こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

子どもの医療費・・・9月から入院分が小学校卒業まで月200円になります!

2007-06-29 12:57:14 | 子育て奮闘中!

 9月1日から、子どもの医療費助成制度が改善されます。通院分はこれまでと変更ありませんが、入院分が、小学校卒業まで助成され、月200円で済むようになります。6月26日の町議会本会議で町から条例提案がされ、可決しました。今回の改定は、府の制度の充実を受けてのものです。子どもの医療費助成制度の充実については、「乳幼児医療費無料化ネットワーク」など、幅広い府民、若いお母さんたちのねばり強い運動が少しずつかちとってきたものです。日本共産党の府会議員団は、これらの運動をいつも応援して、府議会に充実を求める請願が提出されるたびに紹介議員になり、支援してきたんです。ところが、この請願は一度も採択されませんでした。どうしてかと言うと、自民党も公明党も民主党も、共産党以外の政党がいつもよってたかって反対して、否決してしまうからです。それでも府が充実せざるを得なかったのは、それだけ府民の願いが強くて無視できないからなんですね。今回の一歩前進をとりあえず喜びたいと思います。
 「その気」になれば、できるみたいです
議会での質疑では、今回の充実を歓迎するとしつつ、府の拡充を受けて、すでにさらなる独自の拡充を進めている町もあるので、和束でもぜひ拡充してほしい、と要望しました。例えば、お隣の宇治田原町では、9月から入院だけでなくて、通院も小学校卒業まで助成されるんです。峠を越えたら、そこでは通院も無料なんです。でも町長は「宇治田原は財政力があるからできる。財政難の和束では今は無理」と、つれない答弁。もう一つ聞きました。「でも、前の拡充の時も、拡充するまでは、無理むりと言ってたけど、相楽全体でやるとなったら、簡単に拡充した。もし、相楽でまたやろうという事になってきたら、その時はそうするという事か?」と質問したんです。すると町長は、「もし、そうなれば、和束だけ取り残される事になれば、国や府と相談して、そうならないようにしていく」と答弁したんです。という事は、「その気に」なればできるという事ではないですか。先にやろうが、後にみんなでやろうが、かかるお金は同じですから、要は、和束だけ先にやる「勇気」がない、みんなでなら・・・という事のようです。一体誰に気を使っているのか知りませんが、その気さえあれば可能という事ははっきりしました。大事な答弁だと思います。まわりをキョロキョロせずに、和束の町づくりの立場からしっかり考えてほしいですね。
「自分たちがやった」と言いたいようです。
さて、私は、とにかく、今回の拡充は賛成という事で、「賛成討論」をしました。私が終わった後、議長が「他にありませんか」と聞くと、しばらく間をおいて、公明党の議員の方が「ハイ」と手をあげられて賛成討論をされました。予定になかったのか、あまりまとまった討論ではなく、結局言いたかったのは、「この拡充は与党がやったんだ」「共産党は反対したんだ」という事みたいでした。でも、さきほども紹介しましたが、府議会では、充実を求める請願にはいつも反対してきたのが、公明党をはじめ共産党以外の政党です。これは動かない事実です。彼らがやったのは、知事がやると言ってから、それに賛成しただけ。もし、子どもの医療費の拡充に賛成なら、なぜ反対してきたのでしょうか。和束でも、ちょうど4年前の3月議会で、200人をこえる署名でもって提出された拡充を求める請願に、公明党の方は反対されて、請願は否決されました。議会の一般質問では、充実すべきと質問されていたのにです。充実を求める声には背を向けておいて、いざ充実が具体化されたら、掌を返すように「自分たちがやった、やった」という、大変、都合の良い話をされる党ですね。

いずれにしても、1日も早く、通院分も無料化されるように、これからもがんばりたいと思います。
 

 


あたたかいご飯よりあたたかい心?保育するより掃除する?・・・完全給食と年末年始の保育の話

2007-06-29 11:46:35 | 子育て奮闘中!

 先日閉会した、6月町議会で、保育園の事で2つ取り上げました。1つは、「3歳児以降の子どもたちにも完全給食を実施して、あたたかいご飯を」という点。和束保育園では、1、2歳児の乳児さんは完全給食なのですが、3歳児からは、「副食給食」でご飯は家から持参です。ちょうど1年前に、精華町の議員さんから「精華では前から完全給食してるよ」と聞いたんです。それまで、恥ずかしながら、あまり疑問に思わず、「どこもそうなのかな」くらいに思ってたのですが、よくよく考えてみたら、やっぱり変だな、と。冷たくなったご飯を食べている子どもたちの姿を想像すると、やっぱり、あたたかいご飯を食べさせてやりたい!と思ったんです。実際、保育園から小中学校まで見ても、完全給食でないのは、3歳児から5歳児までの3年間の子どもだけなのです。食に対する興味や関心を高める大事な時期に、こんなんで良いのか!との思いを強めて、1年前の議会ではじめて取り上げました。この間、取り組んだアンケートでも「子どもたちに、あたたかいご飯をたべさせてやりたい」とのお母さん達の声をたくさん聞いた事もあり、何としても、の思いで、あらためて質問しました。ところが・・・
町長は開口一番「あたたかいご飯よりも、あたたかい心で・・・」、と答弁しはじめ、「それって、1年前にも言ってたじゃないか」と内心思いながら、さらに答弁を聞いてみると、「すべて行政でしてしまうのが良いか、保護者にお願いするのが良いか検討しないと・・」と。要は、保護者の手で、朝、あたたかいご飯を弁当箱に入れてあげるのが、親の愛情で、「あたたかい心」だと言いたいようです。さらに福祉課長さんの答弁では、「保護者の中には、魚沼産コシヒカリのご飯を入れたり、熱心な方もおられる。お弁当を持たせる事を通じて、食育を考えるきっかけにもなっていると思う」・・・保育園として、食育の観点からも完全給食をすべきでないか、と聞いてるのに、親に転嫁してどうするの?「魚沼産コシヒカリ」が入れられない家は不熱心とでも言うのか。そもそも魚沼産を入れてるかどうかなんて、どうしてわかるのか。あとで課長にお聞きしたら、だれか保育園に持ってきているというわけではないらしい。じゃあ、あの答弁はどんな意味があるのか?ちゃんと聞いている事に答えてほしいものです。
答弁を聞いて、「いくら愛情をこめてご飯をつめても、お昼には冷たくなっている。冷たいご飯に、カレーをかけてたべさせるみたいな事が、愛情なのか。あたたかいご飯を食べさせたいと思う、親の思いこそ愛情ではないか」と返しました。その上で、質問の前日に、精華町のほうその保育所に行き、完全給食について見てきた事を紹介しながら、再度質問。ほうその保育所は、和束と同様に昭和40年代に開所した古い施設で、完全給食を前提にした施設になっていません。でも、すでに8年前からあたたかいご飯を提供しておられます。完全給食をするために、何か特別なことがされたかというと、3升炊きのガス炊飯器を2台備えただけ。それで炊いたご飯は、普通のボウルに移してフタをし、各部屋に運ばれ、保育士さんが、子どもに合わせて配膳されています。町は、「大きな施設改修が必要になり、財政的に無理だから」と今回も、これまでも答弁していますが、ほうその保育所では、特別な改修はされていませんでした。同じように古い施設で、精華町でできて、和束ではなぜできないのか。
それは、やはり「やる気」の問題です。そもそも「子どもたちに、何とかしてあたたかい、おいしいご飯を食べさせたい」との思いが感じられません。精華町の保育所では、完全給食にする代わりに、先生方は弁当持ちにされたそうです。先生方の分も作ると、結構量も多くなり、その分経費も手間もかかるので、調理員が子どもたちの給食に集中できるように、とのねらいからそうされました。以前、精華町で保育士をされていた方は「何のための給食かと言えば、子どもたちのためのもの。それを大事にしたかった」と話されていました。課長はよく、衛生上の問題を言われるけれど、特に今の時期のように、朝入れたご飯を、いくらクーラーのかかった部屋で保管しているとはいえ、昼まで置いておくことは衛生上問題とは思わないのでしょうか。炊き立てのご飯を、すぐに食べれる方が、衛生上も安心だし、何よりも、おいしいと思うのです。町や保育園は、最後は「施設が、お金が」と言うけれど、それ以前に、「何とかしてやりたい」との思いを持っていただきたい、と強く思うのです。今年、保育園は統合されて、東保育園が休園になりましたが、その事で浮く経費は約500万円と、昨年課長は言ってました。そのお金を子どもたちのためにまわしてあげたら可能性は広がるじゃないか。町長や課長は「それは全体の中で考える事で」と言われるが、全体の中で子どもたちのことを良く考えたらよいし、町も園も、もっと真剣に考えてもらいたい、と注文をつけておきました。まだまだ厳しいけれど、あきらめずに何とかしたいと思っています。

 さて、もう1点は、年末年始の保育の件。和束では、12月27日まで保育があり、1月5日から保育がはじまります。ん?でも、12月28日も、1月4日も、通常の出勤日のはずだけど・・・。何で保育してくれないの?という質問です。こういう声、以前からけっこうお聞きしていて、ずっと改善するように求めてるんです。福祉課長はこう答弁しました。「掃除とかおこなっており、ご理解願いたい」。年末の大掃除は大変だから、保育できないという事か?そして「時間をかけて検討する」とも。そこで「28日も、4日も、世間一般的に通常の出勤日じゃないか。園の先生方も、役場の方も出勤されてるではないか。それと同じく、保護者も働いている。働く親を支援するのが保育園です。一体何のための保育園ですか?」「時間をかけて、というが、ずっと以前から要望しており、保育を求めている声も以前からある。それを今さら時間をかけてとはどういう意味か。具体的にどう検討されるのか」と再質問。課長はあいかわらず「時間をかけて、現場とも調整するという事」と言うだけ。さらに私は「今年の年末年始に間に合わせようと思えば、条例改定が必要な事でもあり、9月議会には提案してもらわないと間に合わない。間に合うように現場とも調整して、検討して下さい」と重ねて要求しました。掃除も必要かもしれませんが、やっぱり保育園の一番の仕事は保育であり、働く親の支援と思うんです。
 なかなか、歩みはゆっくりですが、ねばり強く改善させたいと思います。ぜひ、いろいろな声をお寄せ下さいね。

 

 

 

 


父の日のプレゼント

2007-06-18 01:21:50 | 子育て奮闘中!
17日の「父の日」に、5歳の子どもがプレゼントをしてくれました。
1つは、保育園で作ってきたペン立て。「携帯電話も入れられるんやで~」と言ってました。材料はペットボトルで、下の部分を切り取って、それに父の似顔絵と「いつもありがとう」と書いたハートを抱えた自分の似顔絵を貼り付けたものです。
もう一つは、ホットケーキの父の顔。「できるまで来んといてや~」と言いながら、台所で作ってくれました。黒ゴマをまぶした「おひげ」や、チョコレートのチューブで書いた「めがね」は、なかなかの傑作でした。
何歳くらいまで、父の日のプレゼントをしてくれるのか、わかりませんが、一生懸命の姿は、やっぱり可愛いものですね。

平和行進来る!「核兵器をなくそう!」の声、和束のまちに響く!

2007-06-15 00:42:21 | 憲法9条に乾杯!
「国民平和大行進」ってご存知ですか?「核兵器のない世界を創ろう」の声を広げるために、毎年、5月から8月のヒロシマ、ナガサキの日をめざして、全国各地で行われている行進なんです。私もずいぶん昔から参加していて、はじめて参加したのが18年前で、まだその時は学生で、民青同盟の地区委員長として参加しました。偶然というか奇遇な事ですが、その時歩いたのが相楽地域で、南山城村や加茂町を歩いたような記憶があります。
その平和行進が今年50回目という事で、京都ではすべての自治体を歩こうとの特別企画が行われています。その一環で、6月13日の夕方に和束町にも平和行進がやってきました。ずいぶん昔にお世話になった京都原水協の小杉さんに久しぶりにお会いする事もできました。京都府内を通して歩かれるみなさんや、相楽地域の各団体のみなさんなどが元気に来られて、まず4時から役場で行政に運動への協力要請を行いました。町からは総務厚生担当の理事と総務課長さんが対応いただきました。堀町長は出張で不在でしたが、事前にお渡ししていた「すみやかな核兵器の廃絶のために」という国連総会にむけたメッセージに応えていただいていて、理事から行進者の方に手渡され、参加者から大きな拍手がおこりました。
 役場での要請行動を終えた後、参加者一同で「非核平和都市宣言のまち」の大看板の前で記念撮影。そしていよいよ行進です。行進には和束町の方も私のほかに3人の方が参加いただきました。本当にうれしい事で、お疲れ様でした。行進は、和束大橋を渡り、旧東保育園付近から東地域一円をぐるっと回るコースで歩きました。途中、保育園の子どもたちが手を振りながら大きな声で「○○くんのおとうさーん!」と言ってくれて、とっても元気がでました。また先々でいろいろな方から激励をいただいたり、手を振っていただいたりして、本当にありがたかったです。行進者の方も喜んでおられました。約30分ほどの行進でしたが、和束でも平和行進の足跡を残せた事は本当に良かった。みなさん、本当にお疲れ様でした。
 6月26日には、例年行われている、精華町から木津、奈良坂を越えて奈良市の般若寺まで歩き、奈良県に引き継ぐコースがあります。午前10時30分に木津川市役所前出発です。私は、この日、議会と重なり、参加できませんが、関心のある方は、ぜひ参加してみて下さいね。

6月議会は20日開会。一般質問のテーマはこれ!

2007-06-12 18:08:34 | 議会報告&議員活動
今日、一般質問の通告をしてきました。4月の選挙後、はじめての定例議会です。選挙の時に訴えた中身をもう一度確認したり、この間、いろいろとお聞きした要望や声を考えながら、「今回はこれでいこう!」と決めた質問は次のとおりです。

1.増税・負担増から暮らしを守るとりくみの強化を
(1)国に対し、現在実施されている増税の中止を求めると共に、消費税の増税など、これ以上の増税を行わないよう強く働きかけを
(2)活用できる負担軽減策・制度の情報提供や窓口相談などの取組の強化を。
(3)増税による増収予算を住民に還元し、住民サービス充実や負担軽減の実施を。
2.安心して子育てできるまちづくりを
(1)学童保育の充実を
・利用料の引下げを直ちに
・開設日、時間の改善を(1月4日、8月15,16日も開設日に。終了時間の延長と共に、学校休業日の開始時間を午前8時からに改善を)
(2)保育園の給食を完全給食に
・食育の観点からも完全給食が求められると考えるが、完全給食の必要性についてどうお考えか。
・どうすれば実施できるかを具体的に検討し、必要な整備、改善を。
(3)子どもの医療費助成制度を通院も小学校卒業まで拡充を。
(4)小児救急医療体制の充実、整備を
・相楽医療圏での平日夜間の体制整備を早期に。
・山城病院での小児科医の増員を図り、受け入れ体制の強化を。
3.住民の交通権を守るために、公共交通の充実へ具体的な検討を
(1)「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」が国会で成立、年内に施行される見通しとの事だが、この法律を受けての今後の取組をどう考えているか。特に法では、住民参加による市町村を中心にした「地域公共交通総合連携計画」を作成し、それを国が支援するとなっているが、大変重要であり、早急に方針を持ち、具体化を図る必要があると考えるが、方向性はどうか。
(2)コミュニティバスの運行を方針化し、具体的な検討開始を。
(3)当面、スクールバスの利用について直ちに検討し、早急に具体化、運行を。
4.シルバー人材センターの創設を
(1)「シルバー人材センターは必要」との認識に立ちきって、創設の方針を持ち検討を。

 以上の4つの問題について質問します。
6月議会は20日開会の予定で、一般質問もこの日にあります。今日、通告を持っていったら、4番目でした。時間ぎりぎりに提出したので、多分私が最後かなと思っています。ですので、当日は4番目の質問になると思いますので、午後からの質問になりそうです。
これから1週間、しっかり調査や勉強をして、良い質問ができるようがんばりたいと思います。

子育てサロンのスタッフをやってます!

2007-06-08 01:26:25 | 子育て奮闘中!
3年目から子育てサロンという取組のスタッフをしています。福祉センターを会場に、保育園に行く前の親子を対象に、月2回ほど開催しています。昨日が開催日だったんですが、朝10時過ぎから10組ほどの親子が参加してくれてました。いま、ダンボール列車が好評みたいで、4~5人の子どもたちを乗せて畳の部屋を走り回っています。さすがに重いですが、子どもたちのとびきりの笑顔は本当に素敵ですよね。「独りぼっちでなく、みんなで子育てしよう」「お母さんたちはホッとひと息つけて、子どもたちは自由に遊ぶ」をモットーに取り組んできましたが、少子化が急激に進む和束ではとっても求められていたみたいです。特に、よそから嫁いでこられたお母さんの中には「知り合いもいなくて、引きこもりになりそうだった」と言われていた方もありました。
みなさんの所での子育ての取組とかぜひ教えてくださいね。

いま、和束はいちばんにぎやかな季節

2007-06-06 14:12:18 | Weblog
今日からブログをはじめました。いろいろな情報をこれから発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
和束町は京都で最大のお茶の産地で、町いっぱいに広がるお茶畑には、お茶を刈る農家の方たちの姿があちこちで見られます。いまは一番茶が終わり、二番茶に向けての準備をされているようです。お茶畑が一番にぎやかで、緑が美しい季節です。ぜひ和束の郷に足を運んでみてくださいね。