「聴く姿勢」
コミュニケーションは、「話す」ことと考えがえている方も多いと思いますが、相手との会話というキャッチボールを繰り返して初めてコミュニケーションは成り立ちます。そのために非常に大事なことは相手の話の受け止め方、すなわち「聴く」です。
出来ていると思いがちですが、実際はなかなか出来ていません。コミュニケーションを円滑にする「聴く」ポイントをあげておきますので、改めて確認してみてください。
◆ 耳ではなく態度で聴く
・物理的には耳から話を聴くのですが、それだけ
では真剣に聴いているかどうかは相手に伝わりません。
相手を見て、耳を傾ける、メモをとるなど態度で聴くようにしましょう。
◆ 話は最後まで聴く
・相手の話に口を挟みたくなりがちですが、話を途中で遮らず、話の途中で評価しないようにしましょう。
・時間が十分取れないときに、相手が長い話をし始めた場合は「すいません、○○: ○○から次の予定が入っているので、それまででお願いしますね」と伝えましょう。そして、話が途中だった場合は、改めて聴く時間を設けてください。
◆ 聴くことに集中
・他のことを考えながらや作業しながらの“ながら聞き”はやめましょう。真剣に聴いていないと一瞬にして相手にわかってしまします。
◆ あいまいな点や重要なことは確認する
・あいまいな点やわからないところは質問して確認しておきます。また、重要なことについても復唱するなどして確認しておきましょう。
◆ 先入観をもたない
・先入観をもったり、決めつけたりして聴くと、正しく理解できません。または、話を勝手に捻じ曲げて聴いてしまうことにもつながります。
◆ 相手に自分より多く話をさせる
・基本、相手に自分より多く話をさせるようにします。相づちをうったり、うなずいたり、促したり、微笑んだり感情を入れて聞くようにしましょう。