こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

大飯原発再稼働NOの声をあげよう

2012-05-31 14:57:25 | こんにちは、日本共産党です!

昨日、野田総理が、福井の大飯原発の再稼働へ、政治判断をすると言ってましたね。

テレビでそれを聴いたとき、あまりの考えのなさ、軽率さに言葉もありませんでしたね。

「安全は確保されている」と総理は言いましたが、ウソを言ってはいけないですね。

そもそも、国民の命に関わる判断を、政治的に判断するって、どういう事か。

野田総理や、枝野大臣、細野大臣は、原子力について何がわかっているのか。

細野大臣は、原子力安全委員会による安全基準の見直しを求めた関西広域連合に対し、福島の事故で安全委の信頼は地に落ちたからと言ったらしいが、だからどうしてあなたたちの判断でとなるのか。信頼が地に落ちているのは、民主党政権そのものと言う事はお忘れ?

総理は「私の責任で」と言ったが、どう責任を取るのか。

福島の事故原因もまだ調査中で何もわかっていないのに、何を基準に大丈夫だと言えるのか、わけわからんです。

結局、再稼働を求める財界との関係で責任を果たすということで、そのためには、少々の危険は我慢しろってことですねえ。

ほんとに、どうしようもない政権ですね。

情けないのは関西広域連合とかいう、役に立たない連合です。

容認するとも容認しないとも・・そんな権限はないから?

そんなことはじめからわかっていることのはずだけど。

最後の最後まで「再稼働は容認できない」って、何ではっきり言えないのか。

どうしてもっていうんなら、限定的ならいいですよ、ってことらしいが

再稼働したら、そんなに簡単に停止するわけないでしょう。

徳川家康ではないけど、「内ぼりだけ」が「外ぼりも」になるに決まってます。

国がやると言うから、こっちに責任はない・・では何のための自治体か。

やはり、私たち1人1人が声をあげて、再稼働を阻止するしかありません。

以下に、抗議先を掲載しますので、ぜひ声を届けましょう。

〇「再稼働やめよ」の抗議先

おおい町役場
FAX 0770-77-1289 TEL 0770-77-1111
<福井県西川一誠知事>
福井県

知事へのおたよりフォーム https://info.pref.fukui.lg.jp/kenmin/otayori/otayori.html
 原子力安全対策課 TEL 0776-20-0314 FAX0776-21-6875、メールgennan@pref.fukui.lg.jp
 県民サービス室FAX 0776-20-0622TEL0776-20-0221、メールkenmin-s@pref.fukui.lg.jp
首相官邸 TEL:03-3581-0101 FAX 03-3581-3883
 ご意見フォームhttps://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

民主党 本部FAX03-3595-9961

京都選出国会議員

 

地元事務所TEL

TEL(議員会館直通)

FAX(直通)

平  智之

075-221-8484

03-3508-7614

03-3508-8814

前原 誠司

075-723-2751

03-3508-7171

03-3592-6696

泉  健太

075-646-5566

03-3508-7005

03-3508-3805

北神 圭朗

075-315-3487

03-3508-7638

03-3508-3268

山井 和則

0774-54-0703

03-3508-7240

03-3508-8882

小原  舞

0773-66-6123

03-3508-7004

03-3508-3804

豊田潤多郎

075-864-2957

03-3508-7018

03-3508-3818

福山 哲郎

075-213-0988

03-6550-0808

03-6551-0808

松井 孝治

075-213-6648

03-6550-0816

03-6551-0816


どうして学校でやらないのか

2012-05-26 14:05:12 | Weblog

教育委員会が主催で開催している、小学生学習支援教室という事業があります。

金曜日の放課後に行われるので、「金曜学習」ともいいます。

いわゆる「放課後子どもプラン」の一環で、実施されているもので、学校での勉強をプリント学習などで少し補うような事のようです。

以前は、同和事業として、いわゆる「地区」の子どもを対象にした補習事業ということで実施されていたんですが、特別法の終了をうけて、すべての児童を対象にした事業になりました。

指導要領の改訂で、学習内容が増え、時間数も増えている中で、疲れの出る週末の放課後に1時間半から2時間程度の学習をするのは、けっこう大変だなとは思いますが、自由参加でもあり、これはこれで別にいいかなあという程度に思っている事業です。

問題は、実施している場所ですね。

事業を実施している場所は、学校ではなくて、いきいき子ども館という公共施設です。
なぜそうかというと、さっきも触れましたが、以前は同和対策事業として実施されていたので、「」地域にある子ども館(以前は児童館)が場所だったんだと思いますし、それをそのまま引き継いでいるのだろうと思います。

子ども館という施設が悪いわけではないんですが、はっきり言って、とても不合理です。

学校を場所にしておけば、参加する子どもは、そのまま学校に残ればいい話だし、講師として学校の先生も関わっておられますが、先生にとっても都合が良いと思います。

一番不合理な状態を強いられているのが学童保育に行っている子どもです。

学童保育に行っている子どもで補習に行く場合は、それなりに距離がある子ども館まで徒歩で行き、終われば、また戻らなければいけない子もいます。2年前から学童保育の場所が学校に移されたので、以前よりも距離が遠くなっています。わざわざ学校を出て、また戻ってくるというのは、あまりに合理的でありませんし、様々な意味で負担も大きいのです。

以前から、場所を学校に移すよう要望しているんですが、先日、教育委員会からいただいたプリントでは、今年も子ども館で実施するとの話でした。

教育委員会に問い合わせ、「学校でできない理由はあるのですか」と聞いたのですが、特別な理由はないようです。

要は、昔からしてきたことだし、それで何か問題があったわけではないから、変える必要性を感じていないと言う事のようでしたね。

昨年の今頃にも同じような事で要望していたのですが、その時は一定前向きな話だったように感じたのですが、結局は変わらなかったんですねえ。

今度、教育委員会に出向いて、もう少し詳しく聞こうとは思いますが、どうして学校でやろうとしないのか、何が困難なのかを明確にしたいと思います。


金環日食

2012-05-22 14:36:13 | Weblog

昨日は、金環日食に沸いた1日でした。

国内では25年ぶり、京都付近では282年ぶり、広範囲での観測は、なんと932年ぶりと言いますから、「大騒ぎ」もいたし方ないのかもしれませんね。

我が家も多分にもれず、ちょっと早めに起床して、観測しました。

昨日は、先週の金曜、土曜と林間学習だったじゅんが代休だったこともあり、親子で観測でした。

ちょっと曇りがちでしたが、思ったよりも晴れて、ちゃんと見る事ができました。

↓こんな感じで観てました。

「ちら見」もふくめて、直接見てはダメとのことだったので、けっこう苦労しましたね。

私の場合、眼鏡をかけているので、眼鏡の上から観測用グラスをあてると、ちょっと隙間ができてしまうんです。

それでも、何とか太陽が月にかくれていく様子を観る事ができました。

ホームセンターで、約300円ほどで買ったものでしたが、けっこう遮光性も高くて、濃いオレンジ色をした円をきれいに観れました。

麦わら帽子を通した光は、なかなか面白い感じでしたよ。

ちょっと、見えにくいかもしれませんが、上の方が欠けた形のものが無数に並んでいます。

じゅんも、近所の同級生たちと観測してましたが、なかなかよかったらしく、感動したそうです。

それにしても、昨日の朝は、全国でいっせいにグラスをあてたり、かけたりした人間が太陽を観ていたというのは、ある意味異様というか、面白いというか、さぞかし太陽や月は恥ずかしかったでしょうね。

金環日食は終わりましたが、ちなみに、来月の6日は、「金星版の日食」があるそうです。

正確には、「金星の太陽面通過」というらしいですが、金環日食よりも珍しい現象らしく、次回は105年後とのこと。

なので、国立天文台は、「日食メガネを捨てないでほしい」と呼びかけているそうです。

日食のように太陽がかくれるというものではなく、ほくろのような大きさに見える金星が太陽の前を横切るのを観測するらしいです。

6月6日(水)の午前7時すぎから午後2時前にかけて観測できるそうです。

壮大なスケールで営まれる宇宙の動きからすれば、大騒ぎする人間の姿は、なんともこっけいかもしれませんが、やはり楽しみですね。


おもちゃ図書館

2012-05-16 12:06:24 | 子育て安心の町に

「おもちゃ図書館」というのが、19日に和束保育園の空き部屋を使ってオープンします。

おもちゃ図書館は、いろいろなおもちゃで遊べるとともに、気にいったおもちゃを借りていけるとこです。

町の事業としてオープンして、運営はボランティアです。

実は、私もボランティアとして運営に関わることになってます。

昨日は、運営についての説明を聞くのと、おもちゃを一度見ておきたいと思い、保育園に行きました。

保育園の一番奥の部屋が、おもちゃ図書館として改修されました。

おもちゃは、70種類ほどそろっていて、そのうち貸出をするのは、45種類ほどです。

木製のキッチンセット↓

ぬいぐるみもけっこうあります↓

プラスチック製で、電池を入れて遊ぶものも↓

大きなボールプールも↓

カラフルな木琴や↓

積み木↓

他にも、いろいろとありますよ↓

←これ、全部木製です。

←滑り台もあります。

おもちゃは、それなりに良いものがあるので、楽しめると思いますよ。

 

ただ、問題点もあります。

1つは、運営の問題ですが、町の事業としてするのに、運営をぜんぶボランティアではいただけません。

ボランティアは、あくまで自主的なものですから、本来は、運営の補助的な立場でないといけないです。

アルバイトでもいいので、町として専任の職員を配置して、その上でボランティアを配置するのが筋です。

そうでないと、ボランティアが来れない時は開けられなくなります。

ボランティアには私も含めて応募があったのは、3人です。

もし3人とも都合が悪かった場合は、町職員が行くとか、保育園の先生が手伝うとか言われてましたが、それはダメだと思いますね。職員が来るといってもボランティアとしてらしいし、保育園の先生はそもそも業務にはなりません。たまたま保育園内にあるというだけです。

どこに責任があるのかわからないような体制ではダメだと思うので、関わりながら改善させたいと思っています。

もう1つは、少しはおもちゃに関する専門性や知識も必要だと言う事。

おもちゃも、1つ1つ意味があるものですし、年齢や月齢にあった遊び方というものがあります。

とにかく、自由に遊んでくださいだけでは、おもちゃが生かされません。

ボランティアにしても、事前に最低限の研修なりをする必要が本来はあると思いますね。

せっかく良いおもちゃをそろえても、おもちゃの事をよくわかっている人が1人はいないと、もったいないですね。

ちょっと、簡単に、安易に考えていると思います。

もう1つ言うと、管理の問題ですね。

昨日も言ったんですが、貸し出したおもちゃが、万が一なくなったりしたら、どうするのか。

町は、故意でなければ、仕方がないと言われましたが、それもダメだと思いますね。

本の図書館では、故意かどうかは別にして、なくした場合は、基本的に弁償です。

公共のものである以上、そこはしっかりしておかないと、どんどんなくなる危険性はありますし、大事に使ってもらうためにも、明確な基準を設けた方が良いですね。

とにかく、19日の午前10時に、オープンして、基本的に毎週土曜日の午前10時からお昼までの時間帯で開館します。

私も、どこまで関われるかはわかりませんが、出来るだけ行けるようにしたいと思っています。

興味のある方は、ぜひおこしください。

ちなみに、対象は、就学前までの乳幼児、障害をもつ児童で、必ず保護者が一緒に来てくださいね。

貸し出しは、2つまでで2週間以内、無料です。

 

 

 

 

 

 


おとうさんとさんぽ

2012-05-15 12:04:01 | こどもの本

「おとうさんとさんぽ」は、にしかわおさむ さんの作で、教育画劇というところが発行している絵本です。

この本も、こどもが小さい時に何度か読み聞かせをしましたね。

とても良い天気なので、おとうさんが、「ぼく」をさんぽに誘い、森の中に行きます。

森の中に行くわりに、おとうさんは、ワイシャツにズボン、革靴というかっこうで、何かちぐはぐというか、面白いのですが、森の近くに家があるんでしょうね。

森の向こうまでいく道の途中で、おとうさんと「ぼく」は、おおきな犬やすかんく、うさぎ、くまと出会います。

とうせんぼする犬を、おとうさんは、「ちんちん!」と言って、通りぬけます。

スカンクを見て、おとうさんは、回り道をして、スカンクのおならのいたずらをやりすごします。

おとうさんの面目躍如って感じです。

大きなホットケーキを食べてと言うクマには、「これは、困ったなー」と考えるおとうさんですが、ホットケーキが大好きな「ぼく」は、大きなホットケーキをペロリと食べてしまいます。

それには、おとうさんもびっくり。

そんなこんなで、森を通り抜けて、おとうさんと「ぼく」は、海のみえるところに出てきます。

そして、2人でごろっと寝転んで、ひとやすみ・・・でお話は終わります。

おとうさんとさんぽ、ときくと、どんな感じでしょうか。

おかあさんとさんぽ、とは、また違うお話を想像しそうですよね。

おとうさんと、といったら、何となく、小さな冒険的なものを感じます。

大きな犬のとおせんぼや、スカンクのいたずらを、おとうさんが「かっこよく」クリアしていくところに、「ぼく」が尊敬のまなざしを送っているのが、目に見えるようです。

でも、クマさんのホットケーキの場面では、「ぼく」は、「おとうさん、ぼくが、ホットケーキ だいすきだってこと、しらないのかなあ」と、ちょっと不満そう。

ホットケーキが好きな「ぼく」は、おとうさんにとっては、未知の姿だったんでしょうね。

たぶん、おかあさんなら、知っているんでしょうね。

驚いているおとうさんの姿に、知らなかった「ぼく」の側面を知った、何とも言えない思いが見えるようです。

このお話を読んだら、おとうさんとさんぽしてみたいな、って子どもが思うかもしれないですね。


母の日

2012-05-14 11:48:16 | 議会報告&議員活動

昨日は「母の日」でした。

じゅんは、去年くらいまでは、手作りのプレゼントとかせっせと準備してましたが、今年はそんな素振りもなく、まあこんなもんかなあという感じでした。

それでも、晩ご飯は作るというので、「何を作るの?」と聞くと、しばらく考えて、「コロッケ作る」と。

けっこう手間かかるやんと思いつつ、材料の買いだしは私が引き受けて、一緒に作りました。

グリーンピースを茹で、玉ねぎとミンチ肉を炒めて、具をつくり、丸めた中に、チーズを入れました。

それに衣をつけて、油であげて・・・

できあがり!

お皿に盛りつけして、いただきま~す!

って、ことで、うちのママも、満足されたようで、めでたし、めでたし。

われながら、おいしかったですよ。

 

私自身は、もう母は亡くなっていて、いません。

私が小学6年生のときに、病気でだったんですが、

けっこう急な事でしたね。

私が、それこそ急にインフルエンザ(だったと思います)にかかって、高熱を出して寝込んだんですが、それが母親に感染してしまったんです。

そんなことは、よくあることなんですが、私の母は、なんというか難しい病気で、長い事通院していて、たまに入院もしていたんですが、風邪とかをこじらせると、あまり良くない病気だったようで、感染してから急激に体調が悪化して寝込んでしまいました。

3月の10日くらいだったか、夜中(というか早朝)に急変して、救急車で病院に運ばれて、2日後くらいに亡くなってしまいました。

あっと言う間の事だったので、なんか実感がわかずに、母親が死んだというのに、全然泣きませんでしたね。

父親が告別式の後に、泣いていたのですが、そんな父親の姿も、変に他人事みたいに、ぼーっと見てました。

ちょうど、6年生も最終盤で、卒業式もすぐそこだった時期でした。
制服は、母が体調を崩す前に、寸法取りに行っていたので、問題なかったんですが、皮肉にもそのまま喪服になってしまいました。

母は、私を産んだ直後から体調を崩して、入退院を繰り返してました。
よく母親と一緒に、通院先だった、府庁前の第2日赤病院に行きましたね。

病気になったのも、亡くなったのも、私が原因なので、母には悪い事をしたなあと思います。

それから、もう30年以上もたったので、母親の記憶とか思い出は、けっこう少なくなっています。

子育てをしていると、母親がいてくれたらなあと思う事はけっこうありましたね。

そいなこんなで、「母の日」は、あまり縁のない感じでもあります。

 


通学路を見てみると

2012-05-12 12:10:32 | Weblog

亀岡での事故があってから、通学路の安全というのが、あらためてクローズアップされましたね。

あの事故は、居眠りの暴走が原因とは言え、通学途上の事故は、全国的にはけっこうあるものです。

和束のPTAでは、毎年、5月くらいに通学路点検が実施されていて、年度末に要望をまとめておられるのですが、役員さんまかせでなくて、保護者の1人としても、あらためて通学路を見てみると、けっこう危険だなあと思うところはありますね。

これは、自分の子どもが通っている、ごく一部にすぎませんが、

たとえば、下の写真

歩くスペースが、ほとんどなかったり、車道と路肩を分ける白線も消えかかっていたりしてますね。

それと、もうひとつ

これは、昨日の朝、子どもらが通る時間帯の状況で、ここは、別所から歩いてくる子どもたちが通りますが、車両が何台も連ねて置いてあるので、路肩がないにひとしく、子どもらも仕方なく車道にはみ出て歩いてました。

そんなに通行量は多くないですが、道路の状況としては、あまりよくない状況ですよね。

他の地域の状況も、実態把握して、安全性の向上に反映させたいと思っています。

もちろん、子どもたちが上級生を中心に、危険を察知し、避けながら、安全に登下校することは必要ですし、通学班や集団登校の意味もそのへんにあるのだと思います。ただ、それが十分に機能しきれていないところも、たまに見受けられるので、学校とも連携して、役割が果たせるようにしていきたいですね。

みなさんの地域で、気になるところなどありましたら、教えてください。

 

さて、昨日、学童保育のお迎えに行ったら、入口付近のところに砂が入れられていましたね。

以前、このブログでもちょっと紹介しましたが、雨上がりの時に、こんな状態だったんです。

ずいぶん水はけが悪くて、「洪水」状態でしたが、砂が入れられて、少しは改善されたのかな。

まあ、良かったです。

 


しんぶん赤旗日曜版で紹介されていた、ドイツの原発問題番組

2012-05-11 13:36:46 | Weblog

13日付の「しんぶん赤旗」日曜版で紹介されていた、「希望的観測のほかなにもない原子力」というドイツのテレビ番組の動画を紹介します。

日本のマスコミでは、なかなか伝えない内容や警告にあふれています。

事故への対応のひどさなどももちろんですが、日本だけの問題ではなく、世界に400基を超える原発がある中、いわゆる大量の核のゴミの処理ができない現実と、将来に及ぼすであろう深刻な影響についての指摘は考えさせられますし、原発に頼ろうなどと思う事の愚かさを感じますし、ましてや事故原因も不明なまま、再稼働させようとする政府や電力会社のどうしようもない無責任ぶりを実感する番組です。


ゴムあたまポンたろう

2012-05-07 18:14:26 | こどもの本

ゴムあたまポンたろう

何か、何ともいえないような、面白い名前ですよね

絵本作家の、長新太(ちょうしんた)さんの作品で

実は、私が子どもに買った、初めての本のひとつです

子どもが生まれたばかりの頃、

どこだったか、絵本の展示会みたいな場に行った時に、この作品の絵が展示されていて、

とても気に入ってしまったんですね

いきなり、何の前触れもなく、

「とおくのほうから、おとこのこが、とんできました」も意外な展開ですが、

「あたまが、ゴムでできている、ゴムあたまポンたろうです」には、びっくりしてしまいました。

いったい、どこから飛んできたのかもわからないですが、

「やまに、ポン!とぶるかると、ボールのように、とんでいきました」でこのお話ははじまります。

何で、この子の頭は、ゴムなんだろう?

なんて、考えて見ても、仕方がないよ!と言わんばかりに、

次々と、面白くて、あるいみナンセンスな場面が続きます。

野球のバットのようなつのを持った大男

バラのとげ

ゆうれいの親子

ジャングルの木

ハリネズミ

ポンたろうは、いろいろなものにあたってどんどん飛んでいきます。

お話はとてもナンセンスですが、

絵はとてもカラフルで、楽しめます

古いお寺のある風景や、サバンナの動物たちの群れ、灯台の見える海の風景など

ため息がでるような、とてもいい風景には感嘆します

ポンたろうは、ゴムの木にたどりついて、休憩します。

1日、いっぱい遊んだ子どもの姿に見えますね

ポンたろうのお話は、夢の中のような、

子どもが考え付きそうな世界とでもいうのかな

長 新太さんの絵本は、そんな世界を感じるものが多いですね

特別な理由はないんだけど、好きになってしまう

ポンたろうは、そんなキャラクターだし、そんなお話です

 


原発が止まった日

2012-05-06 15:31:25 | Weblog

5月5日

子どもの日の午後11時頃に、

北海道泊原発が定期検査に入り、全国すべての原発が停止

42年ぶりらしい

いま私たちの生活は、原発による発電なしで動いています

子どもの日が、原発稼働ゼロの日になったのは、偶然とは思うけれど

子どもたちが、「ぼくらは原発なんていらん!」と言っているようです

愚かな大人たちへの、子どもたちの警告ではないでしょうか

そもそも

福島の事故が何故起きたのかもわからないし、

メルトダウンした原子炉も手がつけられない状態で

どうして「福島の事故をふまえた」対策ができるのか

どうして安全だと言えるのか

しかも、専門家でもない政治家の判断で

まるでブラックユーモアです

今日付けの「しんぶん赤旗」のコラム「潮流」に

東電の報告書にこんな記述があったとあります

「本施設がなければ、福島第一原発の対応は継続不可能であった」

本施設とは、「免震重要棟」のことで、緊急時のために設置した、免震構造を持つ施設

この施設がなければ、事故への対応ができなかったと東電自身が述べているのですが

再稼働させようとしている大飯原発にはないものです

でも、政府は、3年先までに造れば良いとの条件で再稼働OK!らしい

これって、変ですよね

再稼働して、もし施設ができるまでに事故が起こったら、「対応不可能」になります

福島の事故が起こるまでは、「事故は絶対に起こらない」との安全神話

福島の事故後は、「福島のような事故は絶対に起こらない」との新・安全神話

そして、「電力が不足するぞーーー」との脅し

そもそも

仮に事故が起こらなくても、使用済み核燃料(死の灰)はどうするのか

処理ができないものを、どんどん作り出す原発

こんなものに、いつまでもしがみつく

そんな、よこしまな、大人たちに

子どもたちがストップをかけた

2012年5月5日 子どもの日