◆苦手な人
組織の中にいると、誰しも苦手な人はいるものです。苦手な人が上司の場合、それも意見がまったく違う場合には、話をするのも億劫になりますが、それでも話をしなければならないときもあります。そのときは、まず苦手意識を捨てた上で、次のようなテクニックを使うとよいでしょう。
◆「別のケースでは」で幅を広げる
「○○課長の○○のご意見についてですが、確かに私も□□のケースの場合、課長と同じことを考えると思います。ただ、△△のようなケースが出てきた場合、私は△△のように考えますが、この考え方はいかがでしょうか?」という話し方で、苦手な相手に考えてもらえるようにもっていきます。
◆違う意見を聞き入れてもらう
苦手な人に、違う意見を聞き入れてもらいたいときに、まず苦手な人の意見を最初から否定するのではなく、あるケースによっては同じ意見になることを伝え、近づいておきます。その後、別のケースもあり得て、その場合は違う考えになることを伝えるとよいでしょう。