こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

クリスマス

2009-12-24 23:35:58 | Weblog

今日で2学期も終わり。

明日から冬休み・・・というより、今日のクリスマスイブのことで、じゅんの頭はいっぱいだったようです。

クリスマスは、子どもたちにとって、特別に楽しい日の1つです。

でも、格差と貧困が広がるなかで、クリスマスが必ずしも楽しい日になっていない子どもたちもいっぱいいます。

私が高校生の頃だったと思いますが、あの頃、世界の問題として、「アフリカの飢餓」が大問題になってました。

そんなとき、ヨーロッパのアーティストたちが「バンドエイド」というのを結成して、アフリカの子どもたちを救おうと歌を作りました。

それが、「DO THEY KNOW IT’S CHRISUTOMASU?」でした。

この後、アメリカでも、「USA FOR AFRIKA」が結成されて、「WE ARE THE WORLD」が作られましたが、私は、バンドエイドの方が何となく好きでした。

バンドエイドの歌はこちらです↓

Do they know it's christmas

バンドエイドの呼びかけから20年以上たつ中で、今や日本の子どもたちも深刻な貧困にさらされるようになってしまいました。

どんな子どもたちも、楽しく暖かなクリスマスをすごせる世界にしたいですね。

家族で、今年もクリスマスをすごせた事に感謝です。

我が家のクリスマス恒例は、ケーキ作りです。

今年も、がんばって作ってみました。いかがでしょうか?

ケーキの「デザイン」は、じゅんが考えました。意外と、いい感じですね。

左にサンタさん、右にトナカイを描いてます。

さあ、今年はサンタさんは来るかな? 


12月議会が閉会③地デジ&意見書

2009-12-21 11:26:13 | 議会報告&議員活動

冬!ですね~。

雪までは降りませんでしたが、寒いというより、冷たい感じですね。

さて、12月議会の報告は今日でおしまいにしますが、内容は地デジと意見書です。

補正予算の審議でもう一つ質問したのが地デジ対策です。

9月議会の一般質問でも取り上げたのですが、この秋に町と共聴組合との協議がもたれるとの話だったでの、そのへんの経過や方向性について聞きました。

町は11月の広報誌で、こんなお知らせを出しました。

→「地上デジタル化へ向けた今後のケーブルテレビについて」

この「お知らせ」では、「現在のテレビ共同聴視施設では、地上デジタル放送を各家庭で受信することはできません」として、「町では、来年度中にテレビ共同聴視施設を利用して対応できるよう施設改修整備を行います」としています。

これだけ読むと、組合が施設を利用して受信する事を決定したとしか思えません。
町は何かにつけて「施設は組合のものだから」と言い、組合が決めないとどうもできないとしてきたんで、整備をするためには、組合で方針が決まらないとできません。
ここまで書くからには方針が決まったのかと質問したのですが、町の答えは「まだ決まっていない」とのこと。

じゃあ、何でこんな広報をしたのか、と聞くと、「町が施設をどうしようとしているのかを知らせるてほしいとの話もあったから」のようです。

でも、町が口を開けば言うように、「施設は組合のもの」なので、いくら町が整備する方針を持っていても、組合が施設を利用する方針を決めない限りは、整備はできませんし、もしそうなれば、このお知らせは何の意味もなくなります。

その点を指摘して、「住民が望んでいるのは、正確な情報だ」として、もっと様々な情報を住民に提供するようあらためて要求しました。

総務課の答弁では、来年3月をメドとして組合の方針が出るのではないかとのことでした。施設を利用するにしても、料金はどうなるのか、関電との契約が切れた後の運営はどうなるのか、施設を使わない場合、電波が届きにくい、届かない地域の場合はどういう対策が必要か、など課題はたくさんあります。
政府がアナログ放送の打ち切り期限を延長しないなら、期限までもう1年半ほどしかない中で、町がまずしっかりやるべきは、住民に対策の経過や状況、課題などを広く正確に情報提供を行うことだと思います。

 

最後に、意見書の審議について。

今回、私が提案したのは、

「後期高齢者医療制度の速やかな廃止を求める意見書」

「子ども手当の財源に、扶養控除の廃止等による増税を充てることに反対する意見書」の2本。

後期高齢者医療制度の廃止は、総選挙でも示された高齢者、国民の明確な審判でもあり、このまま続ければ来年度には保険料の値上げ(全国平均では13.8%の試算)も必至であり、速やかな廃止しかありません。

私が強調したのは、負担の問題もありますが、この制度が世界にも例のない、差別医療であり、人間の尊厳を乱暴に踏みにじる制度である事です。

私は意見書の提案理由で次のように述べました。

この制度は、そもそも高齢者を差別し、人権を乱暴に踏みにじるものであり、いかなる理由があっても、存在させる事は許されないからです。旧政権がいくら制度見直しを繰り返しても、高齢者、国民の怒りがおさまらないのは、人の命を扱う医療という分野に、公然と差別を持ち込み、基本的人権を踏みにじっているからにほかなりません。

このような異常な状態を温存する事は、生存権を銘記した日本国憲法にも反し、少しでも人権を大事にする立場があるならば、許されないはずではないでしょうか。

そして賛成討論ではこう述べました。

後期高齢者医療制度の最大の問題は、高齢者を差別し、基本的人権を踏みにじっている事にあります。制度が始まって2年近く経過するとして、制度が定着しているなどを理由に制度存続を合理化する主張がありますが、このような主張は、差別、人権侵害を定着させる暴論です。高齢者の尊厳を取り戻すためにも一刻も早い廃止が求められる事を重ねて指摘し、賛成討論とします。

 

討しかし、採決の結果、賛成2(前出議員、岡本)、反対8で否決されました。

もう1つの「子ども手当・・・」の意見書では、鳩山政権が来年度から実施しようとしている子ども手当について、手当そのものは必要としつつも、その財源に扶養控除の廃止等による庶民増税を充てようとしている事は賛成できないとの内容でしたが、この意見書も賛成1(岡本)、反対9で否決されました。

 

一方で、今議会では、竹内議員から「子ども手当に関する意見書」と「子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの定期接種化を求める意見書」が提案され、全会一致で採択となりました。

子ども手当についての意見書は、財源として地方負担を求めない事や、増税等の影響に配慮するとの内容で、地方負担への反対は明確な一方で、扶養控除の廃止等による増税については、想定される影響やそれへの配慮は言うものの、明確な反対表明はないもので、不十分な点もありましたが、全体的には理解できるものでしたので、賛成しました。

ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの定期接種化は、9月議会の一般質問でも取り上げ、これまでも要望してきた事でもあるので、全面的に賛成しました。

私は、賛成討論も行い、賛成する理由や見解を述べましたが、私が賛成討論する事が意外との反応が見られました。私は、そんな反応を見ながら、討論の冒頭でも触れましたが、私は、というか、共産党は、道理のあることであれば、おおいに賛成するというのが基本的なスタンスです。

道理があるかないかというのは、住民や地域にとって良い事か悪い事かという事です。良いことであれば、どの党が、誰が提案したかは関係ない事です。

多くの議会では、内容はともかく共産党が提案する事、住民の請願なんかでも共産党が紹介したものは、全部反対といった状況がまだまだ根強くあるのですが、この間の政権交代や国民の声を背景に、この12月議会では各地の議会で、共産党が提案したものでも採択されたり、一致できる点での調整や共同も広がっているんです。

今後も、おおいに声をあげていくための提案をしていきたいと思いますし、もちろん議会としての声として形になるように、引き続き力を尽くしたいと思います。


12月議会が閉会②「浮いた」予算を生活支援に!

2009-12-18 10:12:41 | 議会報告&議員活動

 補正予算の審議の続きです。

年末を控えて、世間では、雇用は昨年以上に厳しく、自公政権時代の増税や負担増の影響がまだ続く中で、住民の暮らしや営業は引き続き厳しい状況にあります。

国や府が、効果的な対策を行う事はもちろんですが、一番身近な行政は、やはり町です。町としてできる事は、しっかり考え、実施していく事が大切ではないか、そういう事で、いくつか質問しました。

まず要望したのは、町として持っている、または窓口になっているような、くらしを支援する制度などを、住民にちゃんと周知徹底し、利用してもらえるようにする事です。

例えば、「くらしの資金」の貸付制度。この制度は、失業など様々な理由で生活が困難になった場合に、当座の資金を貸し出すもので、10万円を限度に2年返済で貸し付けているものです。

また生活保護は、国の制度で、申請も府の保健所を通じてするものですが、申請用紙は町の福祉課にあります。

「生活福祉資金貸付制度」というのは、窓口は社会福祉協議会で、低所得世帯などを対象に、福祉や教育など様々な貸し付けを行っています。

税の減免については、町税減免規則というのがあります。
当年において、失業や営業不振などで所得がなくなる、激減した場合に、一定の基準を設けて住民税を減免できるようになっています。

国保についても、一般質問でも取り上げましたが、税の減免規定(第15条)一部負担金の減免規定(第16条)があります。財政難を背景にして、なかなか基準を設けて適用しようとしていませんが、規定はあるんです。

これらの制度は、住民のための制度ですので、住民が知らなければ意味がないし、役場には住民にちゃんと周知する責任があります。周知くらいは造作なくできるはずなので、ちゃんとするように要望しました。

福祉課は、くらしの資金についても、生活保護にしても、多くが民生委員さんを通じての相談なので、民生委員さんへの周知を強めるとの答弁をしました。
これは少しおかしな話です。民生委員さんに周知するのはもちろん必要かもしれませんが、制度を使うのは住民ですから、まず周知すべきは住民自身です。住民自身が知らなければ、相談もなにもありません。なぜ、住民にひろく周知することを避けるのでしょうか。

民生委員さんは、各地域におられ、地域の方の状況を把握し、日常的に相談などにのっていただく、大事な役割を果たしておられる方です。くらしの資金の申請も、町の決まりでは、民生委員さんを通じてとなっていますし、生活保護の申請にしても、仮に役場に相談に来られたとしても、「地域の民生委員さんに一度相談されては」と対応していると思います。

でも、必ず民生委員さんを通じてでないといけないわけではないし、ケースによっては、相談しにくい場合もあるのではないかと思います。民生委員さんを通じてでなくても、本人さんから申し出や相談があれば、役場として対応すべきですし、いずれにしても、住民にちゃんと制度を知らせる事は独自の問題として必要な事です。

役場では、「相談に来られたら対応する。その時に紹介する」みたいな対応が多いのですが、相談の前提は、情報提供がちゃんと行われている事だと思いますし、そこはちゃんとさせたいと思います。

税の減免についても、課長は「規定の基準とかを検討している」とか言ってましたが、少なくとも町税については基準も定められているのだから、ちゃんと周知して適用すべきはするのが当然です。財政が大変だからと、できる事まであえてやらないでは、行政の責任放棄でしかありません。

住民のみなさんには、そういう制度があることをぜひ知っていただいて、必要な場合はぜひ役場に問い合わせをしていただきていと思いますし、私にも気軽に相談いただきたいと思います。

あと、教育の関係では、就学援助制度もあります。
様々な事情で生活が大変で、小中学生の子どもたちの教育費負担(学用品、給食費、修学旅行費用など)が困難な方を対象に実施している制度です。これは、教育委員会や学校が相談や申請窓口になります。

 

次に要望したのは、「浮いた」予算を活用して、少しでも生活を支援する取り組みを行う事です。

補正予算では、11月の臨時議会で決めた、特別職・議員・一般職員の一時金カットを受けて、その分の予算の減額が行われたんです。予算書からひろってみると、一般会計だけで、723万9000円、特別会計を合わせると、約825万円ほどが減額補正されていました。

また、4月の町長選挙が無投票となったので、その予算464万2000円も減額補正されていました。

これらの予算は、本来なら使うべき予算だったもので、ある意味、1300万円ほどの予算が「浮いた」事になります。和束の予算規模からすれば、なかなか大きなものです。この予算を、住民のくらしのための施策に生かせれば、暮らしのためにも地域のためにも良いのではないかと思いました。

質疑では、昨年も要望した福祉灯油の実施や、ゴミ袋代の軽減、財政難を理由に対象を狭めた紙おむつ代補助の拡充などを例にあげましたが、他にも考えれば、いろいろな事ができるはずです。学童保育の負担を減らす事もできるし、子どもの医療費の助成拡充もできます。仮に1回限りの施策でも、住宅改修助成などは、大きな経済効果も期待されます。

非常事態ともいえる経済状況が続く中、相変わらず「お金がない」と何もしないのでなく、役場あげて知恵を絞り、短期の取り組みであったとしても、暮らしを支援するために実施すべきと要望しましたが、町長は、相変わらずの答弁に終始しました。

住民のための制度も知らせない、やるべき減免もしない、知恵を出せばできる事もしない、では行政の役割が果たせていないです。引き続き、要望を強めたいと思いますので、要望などありましたら、ぜひお寄せください。


12月議会閉会①インフルエンザ対策

2009-12-17 14:19:42 | 議会報告&議員活動

 この間、ずいぶんと冷え込んできましたね。朝起きるのが、だんだんつらくなってきました。

 さて、12月議会が16日に2日目本会議が開かれ、閉会しました。

16日の本会議では、補正予算の審議、役場組織の変更、意見書の審議がありました。

 補正予算の審議では、新型インフルエンザ対策、地デジ対策、くらしの支援について質問。もっとほかにも質問を用意していたのですが、質疑が打ち切られてしまいできませんでした。

 本会議初日も一般質問が私1人だけで、議案も少ない中、午後2時半頃には終了する始末でしたが、2日目も議題が少なく事務局では、どう時間を持たせるかやきもきされていたようです。でも、それだけ審議できる時間があるという事だから、しっかりと時間をかけてやれば良いものを、途中で20分もの長い休憩を入れたり、午前中の審議を11時半頃にさっさと中断したり、時間稼ぎばかりで、時間はたっぷりあるのに、結局は審議に十分な時間がとれず。本当にはがゆいもんです。

補正予算ですが、まず新型インフルエンザ対策。

この間、和束でも子どもたちの中で感染が広がり、前にも書きましたが、じゅんの学年も学級閉鎖になりました。多くの子どもが感染し、回復する中で、一定落ち着いた感もあるようですが、今は保育園などでも流行が広がっているようで、まだまだ油断なりません。

一度感染して回復しても、2度目の感染をしている子もいるそうです。
小児科の先生も言われていましたが、重症化を防ぐために、感染・発熱するとすぐにタミフルなど抗ウイルス薬が投与されるので、早期に回復するケースが多いのですが、十分に抗体ができないらしいのです。
全国でも近隣でも、子どもが亡くなるケースもあり、タミフル服用後に亡くなるケースもある中、まだまだ緊張感を持って臨む必要があります。

補正予算でも、国の補助を受けて、保育園や児童クラブ、子育て支援センター、子ども館に、対策の一環として、空気清浄機とアルコール消毒液が設置する予算が組まれています。福祉課は「まだまだ猛威をふるっている」との認識のもとでこれらの対策をしたと説明していました。

ところが、町のホームページを見ると、インフルエンザの情報がトップ画面から早々と消えていたんです。南部の他の自治体のを確認しましたが、そんなところはどこもなし。もちろん、これだけの問題ではないにしても、あまりに認識が甘すぎないかと指摘し、必要な情報を枠も設けて、常時掲載するよう求めました。

同時に、年末年始を控えて、小児救急医療の情報を周知徹底するよう求めました。

福祉課長の答弁では、年末年始もふくめ小児科の休日・時間外診療についてのチラシを、27日の新聞に折り込んで周知したいとの事でした。
私は、学校や保育園、子育て支援センターなど様々なルートを通じて確実に情報が伝わるようにすべきと要望しています。

すでにそのチラシは、役場の入口入ったところに置いてあるもので、1部いただいてきたので、南部の小児科の休日・時間外診療についての情報を、ここでも紹介しておきます。

(1)休日・時間外診療所

乙訓休日応急診療所 075-955-3320 日曜、休日、年末年始 9:30~16:00
宇治市休日急病診療所 0774-39-9430   同上          9:30~16:30
城陽市休日急病診療所 0774-55-1112       同上          9:50~16:30
八幡市立休日応急診療所 075-983-3001    同上         11:30~17:30
京田辺市休日応急診療所 0774-63-2662    同上         8:30~14:30

(2)病院

済生会京都府病院 075-955-0111 要電話連絡 重症の場合、可能な限り対応
宇治徳洲会病院 0774-20-1111 常時受付 重症患者優先、長時間待ちあり
美杉会男山病院 075-983-0001 要電話連絡 入院医療専念、基本的に受入不能
田辺中央病院 0774-63-1111   常時受付 重症患者優先、長時間待ちあり
学研都市病院 0774-98-2123  土曜は終日受付 重症患者受入は不可
公立山城病院 0774-72-0235 日曜・祝日は終日受付 長時間待ちあり

 年末年始は、各地に出かけられる事も多いので、とりあえず南部すべての情報を載せておきました。

なお、山城病院に確認したところ、年末年始の受入体制は、以下の通りでした。

12月29、30、31日、1月1、3日は山城で終日受付
1月2日は、学研都市病院で終日受付

※小児救急の電話相談は、♯8000に電話をしましょう。

 

 インフルエンザ対策で、もう1つ質問したのは、学校や保育園と関係のない乳幼児を持つ保護者への、予防接種の情報提供についてです。

 この間、町内の医療機関、柳沢診療所で、1歳以上小学3年までの子どもたちへの集団予防接種が実施されています。小学生や保育園児には、学校や保育園を通じて案内がされて、その世帯に属す乳幼児も一緒にできました。

ところが、学校や保育園とまだ関係がない乳幼児の保護者には情報が入らず、個人任せになっている現状があります。和束には小児科医がおられない関係上、特に乳幼児の場合、町外の医療機関を主治医にされているケースがほとんどで、そこからの情報がメインになります。それでスムーズに接種ができれば問題ないのですが、実際はそうでないケースもあります。

そのケースが、先週開催した、子育てサロンの場でありました。
その日は、保育園児の集団接種の日で、サロンに来られた親子も、接種を済ましてきたとの話がありました。
その一方で、「ぜんぜん情報が入らない」というお母さんがおられ、木津川市の医者にかかっていて、予約しているが、ワクチン不足で順番待ちになっている、このままだと来年になるかもしれないとの話がありました。

その話を聞いて、その場から役場に問い合わせをしたんですが、柳沢医院に直接連絡して、可能なら接種できますとの話で、その事をお母さんたちにお伝えすると、早速に連絡されて、予約をとり、サロンの場から接種に行かれた方もいました。

こんなケースがあった事を紹介し、学校や保育園と関係があるかないかで、情報に格差が出ているのはおかしい、町内で接種できるのであれば、その情報を知らせるべきだと要望しました。福祉課は、年内に2回目の集団接種があり、そこで接種できると答弁し、情報提供をすると答えました。

2回目の集団接種は、以下の日程で実施されます。

保育園児対象 12月24日(木)、25日(金)
小学生(3年まで)対象 12月26日(土) 
実施場所は、柳沢活道ケ丘診療所(78-3334)

※学校や保育園と関係がない乳幼児も接種できます。事前に医院にご連絡ください。

新型インフルエンザの状況や情報は、いろいろと変化しているので、行政には迅速な対応を望みたいですね。


     


一般質問の中身②学童保育

2009-12-14 10:08:23 | 議会報告&議員活動

 一般質問でもう一つ取り上げたのが学童保育についてです。

学童保育の充実については、子どもがお世話になる前から何度も取り上げてきた問題で、特に、府下で一番高額な協力金の引き下げは大きな課題でした。

議会の場だけの要望ではダメだと思い、昨年の夏に保護者有志として「学童保育の充実を求める要望」の署名に取り組んで、多くの方にご協力いただいて、町長に要望書を提出。その中で、今年度から保育の部屋を広げるなどの前進もありましたが、協力金の引き下げについては、なかなか応じようとの動きが見られませんでした。

議会でも、昨年の12月議会での質問で、宇治田原町の例を紹介して充実を求めたら、一部の議員が、「それなら宇治田原に行け」といった心ないヤジをとばすなどの状況もありました。

そういう状況がありましたが、今年6月の議会で、町長がようやく協力金の引き下げを行う方向性を示し、議会も所管委員会や個々の議員が充実や引き下げを求めたりするなどの変化もあるなか、学童保育をやっとまともに取り扱う状況が出てきました。

今回の質問では、そんな前向きな状況を踏まえて、改善や充実を中途半端にしない、そのためにも、単なる財政上のつじつま合わせではなく、学童保育が果たしている本来の役割にふさわしく、また子育て支援の充実にふさわしく位置づけて、充実に取り組むよう、強く要求しました。

具体的には

1.協力金は直ちに引き下げること。引き下げ時期に関わらず、高くても5000円程度にすること。

2.職員体制の充実を図ること。正規職員の配置を検討するとともに、最低でも嘱託職員を複数配置すること。

3.保育場所、施設のあり方については、指導員、利用する保護者や子どもなどの声を十分反映して検討すること。

4.保育時間の延長を行う事。夕方は6時半、土曜や長期休暇中の開始を朝8時からにすること。

について質問しました。

職員体制は、今年7月からようやく嘱託職員が1名配置されましたが、安定した運営を行うためには、複数体制は不可欠ですし、本来ならば正規の職員を置くべきです。前向きな答弁はありませんでしたが、豊かな学童保育にしていくにはどうしても必要な事ですので、引き続き要望します。

保育場所については、現在の体験交流センター2階の部屋から、小学校の空き教室が確保できれば、そこに移そうとの話があります。現在の場所については、いろいろと意見もあり、昨年実施された子育てニーズ調査でも、不満に感じている割合が7割を超えるなど、検討は必要な状態です。

ただ、どこを場所にするにしても、実際にそこを利用し、生活するのは子どもたちであり、指導員の方々です。現在の場所の何が問題で、学校の空き教室を使う場合に、何が改善されるのかや、何が問題かなどを、現場の声や視点でよく検討する必要があるのではないかと思うんです。アンケートを取るなど、利用者や指導員の声が十分反映されるよう要求しました。

保育時間の改善は、町長はニーズを見て検討すると答えましたが、和束の町外で働く場合に、6時に迎えに行くのは、かなり大変ですし、それに合わせた勤務にせざるをえなくなります。雇用状況が悪い昨今、働く条件を広げるためにも、せめて6時半まで延長することは、子育て支援の観点からも不可欠です。町には、そういう観点に立ってもらい、改善するよう引き続き求めていきます。

 

さて、最大の焦点は、協力金の引き下げです。

町長は、引き下げはあくまで来年度としつつ、現行月1万円を、月7000円(おやつ代を含む)にすると、はじめて具体的な額を提示しました。

直ちにとはいかないまでも、ようやく引き下げが、現実のものになります。
これまでが、法外とも言える1万円ですから、3000円の引き下げをかちとった事は、明らかに前進です。年間では36000円の負担軽減になります。

昨夏の要望署名に込められた願いがついに実現へと足を踏み出した事は、本当にうれしいと思います。

が、一方で中途半端な引き下げという印象はぬぐえません。

仮に7000円になったとしても、それでも郡内や近隣自治体はもちろん府内の中では、依然として高額であることは変わりません。

私は、引き下げは前進だと一定評価はしつつも、来年度予算に向けて、再度検討し、月5000円まで引き下げるよう要望しました。

何故かというと、

町はこれまで月1万円という法外な負担を利用者に押しつけ続けて、町の支出を渋り続けてきました。まさに利用者は、他の自治体の2~3倍もの高い協力金を負担して、町に「協力」してきたんです。高い負担にあぐらをかいてきた町は、姿勢をあらためて、せめておやつ代も含めて5000円程度にすべきだと思うんです。

それと、出生数が激減し、少子化が急激に進んでいる和束の現状を考えれば、他の自治体よりもむしろ低い負担で運営し、子育て支援を強化すべきです。

7000円という額を設定する根拠として町は、協力金と公費の割合を「50:50」にする事をあげていますが、何の根拠もない事です。宇治田原町では、協力金を最高5000円として、所得に応じて減額する方式をとり、就学援助を受けている世帯は無料にするなど、きめ細かい負担方式をとり、2か所ある児童クラブにはそれぞれに2人ずつ嘱託職員を配置した上で、運営費の負担割合は、利用者4割、公費6割です。

町が、子育て支援の充実という観点ではなく、財政的な観点でしか見ていない証拠だと思うんです。

町の試算では、おやつ代も含めて月5000円でのケースも検討されていて、年間にしてあと80万円程度町が予算を増やせば、できることで、十分可能です。

引き続き要望を強め、月5000円までさらに引き下げを行うようがんばりたいと思います。

 

12月議会の本会議2日目は、16日です。
ご意見やご要望など、ぜひお寄せください。

 


一般質問の中身①国保

2009-12-11 10:53:11 | 議会報告&議員活動

 ・・・で、一般質問の中身ですが、

今回は、国民健康保険の運営と学童保育について質問しました。

国保については、

(1)国保税の引き下げを!

(2)法に基づく税や一部負担金の減免実施を!

(3)人間ドックの受診負担を、元の3割負担に! の3点。

和束の国保税は高いです。府の試算によると、あるモデルケースで、和束は、京都市、八幡市に次いで3番目に高いらしい。

何でこんなに高いのか。一番の原因は国がお金を出さないこと。そして、府の支援もきわめて弱いし、税の徴収率が93%を下回るとペナルティだとして、予算をカットする。どこが高いか試算する暇があるなら、ちゃんと支援して!と思う。

町にも問題がある。
6月議会でも指摘したが、税を取りすぎている。
08年度から後期高齢者医療制度ができ、それにともない国保税を計算する際に、「後期高齢者医療支援金」というものがプラスされました。多くの自治体では、その分、「医療分」の税額や税率を減額する調整をして、支援金の分がプラスになっても、全体的に負担があまり増えないようにしていましたが、和束では何もせずに、支援金分がまるまる増税になり、大幅な負担増になりました。

08年度決算では、その「おかげ」で、滞納や給付が増えたにもかかわらず、3000万を超える黒字となりました。

その点を指摘して、来年度の税を引き下げるよう求めましたが、町長は「黒字といっても財政は大変」などと拒否し、取りすぎとの認識もありません。

 

国保法では、税と一部負担金を、生活困窮などによる所得の減少などを理由にした減額や免除ができると規定しています。町の条例でも、その法に沿って、減免できるとの規定を設けています。

しかし、この規定に基づく減免は1件も行われていません。
町は「相談に応じ、分納の措置をとっている」と言いますが、この規定は分納のためのものでなく、減免のためのものです。分納というのは、「分けて納める」だけで、減免ではありません。規定がある以上、基準を明確にして、減免を適用するようにするのは、当たり前のことです。

でも、町はこの当たり前の事をやろうとしません。
質問をする前に、担当課に行き、減免の申請用紙を参考にもらえないかと聞きましたが、返ってきた答えは「さがさないとないので、探します」。
町の条例で規定されている減免を申請する用紙さえすぐに出せないのは、減免をする気がそもそもない証拠です。

その事も指摘しながら、直ちに減免を実施するよう重ねて求めました。
しかし町長は、条例で規定している事がなぜできないのか、まともな答弁もなく、検討するとだけ繰り返しました。

府下でも、減免を実施するための基準を定め、実施している自治体はすでにあり、できない理由は何もありません。
いま、雇用や生活が厳しい中で、突然失業したり、急激に生活が困難になるケースが増えています。そういう状況に迅速に対応し、住民の暮らしを守るためにも、その気になればすぐにできる減免を直ちに行うよう、引き続き要求します。

人間ドックは、健康状態を精密にチェックし、病気の早期発見や治療を促進していくもので、命と健康を守る上で、大きな役割を果たしている事業です。

多くの方が気軽に受診し、健康を守るためにも、費用負担はできるだけ低くし、実施する事が求められる事業ですが、和束町では、財政難を理由に、06年度から、それまで3割負担だったのを5割負担に引き上げて実施されています。

質問を準備する中で、府内自治体の状況を、ホームページや例規、電話での聞き取りなどで調べました。その結果はこんな感じになりました。

京丹後市 3割負担 節目(40歳以降65歳までの5年ごと)は2000円
伊根町  外来、脳、肺がん、いずれも3000円 節目無料
宮津市   1割負担
与謝野町 1割負担 がん検診などオプション付きは3割負担
舞鶴市   3割負担
福知山市 3000円
綾部市   1割負担
京丹波町 1割負担 脳1万円を超えた分を補助
南丹市   7000円 節目無料
亀岡市   3割負担
京都市   3割負担
向日市   3割負担
長岡京市 市負担分20000円
大山崎町 3割負担
宇治市   3割負担
久御山町 3割負担
城陽市   3割負担
八幡市   3割負担
京田辺市 3割負担
宇治田原町 3割負担
井手町   3割負担
精華町   日帰り10800円 脳8820円
木津川市 3割負担 節目1割負担
笠置町   3割負担
南山城村 3割負担
和束町   5割負担

 調べた結果、26市町村中、3割負担が17市町村、1割負担などが7市町で、3割負担以上の負担は、和束と長岡京市だけでした。
 また、自治体によっては、節目受診の負担を軽減したり、無料にしたりするなど、自治体によって、ずいぶん差がある事もわかりました。
 そういう中でも、和束の5割負担というのが、いかに異常かが浮き彫りになりました。

 この調査結果を紹介しながら、3割負担にせめて戻すよう、町長に迫りました。

しかし町長は、他はどうでも、和束の財政は大変だから、今後も5割負担でいくと答えました。

 財政が大変だから仕方がないか?

「そんな理由は通用しない」と財政的にも十分可能と、さらに迫りました。

まず指摘したのは、3割負担に戻した場合の町負担はどの程度かです。

「人間ドック検査委託料」は、07年度は約325万円
                  08年度は約254万円でした。
5割負担なので、受診者の負担額を合わせると、
                  07年度は約650万円
                  08年度は約508万円の事業になります。

これを3割負担で計算すると、町の負担は
                  07年度は約455万円でプラス120万
                  08年度は約355万円でプラス101万になります。

つまり、約100万程度の予算増で可能なんです。

この100万程度の額というのは、08年度の決算で考えると、国保会計の総支出額のたった0.16%にすぎず、この年度の黒字額の3%程度でしかないんです。

しかも!

08年度は、人間ドック検査委託料の予算だけで、100万円以上の「不用額」を出している、つまり予算を余らせたわけです。この「余分」な予算を使えば、3割負担で実施できたわけです。

この点を指摘し、「財政が大変だから、と法外な負担を強いる一方で、100万もの予算を余らせているではないか。財政が大変だと言えば、何でも通ると思っているのではないか。財政的にも何ら根拠のない事であり、来年度からせめて3割負担に戻して実施を」と重ねて求めました。

それでも町長は、そういう実態には触れず、今度は、受診者が固定化している事を持ち出して、毎年同じような人が受診しているから負担を高くしたような事を「理由」にあげ、あくまで5割負担にこだわりました。

町長の理屈から言えば、毎年同じような人ばかりが「恩恵」を受けているんだから、負担を高くしたという事になりますが、これはやはりおかしいと思います。

06年度に5割負担にする際に、町長は同じ理屈を持ち出して、「より広く受診してもらえるようにするため」と言っていたものです。
私は「負担を重くしたら、受けられる人をますます狭めるだけだ」と指摘していたんですが、結局負担を重くしても、状況は変わらなかったという事です。

そもそも、「同じような人ばかりが受診する」のを防ごうと思えば、窓口でちゃんと調整すればよい事です。新規の人が優先的に受診できるように配慮すれば何ら矛盾しないと思うんですが。

人間ドックを受けるには、一定の金額がかかります。健康には関心があっても、経済的な理由であきらめている方も多いのではと思うのです。

いずれにしても、5割負担という法外な負担を押し付ける根拠もないし、命と健康よりもお金を優先するようなやり方は許せません。一刻も早く、せめて3割負担で実施するよう引き続き求めていきたいと思います。

  


1人だけの一般質問

2009-12-11 10:19:30 | 議会報告&議員活動

 9日から12月議会がはじまり、一般質問をしました。

今議会では、一般質問に立ったのは私1人だけでした。

4年間の任期中に、何度かはこういうケースがあります。

一般質問は、必ずしなければならないという決まりはありません。

私は、選挙で、毎議会で一般質問をする事と、議会報告を行う事を「最低限の仕事」として、公約しているという事もありますが、本来は、公約するしないの問題でなく、議員の仕事をさせていただくなら、ある意味当たり前のことだし、「公約を守った」からと言って、特別どうという問題ではないです。

一般質問というのは、「議員必携」という書によると、「議題とは関係なく、行財政全般にわたる議員主導による政策論議」「政策に取り組み、政策に生きるべき議員にとって、最もはなやかで意義のある発言の場であり、住民からも重大な関心と期待をもたれる大事な議員活動の場」となっています。

時間的な制約はありつつも、議員としては、一番のびのびと、自由な発想で提案や発言ができる場と言えます。もちろん、するからには、十分な準備が必要ですし、自己満足でなく、住民のみなさんの暮らしの力になる、まちづくりにとって少しでもプラスになる内容にしないといけないと思います。

その点から言うと、議会に送り出していただいてから、15年近くたっても、毎回冷や汗もので、とても緊張しますし、質問後は、いつも反省ばかりです。

先日、ある住民の方は「いろいろ質問する事はあるはず。もっと活発な議論をしてほしい」と言われ、またある方は「議会、えらい早く終わったな」と。

必ずしなければならない事ではないですが、誰がするにしても、1人しか質問者がいないというのは、「言論の府」といわれる議会としては、やはりさびしいですね。


インフルエンザの後で・・・

2009-12-04 11:00:15 | Weblog

今日から、とりあえず学級閉鎖が終わり、じゅんも1週間ぶりに登校しました。

今朝の新聞を読むと、木津川市で5歳の子どもが亡くなったとの記事。

ほとんどが軽症で済んでいるといっても、その子どもの命は1つしかないし、こういうケースを見るにつけ、無事に回復して本当に良かったと心から思います。

今回の新型インフルエンザ感染への対応は、なにもかも初めての事ではあるので、行政にしても、学校にしても、医療機関にしても、いろいろとご苦労はあると思います。

ただ、この間の学級閉鎖や行事への対応がどうであるか、どうであったかは、しっかり検証する必要があると感じます。

学級閉鎖についても、「まだ閉鎖しないのだろうか」という声も聞きますし、行事についても、自治体や学校ごとで対応が分かれているものも見られます。

私としては、学級閉鎖はもっと早い段階ですべきと思いました。
新型は感染力が強いし、感染者の多くが小学生低学年までの子どもで、重篤化や死亡のケースも出ている、だからこそ子どもの予防接種が前倒しに実施されるようにもなったわけで、そういう状況を考えると、もっと早い判断が必要だったように思いました。

閉鎖という措置は、感染を広げないための措置だと思うし、一定の人数まで感染が広がらないと閉鎖しないでは、あまり意味がないような気もします。

いろいろな意見があるとは思いますが、今後まだまだどうなるか不透明な状況なだけに、これまでの延長でない対応が望まれるのではないでしょうか。

明日、町内でも小学生低学年を対象にした集団接種が実施されますが、接種費用が自己負担というのは、やはりおかしいです。いくら任意だからといっても、特に今回の場合は、誰もがお金の心配なく受けられるようにするのが政府の責任だと思いますね。

 

話は、少し変わりますが・・

インフルエンザ感染で、子どもは学級閉鎖だったのですが、じゅんは閉鎖とともに回復したので、元気にしてました。

でも、閉鎖中は外出も控えるという事で、家にいる時間が長く、必然的にテレビを見たりしていたのですが、あるテレビ番組で見て、気に入ったお料理を、この間作ってくれました。

農産物の産地を訪ねて、地元の奥さんから地元野菜を使った料理を教えてもらうというコーナーで、この日の食材は大根でした。これを見ていたじゅんは「おいしそー」を連発し、「作ってみたい」と言い出し、見事作ってくれました。

まずは、「大根卵かけご飯」↓

○作り方
・大根の葉を小口切りにする。
・続いて、みじん切りにしたにんにくを油で炒める。
・大根の葉を加えサッと炒める。
・油が馴染んだところで、みりん・薄口醤油で味付けし、軽く火を通す。
・先程炒めた大根の葉を温かいご飯の上にのせる。
・真ん中に生卵をおとし、千切り大根とお好みで一味をかければ完成。

すごい簡単で、とてもおいしかったです。


にんにくが決め手という感じで、大根の葉っぱがとても美味です。

もう1品は、「チーズとろーり、コンソメ大根」↓

○作り方
・煮崩れを防ぐため、輪切りにした大根を面取りする。
・沸騰した湯にコンソメを加え、薄口醤油・塩胡椒で味付けする。
・そこへ面取りした大根を入れて、フタをして弱火で約30分煮込む。
・大根に火が通ったら、ベーコン・チーズをのせる。
・フタをして弱火で約2分煮込めば完成。

これもとても簡単で、大根とチーズ&ベーコンが意外に合いました。

大根というとどうしても和風をイメージしますが、洋風もいいものですね。

他にも何品かあったのですが、この2品がとてもお気に入りだったようです。

さむ~い冬を、おいしい大根料理で乗り切りたいものです。

 

インフルエンザの関係ですっとんでしまったのが、結婚記念日でした。
その日は、じゅんから感染したのか、夫婦ともども体調不良でダウンで、それどころではありませんでした。

が、先日じゅんが、「けっこんきねんびのお祝い」と言って、この間準備してくれていたものを「一挙公開」してくれました。

その中で、「パパもママも長生きするように」と金の折り紙で折った「ツルとカメ」がありました。

とっても、うれしかったよ。ありがとう。


12月議会に向けての委員会&一般質問通告

2009-12-02 17:03:25 | 議会報告&議員活動

先週、じゅんが発熱し、ついに我が家にもインフルエンザの波がきました。

発熱したその日からタミフルを服用し、2日程度で熱がひき、週明けには回復。全国的には、重症化や死にいたるケースも多々ある中、やはり心配でしたが、何とか無事回復して良かったです。

・・が、回復と同時に学級閉鎖になり、ただいま「療養中」です。

じゅんの受診の際、私も感染してる可能性が大という事で、タミフルを処方してもらい、服用。一時、熱が上がりかけましたが、高熱にはならずで良かったんですが、けっこう身体がしんどい感じになりました。週明けにじゅんが受診した際に検査を受けたら「陰性」だったので、感染して治ったのかもしれませんが・・・

そんなインフル騒動があったのですが、何とか1日の産業委員会には間に合いました。

今回の委員会では、観光のとりくみ、環境・ごみ行政の東部広域連合への移管の問題、住宅対策、地産地消のとりくみ、「事業仕分け」の影響などについて質疑しました。

観光の関係では、町は、今度予定している役場組織機構の変更を機に、「商工観光係」を農村振興課内に新しく置くことを明らかにしました。以前、観光対策について一般質問した時に、観光に真剣に取り組むなら、専門的に業務にあたれる部署や人が必要と提案していたこともあるので、この事自身は良い事です。ただ、大事なのは中身で、どれだけの体制で、どんな仕事をてがけるのかです。中途半端では意味がなくなると具体的な体制の方向などを聞きましたが、来年度の変更という事もあってか、まだ具体的な事は示されませんでした。町長は、人選も含めしっかりできるようにしたいとは言ってましたが、その一方で、人口減少の中で、職員数をさらに見直さなければならないかも、といった話もあり、前途は多難な感じです。

9月の補正予算で、国の臨時交付金の多くを山の家や運動公園内施設の改修に投入した事もあり、それを今後の観光振興にしっかり生かしていく取り組みを強く求めました。

東部じんかい処理組合を、来年4月をめどに東部広域連合の事務に移そうとしている問題では、まず全体の中身の確認をしました。移管しようとしているのは、じんかい組合の事務だけでなく、町が所管するごみ・環境の事務も含まれているのではないか、と聞くと、それも含まれるとした上で、移すのは、ゴミ収集の委託関係で、ゴミステーションの管理や減量化などの事務は町に残すとの話。
その上で、移管による財政面や職員配置面での影響については、組合関係での人件費の節減や人員削減が主で、町としての職員体制の変更はないとの話。

これらの話を聞いた上で指摘したのは、4月にも移管したいと言いながら、未だに具体的な中身がどこにも示せていないでは、あまりに杜撰であること。町長は、移管するには、3町村の議会、連合議会、じんかい組合議会の5つの議会の承認がいる点や、府との協議や承認も必要になると言ってましたが、4月までに定例会で言えば1回しか残されていない状況では、慎重な検討ができないし、4月からなんていうのは到底無理だと指摘しました。町長は「4月をめざして」とは言いながら、できない場合もにおわせましたが、副町長は「ぜひ早くしたい」と移管実現に意欲を見せていました。

町長は「3町村共通の事務を連合に移すだけのこと」と、いとも簡単に言いますが、私はそんな単純な事ではないと思うのです。町長はよく「これは、住民には関係のないところ」などと口にしますが、行政のやることで「住民に関係のないこと」なんてありません。ましてゴミや環境の事務は住民と密接な関係があるものです。昨年の連合設立や教育委員会の統廃合も、同じような理屈を持ち出して、「だから住民説明は必要ない」なんて平気で言われていたものです。
ゴミ・環境にかかわる事務は予算的には2億円を超える大きな事業です。それだけの公費を扱っているだけに、しっかり議論と検討が必要だと繰り返し指摘しておきました。

地産地消のとりくみについては、南山城村でのとりくみも紹介しながら、具体的に推進するためのしくみ、組織作りを提案しました。村では、学校や保育園の給食にできるだけ地元の農産物を使おうと、村をあげて関係者や関係団体と協力体制を作って進められています。和束でもそういう推進体制を具体的に設けてはどうかと。
農村振興課の話の中では、まだ具体的なものはあまりありませんでしたが、運動公園内の休憩所を、今度の改修を機に、そこを直販施設にもして、そこを拠点に野菜などの生産販売を促進し、それを広げながら、地産地消の推進にもつなげたいとの話はこれまでにない新しい方向性でした。

その点については良い方向としつつ、村では「まずお茶から」と学校で地元のお茶を飲めるようにした話をし、和束の学校でもお茶を飲めるように検討してはどうかと提案しておきました。先日の参観日でも、ある保護者の方から「お茶の町なのに、どうしてお茶がでないのか」との話もお聞きしていたので、その事も紹介しながら要望しました。

住宅対策については、今後、若い世代の定住のためにも、低家賃で入れる町営住宅を整備していく事が必要ではないか、提案しました。空家対策ももちろん重要ですが、ある一定数の町営住宅を整備、確保する事はどうしても必要と思います。
町内にはアパートもないし、町営住宅はありますが、何かと条件が厳しく入りにくい実態があります。そんな中、結婚後に町外に住まいを求める若い世代も多く、町外の人が住みたいと思っても、住まいでつまずくという状況があります。そこを少しでも解消していくためにも、ぜひ住宅の整備が必要ではないかと思います。

いわゆる「事業仕分け」による、町事業への影響は、他の議員も含めいろいろと話が出ていました。特に、道路や下水道事業への影響が心配されるところですが、町としては、影響がないように努力しているとの話。
他の議員からは、今の政権のやり方をとらえて、自公政権時代の方が良かった的な話も出ていましたが、私は、いろいろな問題はあるにしても、自公政権に戻れば良いという事ではなく、国民の審判を踏まえて、町民の利益を守る立場で、必要な事業についてはしっかり確保するよう要望してほしいと話しました。

細かな話ですが、12月5日に予定されている、国道163号線の全面通行止めに関連して、通行止め時間内での救急車両などの通行確保について確認しました。
建設事業課の話では、問題はないとの話で、再度確認しておきたいとの事でした。
この話をすると、ある議員が「そんなことまで言うてたら、何もできなくなる」とか言ってましたが、和束では救急車の出動も多いし、今の時期、インフルエンザの関係で病院に駆け込む事も十分ありうるし、まして土日にかかるとなるとなおさらなので、支障がないよう確認しただけなのですが・・・。

委員会での様子はこんな感じでした。

 

この日は、一般質問通告の締め切りでもあり、通告しました。

12月議会の一般質問は、私1人のみです。

今回は、国保と学童保育の問題を取り上げます。

12月は、雇用や営業など大変な時期でもあります。
いろいろな要望やご意見など、ぜひお寄せください。