美しく見せるためテクニック集。
日常の場面やパーティー、そして結婚披露宴を想定して、容姿容貌を美しく見せるための一言アドバイスを見開きで展開しています。全体を通じて順序立てて構成されているものではなく、ある場面では心構え的なもの、ある場面では長期的な美容法、ある場面では即応するテクニックというように、いろいろなことが書かれています。
最初に予想したよりも、気の持ちよう的な心構えというか精神論も多く、姿勢・立ち居振る舞い・言葉についてのアドバイスが意外に多い感じです。
最後の章は、美しく見せることよりも、婚活の心構えになっています。「花嫁になる」ためにはそこが大事ってことでしょう。その冒頭の「結婚すれば幸せになれるのではありません。幸せな人が結婚できるのです。」(118ページ)って、「私は今、幸せではありません。どうかあなたが私を幸せにして!」という空気を全身から醸し出している女性とぜひとも結婚したいという男性が、はたして、どれほどいるでしょうか(119ページ)という話。なるほど、ですが・・・その後、要するに自分から誘うな、男に誘わせろ、安売りするなという趣旨の駆け引きの話が延々。ちょっと疲れるというか、気が滅入りました。さて、美しい花嫁になったその後の人生は?

西村有紀子 東京書籍 2010年4月10日発行
日常の場面やパーティー、そして結婚披露宴を想定して、容姿容貌を美しく見せるための一言アドバイスを見開きで展開しています。全体を通じて順序立てて構成されているものではなく、ある場面では心構え的なもの、ある場面では長期的な美容法、ある場面では即応するテクニックというように、いろいろなことが書かれています。
最初に予想したよりも、気の持ちよう的な心構えというか精神論も多く、姿勢・立ち居振る舞い・言葉についてのアドバイスが意外に多い感じです。
最後の章は、美しく見せることよりも、婚活の心構えになっています。「花嫁になる」ためにはそこが大事ってことでしょう。その冒頭の「結婚すれば幸せになれるのではありません。幸せな人が結婚できるのです。」(118ページ)って、「私は今、幸せではありません。どうかあなたが私を幸せにして!」という空気を全身から醸し出している女性とぜひとも結婚したいという男性が、はたして、どれほどいるでしょうか(119ページ)という話。なるほど、ですが・・・その後、要するに自分から誘うな、男に誘わせろ、安売りするなという趣旨の駆け引きの話が延々。ちょっと疲れるというか、気が滅入りました。さて、美しい花嫁になったその後の人生は?

西村有紀子 東京書籍 2010年4月10日発行