私立御伽坂学園高校で起こる不思議な事件を、学園の警察権を握る「当局」のメンバーの2年生足利アキラが、学園の3奇人とともに解決しつつ、事件の度に殺される幼なじみの山崎章夫との間で繰り広げる学園ラブコメファンタジー。
主人公の足利アキラは小学生の時に誘拐されかけて幼なじみの山崎章夫に救われたトラウマがあり、山崎章夫はそれ以来正義のヒーローを意識しているという設定で、足利アキラと山崎章夫の微妙な思いがサイドストーリーになっています。
「事件の度に殺される」ことからもわかるように、事件の解決は、時間を巻き戻してなされます。その結果、足利アキラらは事件の起こる6月の日々を繰り返して送り・・・という設定になります。これがタイトルに反映されているということでしょうね。
設定や事件のオチはまじめに考える気にもなれませんので、登場するキャラのイラストと変人ぶりはしゃぎぶりを力を抜いて味わう性質の作品でしょう。そういう点では性格の悪いキャラは登場しませんし、あまり不愉快にはならずにすみます。その分、この種の娯楽ものらしい破天荒さは今ひとつですが。
どのキャラがいいかって? 私はやはり鵺子さんですねo(*^o^*)o

森田季節 MF文庫(メディアファクトリー) 2009年1月31日発行
主人公の足利アキラは小学生の時に誘拐されかけて幼なじみの山崎章夫に救われたトラウマがあり、山崎章夫はそれ以来正義のヒーローを意識しているという設定で、足利アキラと山崎章夫の微妙な思いがサイドストーリーになっています。
「事件の度に殺される」ことからもわかるように、事件の解決は、時間を巻き戻してなされます。その結果、足利アキラらは事件の起こる6月の日々を繰り返して送り・・・という設定になります。これがタイトルに反映されているということでしょうね。
設定や事件のオチはまじめに考える気にもなれませんので、登場するキャラのイラストと変人ぶりはしゃぎぶりを力を抜いて味わう性質の作品でしょう。そういう点では性格の悪いキャラは登場しませんし、あまり不愉快にはならずにすみます。その分、この種の娯楽ものらしい破天荒さは今ひとつですが。
どのキャラがいいかって? 私はやはり鵺子さんですねo(*^o^*)o

森田季節 MF文庫(メディアファクトリー) 2009年1月31日発行