syuの日記・気まま旅

気まま旅・syu散歩・富士山麓のこと、
気ままに記録しています。

実山椒の収穫

2011-07-10 | 富士山麓日記
実山椒の収穫をした(7/2)。例年5月下旬には収穫するのだが、今年は7月に入ってようやく実った。

山椒の実は実りすぎると、中に黒い種が出来てしまう。やはり実り始めの若い実が良い。
山椒の木はここに住んで最初に小さな苗が芽をだした、それから約10年実がなり出した。実がならない木もある





あく抜きをした実山椒、ここまでが大変、ごみや枝を取り、熱湯で2~3分塩少々でゆでる、そのあと冷水に。



ビニールの袋を二重にして、直ぐ使わないものは冷凍保存。魚やタケノコを煮る時重宝する。
  
「ちりめん山椒」を作る、ちりめんを炒っておく、醤油、みりん、酒、水各大さじ1をまぜ沸騰したら、山椒を入れて少し煮る、
ちりめんを加え調味料がなくなるまで炒める。毎年作るが次第においしくできるようになった。



ふき、ちりめん、山椒の佃煮。精進湖のレストランで教わっった。
ふきはあく抜きをして、皮をむき、ちょうどよい長さにそろえる、みりん、醤油、酒で煮る、
程よい軟らかさになったら、山椒、ちりめんを加えて煮詰める。
  

今日の富士山、梅雨時でいつもこんな雲がかかっている。

河口湖ハーブフェステバル

2011-07-08 | 富士山麓日記
河口湖ハーブフェスティバル(6月17日~7月10日)を見に行った。

紫色のラベンダーが、匂うように咲き誇る河口湖八木崎公園と大石公園を中心に湖畔全域で繰り広げられる一大イベント。

今年ははラベンダーライトアップは節電の影響で実施していない。

河口湖 八木崎公園から


ラベンダーを中心に種々のハーブが咲き誇っている。      ゆり
  

                              あじさい
  

IZANAGIシンセサイザーライブ 湖岸を背に演奏中 花の音楽・緑の音楽など


  



  

ハーブのアーチ


今日の富士山 明日は雨? 頂上に雲が輪を描いている。

「澤の井」と沢井

2011-07-06 | syu散歩

御嶽から沢の井へ 茅葺の屋根、農家


御嶽渓谷
    

  

沢井駅近く、小さい神社が点在
  

  


「八雲神社」 
獅子舞が初めて澤井で舞われてから348年の歴史がある神社。平成23年には350年という節目の年になり。
これからも獅子舞保存会を中心に後継者の育成に努めて行きたいとのこと   

  



「沢井駅」近く風情豊かな木塀をたどりながら、坂道を下っていくと茅葺屋根の豪壮な民家と白塗りが目に鮮やかな蔵が見えてくる、それが小澤酒造だ。
銘柄名「澤乃井」は全国でも人気が高く、地酒好きをうならせる名酒として名高い。 
現代的な設備やホームページをもちながらも、伝統製法の木桶作りにも取り組むなど、多彩なスタンスで平成の名酒造りに挑み続けている。

料理店ももち、素晴らしいロケーションとともに酒造見学・きき酒処など一般人に広く門戸を開放し、澤乃井の魅力を存分に伝えている。
澤乃井の宝、300年前から伝わる名水の横井戸の名水がある。奥多摩の青々とした杉林の雫が秩父古成層の岩盤で濾過され、稀代の名水となり、
酒づくりの仕込み水としている。
この水を安定確保するために古代の人々に掘られた横井戸は澤乃井を訪れると見ることができる。

澤乃井には元禄蔵・明治蔵・平成蔵と時代に沿った蔵が3つ存在する。
元禄蔵は、今では貴重となった太い梁の組構造となっていて歴史的にも価値が高い建築様式。ここに酒の貯蔵タンクが並んでいる。
明治蔵は現役の酒仕込み蔵だ。伝統的な知恵を存分に生かした造りで、冬季の酒の仕込み時期に外気温に左右されない天然の保温室となっている。
室温が下がりすぎることもなく、また暖かい小春日和の陽気でも、常に酒づくりに適した室温を保っている。

こうした財産を澤乃井は大事に守り伝えている反面、近代的な設備も柔軟に取り入れ、安定した上質な酒を供給しているのも特徴だ。

訪れた時はちょうど酒造りの真っ最中だった。仕込んだ酒を大きな機械で搾り取っている様子を見学することができた。
熟練の職人が次から次へと搾った酒の残りの酒かすをはがしていく。上質な酒から生まれた酒かすはふんわりと甘い香りがした。

  


「沢井駅」無人駅。
駅舎内部には、窓口と自動券売機、簡易Suica改札機が設置されている。自動券売機は終日稼動。
窓口から跨線橋が南北に伸び、それぞれ南口、北口となっている。
通常は無人駅であるが、観光シーズンにはホームに利用客があふれるほどの混雑となるため、定期的に特別改札が行われている。
跨線橋には、楼閣を模した屋根が乗り、中央には仏塔がそびえている

  
 

「酒造りの話」(23)

「仕込み水」醸造用水は良質な水を多く必要とします。ミネラル分の少ない「軟水」。
軟水を使用すると発酵が穏やかに進みますが、その発酵の停滞を招かないように高度な技術が要求されます。

そして軟水で仕込んだお酒は、軽く、きれいな味わいとなる特徴があります。また、硬水を使用して酒造りを行う蔵元もあります。
硬水は発酵が進みやすく、酒造りのための有効成分を多く含むため、醸造の失敗が少なくなる特徴があります。

これで多摩川渓谷散策は終わります。









御岳渓谷

2011-07-03 | syu散歩
御岳渓谷は、秩父多摩甲斐国立公園でも特に美しい清流美として、環境庁から日本名水百選に指定されている。
両岸には、約4kmもの遊歩道が整備されており、四季ごとにその様相を華やかに変える渓谷にはたくさんの観光客が訪れ、思い思いに散策を楽しむ。

日本画壇の巨匠、川合玉堂の作品や書斎が展示されている玉堂美術館、御岳渓谷には他にも美術館や記念館が点在している。

川の一部をせき止めて釣り場とし、一般えさ用、ルアー&フライ用、団体用の3つに分かれていて、季節によってニジマス、イワナ、ヤマメなどを放流。
釣った魚はさばいてもらえるので、かわらでバーベキューが楽しる。

JR御嶽駅を中心に、多摩川の両岸約4kmにわたり整備されている遊歩道。上流は御嶽駅と川井駅の中間あたりから、下流は沢井駅と軍畑駅の中間ぐらいまで。

最初のカヌー大会が行われたのが、昭和41年(1966)の全日本選手権大会。
その後、カヌー愛好者が次第に増加し、いろいろな大会がこの地で開催されている。
 



「武蔵御嶽神社」参拝は又にし、駅近くの神社とお寺を周り「御嶽渓谷」に入る。

御嶽駅
  

「川合玉堂美術館」は、JR青梅線「御嶽」駅から徒歩3分、入館料500円、開館時間 3月~11月 10:00~17:00 TEL 0428-78-8335。
川合玉堂が昭和19年から昭和32年に亡くなるまでの10余年あまりをここ青梅市御岳で過ごした。
第二次世界大戦中疎開で御岳に、自然を愛する玉堂はそのまま定住、この地で1957年没。
日本の四季の山河と、そこで生きる人間や動物の姿を美しい墨線と彩色で描くことを得意とした。

これを記念して皇后陛下,諸団体,地元有志,全国の玉堂ファンより寄せられた寄付によって昭和36年5月に開館された。


「御岳橋」長:81m・幅:車道7m 歩道2mx2・水面まで:20m

橋から渓流を見る
  

心月院は曹洞宗の寺院で寺は無住の様相を呈し、石仏や古びたお堂が寺を守っているように見える。

    

  

「火の見櫓」
木造建築が中心の日本ではひとたび火災が起きると大災害につながる危険性が高く、火災予防と早期鎮火は主要課題であった。
特に治安の安定により人口増加が進み建築物が密集するようになった江戸時代以降の市街地では町火消(後に消防団)など消防体制の整備が急がれ、
これに伴い火の見櫓が各地に造られていった。

     

次回は沢井へ。  

蓮池の明見湖

2011-07-01 | 富士山麓日記
富士吉田市にある周囲を懐かしい里山に囲まれた明見湖は、湖面に蓮が植生していることから通称「はす池」とも呼ばれ、
清流と沼の多種多様な生き物が同居し、多くの水鳥が羽を休める。

かつては、富士八湖(富士五湖・四尾連湖・明見湖・駿河の浮島沼)のひとつとして、富士山信仰の富士山道の垢離場<禊の場所>であったと言い伝えられている。

公園内では、自然観察、ウォーキング、釣りなど、自然とのふれあいを楽しむことができるほか、「杓子山」登山客のハイキングコース、
写真愛好家の方たちのビューポイントとして、親しまれている。


近くにありながら知らなかったので、ハスの開花はまだだが一度行ってみようと出かけた。(6/20)
富士吉田の139号線からすこし入った小明見地区に、池いっぱいに蓮がはえている。静かな公園として住宅が近くにありながらも癒しの湖だ。
大きさは東京ドームほど。

7月お盆のころには蓮の花がいっぱいに咲く。








                                岸辺にある朽ちた鳥居