地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

そのまんま 宮崎。

2008-02-25 | Weblog
2月25日(月)

  (わが家のカエルくん。またまた雪に・・・)

「これ以上一切の増税、新税を許さないというのが正しい政治だ。政治の原点だ」
(『天木直人ブログ』 2月20日) 

考え方として同感です。
特定財源もですが、消費税のアップや環境税が話題になる中で、今度は「国際連帯税」・・・。
一人月500円とはいうものの、長野県では森林税も導入されたばかり。

あれも、これも、時代の推移から必要になってくる支出はあるでしょう。
が、
その都度、
「足りないから税をとる」「政治姿勢として必要」
じゃね~ (
財布(現行税体系)の中で”やり繰りする”という、 「原点」 。
この姿勢が少し弱すぎませんか?!
国民が一番言いたいことは、多分、そのことです。

が、
政治家も官僚も、
できるだけ財源は豊かであってほしい。
その方がより多くのニーズに応えることができるし、第一、わが身にも響かない?
つまり、「できるだけとる」のベクトルでは一致してしまう。

    《「国際連帯税」導入 超党派議連発足へ》      (2月19日東京新聞)
「自民党の津島雄二税制調査会長ら超党派の議員が十八日、貧困国のエイズ治療などへの支援に充てるための「国際連帯税」導入を目指す議員連盟の準備会合を開いた。二十八日に正式発足する」

「・・・国際連帯税は、各国が航空券などに課税する構想。フランス政府が既に課税を始めている。議連は、日本での導入を求める提言を七月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)までに取りまとめたい考えだ」

貧乏人は、飛行機に乗ることもないから「そんなの関係ネエ!!」 (
いやいや、そういう問題じゃないと思うのですが・・・。
天木さんは、
「収入が増えないのに物価は上昇の一途だ。しかしそれでも国民はやりくりしている。生きていかなければならないからだ。政治家は甘えすぎている。政治家になろうとする連中は大きな勘違いをしている」
と、
怒りも露わ。

まあ、財政不如意の現実は分かります。
「理由」もあります。
が、政治家も官僚も 「原点」 を忘れないでほしいですねぇ。

  (このところ、奮闘めざましい東国原宮崎県知事)

ところで先日の、
民主党菅代表代行と「地方代表」の東国原知事の公開討論。
まずはあんなところでしょう・・・。

 東国原さん
「宮崎県は確かに不便だと分かりました。でも、それだけ遅れたのはなぜ?」

  (高速道の九州進捗率)

まあ、宮崎に力が入るのは当然としても「自県のことだけで・・・」という感じも無きにしも非ず。
20日のテレビ朝日『Jチャンネル』。
遅れている鳥取や島根の一方では、無駄?な投資事例を幾つか。
う~ん
その分、
鳥取や宮崎に回した方が「効果的」で「有意義」で「公平」なのに (
それにしても人の良さそうな、冬柴国土交通大臣。
官僚代弁?の“現状擁護”ばかりで、主体性がみられません。

 菅さん
25円下がった“喜び”も束の間に消えて、次は大ブーイングがやってきますよ (
「これは民主党のせいだ・・・」
「民主党には政権能力がない!」
なんて。
世論は移り気ですから。

『長野県世論調査協会』による、2月のミニター調査結果です。

  《ガソリン税暫定税率、52%が修正すべき 県民意識調査》  (2月22日信濃毎日新聞)
「・・・ガソリン税の暫定税率について、「使途や税率の延長期間を修正すべき」が52%、「廃止に賛成」が30.7%、「継続に賛成」が11.5%だった」

つまり、このまま「継続」は11.5%・・・。
自民党支持層でも28.4%で、「修正」が56.0%ですから。

ちなみに政党支持率は、
  民主党     25.8% (▼ 9.0)
  自民党     23.9% (+ 2.8)
  共産党      5.4% (▼ 0.6)
  公明党      3.9% (▼ 0.4)
  社民党      2.3% (▼ 0.8)
  新党日本     1.4% (▼ 1.7)
  国民新党     0.4% (▼ 0.6)
  支持政党なし 36.5% (+10.4)

でした。
自民、民主・・・。
お互い“落とし処”は持っているけれど、今はその機に非ず?

 《首相、暫定税率問題で法案修正に前向き 党首会談にも含み》   (2月24日産経ニュース)
「・・・韓国訪問中の福田康夫首相は24日夜、ソウル市内のホテルで同行記者団と懇談し、揮発油(ガソリン)税の暫定税率維持を含む歳入関連法案(日切れ法案)について「修正をし、年度内に平成20年度予算案と歳入法案を成立させることを念頭に置きながら審議をする。国会のことなので、国会関係者の意見を聞きながら話し合いをしていく」と述べ、野党との修正協議に強い意欲を表明した」

「・・・このため、首相は修正協議について「民主党の考え方をまとめていただかないと、どういう修正をしたらよいのか分からない。一番よいのは対案を出してもらうことだ」と語り、早期の対案提出を促した。その上で、民主党の小沢一郎代表との党首会談で妥協点を模索することには「状況次第だ」と含みを残した」

道路整備も必要ですが、(時間をかけながらの)道路事業依存体質の改革もまた必要。
「特別仕立ての財布」を そのまんま にしなきゃというだけでは、改革的とは言えないと思いますが (
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