こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

「暮らし」への視点を欠いた町長の「所信」

2013-04-30 11:28:11 | 議会報告&議員活動

もう4月も終わりですね。

ある方が、「もう今年も3分の1が終わる」と言われてましたが、うかうかしてると、あっという間に1年なんて過ぎてしまいますね。

さて、今日は朝から臨時議会でした。

議案は専決2件で、国の法改正を受けての税関係のもので、特に問題はないので、賛成しました。

今日の臨時議会は、この間の町長選挙で再選された堀町長の「所信表明」の場という感じで、議案審議に入る前に、町長から所信というか、今後の基本姿勢の一端みたいなものが表明されました。

簡単に紹介すると・・・

3期12年間は、行革をすすめ、府との協調の下、道路整備と茶を生かしたまちづくり、いわゆる「茶道」のとりくみを進めてきた。
茶の景観、農村空間を生かす事や、子育てやお年寄りにやさしいまちづくりを進めてきた。
今後は、相楽地域一体の広域的なまちづくりが大事であり、国・府・近隣との協調・連携で、広域的観点からのまちづくりをやりたい。
犬打峠のトンネル化をめざす住民組織が立ち上げられる等、大きな節目を迎えている。
この間すすめた大学や企業との連携は今後とも深め、「学研の奥座敷」としてのとりくみをすすめる。

・・・といった感じでしたかね。

いつになく、「広域的なまちづくり」が強調されたのは、いま国や府が進めようとしている、道州制を意識したものかもしれません。

閉会のあいさつでも、道州制、TPP、アベノミクスの「成長戦略」に言及し、国の動きや流れをとらえたまちづくりに触れていたのですが、安部政権がすすめる新たな構造改革に乗ろうとする町長の思惑が透けてみえました。

町長はTPP等には、いちおう反対する姿勢をこの間表明していますが、今後、どういう姿勢をとるのか、しっかり監視しないといけないなと感じました。

町長は今でこそ、「小さくてもきらりと光るまちづくり」などと言われてますが、10年ほど前の「平成の大合併」の際には、相楽合併をしゃにむに推進し、今でも忘れませんが、合併協議会の場で、「何も文句は言いません。どうか合併に入れてください」と、無条件に町を売り渡すような発言をした事もありました。国や府の圧力や、苦しい財政事情もあったのですが、あまりの卑屈さに呆れたものでした。

いま安倍政権が、TPP参加や、道州制の推進を進めようとしている中で、これまでになく地方自治体の役割や責任が問われてくると思います。そういう中で、町長が、国や府との協調・連携の名の下に、住民の暮らしや地域の状況を棚に上げて、「流れ」に乗ろうとする危険性もあり、今後、しっかりと論戦していきたいと思います。

それにしても、町長の「所信」には、最初から最後まで住民の暮らしに対する話が一切出てきませんでした。
アベノミクスでむしろますます大変になってきている暮らしや、過疎化が進む地域をどうしていくか、そこへの視点がまったく欠いた「所信」には、残念な思いがしましたね。

6月議会にむけて、しっかりと準備したいと思います。

 

さて、先週は、お茶の初市や、倉林明子さんの和束入りなど、いろいろとありました。
遅まきながら、その様子も少し紹介しときます。

24日に城陽市にあるJA全農京都茶市場で行われた、今年の茶初市に、初めて参加させていただきました。
議会の産業常任委員長になった事からでしたが、たまたま今年は茶市場開設40周年にあたる記念の年で、貴重な場に立ちあわせていただきました。

初市には、83点、約800キロが出され、そのうち74点が和束のお茶でした。

式典のあと、業者さんによる入札が行われ、その後で、私も出品されたお茶を見て回り、まさに見よう見まねで、香りや味を感じてきました。お茶の素人の私ですが、香りも手触りも味も、微妙に違うところに、生産者のこだわりや思いが伝わるようでしたね。

初市での最高値は、和束の手揉み保存会が出されたもので、14万400円で落札されていました。

明日から5月。

いよいよ、お茶の季節本番ですね。

 

25日の午後には、7月の参院選でお世話になる、倉林明子さんが、宣伝で和束に入り、元気に訴えました。

この日は、天気がとても良くて、お茶の緑がきれいに映える中で、元気な倉林さんの声が響きました。

ちなみに、上の写真がローソン前の府道沿いで、下がそま田公民館付近です。

参院選挙まで3カ月を切り、そちらの方も忙しくなってきましたね。


水切り大会?

2013-04-21 22:47:34 | Weblog

今日は寒かったですね。まるで冬に逆戻り。

そんな時に、家の水槽に川の水を補充するために、祝橋の下の和束川まで子どもと行きまして、水を汲んできました。

風も強く、川の水はめちゃくちゃ冷たい!

それだけだと面白くないので、子どもと「水切り」でしばらく遊んでました。

自分が子どもの頃からやってる「古典的」な遊びですが、いつしても面白いですね。

風の抵抗もあって、なかなか難しい感じもありましたが、最高10回跳ねました!

さながら、ミニ「水切り大会」でした。

これからの季節、またやりたいものですね。


「京都まつり」

2013-04-15 11:13:34 | こんにちは、日本共産党です!

昨日は、京都市内の宝が池公園で開催された、「京都まつり」に支部の方々と一緒に行ってきました。

京都の共産党が、今夏の参院選挙での躍進をめざして企画した、お楽しみいっぱいのイベントでした。

昨日は朝から天気も良くて、オープニングからたくさんの方が足を運ばれていました。

会場に到着した時に、ステージでは吹奏楽の演奏が行われてました。

山城地区のテントに到着すると、早速に声がかかり、うどんを食べました。

12時のテント前でのミニ集会までの時間、ぶらぶらと歩いて見て回りましたが、久しぶりの方といろいろと出会う事ができました。和束に来る前に勤めていた宇治の共同作業所でお世話になった方や、民青時代に高校班の時から一緒に活動した友人や、地域の方々など、本当になつかしい気持ちになります。自分の活動や生き方の原点を思い出させてくれるひとときでもありますね。

お昼になって、地区委員会のテント前で、5月の選挙を控える精華町の候補者や、参院選の予定候補の倉林明子さん、現職の井上さとしさんなどを囲んで、元気に気勢をあげました。

↓ 左から、ゆうきひろこさん、倉林さん、井上さとし議員。

集会後、お昼ごはんを食べて、またしばらく回っていたら、ステージでは、党書記局長の市田忠義さんの講演がはじまり、知り合いの方としゃべりつつ、耳を傾けました。

市田さんは、「アベノミクス」の危険なねらいや正体のこと、原発再稼働やTPPをめぐる国会の動き、急を告げている改憲を阻止するたたかいのこと、維新の会のはがれつつある実態など、わかりやすく話しておられました。

参院選挙で共産党が伸びる事が、まともな政治を取り戻す一番の力になることをあらためて実感しましたね。

ひさしぶりに再会したなつかしい人たちのがんばりに触れて、エネルギーをわけてもらえた「まつり」でした。

 

さて、昨日は、和束町長選挙の投票日で、夜中にネットのニュースで、結果を知りました。

結果は、現職の堀氏が、2310票を獲得し再選。

新人の津田氏は、333票を獲得、1割以上の得票率を獲得されてました。

投票率が68%程度で、和束にしては低い方だと思いますし、やはり少し関心が低かったかもしれません。

票数だけ見ると、現職の「圧勝」ではありますが、まったく知名度がなく、運動期間も短い中と言う事も考えると、思ったよりも新人が得票したとも言えるかもしれませんね。

今回は、現職の信任投票的な側面もありましたが、積極的な支持が表明されたとも言い切れないし、それなりに批判の声が住民の中に渦巻いている事を、現職には自覚していただいて、今後のまちづくりを考えていただきたいと思います。

今回も共産党として候補者を擁立できなかった事は、力不足の何者でもありませんが、今後も議会内外での活動を強めるとともに、町政を担える党と住民との共同をつくれるように頑張りたいですね。

 


入学式

2013-04-09 16:10:39 | 希望を育む教育を

今日は小学校の入学式でした。

今年度の新入生は26人。昨年よりは少し増えました。

子どもたちの中には、子育てサロンでいっぱい遊んだ子もいて、もう小学生なのかと、感慨深い思いもありました。

入学式は、毎年出席しているのですが、今年は議員としてではなくて、PTA会長としての出席で、祝辞も述べさせていただきました。

思ったよりはマシだった感じもありますが、やはり緊張しましたね。

原稿を準備しておいて、よかったです。

たいした事は話せませんでしたが、最初で最後かもしれないので、載せときます。

 

PTAを代表して、お祝いの言葉を贈りたいと思います。

新入生のみなさん、入学おめでとうございます。

みんな、本当に大きくなって学校に来てくれて、とてもうれしいです。学校では、みんなの入学を楽しみに待っていました。

同じようにみんなの入学を心待ちにしていた、学校の桜の木は、この前の強い風と雨で、ちょっぴりさびしい感じになったけれど、元気なみんなの姿を見て、とても喜んでいると思います。

今日から、みんなは、和束小学校の仲間になりました。

これから、今日一緒に入学したお友だちや、後ろに座っているお兄さん、お姉さん、先生方と一緒に、いろんな事を勉強したり、身体を動かしたり、行事に取り組んだり、いっぱい遊んだりして、みんなはぐんぐん大きくなります。

みんなが「学校って楽しいな」「明日も楽しみだな」って思えるように、お父さん、お母さんも、いっしょうけんめいにがんばるので、みんなも元気に学校に来てください。本当におめでとう。

さて保護者のみなさん、お子様のご入学おめでとうございます。

これまでの子育てのご苦労に心から敬意を表します。

晴れの日を迎えられ、これからの子どもたちの成長に大きな期待と希望を抱いておられる事と思います。
同時に、いろいろな不安やご心配もおありと思います。

PTAは、子どもたちを真ん中に、保護者の皆さん、先生方、地域のみなさんと一緒に、子どもたちの育ちや学びの環境を少しでも良くするために力を合わせるところです。

ぜひPTA活動への積極的なご参加をお願いするとともに、気になる点があれば遠慮なく声をお寄せいただきたいと思いますし、疑問や悩みは一人で決して抱え込まずに、どんな小さなことでも相談してください。よろしくお願いします。

あとになりましたが、ご来賓のみなさんには、何かとお忙しいところ、子どもたちの晴れの日に立ち会っていただき、まことにありがとうございます。今後も、PTAや学校の活動へのご理解とご支援、ご指導をいただきますようお願い致します。

では、新入生のみなさん、元気にがんばってください。

・・・と、こんな感じでお祝いの言葉を贈りました。

とても緊張はしましたが、貴重な経験ができて良かったです。

 


満開近し?

2013-04-04 00:22:23 | Weblog

今日は、町長選挙に立候補表明している2人の方に出した公開質問状への回答を、「わづか民報」にまとめる作業をしてましたが、だいたい完成しました。

この土日には折り込みたいと思ってますので、ぜひご覧ください。

共産党としては町長選挙は残念ですがたたかいません。が、どなたが町長になられても、まちづくりは大事な問題です。

これからの4年をどういう方向で進めようとしているのか、どんな政策を考えているのか、活発な政策論戦を期待したいですが、その一助になればと思います。

さて、ちょっと町内をまわった時、中区の和束川沿いの桜並木が、もうすぐ満開かなという感じでした。

今日は、思ったほど風雨が強くなかったので、明日からの晴天で一気に満開になりそうです。

でも、土日がまた荒れるようなので、来週の入学式にはどんな感じかな?

うちの子どもが入学した時は、まさに満開で、とてもきれいだったのを憶えてます。

その子どもも、いよいよ6年生。なんて、早いんだろうね。