あたたかい2月でしたが、昨日くらいから冷たい雨とともに、少し「寒の戻り」という感じですね。
何かとバタバタしているうちに、なかなか更新できず、すみません。
この間は、3月議会に向けた委員会も開かれたのですが、今日は24日にあった、小学校での「6年生を送る会」とPTA総会の事を書いておきます。
6年生を送る会という行事は、私が小学生の時からあったものですが、今でもちゃんと受け継がれているもののようです。昨年から参観できるようにされて、今年、子どもが小学生になった事もありますが、初めて参観させてもらいました。
送る会に向けて、この間は出し物の練習に忙しいようでしたが、それは家でも同様で、特に、在校生で歌う「キセキ」という歌を、毎日お風呂で歌い込んでました。けっこう難しい歌なんですが、子どもは簡単に覚えるものですね。
どの程度の方が参観されるのかな、と思ってましたが、ちょっと遅れ気味に行くと、学校の中は車でいっぱいで、けっこうの方が来られていました。私は教育委員会に車を置かせてもらって、坂道をハアハアいいながら登って、会場の体育館に着くと、まだ6年生の入場シーンで、始まったばかりでした。
送る会は、児童会の役員の子どもの司会のもと進められて、在校生の合唱、各学年ごとの出し物、6年生の出し物と続いていきます。
1年生は4番目に登場。この間練習していた「構成詩」?というべきか、この1年間のいろいろな場面を、子どもたちのセリフでつなげていくものでしたが、なかなか元気よく、しっかり言えてました。じゅんも、頑張って、彼にしては大きな声でセリフをこなしていました。
さすが!と感じたのは、5年生の合奏と合唱。
いろいろな楽器を駆使して、「踊る大捜査線」のテーマなどを演奏し、最後に最近の卒業式の定番の歌になっている「出発のうた」をとても綺麗な声で披露してくれました。担任の先生の指揮も「のりのり」で、なかなか盛り上がっていました。
先生たちの歌とメッセージもなかなか良かったですよ。
先生たちも、なかなかお忙しいので、昔に比べれば、こういう事に時間をかけるのも大変だとは思いますが、これからもこういう時間が大切にされるように、と願っています。
卒業式は、3月19日に予定されていますが、子どもたちや先生方にとっては、送る会が実質的には、卒業を祝う行事のように感じました。式は式で、違う意味で良いところもありますけれど。
初めて参観させていただきましたが、なかなか良かったです。
さて、
その後に、PTA総会が開かれました。
この1年は、私にとっても初めてのPTA活動でした。
たまたま学級委員があたったので、その仕事を通じて、いろいろと経験をさせてもらい、正直、本当によい経験をしましたし、PTA活動の大切さも感じました。
でも、現実はなかなか大変です。
総会といっても、実際に出席されたのは25人で、委任状が105人出ているので、なんとか成立はしていますが、とても寂しいというか、厳しいと感じました。
ある方が「昔はもっと参加されていたけれど、最近は役員さんしか来られない感じ。こんなんで良いのかな」とこぼしておられましたが、本当に、こんなんで良いのかなと思います。総会のまとめでも「学級懇談会や総会の参加者を増やす」が課題にあげられていましたが、本当にそうしようと思ったら、真剣に検討する必要があるなあと思います。
総会にしても、30分しか時間がありません。
1年間のまとめも、駆け足で報告されて、出されている課題をじっくり議論する時間もない感じです。
平日の開催で、何かと忙しい合間を縫っての事なので・・・という部分もありますが、それだけに「来て良かった」と思える、参加する意味が実感できるものに少しでも変えていく必要性があるのではと感じます。
実際、なかなか大変な事ですが、PTA活動が子どもたちの教育環境を守り、豊かにしていく上で、本来、とても大切な役割を持っている事を考えたなら、本気で向き合わないといけないなと、自戒も込めて思っています。
総会では、1年間の活動をふまえて、3つの事を要望しました。
1つ。学級委員の活動を交流できる場があったら良いのではと。
「20年度のPTA活動案」では、学級委員は「担任との連携を密にするとともに、保護者間のより良い人間関係を図り、学級の教育活動が円滑に行われるように協力する」とありました。でも、実際やってみると、なかなか難しいものだなと。特に学級懇談会は参加も含めて、けっこう頭が痛いものでした。学級行事は、思ったより多くの参加があって良かったですけどね。
「1年1組 PTA学級つうしん」を、もう1人の委員の方と相談して、懇談会や学級行事の前後に出して、参加をよびかけたり、中身を欠席者にもお伝えしたりはしてみましたが・・・。学校での基礎単位は学級なので、ここでの取り組みはとても重要だと感じたのですが、他の学年の委員さんなんかと1回でも交流できる機会があれば、いろいろ参考になったりで良いのではないか、と思いました。
それと、懇談会や行事の状況や結果なんかも、総会のまとめに入れてもらえればとも。予算で行事への補助をしている事もありますが、そこから、いろいろな課題やイメージもわいてくるんではと思うので、ぜひしてもらいたいですね。
2つ。子どもたちの教育環境全般に関わる事で、保護者の声をくみ上げていく取り組みがあると良いのではと。
PTAでは、地域委員さんが中心になって、毎年、通学路の安全点検と改善箇所の要望活動がされています。これはこれで、とても意味のある取り組みと思っています。同時に、それも含めて、学校の施設や教育活動、行事、教育費など、教育環境全般について、いろいろと声をくみ上げていく事もしてもらえたらと思うのです。
1年1組では、3学期の参観・懇談会に向けて、「学級アンケート」をして、学校、家庭での勉強や生活の事、登下校時の安全の事、来年度の先生の配置や体制の事などについて声を寄せてもらいました。当初、どれだけ返ってくるかな、と思ったのですが、6割近い回答があり、ほんとうにいろいろな声や思いが書かれていました。単に要望とか不満とかいうだけでなく、保護者として感じる子どもの成長や心配事などがよくわかるのです。そんな、生の思いを、保護者同士や先生と共有し、豊かな学校生活に少しでも反映していければ、とアンケートに取り組んでみて感じました。
PTA全体でも、子どもたちのより良い学びの環境を作っていく観点から、保護者の声をくみ上げていく取り組みがされたら良いなと思います。
3つ。これは、私がというより、アンケートに寄せられた要望です。運動会での参観のあり方(マナーというのか)について改善を求める声があったので、そのままお伝えしました。
初めてのPTA活動の1年が、とりあえず節目となりました。
学級委員の役目はもう少しで終わりますが、この1年の経験を生かして、これからもおおいに参画していきたいと思っています。