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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

■コラム■言葉のキャッチボール

2021-06-16 00:00:39 | 人事マネジメントの視点

■ 価値観の多様化の時代というが
「価値観の多様化の時代、多様性を受け入れて組織を活性化させましょう」 聞こえはいいが、そう容易いことではない。価値観の多様化は、ざまざまな考えをもっている人がたくさんいるということで、見方を変えれば簡単にはわかりあえないということ。
それなのに私たちは言えばわかるでしょうばとつい簡単に考えしまっていないか。
言うだけでわかりあえるのなら、苦労はしない。言ってもわからないことがあるから悩むし、困る。ついイラっとしてしまい不用意な発言をしたり行動をとったりする。わかりあうためには、単に言うだけではない、向き合い方が必要になる。すなわち、コミュニケーションの心構えとスキル。
 
■ コミュニケーションはキャッチボール
コミュニケーションはキャッチボールで例えられることがある。言うだけは、投げて終わりと一緒。それも相手が取れていようが、取れてなかろうが、私は投げたから後は全て相手のせい。これではキャッチボールとは言えない。
相手が受け取りやすいところに投げて、相手からも返してもらわなければいけない。受け取れない剛速球や相手がまだ想定できない変化球では受け取れない。
相手が別の方向を向いているときに投げてぶつける。または、ボール自体が泥だらけだと相手は嫌がるし、ボールにトゲがあってケガをさせてしまうようならその後は、キャッチボール相手にはなってくれない。
逆に、相手が投げてくるボールをまったく取ろうともいない、無視する。
キャッチボールの成立しない例をあげてみたが、コミュニケーションで、似たようなことはないだろうか。
見た目と違い相手は自分と同じ程度の理解度や能力のもち主ではないかもしれない。小さな子どももいれば、遠投ができなくなってきている高齢者もいる。サッカーの経験あるが、そもそも野球の経験がない者、言葉自体があまり理解できない者等々、一人ひとり違う。体調によって普段と違うときもある。
 
■ 声のかけを少し変えてみるところから
すぐにはできなかったり、違ったりするからこそ、最初は優しいボールから投げて、お互いの力加減がわかってくれば、少しずつボールを強く投げたり、変化させたりする。相手の投げるクセやボールの強さ、変化、タイミングなどを確認する。
現場のコミュニケーションでも同じようにしてみては。 そのために一歩踏み出してみよう。あまり話をしない人に声をかけてみる。リアクションを大きめにとってみる。ふーんといつもなら流していた話になんとか質問や感想を返してみる。
 
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「職場のハラスメントに関する実態調査」報告書~ (2021年6月)これだけは押さえておきたい!人事労務の最新情報~人事コンサルタント鷹取presents

2021-06-01 00:00:39 | 人事労務最新情報

■令和3年度 労働保険の年度更新期間は6月1日から7月12日まで/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/hoken/roudouhoken21/index.html

■令和3年度事業主の皆様へ(継続事業用)労働保険年度更新申告書の書き方/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/hoken/2020/keizoku.html

■夫婦共同扶養の場合における被扶養者の認定について/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T210512S0010.pdf

■職場における感染防止対策の実践例/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/content/000773128.pdf

■ワクチン接種に関する休暇や労働時間の取扱い(問20)/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html

■「職場のハラスメントに関する実態調査」の報告書を公表/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18384.html


■過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果を公表/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18389.html

■若者雇用促進法に基づく「事業主等指針」を改正/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00014.html

■インセンティブ制度について/協会けんぽ
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/event/cat550/insenthibuseido/insenthibuseido/

■「外国人留学生の国内就職支援研修モデルカリキュラム」開発/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18404.html

■外国人の方に人事・労務を説明する際にお困りではないですか?~外国人労働者の人事・労務に関する3つの支援ツールを作成しました~/厚労省
https://mhlw.lisaplusk.jp/jump.cgi?p=7&n=137

■動画教材「日本人社員も外国籍社員も職場でのミスコミュニケーションを考える」を公表/経産省
https://www.meti.go.jp/press/2021/04/20210426003/20210426003.html

■外国人技能実習制度について説明した動画を公表/出入国在留管理庁
http://www.moj.go.jp/isa/about/pr/nyuukokukanri01_00182.html

■企業と外国人材に向けたアニメーション動画を公表/ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2021/0cc0213cd9fc1162.html

■「社会福祉連携推進法人の運営の在り方等に関する検討会」における議論のとりまとめを公表/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=0Sm8LiWsCEXQNVZDY

■「無期転換ルールに対応するための取組支援ワークブック」を作成/厚労省
https://mhlw.lisaplusk.jp/jump.cgi?p=15&n=137

■内定辞退勧奨はダメ 事業主指針・違法な権利侵害の恐れ/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00014.html

■約6割の学生が地元就職を希望/マイナビ
https://www.mynavi.jp/news/2021/05/post_30796.html

■約半数の従業員が希望する兼業・副業、収入不安の高さと比例する実施意向~第5回 働く人の意識調査/日本生産性本部
https://www.jpc-net.jp/research/detail/005218.html

■「孤立感」を感じている人は全体で3割、テレワーク実施者では4割弱/連合
https://www.rengo-soken.or.jp/work/2021/04/271300.html

※発信者によりリンク先を変更している場合はお許しください。
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