こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

宿題はたいへんだ!?

2009-01-31 10:27:19 | 子育て奮闘中!

 じゅんは、毎日、学校の宿題をしている。

子どもが、学校に行きだして、あらためて、宿題って大変なものだなあ、と思う。

自分が、小学1年生の頃、こんなに宿題があったかどうかは、すっかり忘れてしまっているので、何とも言えないけれど、毎日、けっこうな宿題をやっているように思う。

1年生の時から、大変やね~、ごくろうさま・・・

なんて、思っている親に、

「パパに、しゅくだい、つくったし、やりや!」

「へっ?しゅくだい?」

なんと、じゅんは、自分で宿題を作り、親に(パパに)やるように言うのだ。

この1年、たくさんの宿題をこなしてきて、さすがにかしこくなったのか、宿題の大変さを、親にも味わそうというのか(「お直し」とかで、けっこう親も大変じゃないの!とも思うのだが)・・・

そんなことで、この間、宿題に頭を悩ましているのです

子どもが作るものだから、簡単、簡単と思いきや、意外と難しく(問題の意味がわからない部分もありますが)、なかなか満点がとれない・・ううう。

まるつけをして、採点して、「お直ししときや」との「厳しい」指導つき。

あああ、でも、問題を作れるとういうのは、それなりに理解しているとも言えるので、子どもの成長を喜ぶべきか!

この宿題、いつまで続くやら。

「あゆみ」(通信簿)まで作ってくれるという話もあるので、

心して、宿題しなくては!

ああああああ、宿題って、大変ですね。

なんだかんだでも、毎日、宿題している子どもに、パチパチ 

☆なかなか満点がとれません

  

☆「音読」もあります

   

☆今日の問題

     

☆宿題とりくみ中・・・しんけん!

  

☆またもや、満点ならず~~!!きびしい・・・


「住民不在」の広域連合・・・説明会も「住民不在」

2009-01-30 10:25:11 | 議会報告&議員活動

 昨日、一昨日と、「相楽東部広域連合」についての「住民説明会」が開かれました。

参加の状況はというと、

1日目、全体(主催者もふくめ)50人。そのうち、役場の正職員38人。嘱託職員や教育委員さん、府山城教育局の方、町会議員(4人)、新聞記者で10人。つまりは「関係者」で48人。「純粋」な住民の参加は、2人でした。

2日目、全体41人。そのうち、役場の正職員32人、関係者5人。「純粋」な住民の参加は、4人でした。

2日間合計で、全体91人。そのうち役場正職員70人、関係者15人。「純粋」な住民の参加者は6人、という結果でした。

つまり・・・役場職員・関係者がほとんどを占め、「住民」の参加は全体の6%程度で、「住民説明会」というよりも、「職員説明会」という実態となりました。

まさに、住民不在で進められた広域連合を象徴するような、説明会となりました。

私が参加した、初日の説明会の冒頭、町長は、住民への事前説明が本来の事と言われました。だったら、なぜしなかったんでしょうか。広域連合は、本来すべき事をせずに作られた事を、町長も認めたわけです。

本来はすべき事、と言うなら、しなかった事を反省し住民に謝罪すべきものです。
ところが町長は、反省どころかいろいろ言い訳して正当化に躍起となりました。

町長の本音は、住民に声を聞いていたら、「まとまるものも、まとまらない」(昨年の議会委員会での答弁)という事であり、はなから事前に説明しようなんて、さらさら考えていなかっただけです。

その姿勢は、今回の説明会のやり方にもあらわれていると思います。
本当に、広域連合や教育委員会の統合について、住民にちゃんと説明しよう、理解を得ようと思っているなら、こんな日程設定はしないのではないか。
出来るだけ多くの人が集まりやすいように、各区をきめ細かく回って説明する、平日の夜だけでなく、土日なども考える、PTAなど教育関係者などにも個別に設定して行うなど、その気になればできるはずです。

そんな努力もせずに、わざわざ集まりにくい、平日の夜、1か所だけという設定は、本気で住民に伝えよう、意見を聞こうとの気持ちがない証拠だと思うんです。

書き出すと、長くなるので、今日は書きませんが、説明の中身も、質問への回答もひどいものでした。

住民を置き去りにしたまま、スタートしようとしている、広域連合、教育委員会統合に決して明るい未来も希望も見いだせない・・・その思いをあらためて強くした、説明会でした。

 


あやとり

2009-01-28 10:29:27 | 子育て奮闘中!

 最近、我が家では、あやとり が急に流行。

赤い毛糸をつないで、じゅんもママもパパも・・・特にじゅんが夢中になっている。

私も子どもの時に、母親くらいから教えてもらいながら、よくやった記憶がある。

・・・が、悲しいかな、人間は忘れていく生き物で、昔簡単にしていた技も、なかなかできない・・・。

じゅんは、ママに教えてもらいながら、2、3の技をあっという間に習得し、器用な指さばきで、いろいろ作れるようになって、得意気になっている。そして、勝手な発想で、勝手に「これ、●●や」とか言いながら、いろいろ作っている。

「なんで、それが●●やねん」と言いながら、それはそれで、すぐに発展していく力に脱帽してしまう。

このままでは、父親の面目が・・・

しかし!昨日、昔の得意技である「ほうき」を教えてやることができた。

簡単な技ではある(と、言いながら、なかなか思い出せず)が、実際にやってやると

「すごー!」と驚き、「じゅんもやる」と早速やりはじめ、ちょっと教えたら、ものの5分でできるようになっていた。

実のところ・・・・

「やっと、思い出した」事にしてますが、

本当は、ネットで「あやとり」のサイトをみつけ、それで、やっとの事で、記憶がよみがえった、というのが真実でありました。

なんで、あやとりで、そこまで・・・と自分でも我ながら呆れますが、

変なプライドが働いたようで・・・

 

それはそれとして、あやとりは、なかなかはまってしまいます。

一度糸を指に掛けると、しばらくは、それに集中してしまいます。

いつまでこのブームは続くかはわかりませんが、とりあえず、我が家でも、伝統的な遊びが「伝承」されたということでしょうか。

とりあえず、この機会に、昔できた技くらいは、取り戻そうと思います。

 


広域連合の初議会開かれる

2009-01-26 21:59:26 | 議会報告&議員活動

 寒いですね。

日曜日は、朝、「しんぶん赤旗」を配達していると、雪が降ってきて、みるみるまっ白になりました。

  

              

「どれだけ積もるの?」と思ったりしましたが、その日は午後から晴れてきて、あっけなく溶けてしまいました。

昨年の冬は、けっこう雪が多かったですが、この冬はどうでしょうか?

雪の日曜日は、午前中に、木津川市の東部交流会館で、相楽郡・木津川市としての日本共産党の「新春の集い」がありました。

今年の集いでは、ケイ・シュガーさんという方のコンサートがあり、とても素敵な歌を聴かせていただきました。ケイ・シュガーさんは、京都市生まれの女性で、現在、大阪の共産党が発行する地方新聞「大阪民主新報」の編集長を務めながら、音楽活動をされているんです。仕事を通じて出会った方や、出来事をもとに歌をたくさん作られているんですが、コンサートでは、痴呆症の奥さんを介護されている男性の事、子どもたちへの応援歌、ベトナム戦争、小林多喜二などをモチーフにした歌を披露してくれました。

   

音楽で自分の生き方を表現するシュガーさんの歌を聴きながら、日本共産党の一員として、自分自身はどう表現できているか、表現しようとしているか、あらためて考えさせられた感じです。本当に、素敵なコンサートでした。

 

さて、本題ですが、

今日、「相楽東部広域連合」の議会が初めて行われたんです。
朝9時半から、和束町議会の議場でという事で、傍聴をしたいと思い問い合わせてみると、連合議会として傍聴の規定も含め、様々な規則をこれから決めるとの事で、それが決まってからしか傍聴が出来ないとの話。議長などの役職を決めてからになるとの事ではありましたが、それでも傍聴の規則を定めるのは、2番目の議案だったので、10時すぎくらいには傍聴が可能になっているかなと思い、それくらいの時間に
議会に行ってみました。

ところが・・・・

「まだ、議長も決まってない。いま全員協議会をしている」との事。
全員協議会で、役職の配分などの協議をしているようでした。

「なんと段取りの悪い」と思いながら少し待ちましたが、なかなかだったので、一度議会を出て、11時前くらいに再度行きました。

ところが・・・・

何と、まだ議会が再開されておらず、少しの休憩の後、また全員協議会。
結局、議会が再開し、議長と副議長を選出したら、時間は11時半もすぎ・・・。
9時半からの議会で、午前中いっぱいかけて決めたのが役職だけで、具体的な議案は午後からに回され、結局、午前中は傍聴できず。なんと、まあ!

ところが・・・・

午後1時から再開された議会では、「順調」に、「シャンシャン」と進み、3時半までには、20あった議案や案件はすべて承認されて閉会・・・。
私は午後から用事があって、夕方4時半頃に行ってみると、「もう終わりました」で上のような話。結局、傍聴できず終いという結末・・・。

議長、副議長を決めるだけに午前中いっぱいの時間をかける一方、それと同じような時間で、20もの案件を「シャンシャン」と決めていく。
もちろん、今日は、議会や連合の組織としての根拠となる条例の制定が多くを占めていた事もあるにしても、予算審議もあり、情報公開条例や、定例会を年に何回開催するかの条例など、大事な議案もいくつかあったわけで、これでは単なる「承認機関」にすぎないではないか!・・・これからの連合議会の行くすえを見る感じでした。

中でも、重大だと思うのが、定例議会の回数を年に2回とした事。
各町村議会は年4回開催です。一部事務組合のケースと同じ扱いにしたらしいけれど、広域連合というのは、一つの独立した自治体ですし、しかも3町村の教育予算や取り組み全体に責任を負うのに、議会の関わりが、議員の数だけでなく、回数としても半減する事は重大です。しかも、これまでは、各町村議会での委員会でも教育分野を審議してきましたが、連合議会では委員会もありません。

子どもたちや教育をめぐる状況は、今までになく課題も多く、重要になっている時に、住民代表である議会、議員の教育分野への関わりを弱める事は、致命傷です。
これだけとっても、教育の後退と言わざるを得ないと思います。

議会、議員の関わりが弱まる事は、住民との関わりも弱くなる恐れが広がりかねません。今後の連合議会の動きをしっかりと監視するとともに、議会のあり方の改善を求めていく必要を感じました。各町村議会でも、可能な限り、教育問題の議論を保障させなければなりません。そして、連合議会や教育委員会への住民サイドからの活発な要求運動を進めていく事が大事だと思いますし、学校の保護者の1人としても、おおいに教育を良くする取り組みを進めなければと思っています。

 

 


地方議員会議

2009-01-21 10:46:46 | こんにちは、日本共産党です!

 昨日、京都市内で、府内の日本共産党地方議員の会議があり行ってきました。

会場は、阪急西院駅付近だったのですが、大学(花園大学でした)に行く途中に必ず通るところだった事もあり、とても懐かしい気持ちになりました。大学は、もう少し北上した円町付近にあるのですが、時間がある時は、よく西院まで歩いたり、何度か京都駅まで歩いた事もありました。卒業して、もう20年ほどにもなりましたが、そんなに変わっていないような気がしましたが、どうなんでしょうね。

 

 さて、今回の会議のテーマは、ズバリ雇用とくらし!
特に、昨年秋以来の急激な景気悪化と、それにともなう雇用やくらし・営業の悪化についての京都でのあらわれやこの間の党や地方議員の取り組みの状況が報告され、交流されました。

 この間、全国的にはトヨタなど自動車産業を中心とした「派遣切り」「雇い止め」と、「派遣村」など、失業し路頭に放り出された労働者への支援や運動の広がりが、マスコミなどでも報道されていますが、京都でも深刻な実態や運動がさまざまに表れている事を、あらためて知りました。

 会議を通じて感じたのは、本当に政治を変えないといけないし、総選挙で日本共産党が伸びないと!ということです。
 麻生政権や自民・公明は、この期に及んでも、「砂漠に水」の定額給付金のバラマキに固執し、しかも3年後の消費税増税をセットしようとするなど、どうしようもない状態ですよね。今朝の宣伝で言いましたが、麻生首相は「急激に景気が回復した場合に備える」として増税時期の明記にこだわっているらしいですが、政府や自民・公明のいう「景気回復」なんて、結局は「大企業の景気・業績回復」でしかありません。実際、ついこの前まで、「景気は回復した。好景気だ」なんて言って、「好景気」を理由に、定率減税を廃止して大増税を押し付けたじゃないですか。今度も同じ手口は絶対に許されません。

 増税や社会保障の改悪をそのままにしたまま、1回限りの「お恵み」で何とかなるわけがありません。その一方で、大企業や大銀行、資産家への対策は、あいかわらず大盤振る舞い!どこまでいっても大企業にばかり税金を費やす、そんな政治を根本から正せるのは、「大企業にハッキリものを言える」日本共産党しかない!と実感しました。

 もう1つ、反省も込めて感じたのは、実態を本当によくつかまなければ、と。
この間、和束でもお店をたたまれたり、派遣で働いていた若者が12月で切られたり、農閑期の仕事がないなどの声など、いろいろ聞いたりしていますが、ほんの一部に過ぎません。
 いま日本共産党は、昨年発表した「緊急経済提言」を持って、様々な団体や企業、商店などを訪問して、実情や要望を聞く活動を全国で進めています。先日も、党山城地区主催で、京田辺で、吉井英勝衆院議員を講師に、学習懇談会を開催しています。これから和束でも進めていこうと、あらためて思いました。

☆17日に開催した学習会で講演する吉井議員

 

 雇用や、暮らしの実態や要望、今の政治や行政へのご意見、共産党の提案へのご意見、ご質問など、ぜひお寄せください。
 


「広域連合」説明会について申し入れ

2009-01-19 10:54:12 | 議会報告&議員活動

 今朝は、比較的、暖かい感じでしたね。

暦としては「大寒」間近かで、寒さの厳しい時期になってくるのですが、

ちょっとホッとしますね。

 

今日は、朝9時半に町長室を訪れて、来週の28、29日に実施される予定の
「相楽東部広域連合」の説明会について申し入れをしてきました。

申し入れでも言いましたが、本来、説明会は、連合が議会で議決される以前にやるべきものであり、決まった事を今頃になって説明するのは、町政の主権者である住民を軽視するやり方だと思います。
町長は、行政の事務の見直しの延長のようなものだからと、いつも言われますが、広域連合というのは、別の自治体を立ち上げる事であり、しかも学校や地域の教育のあり方に責任を負う教育委員会を統廃合するという重大な内容も含まれている事を考えれば、住民や関係者に事前に説明や情報公開をしっかり行い、意見を聞く事は当たり前の事です。

住民に隠れて議論され、決定された・・・この事だけでも、広域連合の立ち上げには道理がないと思います。

とは言え、実際に広域連合が府の許可をうけて、4月から具体的に動き出そうとしているのも事実で、それを前に説明会を開く事は、当然とは言え大事な事です。

住民にとっては、まさに初めて話がされ、意見が言える場であり、開催するからには形式的なものでなく、実のある内容にする必要がある・・・そんな思いから、説明会について、6点を要望しました。要望した中身は以下のとおりです。

1.説明会開催の周知、案内を町営テレビ等も活用し、徹底する。全住民への周知・案内はもちろん、特にPTAや社会教育関係者などへの周知・案内を徹底する。

2.説明の機会を今回のみとせず、必要や希望に応じて随時実施する。

3.説明会には、十分な資料を準備する。「連合規約」、最新の財政シュミレーション、教育委員会のあり方についての検討部会最終報告書などは最低限必要。

4.説明会の運営は、参加者からの質問や意見を出す時間をできる限り保障し、行政側の一方的な説明に時間が割かれる事がないようにする。

5.説明会には、広域連合が扱う予定の事務に関係する部署の責任者・職員を出席させ、責任ある説明や回答ができるようにする。

6.広域連合に対する質問や意見を常時受け付け、回答する窓口、しくみをつくるようにする。

 以上の内容を町長に申し入れ、反映してもらえるよう要望しました。
町長は、基本的には理解できるとして、できるだけ反映したものにしたいとの意向を述べました。

 私は、もちろんどちらかには参加する予定ですが、大事な問題と思いますので、多くの方に、ぜひ参加いただきたいと思います。

説明会は、1月28(水)、29(木)の2日間、時間は午後7時30分から、場所は2日間とも、役場横の福祉センター2階ホールです。
和束町のホームページをご参照ください。

 

 

 

 


阪神淡路大震災から14年

2009-01-18 13:26:49 | こんにちは、日本共産党です!

 昨日、1月17日は、阪神淡路大震災が発生した日でした。

あれから、14年・・・。「あの時」、私は、今の京田辺市にある府営団地に住んでいましたが、突然の強い揺れに飛び起きたのをよく憶えています。箱の中に入れられて、シャッフルされているかのような感じで、これまで経験した事のない揺れでした。

あの頃、私は、すでに和束町に住民票をうつし、4月の町議選挙挑戦の準備を始めた時でしたが、まだその時は、民主青年同盟京都府委員会で仕事をしていました。震災発生から5~6日経過した後、「被災地にボランティアに行こう」という事になり、20人くらいの青年たちと一緒に、被災直後の西宮市に入りました。

その時の街の印象は、空襲で焼けた街って感じで、街の色がなんとなくセピア色に見えました。ヘリコプターの飛ぶ音や、救急車のサイレンの音がひっきりなしに聞こえている状況で、阪急西宮北口駅から共産党事務所まで歩く道すがらで見る家は、大きく壊れていました。

事務所に到着して、すぐに車を運転してポリタンクの水を運びました。
あの時ほど、運転免許を持っていて良かった、免許が役に立ったと思った事はありませんでした。
到着すると、待ってましたとばかり、あっという間に人が集まってこられて水を受け取られていきました。こういう作業を何度も何度も繰り返しました。

ある団地に水を運んだ時に、東灘から避難してきたという子どもがいましたが、もう成人しているはず。まだ神戸にいるんだろうか。あれから、どんな道を歩んでいたんだろうか・・・。元気にいてくれたら・・と思います。

6434人の命が犠牲になった震災。
自然災害としての地震の恐ろしさと共に、被災者、被災地に対する政治のあまりの冷酷さに身震いがします。

震災で、あっという間に家族や友人を失い、家を失い、仕事も失い・・・そんな被災者を「自己責任」の名のもとに放置、切り捨てる一方で、銀行や大企業には湯水のように税金を注ぎ込み、神戸空港など無駄な公共事業を進める・・・本当にひどい政治としか言いようがないし、今の日本は、災害で大変な事になっても助けてくれない国だという事を、皮肉にも震災によって教えられたと感じています。

いま、大企業による派遣労働者などの首切りが社会問題になっていて、私たちはこのような事態を生み出したのは、政治の責任が大きく、「政治災害」と呼んでいますが、震災もある意味「政治災害」です。地震そのものは自然災害ですが、対策を怠ってきた事による被害や、震災後の生活再建などの遅れは、まさに「政治災害」そのものです。被災地での高齢者などの「孤独死」が昨年も46人もあり、これまでで568人にものぼるらしいですが、これらの方々は、地震よりも、政治に殺されたと言っても過言ではないと私は思っています。

本当に政治を変えなければ・・・
「あの日」から14年、ますます、その思いを強くします。


サイクリング

2009-01-13 15:10:11 | 子育て奮闘中!

 昨日は、成人式の後、午後から家族でサイクリングをしました。

どういう話の流れだったか、サイクリングに行こうという話になりました。

でも、我が家には、子どもの自転車しかない。

それで、レンタサイクルをすれば・・・という事になったのですが、これが意外となかなか大変で、一時は「今日は、もうやめよう」となりかけたのですが、なんとかレンタサイクルが可能になり、寒風の中、行ってきました。

で、どこに?

走ってきたのは、木津と嵐山を結ぶ「自転車専用道路」。

・・・と言っても、いきなり木津から行くのも、嵐山まで行くのも「無謀」なので、

京田辺でレンタサイクルをして、八幡市の通称「流れ橋」まで行きました。

私は、以前は今の京田辺市に長く住んでいた事もあって、高校生の時とかに、「流れ橋」や八幡市までよく自転車で行きました。なので、とても懐かしい思いで走りました。

近鉄新田辺駅の東側にある駐輪場で自転車を借りて、いざ出発!
私が以前住んでいた府営田辺団地の近くを通り、木津川の堤防に向かって走っていくと、間もなく自転車道路に。そこから木津川沿いをひたすら走ります。

   


京奈和道路の下をくぐり、明治乳業や松下電器の工場などを左手に見ながら、もうしばらく走ると八幡市に入り、すぐに「流れ橋」に到着。

   

と言っても、いわゆる「ママちゃり」で、しかも子ども連れなので、だいたい1時間くらいかかりました。
寒かったですが、天気がまあまあ良かったので、気持ちよく走れました。

久しぶりに、「流れ橋」を渡ってきましたが、昔と比べると、立派というか、「こんなに高さがあったかなあ」と思うほど、けっこう大きな橋という印象でした。

   

時代劇の撮影で有名な所ですが、今も撮影はされているのかな?

橋の近くにある「四季彩館」という施設で休憩して、帰路につきました。

急なスケジュールでしたが、久しぶりのサイクリングを楽しめました。
子どもがもう少し大きくなったら、嵐山まで挑戦してみようかな。
出来れば、以前3回ほど行ったことのある、琵琶湖1週に再度挑戦してみたいものです。でも・・・その前に、もう少し身体を鍛えないと・・・と、今回のサイクリングで痛感!今年は、日常的にも、自転車に乗ろうかな?

子どもは、お正月に、おじいちゃんの家から少し大きめの自転車を持ち帰ってきて、最近、家の近くを中心によく乗って遊ぶようになりましたが、昨日の往復15キロほどのサイクリング初体験は、楽しかったものの、さすがに少しお疲れのようでした。

サイクリング、また行きたいと思います。


成人の日

2009-01-13 14:16:49 | 議会報告&議員活動

 1月12日は、成人の日。

その日の朝は、ちょっとばかりの雪景色。

   

和束町では、男女50人の若者が成人式を迎えました。

今年、成人を迎えたのは、昭和63年4月2日から平成1年4月1日までの方。
私は、大学3回生の時で、民青同盟の活動に飛び回っていた頃です。

私が和束町に来た頃、彼らは7歳くらいで、ちょうど私の子どもくらいで、通学バスから小さな手を振ってくれていたのを、今でも思い出します。

その彼らが、いよいよ成人とは・・・。本当に早いものですね。

午前10時30分から始まった成人式。

    


1人1人の名前が呼ばれた後、町長の式辞、記念品の贈呈、議長の祝辞、来賓紹介と進み、最後に新成人を代表して男女1人ずつ2人の方が決意表明をされました。
いつも思う事ですが、町長の式辞や議長の祝辞は、型にはまった、原稿通りという感じで、なんとも味気がないのが残念です。それと、何かのたびに「起立、礼」を繰り返すのは、別にしなくてもと思います。座ったままで礼でいいのに、といつも感じています。

それはそうとして、新成人のみなさん、本当におめでとうございます。
みなさんの人生は、まさにこれから。ぜひ、新しい時代を切り拓いていってほしいと思います。

特に、いま日本の社会は、大きな変革期にあるし、歴史的な意味を持つだろう今年の総選挙で、ぜひ手に入れたばかりの選挙権を行使して、政治を変える主人公になってほしいと思います。

決意表明でもありましたが、厳しい雇用情勢など、若い世代をとりまく状況は大変な困難があり、今の政治は、若者に犠牲を強いて、希望を奪っているのも事実です。
かつての戦争の時代には、多くの若者が「国のため」に死を強いられ、前途ある未来を奪われました。今は、憲法9条の下、戦争で命を奪われる事はありませんが、大企業の儲けのために、モノ扱いされ、切り捨てられ、未来どころか、今日明日の生活さえ不安定にされています。

若者に犠牲を強いて、希望を奪う社会に未来はないですよね。

でも、困難の原因を見抜き、困難を乗り越える力を持っているのも、やはり若者です。仲間たちと力を合わせて、新しい時代を築いてほしいと思います。

もちろん、私もまだまだ若い世代の1人として、一緒に時代を変える力になりたいと思います。


仕事始め

2009-01-05 11:00:42 | こんにちは、日本共産党です!

 今日から、いわゆる「仕事始め」。

起床して、朝ごはん、奥さんと子どものお弁当を作って・・・と日常が戻ります。

子どもはまだ冬休み中ですが、早速に学童保育へ。実は、昨年12月はじめの段階では、1月5日はお休みとの事だったのですが、「世間的に仕事がはじまるのに、どうして休みなのか」「保育園も保育をするのに学童が休みはおかしいのではないか」と福祉課に要望して、今回はとりあえず希望者のみ受け入れてもらう事になったんです。要望した手前、とにかくうちの子どもだけでも・・・と思って行きましたが、朝9時前の段階で、うちの子どもを入れて、すでに5人が来ていました。課長は「ニーズがあるんですか」とか言っていましたが、やっぱり必要でした。・・・というか、ニーズとかの問題でなく、仕事が始まっているんだから当然のことだと、あらためて確信。何も言わなかったらお休みだっただけに、ちゃんと要望して良かったです。

 

 今朝は、9時から「新年交歓会」。

行政と議会の面々の顔合わせということです。

はじめに堀町長が訓示。10分強の話でしたが、おおまかに言って、こんな話をされました。

昨年来の金融危機を発端とした「100年に1度の危機」が進行している。そして、小泉政権以来の構造改革が、「良い面もあったが」(何が良い面なのか具体的には触れず)、格差社会の広がりなど、ひずみを生んでいる。

そんな中ではあるが、農山村としては「チャンス」ではないか。
戦後の経済成長は、農山村の次男・三男が都市の労働力として支え、食料を農山村が支えるなかで実現した。
経済成長とともに効率主義などが横行し、農山村、農業が置き去りにされたが、今また農山村の良さが見直されてきている。政府の施策にも反映してきている。

だからこそ「ピンチ」を「チャンス」にしていく時・・・・とした上で、3つの事を言われました。

1つは、農山村の役割が見直されてきている事をとらえる。
2つは、福祉も「お金」ではなく、「精神」を大事にしたものに。
3つは、相楽東部広域連合の発足により、それぞれの町ではなく、「3町村」を念頭においた取組みが大事。

簡単にいうと、以上のような事を強調されました。

 あれこれ評論するつもりはないですが、一番痛感したのは、「やっぱり政治を変えないと」という事です。政府が地方や農山村に一定目を向けざるをえないのは、それだけ状況がひどすぎるからです。今年は選挙もあるから、何もしないわけにはいかないけれど、本気になって農山村を支えようとしているわけではないのはハッキリしています。政府は、景気対策の一環として、1年限りの「地方活性化・生活対策臨時交付金」というものを全国の自治体に交付する予定らしく、和束では1億1千万くらいの規模になるらしい。要は、評判の悪い「定額給付金」の地方自治体版みたいなものです。ある保守系の議員が資料として配っていましたが、見てみると、農山村を多く抱える自治体に多く配分されているようで、町長はこれを「農山村の役割評価のあらわれ」と言われているのかもしれません。でも、こんな1年限りの臨時のバラマキで、今まで散々にいたぶられてきた地方が再生するわけがないし、この財源の「つけ」を、3年後の消費税増税にふっかけられたら、たまったものではないし、ますます農山村は沈んでいくばかりです。こんな小手先で今の政治の延命を許してはならない、とますます思いました。

もう一つ言うと、ずいぶん都合の良い話をされているとも思いました。
広域連合の話をされた時に、合併したら、それぞれの町の良さがなくなるみたいな事を言われ、それぞれの町を存続させながらの広域連合の方が良いと強調されたんです。

合併したら・・・との話は、その通りではありますが、以前、相楽大合併を推進していた時の町長の話とは180度違う話です。あの時は、合併すればもっと発展する、良くなると散々言われていたものです。

この間の「平成の大合併」は、「バラ色」どころか、地方自治体をますます困難にし、とりわけ「周辺部」となった小さな地域の矛盾を広げています。町長が、そういう実態と教訓を踏まえた上で、今日の話をされているなら良いのですが。単に、広域連合を持ち上げるための話でない事を祈るばかりです。

広域連合にしても、「教育水準を下げないため」でも「住民サービスを維持するため」でもない、「財政のため」である事は明白です。そもそも教育委員会を統廃合する事が、教育の充実になぜつながるのか、連合にする事が住民サービスの向上にどうつながるのか、全く不明であり、広域連合という手法そのものが、財政効率を優先した政府の地方切り捨てのやり方の一つにすぎません。何よりも、住民をまったくカヤの外にしておきながら、住民のための取り組みができるわけはありません。

 

町長の話をお聞きして、何よりも気になったのが、「100年に1度」の生活・雇用危機の中で迎えた「仕事始め」の日の訓示で、住民の暮らしをどう支え、応援するかという観点の話が何一つなかった事です。自治体として、今何よりも問われているのは、その事ではないか、そんな思いを持ちながらの「仕事始め」となりました。

 

新年交歓会を終えたその足で、「初宣伝」をしました。
今年は、総選挙の年。昨年以上に、訴えに力をこめてがんばりたいと思います。