地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

《少子高齢化と伝統行事》

2020-02-06 | Weblog

2月06日(木)                 /-6(4)℃

平地で10センチ・・・の予報は外れました
「雪がくる」
と構えたのですが、外に積雪は見られません
高い山には薄っすらと積もった程度です

 

「ブ(2)ログ(6)」の語呂合せで、今日は「ブログの日」・・・
2007年3月4日に開設して以来、昨日2月5日で4721日になりました
もうしばらくで14年目に突入します
今では日常の1ページですが、費やす時間もかなり・・・
そんな生活でいいのか、いささか気にはなってます 

 

 

今年は、どこにする?
歴史グループは毎年1泊の研修旅行を楽しみますが、役員の “頭を悩ます宿題” はそこ!
助かるのは、NHKの大河ドラマです

 


昨年は現代版の『いだてん』で出かけるところもなく
その前の『西郷どん』は主舞台が九州で遠くて行けず 
そのまた前の『おんな城主 直虎』は、比較的近くの遠州・井伊谷でしたから、1泊の研修先になりました 

 


今年は明智光秀の『麒麟がくる』・・・
前半の舞台は美濃、岐阜ですから高速を使えば短時間
隣町の歴史グループも、日帰りの研修先は光秀生い立ち(‥‥と言われる)の地、恵那!!
○○も、▢▢も今年の旅行先は岐阜方面!?

大河ドラマの存在感は大ですね

 


この辺りでは「どんど焼き(または「どんどん焼き」)・・・

○ 小正月の1月15日に
○ 田んぼや河原、神社の場所で
○ 木や竹で櫓を組み
○ ワラや正月のしめ飾り、ダルマ、縁起物などで円錐形に飾りつけ
○ それを燃やす火まつりの行事

「その火で焼いた繭団子や餅を食べると一年間健康でいられる」「燃した書初めが高く舞い上がると字が上達する」の言い伝えは、どこも共通です

 

今年
歴史グループがこの「地区」内の40ほどの「どんど焼き」の実態を、まとめました
道祖神(道陸神)との関りが伺えるところも何か所か・・・

 

山間地のA地区では、大小2本の「心棒」が建てられて
 前日に作られたドウロクジンさんを、各戸が、点火前に道祖神(ドウロクジンバ)へ奉尊してからどんど焼きの小心棒に点火され、次に大心棒に点火される。この時、ご慈悲を賜った古いドウロクジンさんを持ち込み、感謝して焼かれていきます。

(大と小の、2本の「心棒」・・・ 【A地区写真】)

(1年間祀られる「ドウロクジン」さま・・・ 【A地区写真】)

小心棒の点火は17:00で、大心棒の点火は18:00です

 

B地区の「どんど焼き」は道祖神の前でおこなわれますが、”男根” を表す石塔が見えます

(”男根” の石塔(赤の矢印) 【B地区写真】)

 

過疎化の中でも、伝統行事は続きます

C地区では小正月の1月15日、道祖神の前で「どんど焼き」はおこなわれ、そのあとに小豆占いの行事がおこなわれています

(今年はあいにくの雪、お神酒が寒さを和らげます 【C地区写真】)

 

どこの地区も「今後も続けたい・・・」という答えでホッとしましたが、肝心の子どもたちが 減ってしまって、大人主体の、形式的な「どんど焼き」になってきているーーーところもあるようです

《少子高齢化と伝統行事》

今世に与えられた課題です

 

 

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