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春分の日を過ぎてやっと地球の半分上にお日さまが帰って来ました。
今日は
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この日で冬はお仕舞いといたしましょう。
北風はゆっくりと温かな東風に、雪は小さな命を育てるやさしい雨になって
春の喜びを運んで来てくれることでしょう。
春雨が降り注ぐ度に、木の芽草の芽が膨らみ春を待っていた人の心にその香りが染みとおります。
春時雨が通り過ぎると鮮やかな色彩が露の珠を滴らせて輝きます。
Aprilは開くという意味があるそうです。北国の春の扉を開けてくれるのは光と雨です。
そよ風と花と緑が一斉に輝きだすその瞬間がなんと待ち遠しいことでしょうか。
今日の一枚の絵 風俗東之錦 「雨中 湯がえり」 鳥居清長 (1752~1815)
ー大江戸の町人芸術浮世絵の最高峰ー
湯帰りの女性達の珠の肌にしっとりと降り注ぐ雨はやさしげにそのほてりを静めてくれます。
まさに雨を帯びた桃梨~雨に濡れていっそう美しく映える桃や梨の花のような人~を
描いた美人画の傑作です。
s・y
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