いつもは早々と藻岩山の向こうから爽やかな朝日がやってくるのに暦が替わったせいか光りはなかなか訪れません。
吹き抜けの南側にある大きな窓からも八時をまわっていてもまだまだ光はやってきません。
庭の白樺の葉を揺らす風もそのリズムが忙しくなったように感じられます。
先日の白珠だよりに続いて今日の一枚の絵のテーマも[蛍]です。
この画面には蛍の姿は見当たりません。
この絵のヒロインの投げかけた眼差しの先に、つまりフレームの外に蛍は飛んで消えて行ってしまったのでしょうか。
夏の終わりと共に去って行った恋人の面影を追いかけ偲んでいるようにも思われます。
☆S.Y☆
宮下 柚葵 肉筆
[蛍]
吹き抜けの南側にある大きな窓からも八時をまわっていてもまだまだ光はやってきません。
庭の白樺の葉を揺らす風もそのリズムが忙しくなったように感じられます。
先日の白珠だよりに続いて今日の一枚の絵のテーマも[蛍]です。
この画面には蛍の姿は見当たりません。
この絵のヒロインの投げかけた眼差しの先に、つまりフレームの外に蛍は飛んで消えて行ってしまったのでしょうか。
夏の終わりと共に去って行った恋人の面影を追いかけ偲んでいるようにも思われます。
☆S.Y☆
宮下 柚葵 肉筆
[蛍]