こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

「お迎え」の現場

2008-04-16 10:18:18 | 子育て安心の町に
 体調はいまいち・・・って感じで、スッキリしません。熱は時々、37度台になる事もありますが、そんなに上がるわけでもないのですが。もう少し、かかりそうです。
 体調はそんな感じではありましたが、昨日の夕方に保育園に行き、この間、お母さんたちが疑問視している「お迎え」の様子を見に行きました。この前は、外からでしたが、昨日は、事前に園長先生にお伝えしていたので、中まで入って見ました。行ってみると、職員室の前の廊下に、ズラーッと子どもたちが座っていました。お母さんが来ると、順々に帰っていくようです。4時5分から少ししたら迎えに来る方もいれば、けっこう待っている子どももいます。待っている子どもは、何をするともなしに、とにかくお母さんが来るのを待っています。並んでいた子どもたちが、みんな帰っていくまでには20分以上はかかっていたように思います。
 現場を見た結論として思うのは、子どもたちが気の毒だという事です。並んで待っている子どもたちの目の前で、延長や遅い便のバスの子どもらが、元気に遊んでいます。そんな姿を子どもたちはどう見ているのかな?と。園は「防犯上」と言うけれど、子どもらにしわ寄せするような対策ではいけないと思います。
 電話で園長先生に行く旨をお伝えした時に、少しお話したのですが、その時に言われていたのはこんな話でした。年度末のある日のお迎えの時間帯、ある子どもが、まだお迎えの方が来ていないのに、お迎えの集団に混じって出て行こうとした事があったそうです。その時は、園長先生がみつけて大事には至らなかったのですが、この事をきっかけに、今回のようなやり方をする事になったそうです。お迎えの集団が死角になって出て行くのが見えなかったと言われるのですが・・・。でも、それでは何のために防犯カメラがつけてあるのかな、と思うし、その時はカメラはどうされていたのかなと思います。それに、もしそういう「事故」を防止したいのなら、お迎えの時間帯に、誰か先生が立たれて、声をがかけながら確認していけば良いのではとも思います。すべてを保護者の責任にして、子どもにしわ寄せするのはいかがと感じます。なぜ、そういう事が起きたのかの原因を、もっと多面的に検討して、保護者にも伝えながら、一緒に検討すべきものではないでしょうか。
基本的に、4時半までが通常保育であり、4時半までにお迎えに行く、それまでは園が責任を持って保育するのが原則です。4時5分を降園時間にしていると園は言われるけど、それは「降園しても良い」という事であって、必ずその時間だというわけではないはずです。「4時半までは保育時間なので、それまでは責任を持って子どもたちを保育しますから、安心して下さい」というのが保育園としてのあり方ではないのかな、と思います。
 いずれにしても、保護者への説明不足が目立ちます。何をするにしても、保護者との合意が基本だし、今日はすくすく広場の後に、話し合う場を持つとお聞きしているので、どんな結果になるのかわかりませんが、お互いによく話し合う事が大事ですね。
 昨日はお迎えの現場を見に行ったわけですが、一緒に並びながら、子どもたちといろいろお話をしたり、遊んでいる子どもとしばらく一緒に遊びました。ちょっとした事にも興味津々で集まってくる子どもたちは、本当にかわいいですね。子どもたちが無心にいっぱい遊べる保育園であってほしいです。

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