」の感染が拡大しているので、やはり不安です。兵庫、大阪ときてるので、京都も時間の問題かもしれませんが、これまでの情報では、感染力は強いものの、毒性は弱く、従来のインフルエンザへの対処で今のところは大丈夫みたいなので、情報をよくつかんで、冷静に対処したいものです。

→和束町のホームページでも、情報が掲載されていますので、参考にしてください。

 

さて、この間の民主党の代表選挙、みなさんはどう思いました?

あれって、単なる「席替え」じゃないでしょうか。

小沢氏の辞任から、代表選挙にいたる動きをみていて、ふと頭に浮かんだのが、

「フルーツバスケット」という遊び。知っていますか?

子どもたちが学校とかで昔からよくやっていて、私もよくしましたが、椅子取りゲームの一種です。「鬼」になって、なかなか「鬼」から抜け出せない時や、てっとり早く「鬼」からのがれようと思った時に、「フルーツバスケット!」と言うと、全員がシャッフルされて、椅子を確保できる確率がぐーんとあがるんです。

今度の民主党代表選は、小沢さんの西松建設からの違法献金疑惑の問題で追い詰められて、身動きとれなくなったので、「フルーツバスケット!」と叫んで、「鬼」を交代させただけ、ではないでしょうか。

しかも、代表選挙をわざわざせざるを得なくなった原因を作った張本人である、小沢氏を、代表代行にするにいたっては、国民を馬鹿にしているとしか思えないです。

結局、「臭いものには蓋」という体質は、見事に自民党ゆずりというか、変わらないのでは、こんな政党が例え政権をとっても、クリーンな政治は到底のぞめないですね。

私は、合法だろうが違法だろうが、企業などから多額のお金をホイホイ受け取って、何も感じないような事では、国民の方に目を向けた政治はできないと確信しています。

今度の総選挙は、何としても日本共産党を伸ばしていただいて、企業の賄賂で政治や国民の暮らしがゆがめられている状況を変えたいですね。

→民主党代表選挙についての日本共産党の見解はこちら!
民主党代表選の結果について 市田書記局長が会見(09.5.16)

今朝は、釜塚橋で宣伝をしている時に、通りがかりに方や車などから、いろいろと激励をいただきました。また、ある臨時的な仕事をされている方からは、「共産党に頑張ってもらって、もっといい政治にしてもらわな」と言っていただき、ある高齢の女性の方からは「定額給付金はもらったけど、すぐに税金の支払いとかでなくなった。生活が大変」だとこぼしておられました。

わずかな給付金とかをばら撒いて、「ものを買え買え」と大合唱して、そんな事が「生活応援」などと自慢している自民・公明の政治と、それに正面から対決できない民主党。

そんな構図がはっきりした代表選挙でした。


我が家のG・W

2009-05-11 11:18:43 | 子育て奮闘中!

 今年の連休は、ほとんど精華町で過ごしました。

・・って、どういう事かと言うと、昨日まで精華町では町会議員選挙がありまして、その応援に行ってました。共産党の候補者4人全員当選で、ホッとしています。

何しろ5日告示という、世間とかけ離れた日程(正直、もう少し考えれば良いのに、と思いました)だったので、仕方ないですが・・・。

そんな中ではありましたが、4日の日に、1日だけ日帰りで、お出かけしました。

いろいろと考えたあげく、行先は若狭。大飯町という高浜市に近い町にある「きのこの森」というところに行きました。

早起きをして、お弁当を持って、朝6時半頃に出発。
京都市内から大原をぬけて、「鯖街道」を北上。9時半頃には到着しました。

到着した頃は、まだ人もそんなに多くなくて、お目当ての大型遊具なんかを、めいいっぱい楽しめました。

ここの「目玉」の1つは、全国でも有数と言われる「ビッグスライダー」。↓

  

このスライダーは、全長460メートルあって、なかなかのものでした。
100円の専用の敷き物で何度でも滑り放題で、とてもお得です。けっこうスピードも出るので、小学生くらいにはたまらない遊具です。青い滑り台と赤い滑り台の2つのコースがあり、どちらも面白い!大人も十分楽しめます。

このスライダーのすぐ近くに、登って遊ぶアスレチックのような遊具もありました。
これもけっこう高さがあり、じゅんも、初めは少してこずってましたが、そのうちに登れるようになって、楽しんでました。↓

    

もう1つの目玉が、「ちびっこゲレンデ」です。
人工芝の急斜面のゲレンデで、50メートルと70メートルの2つのコースがありました。ソリとヘルメットなどの防具を借りて、20分くらいの制限はありますが、無料で滑れます。上から見ると、なかなかの迫力で、すごいスピードで滑っていきます。↓

             

じゅんも、2回挑戦。「しんぞうがバコバコしたーー!」と、ちょっと怖かったみたいですが、小学高学年くらいだと、これまたやみつきになりそうな感じです。↓

       

残念ながら、ここは子ども専用で、大人は見てるだけ。ちょっとうらやましいーー!
こんなゲレンデが、和束でもできないかなあ、あれば良いなあと思いました。子どもたちが、いっぱい遊びにくること、間違いなし!です。

こういう、豪快な遊びがある一方で、こんなのにも乗ってみました。
子どもが、もっと小さい時とかは、よく乗ったものですが。それでも、まだ喜んで乗るものですね。↓

他にも、パットパットゴルフの小さなコースを回ったり、広い芝生のところで、サッカーボールを蹴りっこしたり、ちょっとしたアスレチック遊具で遊んだり、と1日けっこう遊べるところでした。

また、ここには「陶芸館」もあって、器づくりにも挑戦してみました。↓

        

なかなか、難しいーー!ビールジョッキをつくるはずだったのに、いつの間にか巨大なカップになってしまった・・・。↓

そんなこんなで、あっという間に、夕方5時。「もうすぐ閉館します」のアナウンスをしり目に、最後の最後まで遊具にとりついて、まさに最後のお客になってしまいました。

若狭に、こんなスポットがあるなんて、今まで知らなかったんですが、なかなか楽しかったです。費用もあまりかからないし、おすすめです。

きのこの森を出て、小浜に向かって、小浜港にある温泉施設(600円でした)で汗を流して、その横にある、地元料理を安い値段で食べさせてくれるお店でご飯をたべました。若狭の名物と言えば、焼き鯖なので、焼き鯖のついた膳をいただきました。焼き鯖もおいしかったんですが、焼き鯖の身が入ったお汁が最高においしかったです。

帰りは、来た道を戻る形で、鯖街道を南下。家についたのは、11時くらいだったように思います。
ちょっと慌ただしいお出かけでしたが、なかなか面白かったです。

 

帰宅した翌日から選挙が始まり、あっという間に日が過ぎましたが、昨日は、母の日でしたね。我が家では、ささやかですが、手作りのプレゼントを贈りました。↓

                               

じゅんは、鯉のぼりを模したメッセージとトイレットペーパーの芯を使った花が飛び出すのを作りました。この飛び出すやつが、なかなかよくできていて、びっくりしました。

 上のものを下に下げると・・・

 こうなるんです!

私からは、こんな感じのを贈りました。↓

いつも、ありがとう!

 


憲法記念日

2009-05-03 11:37:43 | 憲法9条に乾杯!

今日は、憲法記念日。

今年も、「相楽9条の会」の「アピール・カー」が相楽一円を走りました。

ついさきほど、和束でも、ローソン前で宣伝。

連休中にもかかわらず、和束からも9人の方が参加いただいて、アピールをしました。本当に、御苦労さまでした。

和束の地域を代表して、私が訴えをさせていただきました。

私は、こんな事を話しました。

憲法9条は、将来の理想だけではなく、今の私たちの生活にも、すでに大きくいかされています。特に、日本は、この憲法が生まれて以来60数年、一度も戦争をしてません。戦争によって、大切な人の命を奪われたり、他国の人を傷つけたりせずにきた事は、とてもすごいことです。
少なくとも、戦争で命が奪われたり、兵隊にとられたりする心配が(今のところ)ない事は、子どもを育てる親としても、とても大きな安心です。
この大切な憲法を、親の責任としても、今後も守り抜いて、子どもたちにしっかり手渡していきたいと思います。ぜひ力をあわせていきましょう。

自民・公明、政府は、「海賊退治」にかこつけて、またまた憲法を傷つけようと躍起ですが、そんな事にごまかされず、しっかりと憲法を生かしていきたいですね。