こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

町の「子育て支援プラン(次世代育成支援行動計画・後期計画)案」にどんどん意見を反映させよう!

2010-01-27 11:18:48 | 子育て安心の町に

和束町の福祉課が、「次世代育成支援行動計画・後期計画素案」への意見を募集しています。

「次世代育成支援行動計画」は、少子化傾向が急激に進む中、「次世代育成支援法」という時限立法に基づいて、少しでも安心して子どもを生み育てられる社会をつくろうとの趣旨で、それぞれの自治体や企業が作っている「子育て支援プラン」です。

今回の計画素案は、2010~2014年度までの5年間の町の子育て支援プランを決めるための「たたき台」です。

町ホームページに掲載されている「素案」は40ページを超える、けっこうな量なので、私もまだじっくり読めてませんが、ぜひ目を通してみてください。そして、和束を「子育て安心のまち」にしていくために、いろいろな意見、願いを、ぜひ反映させましょう。

素案を読んでみるとわかりますが、和束の現状はなかなか厳しいです。

それだけに、思い切った発想、とりくみが必要と感じています。

素案を読む限りでは、残念ながらそういう内容が感じられません。

「ぜひぜひ和束で子育てしたい!」と思えるような、希望あるプランに、とりわけ私たち子育て世代や、これからの若い世代の声を集中して、なるようにしたいと思います。

意見の募集期間は、2月10日までです。

→意見募集の詳しい情報はこちら

→「和束町次世代育成支援後期計画素案」はこちら

 

明日から2日間、議会の研修で、福井県に行ってきます。

明日は、池田町で「ゴミ減量化等のとりくみ」を、2日目は美浜町で「防災のとりくみ」を研修する予定です。

研修内容については、またご報告します。


予算要望で町長に申し入れ

2010-01-26 15:55:03 | 議会報告&議員活動

昨日の午前中、堀町長にお会いして、来年度予算に向けての「要望書」をお渡しし、申し入れをしました。

「2010年度和束町予算に対する要望書」は、16分野95項目の内容です。

全項目だとけっこうな量になるので、分野の項目だけ紹介すると・・・

1.平和憲法を守る立場を明確にし、「非核平和宣言」のまちにふさわしく積極的に平和の発信を。
2.厳しい経済状況から暮らしと雇用・営業を守るとりくみを。
3.相楽東部広域連合について
4.「過疎法」指定にともなう今後の方向について
5.住民参加のまちづくりについて
6.デジタル化対策について
7.環境にやさしい、災害に強いまちづくりについて
8.公共交通、生活道路の充実
9.同和行政について
10.若者の定住、子育て世代への支援
11.安心できる保健、医療、福祉のまちづくり
12.教育の充実について
13.農林業、茶業の振興
14.住民基本台帳ネットワークについて
15.京都地方税機構について
16.その他

という感じでした。

はじめに、要望書に基づいて、昨年度の要望書から変更したり、補強した部分を中心に説明し、その上で特にと思う事についてお聞きしました。

いろいろと話がとんだりすることもあったんですが、一定具体的な話があった点は

・昨年夏に開いた「原爆展」のような取り組みをぜひ来年度も→良い事なので、来年度もやらない理由はない(やるとの明言はなかったが)

・臨時職員の登録を通年・随時にし、勤務条件などの情報を詳しく発信してほしい→特に問題なくできることと思う、他の自治体の例も参考に考える。

・コミュニティバスの運行の実現を→「過疎法」の指定を受けることで、(運行へ)現実的な問題になっている。どこまでの地域に入ればいいものか検討したい。

・子どもの医療費助成制度の充実を→大事な問題だとわかっているがまだできない。が、そう遠くない時点で実現できると思っている。

・老人福祉センターの有効活用を→有効活用できるよう、施設の改修もふくめ指示している。

・学童保育協力金の引き下げは、月5000円まで努力を→月7000円の線を出したばかりで難しい→まだ時間はあるので再検討してほしい

・デジタル化対策→町としては共聴組合の判断を待っている状態。関電の補償が切れると組合の自主運営になり負担も大きく、組合の判断も厳しいようだ。そもそも地域によって情報格差が生じるのはおかしい。国の責任で光ファイバーなどの整備をすべきもの。

・茶業の振興→政府の所得保障対策には茶はまったく入らない。茶価格は地域で大きな差があり、仮に所得や価格の補償をするにしても、どこを基準にするか難しいものがあるかもしれない。和束茶は幸いに比較的高い価格で取引されているが問題は後継者対策。全体的に農業という分野が職業として認知されていない。教育も含めてそのあたりを変えてほしい。

・・と、そんな感じだったと思う。

過疎法の指定を受ける事は、財政面でのメリットは確かにあり、バス対策など町長もチャンスと考えているようでしたが、いくら有利な条件であっても借金などが増える事には変わりがないので、よく研究して、効果的な事業を実施していかないとという点では一致していました。

1時間ほどの時間で、なかなか十分とは言えませんでしたが、この要望を力に、少しでも予算編成に反映されるようがんばりたいと思います。

この予算要望活動は、2003年くらいから毎年続けていますが、少しずつですが、いろいろと成果をあげています。ちなみに昨年の要望で言うと・・・

原爆展開催、総合計画審議会に公募、食糧等備蓄、公共施設耐震診断、バスの低床化、解放新聞買取り中止、妊婦健診公費負担、学童保育の充実(部屋の拡大、嘱託職員配置)、介護保険料の設定(料率、段階の改善)、診療所玄関スロープ、福祉センターの改修(トイレ、網戸設置など)、山の家改修(トイレ、風呂)、運動公園改修(児童遊園、テニスコート、休憩所)

などです。来年度も1歩でも2歩でも前進できるよう粘り強く取り組みたいと思います。

 

 


知事選☆門(もん)さんが「マニュフェスト」を発表!

2010-01-23 13:52:45 | 命とくらし守る政治を

一昨日、4月の知事選挙に立候補予定の、門(もん)ゆうすけさんが、知事選挙にのぞむ「マニュフェスト(案)」を発表しました。

→記者会見の記事はこちら!

テーマは「いのちの平等 構造改革から暮らしの再生へ ~ひと・いのちが大切にされる京都府政~ 新たな門を開く 3つの転換・5つの再生プログラム」

まだ1度しか目を通していないので、十分わかってないのですが、

一番感じたのは、「政治をもっと変えたい」という府民の願いを、「じゃあ、いっしょに前に進めましょう」とおおらかに打ち出していること。

府民1人1人を、受身の存在でなく、府政を担う主体(主人公)としてとらえ、そこに厚い信頼を置いていること。

「府は、府民のくらしを守るために、もっと仕事ができる!」という意気込みと、「府民のくらし、いのちを脅かす政治は絶対ゆるさへで~!」という強い姿勢。

「いのちの平等」

この言葉に、医師として多くの命と向き合ってこられた、命を守ることへの迫力というか、一歩も下がらない門さんの姿勢を強く感じました。

ぜひ、みなさんも読んでいただいて、感想やご意見、ご質問などお聞かせ下さい。

→「マニュフェスト(案)」の全文はこちら!


和束町が「過疎指定地域」に

2010-01-20 10:48:41 | 小さくても輝く和束町に!

昨日の「京都新聞」に「過疎法は6年延長 宮津と和束、追加指定へ」との記事が載りました。

記事によると、

「与野党は・・3月末で期限が切れる過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)について、人口減少と高齢化で維持が危ぶまれる集落が増えているとして、2016年3月末まで6年間延長することで合意」

「過疎債による財政支援の対象に関し、市町村道や下水道処理施設といった従来のインフラ整備だけでなく、①認定子ども園②図書館③太陽光発電など自然エネルギー利用施設の整備に拡大。医師や生活交通の確保などソフト事業も加える」

として、先日開会した通常国会に改正案が提案され、成立したら、4月1日施行の見通しといいます。

今回の延長にともない、指定要件が緩和されて、「1960年から2005年までの45年間の人口減少率が33%以上」などの要件が追加されて、全国では58市町村が新しく指定され、京都府内では、和束町と宮津市が対象になりました。

→追加が予定されている自治体

現在は、全国で729市町村が指定されていて、京都府内では、京都市(旧京北町区域)、福知山市(旧三和町、旧夜久野町、旧大江町の区域)、京丹後市(旧丹後町、旧久美浜町の区域)、南丹市、笠置町、京丹波町、伊根町の7市町が指定されています。

和束町が過疎指定を受ける・・・

みなさんは、どうお感じでしょうか?

確かに和束は、この間、「順調」に人口を減らしてきました。

町づくりの方針である「第3次総合計画」が策定された2001年当時には、約5600人だったのが、4820人(1月1日現在)と、約800人もの人口が失われました。

そういう意味では、「ついにきたか」という感じではありました。

新聞報道を受けて、「過疎法」について、いろいろと情報を集め始めているんですが、過疎指定を受けると、財政上などでの支援がいろいろとあるのは確かです。

法律の中身や、これまで過疎法の指定を受けてきた自治体や地域でのまちづくりの実践などをよく学ぶ必要性を強く感じています。

過疎指定を受けることで、まちづくりにどんな影響が考えられるのかを、よく考える必要があるし、どう生かせば、プラスになるのかを、しっかりと検討する事が大事ですね。

一番大事なのは、なぜ過疎指定を受けるほど、人口が減少したのか、これまでのまちづくりのあり方を、しっかり検証し、総括することではないかと思います。

いま全国では、「限界集落」の広がりなど、地域崩壊の現象が急速に拡大していますが、その背景には、地方財政の切り捨て、農業、林業などの破壊などを進めてきた、これまでの自民党を中心とした政治のゆがみがあるのは確かです。

同時に、和束町としての独自の姿勢やとりくみはどうだったかも、やはり鋭く問われなければならないと思います。

2010年度は、第3次総合計画の最終年度で、第4次総合計画の検討、策定も行われます。
12月議会での決定を受けて、審議会の公募委員の募集もはじまりました。

→公募委員の募集についてはこちら

今後10年間のまちづくりの方向性を議論する年に、過疎指定を受けることになった事を正面からとらえて、これまでにない真剣な議論と計画づくりが必要になっているのではないかと感じます。

そして、今年は4月に知事選挙、7月に参議院選挙が連続してあります。
地方や農山村を切り捨て続けてきた政治を問いなおす絶好の機会です。

過疎という現象は、決して自然現象ではなく、ゆがんだ政治による必然でもあると私は思います。

今回の過疎法の問題を、そういう根っこを考え、変えていく機会にしたいと思います。

参考☆日本共産党の「過疎地域対策」


架空請求詐欺にご用心!

2010-01-20 10:15:05 | Weblog

昨日、ある方から「こんなハガキが届いたんですが」との問い合わせ。

見せていただいたハガキには、契約した物品の代金が未払いで、裁判になるのでとか、ほっとくと差し押さえになるとか、「えっ?」と思うような事が書いてあり、連絡するよう促していました。

その連絡先は「日本管財センター」。住所は東京都文京区・・・。

何となくありそうな、なさそうな名称で。

早速、ネットで検索してみたら、やはり詐欺。

「架空請求」という手口の詐欺でした。

問い合わせいただいた方には、その事をお伝えし、いっさい無視するように言いました。

このようなハガキは、あちこちに届いている事が考えられるので、ぜひ気をつけていただきたいと思います。今朝、役場にもお伝えし、ホームページや、町営テレビで注意を呼び掛けるようお願いしました。

架空請求の業者一覧という情報が掲載されていましたので、参考にしてください。

→情報はこちらから


急な発熱にオタオタ、オロオロ

2010-01-19 09:56:44 | 子育て奮闘中!

土曜日の夜から、じゅんが発熱。39度2分だったか。

その日は、午後から一緒にでかけて、夕方は友だちと遊んだりしてたんだけど、何となく本調子ではなかったかも。

さあ寝ようかというときに検温してみると、「およよ」。

私は、子どもが熱を出すと、かなり「動揺」するほうです。
39度と聞いただけで、地に足がつかなくなっていきますね。

その点、奥さんはえらい。バタバタしていない。冷静。

その日は、最終的に、解熱剤を飲ませて、朝まで様子を見ました。
日曜日の朝は、新聞配達をしてから戻ってくると、36度台まで熱が下がりました。

が、ホッとしたのもつかの間、また上昇してきて、38度まで上がり、山城病院に救急外来で行きました。

ちなみに、土日の小児救急外来は、土曜日が学研都市病院で、日曜日が山城病院です。

11時くらいに受付したんですが、この日は幸いにも患者さんが少なくて、案外早く診察を受けられました。高熱が出たので、またインフルエンザかも、と思ったのですが、季節性は出てないし、新型に一度感染したなら、多分違うでしょうとの話だったんですが、念のため再検査してもらいました。

結果は陰性で、風邪との診断。

正直、かなりホッとしてしまいました。
それで、ちょっと気持ちに油断が出来たのかもしれないですけど、その日の夜に、なんと40度超えの熱。

またまた気持ちは「オタオタ・オロオロ」モードに。

で、やはり奥さんはえらい。バタバタしない。冷静。(に見えた)

一時は、再度救急で受診を考えましたが、とりあえず電話で状態を伝えて、アドバイスをいただき、脇の下とか、脚の付け根とかを冷やして、解熱剤を飲ませて、様子を見ました。(もちろん、すべて奥さんの行動。私は指示に従うのみ)
このような措置は、発熱時の基本で、専門書とかにもあるように、高熱が出たからと言って、それで脳がダメになるとか、直接状態が悪くなるものではありません。人間は、熱を出すことで、病原菌を殺そうとするので、むしろ発熱は正常な反応なので、無理に下げる方が良くないんです。

それは、頭ではわかってるつもりですが、いざそういう状態になると、なかなか冷静になれないのは、まだまだ父親として未熟というか、ダメですね~。

アドバイスどおりの措置が功を奏して、だんだんと熱がさがりはじめて、翌朝には36度台まで戻りました。

あ~よかった!

昨日は、大事をとって、じゅんは学校を休みましたが、今朝はいつもどおり、登校。

昨日は、ちょっと気が緩んで油断した、罪滅ぼしではないですが、寝ているそばで、本の読み聞かせをしました。

「郵便屋さんの話」という、カレル・チャペックというチェコを代表する劇作家がてがけた絵本で、ちょっと長めの話でしたが、喜んでくれてました。

それにしても、「オタオタ・オロオロ」の3日間は、やっぱり情けないですね。反省。

 


阪神淡路大震災から15年

2010-01-18 13:24:09 | 命とくらし守る政治を

昨日1月17日は、阪神淡路大震災の日。

あの日私はまだ京田辺の実家にいたのですが、「ドン」という衝撃で飛び起き、箱の中に入れられてユサユサとされているような揺れがしばらく続いて立つ事も出来ない、あの経験した事のない「揺れ」の感触は今もよく憶えています。

地震から5日ほど後に、ボランティアで西宮に行ったんですが、気のせいか街がセピア色に見えて、爆撃を受けた都市のような感じで、ひっきりなしにヘリの「バリバリ」という音や救急車のサイレンの音が鳴り響いている状況でした。

あれから15年。

本日付の「しんぶん赤旗」4面に、「阪神・淡路大震災15年 いま「復興」を問う」という記事があり、そこにはこうあります。

「この15年間、再建住宅のローンや営業再開の借金が重くのしかかり、返済できずに破たんする例が続出し、孤独死は仮設住宅で233人、復興公営住宅で630人に達しました。多くの被災者にとって苦闘の15年でした」

15年と言えば、生まれてから義務教育修了まで、この前の成人式ではありませんが、保育園児だった子どもが大人の仲間入りをするくらいの年月です。

もちろん地震そのものは自然現象で、一定規模の地震が発生すればある程度の被害は避けられないし、その復興にはそれなりの時間がかかるのかもしれません。

しかし・・・です。

私が阪神淡路大震災で一番感じたのは、日本の政治の冷たさです。

あの震災の際、全国から多くの救援ボランティアが集結し、95年は「ボランティア元年」と言われました。「震災でいろいろ失ったが、人のあたたかさやつながりを感じた」などの話をよく聞いたことがありますが、住民、国民の中では、おおいに人間らしい温かさが発揮され、苦しみ、悲しみから立ち上がる力が広がりました。

それとは正反対に、政治は被災者にとてつもなく冷たい姿を見せつけました。

本日付の記事は続けます。

「国・自治体が投じた復興事業費は約16兆3000億円。うち6割、9億8000億円が、神戸空港建設、新都市づくり、高速道路網建設、神戸港の最新鋭設備、巨大再開発などからなる「多核・ネットワーク型都市圏の形成」という大型開発事業群、インフラ整備に注ぎ込まれました」

「震災を絶好の機会として、以前から計画していた巨大開発を復興の名で次々と推進・・巨大開発を復興の中心に据え、生活再建は二の次としたことが、大きなゆがみをもたらしました。自治体の借金は大幅に増え、県は、老人など医療費助成の削減をはじめ福祉を切り捨てました。再開発や区画整理は被災者を地元から追い出し、街の再建を大きく遅らせました」

「震災当時の村山内閣は「私有財産制では認められない。生活再建は自助努力で」と個人補償を拒否し、自力再建を押し付けました。これが、被災者が立ち直れない最大の要因となりました」

「復興」を錦の御旗にして、巨大開発に税金をつぎ込み、その借金で財政難となり、福祉や医療などの暮らしを切り捨てる。
個人には何の責任もない自然災害による被害なのに、生活の再建は自力でやれと何の保障もせず放置する。

この構図、一昨年秋の金融危機以来の、いわゆる「100年に1度の経済危機からの回復」を口実に行われてきた、この間の政治と瓜二つと思いませんか?
「経済再建・景気回復」を掲げながら、やっている事は、大企業のもうけ応援で、そこに税金や借金をつぎこみ、大企業の無法な「派遣切り」などで仕事も家も奪われても、「自己責任」を押し付けて何の保障もなく路頭に放置する。

被災者の生活を後回しにしたのも、派遣切りで働く人々を路頭に放置したのも、同じ自民党政治でした。

阪神淡路大震災は、その大部分は「しんさい」ではなく「じんさい」であり、「政治災害」だと私は思っています。政治が、国民の命と生活を最優先するものであれば、被災地、被災者の15年は、もっと違ったものであったはずですし、もっと多くの命が救われたはずです。

政治のあり方が、人の命やくらし、人生をも左右することを、阪神淡路大震災の15年は教えてくれているのではないでしょうか。

だからこそ、政治を変える事がとても大事ですし、昨年の総選挙での自公政権の退場・政権交代は、その意味で、大きな前進でした。

人の命や暮らしを大事にする政治へ、本格的に前進させるためにも、4月の知事選挙、7月の参議院選挙がとても大事です。

当面、4月の府知事選挙では、民主府政の会の門(もん)ゆうすけさんを何としても知事に押し上げたいです。

そのスタートとして、16日に、木津のいずみホールで相楽民主府政の会の新春の集いがあり、門さんも力強く訴えられました。

もちも、力強く!

「よいしょ!」

門さん勝利へ、ぜひお力をお貸しください!

☆門さんの政策などは→こちらをクリック!

 

 



福祉センター・・トイレはきれいになったけど

2010-01-16 11:39:57 | 議会報告&議員活動

この間、役場の横にある福祉センターが改修工事をしています。

麻生政権時代に「生活・経済対策」として交付された予算を使っての改修で、1,2階のトイレの改修、部屋の窓に網戸設置、和室の土壁を板に張り替える、階段に昇降機をつける、などいろいろと今改修中です。まだ途中なので工事が終了したらまとめて紹介したいと思います。

福祉センターの改修は、これまでも繰り返し要望してきたので、今回の改修はうれしい事です。特に、子育てサロンで定期的に会場を使用しているので、とりわけトイレの改修と網戸の設置は、喜ばしいことでした。

ですが、やはりトイレについては、「ひとこと」あります。

福祉センターには1階と2階にそれぞれトイレがありますが、子ども用のトイレがありませんでした。以前からサロンに参加してくれているお母さんから「小さい子どもでも使えるものに」との声があり、改善を要望してきました。
古い建物なので、トイレも改修が難しいという事だったので、せめて台のようなものを置くなどしての対応も、と要望し、一時台が置かれたのですが、不具合がありこの間何もされていませんでした。

今回、トイレそのものが入れ替えられ、小さい子どもでも使えるものになりました。

もう1つの問題は、男女共用という点です。
これも、古い建物で構造上、仕方がない面もあるのですが、それでももう少し何とか配慮したものにならないかと言ってきたんです。

福祉センターは、いろいろな年代の方が利用されます。
サロンはもちろんですが、乳児健診や相談など保健のとりくみもされ、比較的若い世代の利用も多くあります。
社協事務局やヘルパーステーションもあり、男女それぞれの方が利用されます。
町外の方が利用される場合も、もちろんあります。

福祉センターは、災害時の避難所でもあり、トイレは大事な施設です。

やはり、21世紀のこの時代に、男女共用ではあまりに時代遅れです。

それで、今回の改修ですが・・・

確かにきれいにはなったんですが、写真のとおり、何の配慮もありません。

改修前は、男性用トイレの背後に壁のようなものがあったんですが、それもなくなってしまい、女性が使用する奥のトイレまで、すかーーっと、なんと見晴らしの良い事か・・・。

先日、子育てサロンがあり、お母さんたちに感想をお聞きしていたんですが、やはり「これでは、ちょっと・・・」という声がありました。

様々な方が利用する公共施設のトイレなので、せっかく改修するならば、そのへんも、もう少し考えてほしいものです。まだ工事中なので、今からでも何とかなるならば、してほしいですね。

トイレが新しくなった事は良い事ですが、誰もが安心して使える事が一番です。

ぜひ、みなさんのご意見や感想など教えてください。


「いつでもオープン」の学校図書館に!

2010-01-13 09:41:31 | 希望を育む教育を

今朝はずいぶん冷え込みましたね。

朝、じゅんが登校する頃(7時半ころ)に、家の周りを見てみると、

プランターの葉っぱの上のしずくがまるいまま凍結!

かわいい、「つらら」も出現!

キーン!!!って感じの冷たい朝でした。

 

成人式があった11日、成人式が終わったその足で、京都市内の京都テルサまで行ってきました。

「子どもに豊かな育ちと読書の喜びを 学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどい」という集まりがあったんです。

午前中の全体会は参加できなかったのですが、午後からの分科会に参加し、

「図書館で育つ子どもたち―公共図書館や学校図書館の実践を通して、司書の必要性や配置について考える」というテーマの分科会に参加しました。

はじめに2つのレポートが報告されて、府立鴨沂高校図書館の司書の方と、精華町立図書館の司書の方が発表されました。

全日制の府立高校には、各校1人ずつは司書が配置されているとの事でしたが、私も府立高校(田辺)で、そういえばおられた記憶があります。
司書の新規採用は毎年なく、最低限の人員しか配置されていない事や、年間の図書購入予算が消耗品費も含めて平均約52万円しかない現状には少しびっくりでした。

私が高校生だった時と決定的に違うのは、インターネットが普及している事で、鴨沂高校図書館が毎年実施している新入生アンケートでも、本を読みたいと思うきっかけとしてネットが大きな割合を占めているそうです。

司書の方が「図書館で子どもが育つ」という点で話されたのは、

「図書館利用を通じて、筋道を立てて深く考えることを学ぶ」

「図書委員会活動など、仲間とともに活動することを通して自主活動を広げる」

「学校の中で、自分を受けとめてくれる場所」として、きちんと見守る存在として機能したい

という点でした。

実際のケースとして紹介されていた話も印象的でした。
あるシリーズの本ばかりを借りていく生徒がいて、司書としては「もっと違うのもどんどん借りてほしい」と考えておられたのですが、その生徒の家が経済的に大変で、家に負担をかけないためにそうしていた事を知って、子どもたちの状況を理解する中で接する事の大切さを実感されたそうです。

図書館では、単に本の貸し出しをしているのではなく、人の人生そのものに関わって、人が育つ姿を見る喜びを日々感じる仕事をされている事に、とても感動しました。

精華町の図書館は、私も利用しているのですが、図書館のとりくみをあらためてお聞きして、その充実ぶりに大変うらやましく思いました。

精華町の図書館は、2001年に新館が造られて、リニューアルし、08年度現在で蔵書数は14万3559冊、そのうち児童書は46337冊、雑誌は約200タイトル、新聞10紙、視聴覚資料4541点、インターネット端末4台とのこと。

館長1人、正職員3人、嘱託職員7人、臨時職員6人(随時2~3人)で運営されていて、特に児童サービスにも力を入れておられました。

図書館に足を運ぶとわかりますが、児童書コーナーがとても充実しています。
06年度に策定した「子どもの読書活動推進計画」を基礎に、精力的に活動されています。

図書館内の行事では、「お話し会」を毎週土曜日に開催、乳幼児対象の「おひざにだっこ ちいちゃいちいちゃい お話し会」を月1回、保健センターでの9・10か月検診時のブックスタート、子育て支援センターと共催での「お話し会スペシャル」、読み聞かせボランティア養成講座の開催、小学生の社会見学の受け入れ、中学生の職場体験の受け入れ、1小学校14クラスでのブックトークの実施、学校図書館ボランティア向けの「図書の修理・製本講習会」の実施などなど。

和束の図書室でも、ぜひ、いろいろと取り組んでほしいのですが、嘱託職員が1人しか配置されていない状況では、大きな限界があり、せめてもう1人嘱託を配置する、せめてアルバイトを複数配置するなど、スタッフの充実が必要だと実感しました。

精華町の学校図書館の状況も少し報告があり、その中で注目したのは、現在、山田荘小と精華南中に、嘱託職員を配置しているとの事。学校支援地域本部事業というものを活用しての事らしいのですが、1度見に行こうと思いました。
また、1月から別の学校にも、緊急雇用対策で臨時職員を配置されているそうです。

精華町だけの事ではなく、集会にも多く参加されていたのですが、学校図書館ボランティアというのがあるのを知りました。これも一度具体的に見に行きたいと思います。和束ではやっておられるのか確認もしようと思います。

2つのレポートの後、テーマにそって、フリーで意見交流がありました。

せっかく参加したので、私も発言させてもらいました。

1つは、図書館の広域的な利用についての考え方です。
和束の図書館で読めない、手に入らない図書があっても、郡内等の他の市町村の図書館でカードを作れば借りる事ができます。
でもそれを理由に、図書室の図書購入予算をけちり、何でも広域で・・・という傾向があります。私は、図書サービスというのは、身近な地域でこそ充実すべきものだし、それを前提にした中での広域連携だと思っています。充実する努力もせずに、何でも他のところに頼る姿勢では、町の文化も育たないと思うんです。

私のこの意見に対して、西宮の司書の方が、広域貸出の利点としては、図書館としての貸出数が増える事、問題点としては、市民自身の貸出に支障が出る(ひどい場合、2年待ちのケースもあるとの話にびっくり!)、破損や損失などのトラブルが多いなどをあげられていました。
やはり、自前でどれだけ充実できるかが大事だなあと実感しました。

もう1つは、学校図書館に司書を配置すると、何が変わるのか?何が良いのか?という事を聞きました。

すると、まず岡山市の学校図書館司書の方が、とても熱く話してくれました。

一番の利点は「いつも図書館が開いていること、いつでも利用できること」で、借りたい時に借りれて、いつでも相談にのれることと言われました。

授業への支援も重要な役割なのですが、一番強調されたのが、「子どもの成長にかかせない」存在という点でした。
入学から卒業まで、子どもたちの成長を本を通じて見守り、サポートする、それは、ずっとそこにいるからこそできる、それが学校図書館司書という存在だと。

京都の小中学校には学校図書館司書は配置されてきませんでした。
もちろん、和束小、中にもいません。
司書教諭という資格を持った先生はおられますが、専任ではないので、活動には大きな限界があり、図書館は「いつも開いて」いません。

私も小中学校の図書館に司書さんがいる経験がないので、「いる」イメージがわきにくいのが実感です。

岡山は、ずっと以前から図書館司書が配置されてきた歴史があり、全国で一番進んだ取り組みがされています。そこには私が知らない、というか、京都の、和束の子どもたちが知らない、とても魅力的な世界がある事を、お話を聞きながら感じていました。

群馬・高崎市の高校で司書をされている方も話してくれたのですが、その方も、「いつも開いている、いつでも相談にのれる、授業の質を高めることができる」と言われ、何よりも印象的な話は、図書館は先人の知恵が集まり、そろっている場所であり、その知恵を生かして、子どもたちの知的関心にこたえ、その成長を見守る存在として司書がいるということでした。

ああーー!!なんて、魅力的な世界なんだ!と本当に思いました。
和束の小学校、中学校にも、ぜひ図書館司書を配置してほしい!
そして、「いつでも開いている」学校図書館が当たり前にしたい。
子どもたちに、この魅力的な世界を経験させてやりたい!

集いに参加して、この思いを強くしました。

ぜひ一度、司書さんがいる学校図書館の現場を見て、学校の保護者や子育て世代の方、学校の先生方、住民の方と力を合わせて実現したいと思います。

 


消防初出式&成人式

2010-01-12 14:37:13 | 議会報告&議員活動

 10日に消防初出式、11日に成人式がありました。

初出式は、例年、とても寒い中で行われるのですが、この日の朝は比較的あったかい感じでした。「今年はましかな」と思っていたのですが、だんだんと冷え込んで、風も出てきて、やはり寒い初出式になりました。

↓放水訓練をしているところ

185人の消防団員の方が参加されての式でしたが、団長さんのお話にもありましたが、年々団員の確保も難しくなって、定員も減少傾向になっている消防団。顔ぶれを見ていても、居住地は和束ではない方もおられます。

和束は農家の方も多いので、町内におられる方もそれなりにいるでしょうが、火事や地震など災害はいつ発生するかわからないので、特に平日の日中はメンバーがそろわないケースも多いと思います。加えて、昨今の働き方の変化もある中で、地域の消防・防災体制はますます難しくなってきています。

消防団のあり方や、地域の防災体制のあり方もよく考えるべき時であると同時に、やはり常備消防の体制をもっと充実させないといけないですね。日本の常備消防体制は世界的に見ても不十分と言います。今、財政難を理由にして、常備消防の人員を減らしたり、出張所を減らしたりしながら、広域での統合も検討されているらしですが、とんでもない話です。

アメリカ軍のための経費や自衛隊がソマリアくんだりまで行く経費よりも、地域の安全を守る消防の経費こそ増やしてほしいものです。

いずれにしても、寒い中、消防団のみなさんには、本当にご苦労様でした。

 

翌日の11日は成人式。

今年は、男女合計で74人が成人の仲間入りをしました。

彼らが生まれた1989年、90年頃といえば、私は学生、社会人1年目くらい。
私が和束に来た頃は、5~6歳で保育園児だったんですね。

初めて成人式に参列させてもらった頃は、私もまだ20代だったので、まだ年齢的に近くて、お兄さんでもとおりましたが、今や下手をするとお父さんとよばれてもおかしくないほど年齢が離れてしまいました。

成人式に来ると、自分の年齢を一番感じてしまいますね。

「成人の日」は、1948年に公布・施行された祝日法で定められた日で、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」との趣旨があるとのことです。

何年か前の成人の日の際に、このことを知ったのです成人の日が戦後にできたというところに大きな意味があります。

「お国のために」死ぬ事が美徳とされた戦争時代に、「みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」など、あり得ない事でした。あの時代は、20歳まで生きられるかどうかもわからない、10代後半の若者も戦場に駆り出され、幼い子どもも犠牲になりました。

若者に死を強要するのではなく、生き抜くことをはげます社会になった・・・平和であるからこその成人式なんですね。

成人式に集った若者たちは、再会を喜び合い、とても楽しそうでした。
この風景が当たり前であるように、しっかりと平和を、憲法を守っていきたいと思います。

主催者や来賓のあいさつや、新成人の「決意」でも、この間の経済不況、不安定な雇用、環境問題などの深刻な社会の状況が反映されていました。

今の日本の社会は、戦争で命を奪われる事は基本的にないですが、違う形で若者を追い詰め、命や生活、未来を脅かしている、最悪の場合、命も未来も奪っているのではないでしょうか。

同時に、1人1人が声をあげ、みんなで力を合わせれば、政治や社会を変え、現在も未来もより良く変えていける可能性も大きく広がっていると思います。

孤立せず、つながり合って、一緒に明るい未来を拓いていきたいですね。