こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

和束町が「過疎指定地域」に

2010-01-20 10:48:41 | 小さくても輝く和束町に!

昨日の「京都新聞」に「過疎法は6年延長 宮津と和束、追加指定へ」との記事が載りました。

記事によると、

「与野党は・・3月末で期限が切れる過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)について、人口減少と高齢化で維持が危ぶまれる集落が増えているとして、2016年3月末まで6年間延長することで合意」

「過疎債による財政支援の対象に関し、市町村道や下水道処理施設といった従来のインフラ整備だけでなく、①認定子ども園②図書館③太陽光発電など自然エネルギー利用施設の整備に拡大。医師や生活交通の確保などソフト事業も加える」

として、先日開会した通常国会に改正案が提案され、成立したら、4月1日施行の見通しといいます。

今回の延長にともない、指定要件が緩和されて、「1960年から2005年までの45年間の人口減少率が33%以上」などの要件が追加されて、全国では58市町村が新しく指定され、京都府内では、和束町と宮津市が対象になりました。

→追加が予定されている自治体

現在は、全国で729市町村が指定されていて、京都府内では、京都市(旧京北町区域)、福知山市(旧三和町、旧夜久野町、旧大江町の区域)、京丹後市(旧丹後町、旧久美浜町の区域)、南丹市、笠置町、京丹波町、伊根町の7市町が指定されています。

和束町が過疎指定を受ける・・・

みなさんは、どうお感じでしょうか?

確かに和束は、この間、「順調」に人口を減らしてきました。

町づくりの方針である「第3次総合計画」が策定された2001年当時には、約5600人だったのが、4820人(1月1日現在)と、約800人もの人口が失われました。

そういう意味では、「ついにきたか」という感じではありました。

新聞報道を受けて、「過疎法」について、いろいろと情報を集め始めているんですが、過疎指定を受けると、財政上などでの支援がいろいろとあるのは確かです。

法律の中身や、これまで過疎法の指定を受けてきた自治体や地域でのまちづくりの実践などをよく学ぶ必要性を強く感じています。

過疎指定を受けることで、まちづくりにどんな影響が考えられるのかを、よく考える必要があるし、どう生かせば、プラスになるのかを、しっかりと検討する事が大事ですね。

一番大事なのは、なぜ過疎指定を受けるほど、人口が減少したのか、これまでのまちづくりのあり方を、しっかり検証し、総括することではないかと思います。

いま全国では、「限界集落」の広がりなど、地域崩壊の現象が急速に拡大していますが、その背景には、地方財政の切り捨て、農業、林業などの破壊などを進めてきた、これまでの自民党を中心とした政治のゆがみがあるのは確かです。

同時に、和束町としての独自の姿勢やとりくみはどうだったかも、やはり鋭く問われなければならないと思います。

2010年度は、第3次総合計画の最終年度で、第4次総合計画の検討、策定も行われます。
12月議会での決定を受けて、審議会の公募委員の募集もはじまりました。

→公募委員の募集についてはこちら

今後10年間のまちづくりの方向性を議論する年に、過疎指定を受けることになった事を正面からとらえて、これまでにない真剣な議論と計画づくりが必要になっているのではないかと感じます。

そして、今年は4月に知事選挙、7月に参議院選挙が連続してあります。
地方や農山村を切り捨て続けてきた政治を問いなおす絶好の機会です。

過疎という現象は、決して自然現象ではなく、ゆがんだ政治による必然でもあると私は思います。

今回の過疎法の問題を、そういう根っこを考え、変えていく機会にしたいと思います。

参考☆日本共産党の「過疎地域対策」


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6 コメント

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そこまでひどいなら (×第二迷信)
2010-01-24 16:05:36
去年、堂々と、町長選挙を戦って、町民に訴えるべきだったと思います。

勝てなくても、(島根とか佐賀とかの田舎の知事選挙で、共産党公認候補が2割取っているが)1割で供託金はかえってくる。
「これでいいのか?」の選択肢を示せず、白紙信任しちゃだめでしょう。

町長は「よそ者」でも立候補できるんだし、
(旧・南光町の山田氏も飛び込み)
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町道から元別荘地私道へ入るところ直させて (なおみん)
2011-06-30 17:27:36
和束町議として、頑張っておられるようです。
最近、竹を建材として利用するための実験施設をつくろうと、都市計画外の和束町に、元々5区画の別荘地として開発された土地を親の遺産で入手しました。大阪駅前に事務所を構えている不動産屋から購入時に、自分の土地に車を2台止められるように整備して渡すという約束をしたので、そのようにしてくれると思っていましたら、狭い町道の橋を渡って、そこの土地に行くための私道へ、前進で曲がれません。町に相談すると、入り口の土地を持っている人と購入か権利設定の交渉をして、自分で工事して、認定すれば土地も寄進し分筆費用も払って町道にするといった話でした。売主も、町に無償でも寄進したいとのことでしたが、接続部は地元の方が持っていました。
 確かに上の元別荘地は、2台入れるように整備はしましたが、すぐに法面が崩れてくるので、当方で法面緑化マットも探しました。町道から前進で入れないためか元別荘地は荒れ果てて、草の根が絡んだ側溝の掃除や、草刈を当方でしました。入り口の地権者とも話をして、盛土をして曲がれるようにするなら、当面土地を購入しなくてもよい、ということになりましたが、そのユンボで盛土する工事を、不動産屋から頼まれて駐車場を造成した地元業者は別料金払うといってもしてくれません。地元の区長さんは、町道が狭く、ガードレールをつけると余計狭くなるので、ペンキを塗ってくれと言ったら、一旦了解しながらなかなかして下さいません。
 ミニ開発の失敗でますます過疎が進む、という事例でしょうか?5区画のうち、他は奈良県下の方がもってられますが、畑をしている人と、草刈を地元に頼んでいる人がいるだけです。
 売主の不動産屋は、当方が購入した土地を買い戻したそうですが、そこには、以前の所有者が放置したゴミがたくさんあり、電話すると見に来るといいながら、まだ置いたままです。
 地目は山林ですが、宅地並みの価格で取引しております。以前購入された方はその何倍もの価格だったようです。
 毎日、整備に通い、木津鹿背山にあった竹小屋を移転しようとしていますが、町道から前進で入れる工事ができす、滞っています。早急にゴミ捨てと、建設機械を要する切盛土工事をしてもらうよう、働きかけて下さい。
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Unknown (okamoto)
2011-07-01 14:31:57
具体的な箇所などがわかりませんので、役場に問い合わせたりしています。お役に立てるかはわかりませんが、もう少し情報を確認したいと思います。
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バブル期に住宅用地として買った地権者に伐採すると言った河川区域の樹木伐採したら過疎解消かも (石寺中黒エース実業分譲地所有者)
2017-04-08 17:01:33
石寺中黒12-4は、地元民が造成販売主の先代と交換した土地まで含めて
売却され、隣地の12-3ともに、水道も引けない脱法造成地で放棄され
猪潜むほどの笹原になってたのを私が怖いので笹刈り、
それでも町が管理するのに必須条件と言う転回場(エース実業は
地元民に売った土地だけ買い戻すため転回場まで売却)
に必要な部分を12-3地権者は評価30円/m2の土地を
町が買ってくれないなら百万単位でないと提供できないと言うので
可能な範囲の竹木も伐採し、
側溝を起こして水抜きパイプを入れたり
12-3上段に1台止められるように転回場を盛土造成したりしても
出来上がった土地と思って買ったので
ソーラーするにも高圧引き込みでないとと言い
12-4を買い取り地元民や道路の部分を切り離して
残地と転回場を交換してほしいと言ってますが
私の利益ばかり考えてると言ってなかなか応じてくれません。

川沿いの樹木も伐採すれば全面ソーラーできるので何とか応じてくれるかもと
手始めに地元民の土地にある電線にかかりそうな枯松伐採してて
地元民土地の生木を痛めないようにと枝打ちしてた
手伝いボランティアの方がはしごが捻って落ち
道まで行けず救急車を呼んだら
救急車も大手宅配便同様、橋の手前から手押し車でした。
地元価格に近い額での処分はできないという12-3地権者は
和束に住みたいと思って出来上がった住宅地の価格で買って
水道も引けないからと住むのを諦め
宅配便も救急車も手押し車で来る土地を子孫代々継承した方が
ましと思っておられるのでしょうか?


石寺中黒12には、明治時代の旧公図では
宅地もあり、家も建っていたようです。

12-3所有者も私も、町外居住なので
町長選対策として、12-4所有者にするといった
河川区域の樹木伐採を、新芽が出たり茶摘みで
やりにくくなるまでに、町外の業者に頼んでされても
何ら選挙違反ではないのでは?
電線に近かった枯松は、枝打ちしてくださっていたので
私一人で伐採、枝払いもできましたが、
河川護岸の天端から川に向かって伸びる
河川区域の樹木伐採には、
もっと高性能のチェンソーやウィンチも、
川に落ちた木を上げるクレーンも
熟練した技能者も必要です。
それで、町が噛むのに転回場が必要と言った
町職員、地権者交え、1日も早く立会を実現したいのです。

府のソーラー助成昨年で終わってますが
私は電気工事はできないし、

せいぜい、買い取り後自うと考えている
12-5(ここも、倒れそうな擁壁上の樹木伐採や
金網ワイヤーかけて防止策を、地元区長は地権者が
業者頼んですべきというのに一向にせず、私がしました)
の手前の方に草が生えないよう砕石敷くのと同時に
12-3,4のソーラー利用される平坦部にも敷く位です。

町が調整役を頼めと言ったエース実業には早速逃げられ
地権者には悪者扱いもされ、ホトホト疲れてます。

民民の話とか、一度は地権者に河川区域の樹木伐採すると言ったけど
和束荘や給水車にも金がかかり橋も直すし、
財政難だしと逃げず、一度は和束に住みたいと思った人を裏切らない
対策が過疎解消に繋がるのでは?
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河川区域の樹木伐採を地権者が川沿いと解釈した様だが町は嘘つき! (エース実業お得意様)
2017-04-12 23:48:03
土地を買う前に町役場に相談にいくと、条件満たせばこのままの幅でも町道にしていくと言うので買った。買ってから、4m幅や転回場言われ、転回場は必須となった。
買った直後に、放棄された笹原は地元民が耕作地として地元民が買い戻したいとエース実業同級生のM商行さんから聞いたが、数代後の区長からあの土地は地元民は只でも要らないと言われた。
別に、地元や町に相談せずに土地を買ったわけではないのに、エース実業に払った価格で、町職員も言うことを変えている。
転回場地権者が共産党員で、グルで私を苛めているのでない限り、
・ボランティアで伐採手伝って怪我して山城病院に入院中の方を 町職員が拒否しても
本来すべきなのに私にやらせた(売電のための高圧引き込みは関電に頼んでも有料)
転回場地権者連れて、町会議員等が見舞いに行くべき。
・今日も河川区域は町がすると言ったが、杭出ししても測量しないと不明な位いりくんでて
下流から伐採処分するしかないので、河川区域に入る割合位は町も手伝ってほしい。
・GoogleでもYahooマップでも石寺中黒12、8、9の大谷川のみ一本線で
土木事務所も向かいの地元民も川浚いを証言、エース実業は造成時に
伐木を川に落としこんで土を溜めたが地元出身の特例でやってもらえたと考えられる。

以上よろしくお願いいたします。転回場の提供の話がまとまるまで夜も眠れず
きつい作業を続けるしかありません。

路線価ないところは評価額事前公開法制化して、住もうとした人への地元出身者だけ庇う嘘つきで
余計過疎が進む状況に歯止めをかけるべきでしょう。
返信する
和束町も石寺区も町民にのみ仲裁するが住めなかった土地所有者との件は町職員が平気で嘘ついて逃げる! (石寺中黒エース実業分譲地所有者)
2017-09-20 14:24:05
エース実業のバブル期分譲地のうち、あすかほーむさんを通じて今年買い取った2筆について、
道路を広げたり、地元民と交換済みなのに未登記の部分を返すための分筆登記を申請中ですが
国土調査後だからと周辺地所有者立会や河川道路境界明示もなしに図上読み取りでされていて
法務局に要求され、和束町は私有地だからと
今年2月に、橋は改築するが砂防堰堤の所の転回場は私が買って出せと言うので
連日、夜も眠れぬ苦悩しつつ交渉してきたため
転回場所有者は立会にも警察使ってストーカー扱いしてまで拒否
町が転回場買い上げなさいと言うからこうなってるんでしょうと言っても
町職員は買わされるの恐れて呼んだり仲裁したりせず
境界明示できた後で砂防堰堤管理通路で取るとか途中まで水道引くとか
私には言っても転回場地権者には言わず、
法務局から転回場地権者を呼べと言われても
は私に土地を買って出せと言った町職員(エース実業、あすかほーむも同じ意見)
が呼ぶしかないと言ったら、何と、2月に私に転回場買って出せと言ってないと!!!
行政ってのはこういう責任逃れの上手い人しか務まらないのかも。

町民との里道利用等の問題は町職員や区長も入ってくれて
こちらが連絡すれば立会等協力してもらえるようになり
最初は私が買って出せと言ってた道路部分も
地元民の所は区が入ってくれるようになったようです。
私は台風で道路に地元民林地から倒木あっても黙って片付けてます。

町財政厳しいので、地権者を呼ぶことで、安くても転回場買い上げや
測量費までそこまで出さされてはかなわんと、町長も財政難から
町職員に「言ってないことにせよ!」と指示したのかも知れません。

橋改築の費用対効果を考えても、とことん議会で追及すべきでは?


転回場地権者さんは、警察使ってストーカー扱いするところが,
自分だけ安全なところに身をおけるので
北朝鮮と戦争になったら和束に人が戻るかもという
共産党員や天理教徒の仲間っぽいですが
2年前に自宅担保に借金されてお金も大変そうだし
少しでも高く買ってほしいなら
登記の邪魔はせず、書類を封筒に入れて宛先に返送して下さい。

転回場地権者様が、他の協力してくださった方には差し上げた
家族分のタオル差し上げても指定先に返送されず

エース実業のできてた分筆登記を却下されたら、
審査請求や、篳界特定など手間がかかり、
嘘つき町職員ばかりでなく転回場地権にも怨みつらみで
少しでも高く買ってあげる気は失せます。

メモには管理や立会が大変なら12-4,5位で手放されるのも考えてはと書いたが
同じく測量費が転回場地権者の負担にならない方法として
バブル期に2000万近く叩いた土地を何十万で手放すのがそんなに惜しいなら、
橋手前の3万×7年通行料払って転回場を道路にして譲ってもらい
12-4上段を今の評価額で平場補償で差し上げることも考えられます。

共産党は、北朝鮮と戦争になったら和束に人が戻るからよいと考えている
政党ではないと思われるためにも
転回場地権者様が今回の登記に協力されるよう
ご協力をお願いしたいところです。
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