こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

6年生を送る会&PTA

2013-02-26 20:06:28 | 希望を育む教育を

先週の事になりますが、22日に小学校で「6年生を送る会」がありました。

はじめから見たかったんですが、いろいろとあって、何とか子どもがいる5年生の発表には間に合いました。

5年生は、CHARAさんのtomorowという歌にのせた劇みたいなアトラクションと、ゆずの「HEY和」を歌ってがんばってました。来年度はいよいよ送られる立場になるなあ。

先生方のだしものの後、最後に6年生が発表し、最初に森山直太郎の「さくら」を合奏してくれました。

「さくら」は私も好きな唄で、とても感動しましたね。

その後、1人ずつ、小学生生活を振り返って、一番楽しかった事を話してくれました。

多くの子どもが修学旅行の事を話していました。最近の事でもあるし、スペイン村がよっぽど楽しかったんでしょうね。微笑ましいなと思うと同時に、普段、思い切り遊べてないのかなあって、ちょっと思いましたね。

今の6年生の子どもたちの多くは、本当に小さな時から知っているので、成長した姿を見て、とてもうれしいし気持ちになりましたね。

あと少しで卒業だけど、小学校生活を最後まで楽しんでほしいと思います。

送る会の後、しばらくしてから、PTA総会がありました。

何かない限りは、出席してきた総会ですが、いよいよあと1年になりました。

小学校の最後の1年、たまたまですが、会長を務める事になりました。

いろいろとプレッシャーもありますが、せっかくなので、おおいにやりたい事を出来るだけやって、楽しくやりたいなと思います。

実際に役員としての活動がはじまる4月まで、もう少し時間があるので、いろいろと方針を練りたいと思います。

 


「土曜日活用」の決定・・子どもたちや保護者はカヤの外

2013-02-21 20:19:23 | 希望を育む教育を

先日、学校から「平成25年度の小中学校における土曜日を活用した授業等の実施についてのお知らせ」というプリントが配布されました。

お知らせによると、来年度から、学期に1~2回程度、土曜日を活用した授業等を実施するとの事。

回数は、年間5回で、1、2学期に各2回、3学期に1回。午前中3時間目まで。

実施内容の例としては、①通常の授業、授業参観②保護者・地域住民と連携した学校行事③体験活動④小中連携事業⑤定期試験前の学習講座等、があげられています。

年間15時間、授業時数が増えることになります。

学習指導要領の改定で、授業時間数が大きく増えて、中身は量も質もずいぶん多く、濃くなって、子どもも先生方もかなり負担が増えました。そんな中で、この間定着してきた週5日制を見直して、土曜日も活用してはとの動きがあった事は知ってましたが、ちょっと唐突な感じを受けました。

何よりも、土曜日の活用についての検討に、保護者も子どもたちも全く関わらせてもらえず、カヤの外の扱いを受けているのが納得できないですね。

土曜日の活用で、一番影響を受けるのは子どもであり、保護者なのに、検討過程には一切入らせてもらえず、決まった事について、「ご理解とご協力」だけを求められます。

お知らせでは、「実施に当たっては、児童生徒の生活実態及び保護者皆様の意識等を踏まえながら」とあります。

本当なら、実施を決める前に「踏まえる」べきではないのかなと。

週5日制が定着する中で、土曜日の過ごし方は各家庭さまざまで、年間5回とは言え、影響は免れません。まず実態を把握し、子どもや保護者の思いこそ反映させる必要があります。

問題は、土曜日の生活に対する影響だけの問題ではありません。

指導要領の改定で、学習内容が大幅に増え、授業数も増え、学校で過ごす時間が本当に増えました。

正直いって、子どもたちはかなり疲れているし、先生方の負担も相当と思われます。

土曜日が休みというのは、子どもにとって、けっこう「安定剤」になっている面があります。

子どもたちにとって、本当に土曜日を活用し、年間授業数を増やす事が必要なのか、適切なのか、そういう議論が教育委員会でどこまでされたんでしょうか。

「子どもたちに質の高い学力を身につけさせる」「生きる力をはぐくむ」・・・

これは府教委が言っている事らしいですが、実態を踏まえない「押し付け」では、効果は望めないと思いますね。

いずれにしても、決まった事であるにしても、保護者や子どもたちに対する丁寧な説明や意見反映が必要です。

それもなしに「ご理解」も「ご協力」もありえません。

教育委員会に、説明等の機会をどうもつのかと聞きましたが、教育委員会の答えは、「そういう声があれば、学校から説明がされるでしょう」と、ずいぶん他人事のような言い方。

教育委員会で決めたのであれば、第一義的に説明責任があるのは、教育委員会だと思うんですが。

教育委員会には、誰から言われなくても、率先して説明責任を果たし、「ご理解」と「ご協力」を得る責任があるはずですけどね。

でも、教育委員会が出てきて説明する気はさらさらないようで、まったくの現場任せ。先生も大変だね。

明日は、PTA総会があるので、もしかしたら校長先生から少しは話があるのかもしれません。

でも、少し話したぐらいでは間に合わないので、ちゃんとした形で、説明をし、意見を聴く場はどうしても必要だと思います。

どんな問題もそうですが、子どもたちや保護者をカヤの外にしていては、何も進まないし、良くならないと思いますね。


予算要望書を町長に提出

2013-02-20 13:49:17 | 議会報告&議員活動

2月18日に町長と面会させていただき、来年度予算に対する要望書を提出しました。

全体で、14分野89項目の内容です。

その中で、特にという項目を「重点要求」として明示しました。具体的には次の通りです。

<重点要求>

(1)憲法改悪に反対する事。

(2)消費税増税に反対し、中止を求める事。

(3)買物支援の対策を強化すること。住宅リフォーム助成制度を創設する事。

(4)自然・再生可能エネルギーの導入を地域経済の活性化と結合して進める事

(5)広報誌の内容充実を図り、全世帯に無条件で配布する事。町ホームページの充実を図る事。

(6)光ファイバーの早期開通に努める事。

(7)ゴミの減量化、リサイクル、再資源化を促進する事。生ゴミのたい肥化、粗大ごみのリユースを進める事。

(8)災害時に備えた備蓄の充実を図る事。各避難所ごとの備蓄倉庫の整備を急ぐ事。避難所での自家発電、浄水装置などの機能整備を行う事。

(9)高校生通学補助の拡充、全額補助の検討を。

(10)コミュニティバスの早期実現を。

(11)通学路、生活道路の安全確保を

(12)子どもの医療費無料化を高校生まで拡充を。インフルエンザ予防接種補助を義務教育修了まで拡充を。

(13)ゼロ歳児保育の早期実施を。早延長保育の充実と共に、現行での土曜日の扱いを平日と同様にする事。

(14)3歳児以降も完全給食にする事。

(15)老朽化している保育園施設の改善・改修を。

(16)学童保育料の引き下げを。

(17)おもちゃ図書館の運営状況を把握し、適切な改善を図る事。

(18)若者向けの低家賃の公営住宅の整備を検討を。

(19)がん検診のクーポン券の有効活用を

(20)国保税値上げを撤回し、再検討を行う事。人間ドックの費用負担を3割に戻す事(後期高齢者も同様に)。

(21)公共施設のバリアフリー化を進め、トイレの洋式化を進める事。

(22)生活保護基準の引下げに反対し、国に撤回を求める事。

(23)シルバー人材センターを設置する事。

(24)子育て支援の観点からも、教育費の保護者負担軽減を進める事。30人学級の独自の採用等、児童、生徒の学校生活環境の改善を進める事。クーラーの設置等、施設改修、改善に努める事。

(25)TPP反対を貫ぬき参加断念を政府に求める事。

(26)町独自の農業の担い手支援、後継者対策の検討を。

(27)地産地消の促進を。

3月議会が、3月7日からはじまる予定で、来年度予算が大きな議題になります。

今回まとめた要望書も踏まえて、少しでも住民のくらしを支える予算となるようにがんばりたいと思います。

ご意見やご要望がありましたら、お気軽にお寄せ下さいね。


運営協議会が国保税引き上げ案を承認

2013-02-10 16:30:54 | 議会報告&議員活動

先週は、インフルエンザに感染してしまい、休養してました。

節分の日に少し熱があったのですがすぐに下がり、大丈夫かなと思っていたら、5日の朝にまた発熱し、受診してみたらインフルエンザと診断。その日の夕方から熱が39度近くまで上昇して、しんどい夜を過ごしました。高熱は一晩で収まったのですが、その後も調子が戻らず、昨日くらいまで休んでました。今日からようやく回復した感じです。

私がインフルエンザで休んでいた間に、国保税引き上げの動きがいよいよ具体的になってきました。

2月6日に、国保運営協議会が開かれたのですが、町が年明けに出していた、平均9.2%、総額1500万円の国保税の増税案が、委員全員が賛成で可決・承認されました。

実質3回の会議で決められたのですが、具体的な案が示されたのは1月で、たった2回の具体案の審議で承認されたと言う事になります。

どんな議論がされ、どんな意見が出されたのかは、さだかではありませんが、最近示されたばかりの案を、和束町の4割以上を占める世帯に影響が出る増税について、そんなに簡単に決められるのか、甚だ疑問ですね。

町は「できるだけ住民負担が重くならないように、引き上げ率を平均10%以下に抑えたらしいですが、もともと重い保険税のさらなる引き下げは、大変な負担になります。

所得税もかからないような世帯も一律に増税になりますし、少しでも所得が発生する世帯になり、家族も増えると、大きな増税になってしまいます。

現在でも、払いきれない世帯が多いのに、さらに引き上げれば、さらに滞納が増える危険もあります。

そういう事情もあり、私は12月議会で、少なくとも来年度の引き上げはやめるべきだと質問しました。

町は12月議会までには具体案を示すと9月議会で答弁していましたが、結局示せませんでした。

4月からの引き上げとなれば、3月議会には提案しなくてはいけないものです。
そういうものを、12月議会にさえ示せない中では、4月からの引き上げなんて論外だと追及しました。

しかし町は引き上げを前提にした立場に終始し、年明けになってようやく引き上げ案を出し、たった2回の会議で決めてしまったという事になりました。

こんな乱暴なたやり方は、絶対に許されないと思います。

2月13日に、議員全員協議会が開催されて、そこで内容説明を受ける事になっていますが、厳しくつめたいと思います。

町は、3月7日の、3月定例会初日に引き上げ案を提案する予定らしいですが、それまでに、出来る限りの異議申し立ての声を集めて、最後まであきらめずに、阻止へ力を尽くしたいと思います。

最後は、議員の判断で決まる事なので、議会の姿勢が問われる事になりそうです。

引き上げでねん出しようとしている1500万円は、ここ数年間の黒字と貯金の積み立てによる剰余金のほんの一部を充てれば、十分に対応できるものです。

もちろん、国保財政の問題は深刻なので、それで根本的な解決にはなりませんが、少なくとも来年度の引き上げをやめるくらいは出来ます。

国保財政の困難の根本は、国保税引き上げでは到底解決できないし、ますます問題を深刻にするだけです。

最大の責任は国が国保への財政支援をカットし続けてきた事や、政府の雇用政策や景気対策の失政で、国保に多大な負担を負わせてきたツケです。

それを放置、放免して、住民に負担をかけるだけ・・・それが今回の引き上げです。

簡単にはすまさない決意でがんばりたいと思います。