サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

笑いは地球を救う。
妻Rは足下をすくう

ネタ切れ

2003-07-11 22:00:49 | 外国語
つまらない人生を送っています。
日記をサボっているわけではなく、日記に書くような面白いネタを見つけられずにいます。
ネタ探しをサボっていると言われればそうですが。

英検の一次は合格していました。今週の仏検の結果で、二次試験のバッティング状況が判明します。
昨日は通訳ガイド試験の英語の一次試験を成蹊大学で受けてきました。やはり、英検より易しいという感じで、途中で出てきてしまいましたが、これで不合格だったら目も当てられない。
「鬼ごっこ」を英語訳せよとか出ましたけど、当然出来ませんでした。

先週は通訳ガイドのイタリア語の免許登録をしに都庁に行ってきました。今週には免許証が届く予定です。

語学好きの僕は、仕事など嫌になると語学に逃避する傾向があります。その意味では最近ちょっとやばいのかも知れません。

以上、近況取りまとめて。


日本語教師/外国語教師

2003-07-11 11:26:22 | 外国語
猪浦道夫「語学で身を立てる」(集英社新書)には、「相手の国の言葉を知らない場合は、自分はその人には日本語は教えない」というくだりがあります。
相手の言葉を知らないと、何処で生徒がわからないのかがわからない。ダイレクトメソッドは似たような言葉を使っている生徒には効果的だが、日本語/英語などの場合はそうではない。といった事が書いてあったような気がします。

学習の初期段階でのネイティブ講師による授業に否定的な私としては、その裏返しとして当然の帰結であると思う。

猪浦さんはポリグロット外国語研究所で教えていらっしゃって、親しくさせていただいているのですが、印象深かったのは、「語学で身を立てる」について質問した時に、「言葉を教える時に教授法や言語学が必要になるのは、生徒が初級者の時だけだ」という答えが返ってきたことでした。
教授法」という言葉にしても、「言語学」という言葉にしても、それがどういう意味で使われているかによって話の内容が変わりますが、これは、「語学で身を立てる」の中で、言語学・教授法を知らない教師はダメだと書いているのに対して、私が「それでは僕は語学教師にはなれませんねぇ」と言って、それに対しての猪浦さんのコメントでした。
「語学が上達しない場合、初心者の場合は教師に責任があるが、上級者の場合は、生徒に責任がある」ともおっしゃっていました。
私にも教師は出来るんだと安心させる為に言っていた部分もあるような気がしています。