少太 BLOG

考える日々

こうしてだらだら書いていたい

2016-03-05 15:57:05 | 日記
電車の車窓から。

仙台に向かう、そしてこの時間がとても好きだ。流れる景色を観ては思いに耽る。県外にでるのは久しぶりだ、冬眠から覚めた気分だ。手元の荷物からチェーホフの文庫を取り出してペラペラしながらすぐに気持ちが悪くなり、遠くに目をやる。

乗り物の中で本が読めないのはつらい。この三半規管の弱さよ。長いトンネルに入る。この電車が走り去ったあとには、やはり重力波が起こっていることで、いよいよ宇宙膨張論は確実というわけだ。

先程まで晴れていたのにトンネルの向こうはどんより、山林の天気は変わりやすい。

畑作業を中断した年配夫婦がビールケースを縦長に置いて腰を下ろし雑談でもしているのだろう。その夫がくわえたばこだったというのは差し替えられた僕の記憶かもしれない、というか、年配夫婦というのもどうかわからない。もはや畑作業というのも疑わしい。

意味もなくこうしてだらだら書いていたいが、もうすぐ着きそうだ。

明日二日酔いにならない程度に今夜は・・いや無理であろう。
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