◆ “一方的”な話
自分の考えを受け入れてもらおうと思えば思うほど、最初から“一方的”に話しをしがちです。自分に余裕がないときは、さらにその感じが強くでてしまうでしょう。しかし、それでは相手に話を聞いてもらえません。それどころか、逆効果になってしまいます。
◆ 聞く→話す
自分の考えを聞いてもらおうとすれば、まず相手に聞いてもらえる状態を作らなければなりません。そのためには相手の話を聞くことからはじめることが大事です。そして、相手の話の中から自分の考えに関連あるフレーズや流れを見つけて、自分の話に転換していくようにするとよいでしょう。
◆ 間を取る
ただ、自分の話ができたとしても、それを続け過ぎてはいけません。相手がどの程度理解しているのかを知るために、話のキャッチボールが必要です。そのためには2,3分も話したら、あえて1,2秒の間を取ってください。野球のキャッチボールでもボールを取って瞬時に投げ返されるよりも1クッションおきながら投げ返される方がしっかりキャッチできるのと同じように、間を取る方が自分の考えがきちんと伝わり相手の理解度が高まります。