STEP UP その一歩一歩を応援します

人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

これからの人事労務管理に人事評価は不可欠!

2013-01-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス

評判がよくない人事評価制度ですが、今後の人事労務管理では人事評価は欠かせません。そのことを簡単に解説します。

● 人事評価が必要となる例
今後はこれまで以上に次のようなことに合理的な説明が求められています。そして、その根拠となるのが人事評価です。
・社員間の処遇の違い
・正社員とパート・契約社員との処遇の違い(改正労働契約法により無期転換社員が加わり3者の違いを明確にしなければならなくなりました)
・試用期間中の社員を本採用するか否か
・パート等の有期契約社員を契約更新するのか雇止めにするのか
・定年後再雇用する高年齢者の働き方や処遇を定年前と変更するとき

● 合理的な説明のために必要なもの
合理的な説明をするためには、役割(職務)の範囲や責任の程度などを中心に客観的な指標を持ち、それを上司が公正に評価できていることが必要です。会社の経営者や管理職の内にだけ、指標や評価結果を持っているだけでは不適切です。誰にでもきちんと説明ができるような仕組みを持ち、制度としてきちんと稼働させていなければなりません。皆さんの会社で出来ているか確認してください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

管理職として知っておきたいメンタルヘルス~その4

2013-01-11 00:00:39 | 職場の労務管理の基本
今回はメンタルヘルスケアの企業方針と計画の意義や計画づくりについて考えてみましょう。

■ 企業が方針を出す必要性
企業がメンタルヘルスケアに取り組む方針を出すことは、組織的な対応の必要性を確認し、職場全体を巻き込んだ活動を宣言することになります。一部又は特定の職場だけではなく、どのような職場であってもメンタル不調者が出たり、不調者に対応したりする可能性があることから、企業全体での取り組みが必要なのです。

■ 心の健康づくりの計画策定(例)
心の健康づくりの計画例を挙げてみましょう。
①企業のメンタルヘルスケア推進表明 
②心の健康づくりの体制づくり…安全衛生委員会の主要検討事項にメンタルヘルスケアを位置づけてください。また、相談窓口を設けるのもよいでしょう。 
③各職場におけるメンタルヘルスケアに関する現状や問題などの把握…メンタル不調による休業者数・休業日数、労働時間数、働きやすいさやコミュニケーションの良し悪しについてのアンケート調査、質問紙調査によるストレス評価などを実施するとよいでしょう。 
④心の健康づくりの計画の策定…③の現状等を踏まえ、管理職向け教育研修の計画・実施、従業員向け教育研修の計画・実施、メンタルヘルスケアに関する情報提供や規程等の整備

これだけで十分だとはいえませんが、まずはこれらのことに取り組み始めてみてください。いろいろなことがわかってくるでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(2013年01月)これだけは押さえておきたい!人事労務の最新情報

2013-01-01 00:00:39 | 人事労務最新情報
■平成25年度雇用保険料率の告示案要綱を了承~平成24年度の料率を据え置き/厚労省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002qvp9.html

■「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」報告書/厚労省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002qx6t.html


■パート労働ポータルサイト/厚労省
http://part-tanjikan.mhlw.go.jp/

■職務評価のガイドラインを作成~パート労働者と正社員との均等・均衡待遇の確保促進/厚労省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002pgc5.html

■労組組織率17.9%,パートの組織率6.3%~労組基礎調査/厚労省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/12/dl/houdou.pdf

■就職活動を続ける若者のみなさま、事業主の皆様へ/厚労省
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jakunen/wakamono/

■非正規雇用労働者の能力開発抜本強化に関する検討会報告書/厚労省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002rlop.html

■発達障害者の就労支援/厚労省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/shougaisha/06d.html

■仕事と家庭の両立支援対策について/厚労省
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/

■「心の病」の割合、30・40歳代が最多年齢層/日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所
http://www.js-mental.org/images/02/enquete2012.pdf

■2012年度 新入社員 秋の意識調査/日本生産性本部
http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001363.html

■不満残ったインターンシップ「フィードバックが不十分」~学生対象調査/ジョブウェブ
http://www.jobweb.co.jp/company/honne/14783/

■14年度卒学生の6割強、「インターンシップで就職活動に自信」/ジョブウェブ
http://www.jobweb.co.jp/company/news/press/14675/

■女性のキャリア意識など調査/日本マンパワー
http://www.nipponmanpower.co.jp/company/tps_details.php?tps_code=newsrelease&id=F9AN7SFM

■「ポジティブ・アクションを推進するための業種別「見える化」支援ツール」平成24年3月作成/厚労省
http://www.mhlw.go.jp/topics/koyoukintou/2012/12/04-01.html

■40歳代社員の意識調査の結果を発表/日本マンパワー
http://www.nipponmanpower.co.jp/cp/evaluate/cc/information/40s-eas2011_report/

■14.5%の企業が65歳定年制を実施~就労条件総合調査/厚労省
http://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2012/12/045.pdf

■50歳代社員、「定年後も働きたい」が約6割/日本マンパワー
http://www.nipponmanpower.co.jp/cp/evaluate/cc/information/50s-es2012_report/

■平成25年版 源泉徴収のしかた/国税庁
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/shikata2013/01.htm
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする