こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

「いつでも開いてる学校図書館」への1歩

2011-05-27 15:16:43 | 希望を育む教育を

 台風一過・・・とはいえ、まだ少し雨が残る感じですっきりしませんが、晴れてほしいですね。

東北の被災地は大荒れのようで、何とか被害がない事を祈るばかりです。

さて、先週の木曜日の話ですが、午前中は子育てサロンの企画で、「おもちゃライブラリー」にとりくみました。
宇治で絵本とおもちゃの店をされている岩城敏之さんに来ていただいて、たくさんの魅力的なおもちゃで遊ばせていただくとともに、子育てや子どもをめぐるいろいろな問題について、話していただきました。

特に幼い子どもたちの発達にとって、テレビやゲームなどが及ぼす影響がいかに危険なものかはけっこうショックな話でしたが、そういう危険について、企業も行政もほとんど野放しである実態の方が恐ろしく感じました。「良い事」ばかりを大宣伝して、リスクについてはよっぽど注意しないと見逃すような扱いしかせず、結果的に野放し状態にしているメーカーの姿は、「安全神話」を振りまいて、危険性については何も言わず、今回のような重大事故を引き起こした電力会社と共通するところがありますよね。

岩城さんは、そういう重そうな話も、ユーモアたっぷりに笑いも交えて伝えてくれる方ですが、見習いたいですね。

今回の企画には13組の参加があり、お母さんたちも真剣に聞き入っておられました。
岩城さんの企画は、サロンでは3回目でしたが、またこんな企画もしていきたいなとお母さんたちの様子を見ながら思いました。

この日の午後からは、小学校に出向いて、今年度から配置された図書館司書の方にお会いしてきました。

この間、学校図書館に専門の司書をぜひ置いてほしいと要望してきたんですが、今年度から相楽東部教育委員会として1人の司書を雇用し、3町村の小学校を巡回する形で、まずスタートする事になったんです。

和束には週1回、木曜日に来ておられて、現在は主に図書館の本の整理にとりかかっておられます。
子どもたちに本を紹介するにも、学習の支援をするにも、まずはどんな本や資料があるかを把握しなければいけない事から、今はそこに力を注いでおられました。それを主にしつつ、中間休みの時間を利用しての絵本の読み聞かせも初めておられました。

学校では司書教諭の先生がおられて、これまではその先生を中心に図書活動が行われてきました。
ただ、司書教諭の先生は、担任などを兼任されていたので、どうしても活動には限界がありました。
図書館は、昼休みくらいしか開館できず、ほとんどカギが閉まった状態で、まさにもったいない状態でした。

週1回とはいえ、専門的に図書活動に従事できる司書が配置された事は、大きな第1歩ではあります。

以前、学校図書館や自治体図書館の活動の全国的な研修と交流会があり、それに参加した事がありました。
その時に、「学校の図書館に司書がおられる事で、何が一番良いのでしょうか」と質問したんです。
すると、ある県の司書の方が「いつでも図書館が開いている事が一番です」と話されていました。

図書館は子どもたちが学校にいる間、ずっと開いているところ、それが当たり前になるようにしたいですね。

司書の先生は、「図書館が子どもたちの居場所にもなってほしい」と話されていたし、今後、地域やPTA保護者の方にも呼び掛けて、図書活動をサポートするボランティアも募りたいとの話もありました。

1日も早く、司書の方が毎日おられ、「いつでも開いている学校図書館」になるように、今後も働きかけていきたいと思います。


じゅんの手作りパン

2011-05-24 11:34:47 | 子育て奮闘中!

この前の日曜日のお昼、じゅんが「手作りでパンを作る」と言い出しました。

正直、「えーっ!」と思いましたが、言った先からすぐに準備にかかりはじめ、もう早「やるモード」。

とりあえず材料があるのか確認し、とろあえずあったのでパン作りが開始!

まずは、強力粉を計量し・・・

そして、こねる、こねる

丸めて・・・発酵前の生地

だいぶん、すっ飛ばしましたが、オーブンで発酵させた生地を4つにカットして

生地をのばして・・・

丸めこんで、形にしていきます

それを、オーブンで焼いて・・・

コッペパンが出来た!出来た!

ちぎってみると・・・なかなかいい感じでしたよ!

そのまま食べても、焼きたてだけに、とってもおいしい!

茹で野菜とチーズをトッピングして、ちょっと焼くと、これまたおいしい!

11時すぎからはじめて、食べ始めが2時30分過ぎ。
時間はかかりますが、それもスパイスになる感じ。
手作りは、やっぱり良いもんですね。

「おいし~!」と自分でこねて作ったパンをあっという間に平らげた、「パン屋」のじゅんは、「また作ろう~」と味をしめたようです。今度は、何か中にはさんだのを作ろうと思っているようです。

パン作りに情熱を注ぐ知り合いがおられますが、そんな気持ちがちょっとわかるような気がしました。

 

 

 

 


子どもたちの成長にどう寄り添うか

2011-05-16 16:08:09 | 希望を育む教育を

先週の金曜日に、小学校の参観と学級懇談会がありました。

4月に参観はあったんですが、その時は選挙の真っ最中で、さすがに行けませんでした。

なので、今回が4年生になってからのはじめての参観になりました。
が、仕事の都合で、5時間目のはじまる2時に間に合わず、結局、最後の15分くらいしか見れず、ちょっと残念でした。

この日は算数で、今は割り算をしてます。
例えば、43÷4=という計算式がありましたが、答えは10あまり3です。
あまりの出る計算だったんですが、私は頭の中で、とことん割り切る作業をしていたので、「10.75だ」と勝手に答えをだしていて、「10あまり3」という答えに、「へっ?」と思ったりしていたんですが、まだ今はそれで良いようで、「はい、お父さん、どうですか?」なんて言われてたら、すごい恥をかくところでした。

でも、4年生の1学期で、割り算というのは、自分が小学生の時はどうだったんだろうか。
これまで「ゆとり」といわれながらも、どんどん上級生で学習していたことが下にさがってきていたし、今回の指導要領の改訂で、内容が大きく増えた事もあって、子どもたちには、なかなか大変なカリキュラムになっているんではないかと思います。4年生は特に難しいとも言われていて、内容が多く、中身も濃く、速度も速い・・・先生も大変だと思います。

3年生までは、だいたいもう1人の先生が補助に入っていただいていたのですが、今回の参観では担任の先生1人で、3人の子どもたちが今年から特別支援学級に移ったとはいえ、33人の子どもたちを1人で見るのは、やはり大きな負担があると思いますね。

5時間目の授業が終わり、終わりの会の後、10数人の保護者が残られて、懇談会がはじまりました。

先生からは、4年生の学級目標や、4年生時の子どもたちの特徴などがまず話され、それを受けて、子どもたちの成長や頑張っていると思う事、心配な事などがいろいろと出されました。

今回の懇談で、はじめて話題になったのが、性の問題でした。
私も、その事に関連して、少し話をしたんですが、いよいよそんな年代になってきたかと、何か感慨深いものもありますね。
自分の子どもだけでなく、多くの子どもたちは、生まれた時から、乳児さん、保育園、入学と、一緒に歩んできたし、成長の姿を見てきたのですが、本当にみんな大きくなったね。

9~10歳という大きな成長の節目を迎えながら、思春期という大きな成長期を目の前にしている彼ら彼女ら。
今でも、まだまだ幼いところも多く、可愛らしいところを持ちながらも、一方で、どこで憶えたのかと思ってしまうような言葉を口にして、時には、いわゆるエッチな言葉も露骨に口にするような時もあって、何となくアンバランスなんですよね。
まだ恥ずかしげもなく、平気で言葉にするうちは、ある意味、まだまだ遊びの範疇というか、子どもっぽいなと思うけれど、特に女の子の保護者の中では、「えっ?」と思ってしまう事もあります。

まさに、子育ては、これからが本番だ!と言う事でもありますが、子どもたちの様々な変化や成長に親としてどう向き合い、寄り添い、見守ってやれるか、なかなか難しいけれど、面白い時期でもありますね。

そんなオロオロ、ハラハラ、ドキドキを、保護者同士でいっぱい共有し、交流しあっていければ良いですね。

そんな思いを強めた懇談会でした。


初議会が開かれました

2011-05-12 23:55:05 | 議会報告&議員活動

4月の選挙をうけての初議会が今日(12日)ありました。

たった10人の議場は、さすがにこじんまりというか、さびしい感じさえしましたね。

初議会では、議長や副議長の選任をはじめ、常任委員会の構成を決めたりなど、議会の体制を決めるのが主な内容です。

まずは議長、副議長の選出。

議長には竹内議員、副議長には畑議員が選出されました。
私は白紙で投票しました。

あとは、常任委員会や議会運営委員会、広報委員会などが決められていくんですが、私が関係するところだけ紹介します。常任委員会の所属は産業常任委員会になりました。前期は4年のうち3年は産業だったので、本当は総務厚生が良かったのですが、またもや産業となりました。あと、議会だよりを編集・発行する広報編集委員会の委員長を務めることになりました。
組合議会や広域連合議会からはことごとく外れました。
行政関係の機関等の委員では、環境美化委員と路線バス等対策協議会委員に任命されました。

議会選出の監査委員の選出では、山口議員が選任されましたが、確か、町の公共事業を請け負う指名業者に名を連ねている会社に関係している方が、監査としてふさわしいのか私は疑問に思い、スッキリしなかったので、反対しました。

議会構成の決め方には、いろいろと疑問もあるし、改善すべき点もあるので、今後も改善を求めていきたいと思いますが、それはそれとして、与えられた役割についてしっかりと責任を果たせるように、新たな気持ちで頑張りたいと思います。

定数が減る一方で、新しい方も2人加わる中で、どのような議会になっていくかはまだまだわかりませんが、議会としての責任は格段に重くなった事は明らかだと感じてます。
10人の議員と言う事は、議長を除き、議場では9人しかなく、しかも5人の賛成があれば、何でも通って行く状況になりました。小さな町と言えど、一般会計だけで30億円近い会計を動かすわけで、議員・議会の判断が、すべて住民の命と暮らしに直結し、影響を与える・・・この事をしっかりと自覚して、あくまでも住民の立場に立ち、しっかりと議論を尽くす取り組みを強める事が求められます。
特に、7月には地デジ移行の関係で、町営放送が終了し、議会の中継もなくなろうとしています。それだけに、議会や行政の様子や情報を、これまで以上にわかりやすく、かつ内容濃く伝える事が非常に大事だと思っています。

議会としてどこまでできるか、また、私の議員活動としてどこまで、何ができるかをしっかりと考えて、出来る事から実行に移していきたいと思います。

来月には、6月定例議会もあり、本格的な論戦や要求実現のとりくみに向けての準備を進めようと思います。
ぜひ、いろいろなご意見やご要望など、およせくださいね。よろしくお願い致します。


少し骨休み・・・そして明日は初議会です。

2011-05-10 10:37:18 | Weblog

2週間ほど記事が更新できてませんでしたが、少し骨休みって感じでした。

とは言え、5月1日にはメーデー、3日には相楽9条の会の憲法記念日宣伝などもあって、だんだんと日常が戻ってきたという事でもありますね。

この間、少し参り気味なのは、歯が痛い事。
4月の月末くらいから急に歯茎の腫れが出て、この間歯医者に通ってます。
少しずつ改善してきてますが、まだいまいちな調子で、気分も滅入り気味。
歯医者ははっきり言って苦手なんですが、この際、ちゃんと治療しようと思います。

今年のゴールデンウイークは、選挙のバタバタもあったり、体調の悪さもあったりで、ギリギリまで何の予定もなかったんですが、4~5日に福井県までちょっとだけ出かけました。
4日は、越前三国で、松島水族館に行きました。
ここは、子どもが2歳くらいの時に一度行った事があった所なんですが、じゅんもすっかり忘れているし、初めてみたいなものでした。
ここの水族館は、イルカショーとかペンギンの散歩とかもあるのはありますが、こじんまりとした規模で、連休中ではありましたが、そんなに混んでもいなくて、けっこう落ち着いてまわれるところです。
全体的には、以前とあまり変わってなかったんですが、新しく建てた海洋館というのが出来ていて、けっこうきれいな水槽がありました。

この水族館では、ナイト営業で夜9時までされているんですが、それだけでなくて、特別企画として「お泊り水族館」というのをされてます。この水槽のある館で閉館後、一晩過ごすというもので、5月4日はまさにその日で、お泊りの準備をしてきた子どもなどの姿もありました。夏休みにもあるそうで、1度そんな経験もいいかな?と。

5日は、敦賀ですごしました。
父の故郷が富山だった事もあり、帰省の際には、必ず通った所でもあり、高校生の時に、びわ湖1周サイクリングをした時には、駅で一晩滞在した思い出もあります。あの頃は、けっこう気軽に駅で泊れたりしたもんでしたが、最近は警備が厳しくてなかなかそうはいかないようです。

敦賀は、北陸への玄関口ですが、何となく通過点という感じもありますが、けっこういろいろと見どころがあるところです。
今回、はじめて行ったのが、「みなとつるが山車会館」で、9月に行われる祭の際に市内を巡行する山車が保存、展示されています。江戸時代には30~50基もの山車が出たそうですが、現在は復元されたものが6基。山車の上には、賤ケ岳や関ヶ原、大坂の陣などを表現した人形などがあり、なかなかの迫力でした。
敦賀は、関ヶ原の戦いで石田三成を助けた大谷吉隆が治めた土地でもあり、大谷吉隆についての資料等の展示もされていました。

敦賀港の付近には、「敦賀鉄道資料館」もあり、旧敦賀港の駅舎が保存され、資料館になっていました。
敦賀は、明治時代には、敦賀港からウラジオストクを結び、シベリア鉄道を経て、ヨーロッパまでつながる「欧亜国際連絡列車」が走ったそうで、当時は、日本海側の要所として栄えたようです。なかなか壮大な夢のあるルートだなあと思いましたね。

あと敦賀で有名なのは、やはり気比の松原で、ちょっと立ち寄りました。
海水浴シーズンにはまだ早いのもあり、静かなたたずまいでしたよ。

そんな感じで、少しゆっくりした時間を過ごさせてもらいました。

 

明日は、いよいよ初議会です。
初議会では、新しい議会の体制や役割分担を決めます。
新しい4年間に向けての第1歩を、しっかりと踏みしめたいと思います。