こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

6年生を送る会&PTA総会

2009-02-27 09:36:19 | 希望を育む教育を

 あたたかい2月でしたが、昨日くらいから冷たい雨とともに、少し「寒の戻り」という感じですね。

 何かとバタバタしているうちに、なかなか更新できず、すみません。

この間は、3月議会に向けた委員会も開かれたのですが、今日は24日にあった、小学校での「6年生を送る会」とPTA総会の事を書いておきます。

6年生を送る会という行事は、私が小学生の時からあったものですが、今でもちゃんと受け継がれているもののようです。昨年から参観できるようにされて、今年、子どもが小学生になった事もありますが、初めて参観させてもらいました。

送る会に向けて、この間は出し物の練習に忙しいようでしたが、それは家でも同様で、特に、在校生で歌う「キセキ」という歌を、毎日お風呂で歌い込んでました。けっこう難しい歌なんですが、子どもは簡単に覚えるものですね。

どの程度の方が参観されるのかな、と思ってましたが、ちょっと遅れ気味に行くと、学校の中は車でいっぱいで、けっこうの方が来られていました。私は教育委員会に車を置かせてもらって、坂道をハアハアいいながら登って、会場の体育館に着くと、まだ6年生の入場シーンで、始まったばかりでした。

送る会は、児童会の役員の子どもの司会のもと進められて、在校生の合唱、各学年ごとの出し物、6年生の出し物と続いていきます。
1年生は4番目に登場。この間練習していた「構成詩」?というべきか、この1年間のいろいろな場面を、子どもたちのセリフでつなげていくものでしたが、なかなか元気よく、しっかり言えてました。じゅんも、頑張って、彼にしては大きな声でセリフをこなしていました。

さすが!と感じたのは、5年生の合奏と合唱。
いろいろな楽器を駆使して、「踊る大捜査線」のテーマなどを演奏し、最後に最近の卒業式の定番の歌になっている「出発のうた」をとても綺麗な声で披露してくれました。担任の先生の指揮も「のりのり」で、なかなか盛り上がっていました。

先生たちの歌とメッセージもなかなか良かったですよ。
先生たちも、なかなかお忙しいので、昔に比べれば、こういう事に時間をかけるのも大変だとは思いますが、これからもこういう時間が大切にされるように、と願っています。

卒業式は、3月19日に予定されていますが、子どもたちや先生方にとっては、送る会が実質的には、卒業を祝う行事のように感じました。式は式で、違う意味で良いところもありますけれど。

初めて参観させていただきましたが、なかなか良かったです。

 

さて、

その後に、PTA総会が開かれました。

この1年は、私にとっても初めてのPTA活動でした。
たまたま学級委員があたったので、その仕事を通じて、いろいろと経験をさせてもらい、正直、本当によい経験をしましたし、PTA活動の大切さも感じました。

でも、現実はなかなか大変です。
総会といっても、実際に出席されたのは25人で、委任状が105人出ているので、なんとか成立はしていますが、とても寂しいというか、厳しいと感じました。

ある方が「昔はもっと参加されていたけれど、最近は役員さんしか来られない感じ。こんなんで良いのかな」とこぼしておられましたが、本当に、こんなんで良いのかなと思います。総会のまとめでも「学級懇談会や総会の参加者を増やす」が課題にあげられていましたが、本当にそうしようと思ったら、真剣に検討する必要があるなあと思います。

総会にしても、30分しか時間がありません。
1年間のまとめも、駆け足で報告されて、出されている課題をじっくり議論する時間もない感じです。
平日の開催で、何かと忙しい合間を縫っての事なので・・・という部分もありますが、それだけに「来て良かった」と思える、参加する意味が実感できるものに少しでも変えていく必要性があるのではと感じます。

実際、なかなか大変な事ですが、PTA活動が子どもたちの教育環境を守り、豊かにしていく上で、本来、とても大切な役割を持っている事を考えたなら、本気で向き合わないといけないなと、自戒も込めて思っています。

総会では、1年間の活動をふまえて、3つの事を要望しました。

1つ。学級委員の活動を交流できる場があったら良いのではと。
「20年度のPTA活動案」では、学級委員は「担任との連携を密にするとともに、保護者間のより良い人間関係を図り、学級の教育活動が円滑に行われるように協力する」とありました。でも、実際やってみると、なかなか難しいものだなと。特に学級懇談会は参加も含めて、けっこう頭が痛いものでした。学級行事は、思ったより多くの参加があって良かったですけどね。

「1年1組 PTA学級つうしん」を、もう1人の委員の方と相談して、懇談会や学級行事の前後に出して、参加をよびかけたり、中身を欠席者にもお伝えしたりはしてみましたが・・・。学校での基礎単位は学級なので、ここでの取り組みはとても重要だと感じたのですが、他の学年の委員さんなんかと1回でも交流できる機会があれば、いろいろ参考になったりで良いのではないか、と思いました。

それと、懇談会や行事の状況や結果なんかも、総会のまとめに入れてもらえればとも。予算で行事への補助をしている事もありますが、そこから、いろいろな課題やイメージもわいてくるんではと思うので、ぜひしてもらいたいですね。

2つ。子どもたちの教育環境全般に関わる事で、保護者の声をくみ上げていく取り組みがあると良いのではと。
PTAでは、地域委員さんが中心になって、毎年、通学路の安全点検と改善箇所の要望活動がされています。これはこれで、とても意味のある取り組みと思っています。同時に、それも含めて、学校の施設や教育活動、行事、教育費など、教育環境全般について、いろいろと声をくみ上げていく事もしてもらえたらと思うのです。

1年1組では、3学期の参観・懇談会に向けて、「学級アンケート」をして、学校、家庭での勉強や生活の事、登下校時の安全の事、来年度の先生の配置や体制の事などについて声を寄せてもらいました。当初、どれだけ返ってくるかな、と思ったのですが、6割近い回答があり、ほんとうにいろいろな声や思いが書かれていました。単に要望とか不満とかいうだけでなく、保護者として感じる子どもの成長や心配事などがよくわかるのです。そんな、生の思いを、保護者同士や先生と共有し、豊かな学校生活に少しでも反映していければ、とアンケートに取り組んでみて感じました。

PTA全体でも、子どもたちのより良い学びの環境を作っていく観点から、保護者の声をくみ上げていく取り組みがされたら良いなと思います。

3つ。これは、私がというより、アンケートに寄せられた要望です。運動会での参観のあり方(マナーというのか)について改善を求める声があったので、そのままお伝えしました。

 

初めてのPTA活動の1年が、とりあえず節目となりました。
学級委員の役目はもう少しで終わりますが、この1年の経験を生かして、これからもおおいに参画していきたいと思っています。


予算要望&浜田さんと訪問・宣伝

2009-02-20 22:25:19 | こんにちは、日本共産党です!

 今日は、午前中に町長にお会いし、来年度の町予算に対する要望を行い、午後は、衆院6区国政委員長の浜田よしゆきさんと訪問や宣伝活動に取り組みました。

 予算要望は、毎年行っているもので、党支部として「和束町予算に対する要望書」を作成し、町長に申し入れ、少しでも町予算に反映していただくよう求めています。
 今回は、15のテーマにそって、107項目の要望を行いました。

15のテーマは、①平和憲法を守り、平和の発信を②地域の郵便局を守れ③景気悪化、原油・食料価格高騰から暮らしと雇用・営業を守れ④相楽東部広域連合⑤住民参加のまちづくり⑥デジタル化対策⑦環境、災害対策⑧公共交通、生活道路⑨同和行政の終結⑩若者の定住、子育て支援⑪保健・医療・福祉のまちづくり⑫教育の充実⑬農林茶業の振興⑭文化・スポーツ振興⑮その他、です。

 町長の予定の関係で、当初1時間の約束でしたが、30分しか時間がとれなくなったので、落ち着いて話す事はできませんでしたが、時間内でいろいろと意見交換を行いました。

 主には、当面緊急性の高い、景気悪化から暮らしや雇用をどう守るかという点と、保育園や学童保育など子育て支援の関係が話題になりました。
 国の2次補正関連の予算は、和束で1億2千万円規模の事業となるそうで、各課で要望をまとめて申請したとの事でしたが、話をお聞きしている限りでは、住民生活を直接支援するような取り組みは大変弱い感じでした。
 子育て支援に関係しては、学童保育の充実についてが一定議論になりました。

特に、昨年8月に135人の署名を添えて、町長に直接お渡しして要望しただけに、どれだけ誠実にこたえていただけるかを注目していましたが、残念ながら今のところ、不十分も甚だしい状況です。一番要望の強い、協力金の値下げも反映されていません。なぜ出来ないのか、という点ですが、これはもう、財政的な事でも技術的な事でもなく、町長の言葉を借りれば「大変、低次元」な理由でしかなく、それこそ理由にならない事である事が、ますます明確になったんです。とにかく町長の決断さえあれば、十分にできる事だけははっきりしています。

職員や適切な場所の確保は、町長もそれなりに「自覚」されているようで、特に職員については、今のように全員アルバイトという状況では責任を持てないし、嘱託職員の配置をできるようにしたいと言われ、また、人事異動の中で、有資格の職員を配置する事も「できる」と、これまでになく踏み込んだ話をされていました。
ただ、メドはたっていないので、どこまで責任を持ってやるつもりなのか不透明です。

町長は、「若い人が定着するためには、言われるように、子育て支援に力を入れないといけないと思っている」と言われましたが、それなら、ちゃんと責任を持ってやってほしいものです。

30分はあっという間に過ぎてしまい、要望を十分に伝えきれませんでしたが、来週には委員会も控え、3月議会もいよいよ迫ってきていますので、議会での論戦におおいに生かしていきたいと思います。

 

午後は、1時すぎから3時頃まで、浜田さんと行動しました。
今日は、業者さんやお店を回って、党の「経済提言」をお渡ししながら、不況の影響や要望などをお聞きする事をメインに行動しました。

宣伝も3か所でしながら、全体的に訪問できたのは10軒ほどで、業者さん・お店は6軒ほどでしたが、いろいろ貴重なお話を聞く事ができました。

あるお店では、政府の経済対策、特に定額給付金について「他にもっと使える事がある。役に立たない」とばっさり。町づくりについても「人が入ってきてもらえるような事をしないといけない」と話され、「税金が高い。取られるばかり」「国民から選ばれていない首相ではだめ」と政治に対する怒りが出されました。

違う業者さんは「いちおう政権与党にもがんばってほしいし、麻生さんにも期待したけど、全然あかんな。かと言って、民主党も頼りない」と話され、ぜひ、共産党を伸ばしてほしいと話すと、「最近、共産党員が増えてるらしいね。すごい。どの政党を支持するにしても、関心を持って、参加してくるのは良いことや」と。町づくりの方向性の事についてなどでも活発な話になり、「がんばってや」と激励を受けました。

業者さんやお店の訪問は、やりたいと思いつつ、なかなかできてなかったのですが、少しとは言え、1歩踏み出すことができ、良かったです。今日の取り組みを活かして、また取り組みたいと思います。

宣伝も、釜塚橋、平田、園の3か所で行い、ゆきかう車などから、温かい激励をたくさんいただきました。

 

今日は、ちょっと冷たい雨模様でしたが、とても元気が出る行動になりました。

 


「派遣切り」 大企業の無法をただせ 志位委員長が追及(09.2.4)

2009-02-18 16:20:03 | こんにちは、日本共産党です!

日本共産党の国会質問が、ネットを通じて、多くの方に見られ、注目を集めています。

私のブログでも随時紹介していきたいと思いますので、ぜひご覧ください。

まず手始めに、大変反響を広げている、2月4日予算委員会での、志位委員長の質問を紹介します。

「派遣切り」 大企業の無法をただせ 志位委員長が追及(09.2.4)


「わづか民報」12月議会報告完成

2009-02-16 21:33:40 | 議会報告&議員活動

 12月議会報告の「わづか民報」が、ようやく完成しました。

もっと早く作成しなければ、といつも思いながら、なかなかですが・・・。

今日の午後に、党地区委員会の事務所で印刷を終え、明日、折り込みをお願いしようと思っています。明後日の朝刊に折り込まれると思いますので、ぜひお読みください。

今回の記事ですが、オモテ面のトップ記事に、「コツコツ貯めた財源で不要な土地を購入・・・失政の穴埋めに1億3443万円」と題して、東部クリーンセンター周辺土地の購入問題を入れました。

右下に「その一方で、徴収対策強化は叫んでも・・・暮らし支える姿勢なし」と題して、景気悪化の中での生活支援関係の記事。

左下には、「情報あれこれ」として、「ヒブワクチン予防接種の周知徹底を」「広域連合事務所建設工事費に500万円」「消費税増税反対など3つの意見書を提案」の3つの情報をのせました。

裏面は一般質問の内容、やりとりで全部使っています。12月議会で取り上げた、「介護保険・高齢者」「学校給食」「学童保育」について報告しています。

限られたスペースなので、主な事しか書けていませんが、ぜひお読みいただいて、ご意見やご感想などをお寄せくださいね。

 

これまた遅くなっていますが、この時期にいつも行っている、来年度予算に対する要望の申し入れも、今週中にする段取りを、いま手配中です。またご報告します。

 

印刷を終えて、事務所のある京田辺市から、プリンターのインクをもとめて奈良の押熊まで足をのばしての帰路、雪がちらほら・・・。最近、変に暖かかっただけに、ようやくの2月らしい空模様に、何となくほっと?する私でした。


バレンタイン&じゅんの朝食当番

2009-02-16 09:56:51 | Weblog

 バレンタインデー・・・

この日に、お菓子会社は、年間の何割かのチョコレートを売りさばくと言われます。

まさに、お菓子会社の戦略にまんまと・・・という感じですが、1年に1回、公然と「告白」できる日があるというのも別に悪くないかとも。どっちにしても、昔からあまり縁のない日でしたが・・・。

しかし、子どもと言うのはすごい?もので、とにかく「チョコレートをもらえる日」と勝手に決め込んで、じゅんは母親に当然の権利のようにチョコレートを要求してました。

それにこたえて、という事でもないですが、母は、私のもふくめて、チョコレートケーキを製作してくれました。

 

それと、これも、じゅんのリクエストにこたえ、バレンタインハンバーグの夕食も。

ごくろうさまでした。

 

話は変わって、

日曜日の朝は、じゅんが朝食をつくることになりました。

15日は、2回目で、フルーツのヨーグルト和えと目玉焼きをがんばって作ってくれました。

        

                

いつまで続くかわかりませんが、やる気のあるうちに、いろいろとレパートリーを増やしてもらっておこうと思います。

 


介護制度についての提言を発表

2009-02-10 10:29:09 | こんにちは、日本共産党です!

 前回の記事を書いてから、あっという間に1週間。早いですね。

8日の日曜日は、アスピア山城で、「相楽の文化を創る集い」があり、コーラスの一員として、はじめて集いの舞台に立ちました。この1年、何度も歌ってきた曲ばかりだったのですが、やはり緊張しますね。木津川市・相楽郡内から、いろいろな文化団体が参加されてましたが、合唱やダンスなどでの子どもたちの元気な姿が印象的でした。
子どもの同級生の女の子が日本舞踊で出演していたのですが、とっても上手でした。

和束からの出場は、久しぶりだったようですが、それは町の文化活動への支援の貧困さもあるのではないかと思います。和束でも、コーラス以外でも、いろいろと活動されているサークルがありますが、文化協会のようなものもなく、バラバラな感じでもあります。もっと文化活動への支援を強めてほしいものです。

 

さて本題です。

日本共産党は、昨日、「誰もが安心して利用でき、安心して働ける介護制度へ抜本的見直しを求めます」という、介護制度についての提言を発表しました。

→「提言」の全文はこちら

 詳しくは、ぜひ「提言」をお読みいただければと思うのですが、介護保険がスタートして、もう10年目、発足当初、「保険あって介護なし、になる恐れがある」と言われてましたが、見事なまでにそうなってますね。保険料などの負担ばかり増えて、必要な介護サービスの整備・充実はなかなか進まない。「本人の希望でサービスが選べる」なんて言っても、そもそもサービスが選べるほど充実してません。

 普通、保険であれば、サービス内容が充実すれば保険料は高くなる事はありますが、保険料だけどんどん高くなって、サービスが追い付かないでは、詐欺同然です。

 介護というのは、人間が人間らしく生活するためのもの。
そういう分野を、金儲けの手段や対象になるようにしたこと自体が間違いです。
介護をうける方も、介護をする方も、両方から安心を奪っている、今の介護保険制度を根本的に見直させるために、おおいに提言を学び、介護現場などにも広げていきたいと思います。

ちなみに、いま町行政は、来年度に向けて、町の高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画の見直しを行っています。町のホームページに、計画原案の概要版が公開され、メールでの意見を募集しています。
ぜひご覧いただいて、どしどし意見を反映させていきましょう。2月19日まで意見を受け付けています。

→詳しくは、こちら

 党の「提言」と町の計画を対置して、3月議会に向けて、おおいに提案していきたいと思います。

 介護保険制度や、介護の実態などについてのご意見などありましたら、ぜひお寄せください。

 

 


1年生最後の授業参観&学級懇談会

2009-02-04 14:58:19 | 希望を育む教育を

 昨日は、今学年最終の授業参観と学級懇談会でした。

昨年4月の入学から、まさにあっという間の1年(と言っても、まだ2か月ほどありますが・・・)。早いですね。

参観した授業は生活科。私が小学生の頃にはなかった教科で、社会科と理科をあわせたようなものらしいですが・・。その生活科の発表で、「昔のあそび」をしてくれました。

1年1組の35人が、あそびごとに何グループかに分かれてしてくれたのは、「あやとり」「こま回し」「だるま落とし」などで、じゅんは2人グループでこま回しに挑戦しました。

こま回しは、お正月に、おじいちゃんの家で、少し教えましたが、なかなか回らず苦戦していたので、よく発表に選んだなあと思っていました。母曰く「お正月にしたから、昔の遊びと聞いて、そうしたんちゃう?」との事ですが・・・。

いよいよ出番になって、見る方も緊張気味。

1回目・・・失敗!

「もう1回」との先生の声で、2回目。さあ、どうかなあああ・・・

投げた!机の影でよく見えず、「どうなったの?」と思っていたら、「回ってる!」とのお友だちの声がして、よく見ると、本当に回ってました。
本人はホッとしたような、でも、とてもうれしそうな、なかなか良い表情をしてました。

母に似て、本番に強いところを、また見せてくれました。良かったね!

どうしても、自分の子どもを中心に見てしまいますが、どの子どもたちも、いろいろな表情を見せてくれて、とても面白かったし、とっても成長した姿を見せてくれました。

 

参観の後は、学級懇談会。
学級委員なので、司会をする事もそうですが、5月にした前回の懇談会では、緊張してあまりうまく進められなかったので、何となくプレッシャーもありました。それに加えて、もう1人の学級委員の方が、保育園に行っている子どもさんが急に熱を出したとの連絡をうけて、参観の途中で帰宅されるというアクシデントもあって・・・懇談会は相性が悪いなあと思ったりしてました。

幸先が悪いなあと感じつつ、懇談会となりましたが、8人のお母さん方が参観に引き続きいて残ってくれました。決して多いとは言えない人数でしたが、思ったよりも良い懇談会になりました。

担任の先生から、この間の子どもたちの様子や、2年生に向けての努力点などを話していただいた後、順番に話を出してもらいました。実質30分くらいの時間でしたので、じっくりとは話せませんでしたが、それでも、それぞれの家庭での子どもたちの様子や、お母さんたちの思いやご苦労を垣間見れました。

「へえーーそうなのか」と、普段ではよくわからない一面にも少し触れる事ができた感じがして、参加者同士の距離が少し近づいたのではないかなあ。
懇談会という機会、場所の大切さを少し実感できたように思います。

それと今回、懇談会に向けて、学級アンケートを実施したのですが、思ったよりたくさん返ってきて、いろいろな声が寄せられました。アンケートを実施するについては、学校からいろいろとご意見をいただいたのですが、実施して良かったなと思いました。これから中身をまとめて、懇談会の内容と一緒に、「学級つうしん」でおかえしする予定です。

とりあえず、今年度最終の授業参観、懇談会も終わり、学級委員としてのお役目も山を越えたようですが、24日にはPTA総会があるので、この1年間の活動で感じた事や、今後に生かすべき点などをおおいに反映したいと考えています。

 

さて、昨日は、節分でしたね。
我が家も毎年、豆まきをしてます。

☆食べる豆を分けて・・・

   

            ☆我が家に来た、赤鬼

               

この間、毎年、奈良市にある元興寺といいうお寺での節分行事に参加していました。
炭火がちょろちょろとしている木の上を渡って歩く「火渡り」という行事をしているところなのですが、今年は学校があるのと、しかも参観日で、行けずとなりました。

でも、家ではいつも通りに豆まきをして、「鬼は外」「福は内」の声を響かせました。

 


「教育の効率化」って何?

2009-02-02 16:11:26 | 希望を育む教育を

 先週開かれた広域連合の説明会について書いた記事に寄せられたコメントを読ませていただき、あらためて、この連合や教育委員会の統廃合が、滑稽なものに思えています。住民とかけ離れたところで、勝手に進め、自画自賛しているって感じです。

 昨日、配布された「れんけい」2月号を読むと、そんな状況がよくわかります。

表紙は、3町村の首長さんが、事務所となる体験交流センターの玄関前で、「相楽東部広域連合」という看板を持っている写真でした。
記事には、「これからも住民の皆様方と3町村とが協力して、地域力を生かし、住民1人1人が誇りと愛着を持ち、生き甲斐を実感できる地域づくりに取り組んでまいります・・・」とありました。

なんとも、むなしい記事。

連合の検討から、住民をいっさい排除し、協議も公開せず、事前に説明さえせず、決まったことだけ押し付けておいて、よく「これからも協力して」なんて言えたものです。

2ページには、手仲連合長の挨拶があるのですが、「全国で初めての広域連合教育委員会の発足として注目を集めております」と自画自賛。全国のみなさんは、どんなやり方でもって、こんな事になったかは知らないことでしょう・・・。

私があらためて驚いたのは、その続きに言われていたことです。
連合教育委員会のメリットとして、人件費や経費の削減など財政面のみならず、3町村が別々に実施してきた社会教育関連の事業が共同で開催でき、学校教育も学校間の交流はもとより、教育の効率化が一層図れるなど、多くの利点があり、今後の活躍に大きな期待をいたしております・・・としていました。

要は、それぞれでしてきた事業が一緒に1回で済むから効率的だという事なのか。
いままで、それぞれの町村で努力してこられた事は「非効率的」という事みたいです。私は、社会教育の事業は、身近な地域で、より密着した中で行われてこそ、参加も広がると思うのですが・・・。何でも3町村共同でやれば良い、というのは、結局は、お金の事しか考えていないということではないでしょうか。

それに、一番よくわからないのが、「教育の効率化」って何なのか、という事。
教育という分野は、もっとも効率とかでは計れないものではないでしょうか。
そういう価値観をできるだけ持ち込ませずに、豊かな内容を保障していくのが行政の責任だし、仕事だと思うんです。

それを全国で真っ先に放棄したのが、相楽3町村だという意味で、大変恥ずべき事だと思います。

未来を担う子どもたちの教育や、地域の教育に責任を持つ教育委員会を、財政難のツケを真っ先に押し付ける対象にするような事をしておいて、「地域力を高める」とか「住民が誇りを持てる」なんて事ができるでしょうか?

 

子どもの未来に責任を負う、大人として、親として、今後の連合の動きを、厳しく監視しなければ、との思いを強めています。

 

 

明日は、1年生最後の参観日と懇談会です。
学級委員としてのお役目も、いよいよ大詰めです。