水の中
2011-08-21 | 詩
泳げないのに
お酒に溺れた
魚が泳ぐ風景
水の中を歩いた
きらきら
水面に光がさんざめく
愚かな笑い
僕は泳げない
愛している
ただ愛している
君や彼等や彼女達を
過ぎ去ってゆく真夏の午後
泳げない
君を愛している
泣き笑い歌う
僕の暮らしは全て虚構だったのだろう
愚かさの範疇で
失った者を想う
泳げないのに
お酒に溺れた
ね
ただ
話を聴いて
それだけで
百万年光年救われる
届くかな?
僕は今日も生きているんだよ
水の中
ね
お酒に溺れた
魚が泳ぐ風景
水の中を歩いた
きらきら
水面に光がさんざめく
愚かな笑い
僕は泳げない
愛している
ただ愛している
君や彼等や彼女達を
過ぎ去ってゆく真夏の午後
泳げない
君を愛している
泣き笑い歌う
僕の暮らしは全て虚構だったのだろう
愚かさの範疇で
失った者を想う
泳げないのに
お酒に溺れた
ね
ただ
話を聴いて
それだけで
百万年光年救われる
届くかな?
僕は今日も生きているんだよ
水の中
ね
先ほどうとうとし、胃の不快感で目覚めました。
故郷の川の河原に降りていく夢を見てました。
ダムからの放水の時間がくる警告。
わたしは危ない、川に入ってはだめと、必死になって訴えて… でも助けてあげられない。
助けてあげられない。ごめんなさい。呼ぶのは誰なの?
そこで今さっき目が覚めました…。
心配で…この詩があがってたので、あれはあなただったんだと…。
あなたの手を河原のほうへと引っ張りました。一人で溺れないように。
ああ、そうか。僕は泳げなかったんだ、と想いました。記憶の中でいろんな人々と出会いました。嬉しかったけど何故か哀しくて仕方ありませんでした。
目が覚めるとウイスキー臭い部屋でぼんやりとしていました。まだ生きているんだ、と正直に想いました。
もしかしたら河原へ貴女が手を引いてくれたからなのかもしれません。
ありがとう。直子さん。
僕はまだこの世界にいます。