「富士山」 高さ日本一の3776mで均整の取れた典型的の成層火山、世界遺産に登録され、昭和11年に富士箱根国立公園、我が国の象徴に。
万葉集・山部赤人が「天地の分れし時ゆ神さびて高く貴き駿河なる富士の高嶺を・・・・」とたたえている。江戸時代には葛飾北斎が「富嶽36景」を書き、時場所により変化を表現している。7世紀後半には山岳修行者役小角などが登山という伝説が残っている。
富士山が位置する「本州中央部」は、東北日本弧、伊豆小笠原弧、西南日本弧の3弧の地質構造的に特異な地点のため地下はマグマの上昇しやすい弱点当たると云われている。記録によれば噴火は、「続日本紀」-781年・1707年「宝永噴火」までに数十回に及んだとある。
864年の貞観噴火は長尾山から溶岩が流出し、樹海の青木ヶ原や剣丸尾を形成した。「西湖・精進湖が分断」
その富士山も2020年10月末を迎え白い道筋をつけ紅葉を始めた。
山梨県南都留郡富士山鳴沢村は、富士山頂から北西麓に広がる約1000mほどの村である。村名は、大きな水の音が沢に流れ落ちる所から来ていると云う。・
溶岩地帯で、90%が山林である。「鳴沢溶岩樹型や溶岩流末端部」が12発見されていると云う。
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