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三日続いたら褒めてください

うんこネタの封印が三日続いたら褒めて下さい。

最後の晩餐

2006年10月07日 22時50分03秒 | Weblog
腰に悪いくしゃみをしている人がいる。
居酒屋シルの客に。

女性なのだが、ものすごいくしゃみだ。
かなり腰に悪いくしゃみ。
なぜなら、そのくしゃみと同時に、もうひとりの男性客がビクン!と驚いているからだ。

その男性客と女性客が誰なのかはご想像にお任せする。

さて、その男性客がまたしても無理な注文をしてくる。
卵が3つあるといったら、出汁巻きをつくれと命令される。
仕方なくそれに従う私。
お客様は神様だ。

あまり作った経験がないので、適当に考えながら作る。
作り始めてから、「卵3つしかないならやめたほうがいいかも」と言い出す。
が、作り始めている。
無理やり作ってしまう。

作り途中で、「卵は半熟だぞ!」という指令がくる。
慣れない人間に対して。
口うるさい客だ。

とりあえず卵を巻けたが、酒を入れすぎたため日本酒の味が強い出汁巻きに。
食べるとアルコールが強く「もふっ」というものがこみ上げてくる。
アルコールが強いとはいえ、ソ、、、男性客は満足してくれたようだ。

その男性客の小便の音が店内に響き渡っている。

自分だけの錯覚

2006年10月07日 02時06分27秒 | Weblog
今日気づいたことがある。

家で飲むのと店で飲むのとはけっこう違う。
居酒屋のツマミは独特であるし、そういったものをつまみたくなる瞬間がある。

ずっと思っていた。
ソバやボはいつものように居酒屋シルを利用しているが、外の店で飲みたいと思ったりはしないのだろうかと。

今日の帰り、オリンピックに行く途中に焼き鳥屋の横を通りながらまたそれを考えた。
店の中をチラッと覗き、飲んでいる人たちが鍋や一品料理などをつまみながら飲んでいる。
ああいった“料理”が出てくるのが居酒屋のよいところだし、家で飲むのとは違う面白さのはずだ。

だがそこでふと気づいた。
そういえば居酒屋シルも料理をいろいろ出しているではないか。
鍋も出すし、一品料理もちょこちょこ出てくる。
居酒屋との違いはメニューがない(選べない)ということくらいか。
焼酎なんかはそこらへんの店よりずっと充実している。

ひょっとしたら、ソバやボにとっては普通の居酒屋と居酒屋シルであまり違いがないのだろうか。
家で飲むというより店で飲むのに近いのか。
さらに、メニューは選べないが持込オールOK。
そして、安い。

自分で作っているとそれが料理であるという感覚があまりなくなってしまうのだが、出される方からすれば普通の居酒屋も居酒屋シルも同じような料理であるということだ。
「今日はどこで飲もうか?」
「居酒屋シルがいいんじゃない?安いし。」
「今日営業しているのかなぁ」
そんな感じの選択肢のひとつなのかもしれない。

いいのかなぁ、いつも居酒屋シルで・・・と思っていたが、それは気にすることのないものだったのだろうか。

営業予定

2006年10月07日 01時45分12秒 | Weblog
本日、不覚にも寝坊して臨時休業となった居酒屋シル。
明日は21時過ぎから営業か。

だが、さすがに冷蔵庫の中身を片付けていかねばならず、つまみがいつもより少ないかもしれない。
・うちのオカズの残りのモツ煮
・うちのオカズの残りのナスを炒めたやつ
・ヨメのお土産の豚の味噌漬け
・いつもの焼きうどん
・ベーコン
・長ネギ
・ワカメ
飲み物は、ビール2缶、焼酎大量。

これらのうち、明日のうちの食事でなくならなかったものが供給可能。

さて、食事と言えば今日の昼飯だ。
昨日は仕事でうなぎをご馳走になったが、今日は社員食堂だ。

今日のメニューは
・豚肉とキャベツのオイスター
・ポークソテー
のいずれか。
いずれにせよイスラム教徒にはきびしいメニューだ。

サンプルを見て、ポークソテーのあまりのさびしさにオイスターの方に並ぶ。
しかし、オイスターというメニューの名前はどうなのだろう。
カキが入っているわけではなく、オイスターソースで炒めているということなのだから最後までしっかりとメニューの名前を書いてほしいものだ。
オイスターで止めてしまうのはおかしいと思う。

そしてもっとおかしいことが。
ポークソテーの大きさがサンプルと大違いなのだ。
みすぼらしいサンプルと違い、皿から溢れんばかりの大きさのポークソテー。
オイスターを手にしてから気づいたのでもう遅かったのだが、あの大きさならポークソテーを選ぶべきだった。

サンプルに比べて本物が小さいというのはよくあることだが、本物の方が倍近い大きさであるという状況には初めて遭遇したように思う。

消える部屋

2006年10月07日 01時10分27秒 | Weblog
昨夜寝るのが遅かったので、非常に眠かった。

運動したおかげで身体は軽かったのだが、それと眠気とは別。
夜になると眠くなってしまい、10時過ぎに仮眠をとろうと決意。

なぜ仮眠かといえば、帰りにそば屋に立ち寄った際、「今夜行ってもいい?」と愛人のような問いかけをしてくる男(もちろんソバ)がいたからだ。
明日が引越なので、居酒屋シル最後の夜と思っていたらしい。
別にこの家をすぐに引き払うわけではないので、まだまだ継続して営業するのだが・・・

雨や風が強いのでどうなるかはわからないものの、ソバからの連絡を受けるためにもとりあえず仮眠。
11時半に携帯のアラームをセットし、眠いくせにマンガを軽く読もうと『ザ・シェフ』の38巻を片手にベッドに横になる。

ところがここで珍現象が。
ベッド周辺には無数の本(小説・マンガ)が置いてあるが、横になりながらそれらを軽く整理してザ・シェフ38巻を読もうとすると、肝心の38巻が見当たらない。
なぜだ。
確かに手にしてきたはず。

だが、さすがに眠いのでそんなにこだわることなく、なければないでかまわずそのまま眠ってしまう。
重要なのはザ・シェフを読むことではなく軽く眠ることだ。

そして目覚めの時。

ハッとして目が覚める。
おぼろげながら遠いところで鳴る携帯のアラーム音を聞き続けた記憶がある。
時計を見ると0:45。
完全な寝すぎだ。

急いで飛び起き、ソバからの連絡を確認しようと携帯を探すと、枕元に置いていたはずなのに見つからない。
携帯はザ・シェフ38巻とは重要性が違う。
寝起きで完全に頭も働いておらず、状況が理解できないままとりあえず起きる。
見つからないとはいえ、寝る前にいじくっていたのだからベッド周辺にあるのは間違いない。
家の電話から自分の携帯にかけようとすると、パソコンの前においてあるザ・シェフ38巻が見つかる。

何か物を探すと、そのときには見つからないくせにしばらくして別の物を探し始めると見つかることが多い・・・そう遠くない過去にどこかでめぐり合った言葉ではないか。

肝心の携帯は、電話をかけてみるとすぐに見つかった。
掛け布団に複雑にからみついていただけだ。

着信履歴を確認すると20分前にソバから電話が入っている。
失敗した・・・時間的に、そば屋終了後ではなくもう駅についた時間だ。
駅についてから私に電話してきたのだろう。
急いで折り返すが、やはりもう家に向かってしまっていた。

居酒屋シル、本日店主寝坊のため閉店。