Fine, Peace!

感想といえない感想が多いです。

スタジオライフ公演【エッグ・スタンド】 Noir

2017-03-24 23:44:36 | 演劇
久しぶりに大阪での公演です。

萩尾望都先生原作です。

うんとね、あらすじを読んだ時点で、重い、というのが率直なイメージと感想。

そして、今日、観て、「果てしなく重い。救いようのない重さ」でした。

Noirは、ラウルが松本君、ルイーズが曽世さん、マルシャンが岩﨑君。
曽世さんの女性役は珍しい気がします。ないことはないとは思いますが、たっぱがあるのでどうしても男性役が多い。
そういう意味でも岩﨑君もそうですなあ。

曽世さん綺麗でしたよ。ちゃんと女性の仕草だったし。

松本君だからこそ、かわいさが重さを和らげることができたと思います。
山本君の公演が明日あるんですが、想像するだに、かなり重くなると思うのです。トーマでのユーリがはまり役だと思っているので、その重さを考えるとずっしりです。

第二次大戦が時代背景なのですが、今の時代に投げかけるものがありました。

ラウルが「人は戦争に愛されている」と言う。
その言葉が刺さりました。

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夜は短し歩けよ乙女

2017-03-24 23:39:57 | 小説
何回読んでもオモチロイ。

でも、なぜか結末を覚えていなくて、これを読み切る前に図書館で借りたモリミーの対談本で、「え!そうやったっけ?」と思ったくらい。

先輩がいじらしい。

文庫本の巻末に羽海野チカさんがイラストを描かれているのですが、乙女はばっちりですw
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涙香迷宮

2017-03-24 23:17:09 | 小説
このミスで選ばれていたので、読んでみました。

巻末を見て、シリーズものだったのね、と気づきましたが、読み終わって、おもしろかったけど、他のを読みたくなるほどでもなかったかなあ。

導入の殺人の犯人は、登場した辺りで、何となく異分子な気配がしてぼんやりつかんでいて、智久がケガして、そうなんだろうなあと確信を固めたので、そっちの線は案外あっさり。
この本はむしろ、いろはの暗号解明がメインなんでしょうね。

私は、二十八宿星図が出てきて、密かにテンションが上がりました。
おまけに十二支の部屋。
もう、「ふしぎ遊戯」「フルバ」好きにはたまらないですわ。

なので、そっちの線で進めていただきたかった。
絡みはあるけれど、いろはを解くためのキーだったので、ちょっと残念な気持ち。

現代物なんだけど、なんだか全体的に古く感じてしまいました。
人物の設定なのかなあ。
特に最初の導入部分の刑事さんが古くさい。
だから、智久を想像しても、イケメンのイメージもできなかった・・・。

と、いうのが、他のを読もうという気にさせなかった一因かなあ。

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