少太 BLOG

考える日々

自然的であって不可解な行動

2014-06-17 19:17:13 | インポート
先日ちょっとしたトラブルというか深夜店から先に帰り布団に包まっていたところ、朝方携帯がなり相方からであって「鍵を忘れてしまって店を閉められない」というのだ。ここで真白いと思った。「鍵が無いから閉められない」なるほど。


ただ面白がっている場合ではないと店の鍵をつかみ取り自転車を猛スピードでこいだ。それで鍵だけ渡してまた猛スピードで先に帰ったところで「やれやれ」と思いながらドアを開けようとしたときに、自分の鍵を持っていなかったことに気が付いて「これも面白いぞ」と思ったのだけど、本当に面白がっている場合ではなく「鍵が無くて閉められない相方」を「鍵が無くて入れない僕が」待つこととなった。


鍵っ子だった僕は小学生の頃、同じ様に鍵を忘れて母親を待っていた自分を鮮明に思い出していた。急ぐ時の行動というのは要注意だ、注意がどこか散乱してしまっていることがある。


ぴーぷー吹く風の中をひとり待っていると頭上でスズメの母親が鳴きもせず、きょろきょろしている様に見えた。なぜ母親かというと、ここ数日ヒナを巣立たせようとけたたましく「飛びなさい、飛びなさい」と鳴いている様子を観察していたからわかる。そこで数十分前に急いで鍵を届けに自転車を走らせようとしたときに、雀のひなが歩道にじっとしていた事を思い出した。今いる母鳥のずっと上の方にカラスが二匹飛んでいたらしく、鍵を届けるという事で行動の一点集中という事が起こりそこにきずかなかった様だ。実はきずいていてもすぐ戻ってくるからと先急いだみたいだった。相方が戻り「きっとどこかにひなは隠れ潜んでいる」と思いながらドアを開けて今日はもう眠ることにした。


それで・・翌日も・その翌日も・母鳥はひなのいない巣を除いてみたり、電線の上でただキョロキョロしてみたりとしばらく不可解な行動を繰り返していた。ひなの事を考えるとそれは自然な行動なのかもしれないけれど、自然の中で自然のやり取りを毎日観ていた僕にはとても不自然にみえた。


それで今日もまたその自然の中の不自然に見える行動を繰り返しているというのだ!それで今日もまた母鳥を横目に僕はうつむきぎみの足元をみながらうつむいたまま出掛けようとしている。


土曜のライブの曲が決まらない、多分このまま決まらないと思うけど、今回は一人じゃないので合わせる相手に迷惑がかかるかもしれない。少し迷惑をかけてみようとすら思っている。




この辺りで一つ自分に向けて言っておくけど僕は小説家ではなくそちらを目指しているわけでもない。
ただ面白い文章を見つけてしまえば、「面白い物をかく人という事」驚き、それに困りはて、僕を通した形というのは僕の場合はこうなるのか、という意味でこちらの方は言葉との戦いともとれる・・・・・・いや、この話はまた改めて書くとして。

ライブです。
■6/21(土) 新庄 A SMILE ANGEL BAR
 Start 20:00 Charge ¥1500+投げ銭 With imaboo(ds)
 新庄市若葉町15-18 NLB3F TEL 0233-23-6744
どんな事にするのかなるのか。

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