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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

管理職として知っておきたいメンタルヘルス~その30

2015-03-11 00:00:39 | 職場の労務管理の基本
● EAPという機関
 メンタルヘルス対策を講じる一つの外部機関としてEAP(Employee Assistance Program)機関があります。費用はかかりますが、企業内に産業保健スタッフが十分でない場合などでは、このEAP機関を活用することによってメンタルヘルス機能を補うことができます。
基本的なサービスは、企業に対してはメンタルヘルス対策推進のコンサルテーション、従業員に対しては個人的な問題の短期的な解決支援などです。

● EAP機関のメニューと特徴
 EAP機関の具体的なメニューとしては、
①企業に対する職業性ストレスの評価や改善アドバイス
②管理職や人事労務担当者へのメンタルヘルス問題への対処方法や指導
③従業員の心の健康問題に関する評価と適切な医療機関や相談機関への紹介などがあります。

 既存の専門医療機関との連携や、より専門性の高いメンタルヘルス支援が期待できるため、②もそうですが、特に③のサービスで関係者の負担が軽くなる効果は大きいようです。

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