久しぶりに大阪での公演です。
萩尾望都先生原作です。
うんとね、あらすじを読んだ時点で、重い、というのが率直なイメージと感想。
そして、今日、観て、「果てしなく重い。救いようのない重さ」でした。
Noirは、ラウルが松本君、ルイーズが曽世さん、マルシャンが岩﨑君。
曽世さんの女性役は珍しい気がします。ないことはないとは思いますが、たっぱがあるのでどうしても男性役が多い。
そういう意味でも岩﨑君もそうですなあ。
曽世さん綺麗でしたよ。ちゃんと女性の仕草だったし。
松本君だからこそ、かわいさが重さを和らげることができたと思います。
山本君の公演が明日あるんですが、想像するだに、かなり重くなると思うのです。トーマでのユーリがはまり役だと思っているので、その重さを考えるとずっしりです。
第二次大戦が時代背景なのですが、今の時代に投げかけるものがありました。
ラウルが「人は戦争に愛されている」と言う。
その言葉が刺さりました。