こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

「身を削る」とわめく人たちの正体・・・政党助成金こそ廃止を

2012-01-31 09:12:39 | こんにちは、日本共産党です!

今朝の「しんぶん赤旗」1面トップは、昨日の参議院本会議での、市田さんの代表質問。

その中で、目を引いたのが「自らの懐は温め(政党助成金、民主党に168億円)」「被災地には冷たく(医療費無料化90億円見送り」との見出し。

市田さんは質問でこう訴えています。

「福島の人たちは、日々刻々、放射能被曝のおそれにさらされながら暮らしています。とりわけ子どもたちの健康への影響は、すべての国民が心を痛めています。福島県はそうした不安にいくらかでもこたえるために、18歳以下の子どもたちの医療費の無料化を求めてきました。総理も直接その声を聞かれたはずであります。なぜその願いを拒否したのですか。かかる費用はわずか90億円にすぎません。民主党が懐に入れている政党助成金はそれをはるかにしのぐではありませんか。自らの懐は温めても、福島の子どもたちには手を差し伸べない、こんな冷たい政治はありません」

政府は、この間福島県が求めてきた、子どもの医療費無料化を拒否しました。

野田総理は「国の医療保険制度の根幹に影響を与えるなどの問題があり、対応が難しいとの結論にいたった」と答弁。

原発事故にともなう放射能汚染による子どもたちの命と健康への影響よりも、保険制度への影響の方を心配したわけですね。

福島県の子どもたちの医療費無料化にかかる予算は90億円。

民主党が「自動振り込み」のように受け取っている政党助成金は168億円。

民主党への助成金の約半分を削るだけで出来る事なのに、です。

これは、民主党だけの問題ではありません。

2011年に日本共産党をのぞく、各党が受け取った助成金は以下のようになります。

民主党 168億2588万円

自民党 101億1468万円

公明党  22億7534万円

みんなの党 11億1630万円

社民党     7億6230万円

国民新党   3億9571万円

たちあがれ日本 1億9659万円

新党日本     1億3574万円

新党改革     1億1941万円

全部で、320億円ほどにもなります。

この間、民主党は、国会議員の定数を減らす言って、比例80を削る方針を出しました。

消費税増税をするかわりに「身を削る」からと。

でも、比例部分は、選挙で一番大事な民意の反映を一番している部分です。

それに、仮に減らしても、年間約50億円ほどしか「節約」できません。

助成金は、年間320億円。

「身を削る」というなら、助成金を廃止した方が、よっぽど効果があります。

でも、「なぜか」、もらっている政党から、助成金をなくそうとの声はあがりませんね。

昨日の市田さんの質問は、「身を削る」と声高にわめいている政党、人たちの正体を、わかりやすく浮き彫りにしました。

まさに、「いいかげんにしろっ!」ってこと。

そんな政党や人たちに、「消費税しかありません」とか言われても、信用ゼロです。


天空カフェ

2012-01-30 09:03:38 | 小さくても輝く和束町に!

おはようございます。

それにしても寒いですね。

日本海側とかはすごい大雪ですが、雪下ろしとかで事故が多発しているニュースが伝えられています。

こちらは、ちらつく程度で、ちょっとでも積もったりすると大騒ぎですが、まだ強い寒波が来るそうなので、とにかく事故のない事を祈るばかりです。

さて、新年明けて早々の新聞に、「茶畑絶景 天空のカフェ 4月オープンへ」という記事があったのを、憶えておられるでしょうか。

運動公園内にこの間建設されていたもので、ちょうど白橋栖の交差点で停車していると上の方に見えているものです。

観光振興の一環で町が、約900万円かけて整備したもので、府内産のスギやヒノキを使った建物で、中は畳敷きの茶席になっていて、山の家や運動公園に来られる方を対象に、お茶を楽しんでもらうためとして作られました。

一度ちゃんと見てこようと思い、先週、行ってきたんです。

山の家からのびている遊歩道を歩いてしばらくすると、この間、ほっこりサークルの方が整備された観光茶園があり、その先に天空カフェが見えてきます。

丸太を敷いた階段をのぼると建物があるんですが、ちょっとこの階段はあぶないですね。
急こう配という事もありますし、雑な感じで、手すりみたいなのもいっさいなく、いろいろな方に利用してもらうには、もう少し整備が必要な感じです。まだ途中なのかもしれませんが。

それに、登り口のところには、↓のような看板もあり、

ちょっと、このままでは利用できない感じですね。

それはそれとして、階段を登りきると、カフェの建物があります。

まだオープンしていないので、中は入れませんが、ちょっとのぞくと、こんな感じです。

ここで、ほっこりとお茶を楽しんでもらう予定だそうです。

カフェからのぞむ風景はこんな感じ。

「天空」というだけあって、360度のパノラマはいい感じではありました。

ここには、もともと、展望台がありましたが、長年放置されてきて、荒れ放題になっていました。

以前、あのままでは危ないし、もったいないし、と再整備なり、有効利用なり、安全対策なりを要望した事もありました。

そういう意味では、再整備された事は良かった面もあります。

ただ、大事なのは、せっかくの「資源」が、どう有効利用されるかにあります。

900万円というのは、大きな予算ですし、「いますべき事なのか?」との声もありました。

観光振興のためという事ですが、これをなぜ整備し、どう有効に活用していくのか、よく議論し、練られたかと言えば、そういうわけでもないようで、有効利用がされなければ、また前のような事態にもなる危険性もあります。

いま町は、交流人口を5万人から25万人にとの目標を掲げて、観光でのまちづくりを進めようとしています。
この間は、和束茶カフェを中心にして、いろいろと創意工夫の中、動き始めているところではあります。

せっかく整備したカフェが、無駄遣いにならないためにも、今度こそ有効利用が望まれますし、町にはしっかりとした方向性をもって運用してほしいものです。


高齢者福祉・介護保険計画案に意見を反映しましょう

2012-01-25 10:31:31 | 命とくらし守る政治を

この間、冬らしくというか、ずいぶん冷え込んでますね。

日本海側は大雪で、東京など首都圏でも積雪と言う事で、こちらもいよいよかなという感じですが、なかなか降らないものですね。一冬に2~3回は、「真っ白」という状態がありますが、ちょっと積もっただけでけっこう大変なだけに、雪国の苦労は本当に大変なものだと痛感しますね。

 

1月24日から、町は「第6期高齢者保健福祉計画」と「第5期介護保険事業計画」の素案を公表し、意見募集をはじめています。締め切りは、2月13日までです。詳しくは、町ホームページを、ぜひご覧になってみてください。

→計画案に対する意見募集について

この計画は、和束での高齢者福祉の在り方や具体的な施策の方向性を示すもので、高齢者が安心して生活できるまちづくりを進める上で、とても大事な方針です。高齢者が住み続ける町づくりになっているか、必要な施策をおこなおうとしているかなど、多くの声を反映させて、より良い計画にする必要があります。

ちょっと量がありますが、ぜひ目を通していただき、気になる事や要望をおおいに反映させましょう。

「計画案」は→こちら!

この計画案は、本当ならば、在宅介護支援センター、診療所、ホームヘルプ、保健師、社協など、町内の介護、医療、保健を支える方々の知恵と創意を総結集し、和束でどんな方向性が必要なのかを、じっくり、しっかりと検討し、創り上げるものでなければいけないものだと私は思いますが、福祉課の話を聞く限り、残念ながらそうはなっていません。

コンサルがまとめた文書を、福祉課職員で検討するだけでは実態に見合った、本当に必要な中身はできないと思います。
福祉課の職員がそれぞれの担当分野に責任を持っているから、網羅できるかと言えばそんな簡単ではないです。
それぞれが担当する分野に関わる方々の声をしっかり吸い上げる作業をしなければ、反映はできません。

計画を審議する審議会に、各団体の代表者がおられるから網羅できるかと言えばそうでもありません。
代表だから全部わかるわけでもないし、それぞれの団体でしっかりとした意見集約をする作業抜きには、これも代表者の個人的な意見しか反映されません。

もう少し丁寧な素案づくりをしてほしいものです。
いつも通りの、形だけの計画づくりをしても、生きた取り組みはできないし、現場の方を置き去りにした素案では、一般的なものしかできません。

形だけ整えて、「立派」なものを作っても、何の意味もないし、それでは本当に何が必要かも見えてきません。

それだけに、少しでも中身のある計画にするためにも、おおいに声を集中させていただきたいと思います。

以前に書いたように、4月からの介護保険料の見通しも出されていて、約10%の値上げ、基準額で月5175円を5700円程度までアップする案です。所得段階にもよりますが、年間に約3200円から11300円ほどの負担増を示しています。
大変な値上げです。これ以上の負担増を許さない声をぜひ集中しましょう。

何も言わないと、「理解いただいている」などと、都合のよい解釈をさせてしまいます。
なぜ、そうなるのか、ちゃんと説明をさせないといけないとも思います。

 

 


図書室の改修、学童の外灯、金曜学習の場所などのお話

2012-01-16 16:39:13 | 議会報告&議員活動

いま体験交流センターにある図書室が改修中で、今月いっぱいお休みになってます。

どんな改修をするかと言えば、1つは図書室の入口が今より少し前に移動するのと、もう1つは、上の写真のように、これまでステージのようになっていた所の一部を、外でも本が読めるスペースにするそうです。

ブルーシートのところに外と中を行き来できる扉かなにかを作るみたいです。

町の唯一の文化施設である図書室を改善することは大事だし、今度の改修がそれに役立てば良いなあとは思っていますが、ちょっと気になる事もあります。

屋外で本を読むというのは別に悪い事ではないのですが、真夏や真冬はとても使えないのではと思います。
教育委員会のお話では、屋根のようなものは特になく、街の喫茶店にあるようなパラソル的なものを考えておられるようでした。
夏はあまりに暑すぎるし、冬は寒すぎるし、その間あまり使いようがないのは、ちょっともったいない感じがしますよね。
予算の関係で、そこまで出来ないとの話でしたが、利用者の立場で考えれば、本当は必要なものだと思うし、改修によって施設の有効利用を進めるなら、当然考えるべき事だったんではと思いました。
もちろん雨の日なども使えませんし、屋外だから仕方がないのですが、天候によって利用できる日数が限定されるのは、やはりもったいないですね。

改修は必要だったかも知れませんが、もう少し利用者や現場の方の意見などを事前に反映させれば、もう少し使いやすい改修が出来たのではと思います。
まだ出来ていないので、何とも言えないものでもありますが、せっかく貴重な予算を使うのであれば、もう少し丁寧な事業化をしてほしかったですね。

図書室の改善と言う点では、施設的な改善も必要ではありますが、一番してほしい事は、マンパワーの充実ですね。
図書室は嘱託の司書の方が1人でずっと勤務されて、何もかもされていますが、せめて複数体制にしないと図書活動は充実しないと思いますね。次は、ぜひ体制の強化をしてほしいものです。

本当は、小さくてもちゃんとした図書館があればと思っています。

 

さて、話は変わりますが、学童保育の送迎の出入り口は小学校の裏門を利用しているんですが、今みたいな時期は日が短くて、5時半頃には真っ暗になります。
車が出入りする事もあり、明るくして見通しをよくしてほしいとの声が一昨年からあり、ずっと要望しています。

学童を所管している福祉課は、この間校門に感知式のライトをつけて少しは明るくなったんですが、中途半端な感じで、もともと校門のところにある学校の外灯をつけてくれればいいのではないかと言ってたんです。

上の写真の丸いのがそうなんですが、灯りがつかないんです。
それで、教育委員会には、もともと学校の外灯で、電球が切れているんなら、付け替えれば済む事ではないのか、それで学童の灯りの問題も解決できるのではないかと要望していました。

ところが、電灯部分だけでなく、電灯を支える柱も老朽化しているので、全部取り替える事になったので、来年度の予算での扱いになるらしく、今年度は間に合わないと言う話。
なんとも、もやもやするような話です。

先日、学校のお便りに、錆とかが目立っていた正門とかを塗り替えてキレイにしたとの話が載ってましたけど、それなら何で裏門の外灯も一緒にしないんだろうと思ってしまいました。
学校の方でも、外灯が切れているのに、どうしてずっと放置しているんだろうと思います。

最近の話ではないのだから、もう少し迅速に対処してほしいものです。

 

最後にもう1つ。

金曜学習という小学生を対象にした、教育委員会の事業があります。
家庭学習の定着などを目的に、放課後を利用した事業で、特に低学年の子どもたちを中心に参加されています。

事業の中身は別にいいのですが、場所が不合理だと思うんです。
場所は、いきいき子ども館なんですが、もともとは、同和対策事業として、「」地域の子どもたちを対象に行われていた「名残」なのかもしれません。

でも今は、全児童が対象になっているので、学校でするのが一番合理的だと思いますし、子ども館でやる必要性はないと思うんです。

特に不合理なのが、学童に行っている子どもたちの場合です。
金曜学習に参加する学童の子は、学童保育から歩いて子ども館まで行き、終わったら、また歩いて学童保育まで帰っています。学童は一昨年の9月から学校に移設されたので、学校でやっていれば基本的に学校から動かなくても良いし、とても合理的で安全だと思います。
学童保育以外の子どもたちにしても、その方が合理的だと言えます。

でも、何故か、なかなか改善されません。
昨年の夏休み前頃の話では、教育委員会でも検討するとして、早ければ2学期からでも・・・との話もあったんですが、結局どうにもなりませんでした。
先日の教育委員会の話でも、来年度についてもまだわからないとのこと。

何が壁になっているかわかりませんが、何とか来年度からは学校でやってあげてほしいものです。

ちょっと、教育委員会がらみの事で、書いてみました。

教育委員会が連合になってしまってから、町議会では教育の事が全くといっていいほど話題にならず、というか出来ず、お留守状態になりがりです。

学校や教育関係の事で、情報がありましたら、ぜひ聞かせてください。

 


しいたけ

2012-01-15 10:02:01 | Weblog

 

新年ももう半ば、幕の内も終えようとしています。早いですね。

さて、じゅんが2年生の時に、遊び塾だったか何だったか、しいたけの原木をいただいてきた事がありました。

何年かたつとしいたけが出てくるとの事で、家のうらの畑のところに置いていたんですが、先日、ついに出てきました。

2年ほどですが、出てくるもんなんですね。

この間、雨が降らず、乾燥していることもあるのか、干ししいたけみたいにかちこちしてましたが、水につけておいたらもどって、なかなか肉厚なしいたけでした。

早速、夕食で、オーブントースターであぶったものを、そのままいただいてみましたが、なかなかおいしかったですよ。

あとどれくらい採れるのかわかりませんが、楽しみです。

和束でも昔はけっこうしいたけ栽培がされていたそうですが、最近はほとんどなくなってしまっています。

個人的に野菜市場なんかで売られているのもありますが、産業としては成り立たなくなっています。

本当は、地元で栽培されたしいたけを、学校や保育園の給食などで、子どもたちの口に入れば良いのですが・・・。

何とか復活できる可能性はないものか、知恵を絞りたいですね。

 


2012 「初」子育てサロン

2012-01-12 16:04:01 | 子育て安心の町に

今日の午前中、今年に入って初めての子育てサロンでした。

昨年の初サロンは、そんなに参加が多くなかったし、今朝はずいぶん冷え込んでたので、今日は少ないかな?と思っていましたが、なんと16組の参加で大盛況!新しい参加者も1組あって、新年早々から良いスタートを切れました。

部屋は暖房がかってるので暖かいのですが、こころなしお母さん方は部屋の真ん中あたりにかたまり気味で、何となく面白い光景でしたね。

そのおかげ?もあって、人数が多い割に、子どもたちが遊べるスペースがけっこうあって、子どもたちはうれしそうでした。

お正月と言う事もあって、アンパンマンのカルタをやってみました。
小さな子どもばかりなので、基本的に字はわからないし、どんな感じかなと思いながらやってみましたが、けっこう楽しそうにやってました。字と言うより、絵を見てとってますけどね。

でも、カルタはけっこう集中力がいるので、そのうち子どもたちはあくびをしたり、どっか行っちゃったり、・・・まだちょっとしんどいかな。でも、なかなか面白かったです。

8年目の子育てサロンも、いよいよラストスパートの時期。
3月のお別れ会に向けた準備をそろそろしないとなあ。

赤ちゃんだった子どもたちの成長の軌跡を振り返れるという楽しみもありますが、一緒に遊んできた子どもたちとお別れする、ちょっぴりさびしい時期を迎えます。

最後までいっぱい遊んで、楽しい時間を過ごしたいですね。


成人の日

2012-01-09 23:54:16 | 議会報告&議員活動

今日は成人の日。

和束でも、福祉センターで式が行われて、今年は52人が成人の仲間入りをされました。

今年の新成人は、1991年4月2日~1992年4月1日までに生まれた人たちで、私が和束に来た頃は、まだ3~4歳の乳幼児でした。保育園児だった彼らが大人の仲間入りをするまでになったわけですから、私も年を取るはずですね。

午前10時半からはじまった式は、いつも通りの内容で、新成人の呼名、教育委員長の祝辞、記念品の授与、町長、議長の祝辞、新成人代表の言葉と進み、約30分ほどで閉式となりました。

祝辞の中では、必ずといっていいほど、「大人になって、様々な権利も与えられるが、その代わりに義務や責任が生まれる」という話がありました。
どちらかと言えば、権利の行使よりも義務を果たす、責任を果たす事が大切だと聞こえる感じでしたが、私は、自らの権利というものをぜひ大事にしてほしいし、もっとしっかりと知る必要があると思う。

権利と言うと、選挙権とか、飲酒やタバコが認められるとか、そんな話がたとえに出される傾向がありますが、それももちろん大事な事ではありますが、認められているとても重要な権利はたくさんあります。

彼らの年代で言えば、学生だったり、就職して間もなくだったり、もしかしたら失業してる人もいるかもしれませんが、教育を受ける権利や、人間らしく働く権利、何よりも憲法25条でもうたわれている人間らしく生きる権利などがありますよね。
でも、権利はあっても、ちゃんと生かされているかという問題もあります。
学びたいのに進学できない、働きたいのに雇用がない、解雇されるとか、権利が不当に侵害されている場合が多いのも、日本の社会の現状でもあります。

権利は、初めから認められていたわけではなく、国民のたたかいによって、または大きな犠牲を払う中でかちとられたものでもあります。
若い人たちに、義務や責任を強調するだけでなく、権利の持つ意味や大事さこそ、もっと伝えるべきで、そのかけがえのない意味や値打ちが伝わってこそ、義務や責任も納得できるものとして受けとめられるのではないかなあと思います。

義務や責任ばかりを押し付けられて、当たり前の権利さえ知らされず、認められていないというのは、若者だけでなく、国民すべての問題でもありますよね。
よく「権利ばかり主張するのは・・」とかいう風潮がありますが、認められた権利を、誰もが当たり前に行使できる社会であってこそ、と私は強く思います。
若い彼らには、そういう社会を創るために頑張ってほしいものですね。

さて、式の話に戻りますが、ちょっと残念だったのが、新成人代表の言葉でした。
別に中身的には「問題ない」のかもしれませんが、誰が言っても同じというか、「問題のない」、でも言葉を発している彼の気持ちが見えないものだったなあと。
あの「誓いの言葉」は、本当に発表した彼が自分で考えた言葉なんだろうか、と感じました。
何か用意された言葉を読まされているような、自分の言葉ではないような気がしたのですが、どうなんでしょうか。

祝辞でも触れられていましたが、今の日本社会の現実は、若者にとって、大変厳しく、酷く、将来を見通せない状況が深刻です。新聞にもありましたが、新成人の多くは、これからの将来を暗いと感じています。
これは一般論ではなくて、とてもリアルな現実だと思います。
そんな現実の中で、成人の日を迎えた彼らには、言いたい事がいっぱいあるはずです。
それは、不満であったり、不安だったり、怒りだったり、悲しみだったりもするだろうし、一方で、未来を担う若者らしく、困難に立ち向かう気概であったり、希望であったり、乗り越えようとするパワーであったりもすると思います。

成人式は行政の主催ではあっても、その主人公、主役は新成人である彼であり、彼女たちのはずです。
型にはまらない、自由で、新鮮で、心の底からの言葉を聞きたかったなあと思いました。

 

さて、話は変わりますが、明日から学校は3学期。
ちょっと長めの冬休みも終わり、子どもはちょっと残念そうですが・・・。
じゅんは、6日におじいちゃん宅から帰宅したばかりで、まだ気持ちは休み気分のようですが、また明日から日常がはじまりますね。


仕事はじめ、宣伝はじめ

2012-01-04 13:16:06 | 議会報告&議員活動

3が日もアッという間に過ぎて、今日は仕事始め。

朝9時から福祉センターで、役場職員との新年交歓会があり出席しました。

町長の訓示、議長のあいさつ、こぶ茶で乾杯、副議長の音頭での万歳三唱・・・

と、こんな感じです。

町長、議長のお話しの中で、「今年は変革の年」との話がでてました。

昨年は震災、原発事故と、これまでの政治や社会の在り方が鋭く問われて、でも一方で、それに応えきれない政治の堕落がすすでいる中で、変革というのは大変求められていると思います。

ただ、何のため、誰のための変革にするかが大事ですね。

いわゆる「小泉改革」の時は、しきりに改革と言う言葉が使われて、「改革なくして成長なし」とか、いろいろと言われましたけど、もてはやされた「構造改革」というのが、大多数の庶民から富を吸い上げて、大企業や富裕層にばらまく事だった事がはっきりしましたよね。

改革の名で、庶民の暮らしは散々な目にあいました、というか今もあってます。

庶民の命や暮らしを守り、支えるための改革でなければ、今の悪循環は良くならないです。

今日の町長のお話しの中では、住民との協働という事がまた出されましたが、住民の暮らしの事にふれた話はありませんでした。

いま役場や町政に一番求められているのは、住民の命と暮らしに目を向け、心を寄せた行政に徹する事だと思います。そこと離れたところでは、協働はあり得ないし、行政の都合のよい協働になる恐れがあります。

その点を忘れないようにしながら、役場の職員の方ともしっかり力を合わせて、まちづくりに取り組みたいと思います。

交歓会の終了後、釜塚橋のところで、今年の「第一声」をあげました。

変革が求められる2012年、これまで以上に地域の中で、訴えをしていきたいと思います。

あらためて、今年もよろしくお願い致します。


2012年の年明け

2012-01-01 09:30:27 | Weblog

 

年あけましておめでとうございます。

大晦日は、いつもどおりに「紅白」をみて、「ゆく年、くる年」を見て・・・とお決まりの感じですごしました。

元日の朝は、「しんぶん赤旗」の配達ではじまりました。

年明けの深夜番組では、「2011年はいろいろとありましたが」という話がよく使われてましたが、「あった」ではなく、続いているという事ですね。

震災や原発事故の被災地は、何も終わっていないし、「収束した」などと終わった気になっているのは政府だけ。

だから、年末のどさくさに、消費税増税を決めたなどと平気で言えるのでしょうね。

新しい年が明けました。

年は自然に明けますが、政治の年明けは自然には明けないので、力を合わせて明けさせたいですね。

本年もよろしくおねがいいたします。