けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

モウリーニョ就任

2010-05-31 20:41:53 | football
モウリーニョの監督就任会見が始まっています。あとで整理しますが、いきなり気になるフレーズが入ったので・・・って、これだけじゃ何も決まったことにはならないけど。

「私は既に今朝、ラウルと話をした。私は時間を無駄にしない。バルデベバスで朝食を共にして、彼と話をしたよ。そして、監督と選手の間に、プレスの入る余地はない。」

「ラウルについては何も言うつもりはない。なぜなら、私はまだクラブと話をしていないからだ。私はきょう到着して、レアル・マドリーのために何もしていないし、まだレアル・マドリーの歴史にも入っていない。ラウルはそうだ。だから私は彼を尊敬し、正直である必要がある。私は彼を選手としてはまだ扱えない。」

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13時、ベルナベウのプレスルームには、モウリーニョとバルダーノが姿を見せる。まずはバルダーノが発言。

「モウリーニョは、この先4シーズンに渡って、レアル・マドリーと結びつくことだろう。世界でもっとも知られた監督の1人が我々と共にあることを誇らしく思う。彼をレアル・マドリーに迎えられたことを、我々は非常に嬉しく思う。」
(バルダーノの話、1パラグラフ後回し)

モウリーニョ
「こんにちは。私はカステジャーノをうまく話せない。イタリア語を勉強したら、カスティジャーノを忘れてしまったのだ。もっと有効にカスティジャーノを話すには、1ヶ月ほど準備が必要だろう。」
「私が、マドリーの監督になるために生まれてきたのかはわからないが、しかし私は確実に、監督になるために生まれてきたのだ。私は、重要な挑戦というものが好きだ。私がマドリーにひきつけられたのは、その歴史であり、近年のフラストレーションであり、その勝利への期待のためだ。ここは独特なクラブだ。重要な監督にとって、マドリーで監督をしないというのは、キャリアに穴があるようなものだ。幸いなことに、私のキャリアは非常に美しいものであり、私はマドリーの監督をしたいと強く望んだ。これは大きなプライドだ。しかし素晴らしいことは、マドリーを監督することではない。マドリーで勝利することだ。」
「私が思うのは、どんな監督であっても解任に備えるべきだということ。しかし、もし監督が解任に覚えるなら、仕事はうまくいかない。そしてもし、仕事がうまくいかないなら、その監督は大きな困難を抱えることになる。私には大いに自尊心も自身もあり、そして解任されることは考えていない。私は4シーズンの契約を信じているし、それは勝利し、アイデンティティを持ったチームを作るのに十分だ。現在と将来に備えるためには、解任のことを考えはしない。ペジェグリーニが解任されたことは、私にとって幸せに感じるものではないが、それがフットボールのやり方と言うもの。私は大いなる情熱と自信を持ってやって来た。私の新しい選手たちに、大きな信頼を感じている。彼らが新しい監督祖信頼してくれることを願い、そう確信している。私を選んでくれた執行委員たちに感謝し、私が変わらないことをお約束する。私は、あらゆる長所と短所を備えた、ジョゼ・モウリーニョだ。」
「私の働き方については、いくつか変更することで納得しなければならない。監督の考え方に基づく、という点に慣れる必要がある。」
「私は監督だ。それ以上の何者でもない。私は、チームの中で責任を持って働く監督であり、監督とはそうあるべきだ。しかし私がいつも言っているように、優れた組織を持たない監督は優れた監督ではない。私は常に、私と働くためには最高であるべきだと望んでいる。」
「新しいチームにやって来た、この状況を分析すべき時が来た。クリスチアーノ・ロナウドは、レアル・マドリーにとって非常に重要な選手だ。しかし、選手はチームの一部であり、個ではない。このクラブが重要な存在であり、それは選手ではない。クリスチアーノ・ロナウドは勝者であり、私もまた勝者だ。」
(なんかだんだんあやしい人になってきた)
「結果が、誰がベストなのかを決める。私は謙虚さを失わないし、以前の選手たちを忘れはしない。今シーズン私は、勝てるものなら何でも、CLでも、勝利したいと願う選手たちと共に、熱狂的なシーズンを過ごした。心の中には、私が指揮したチームを忘れられないでいる。これは素晴らしいこと、私はインテルの選手たちを忘れないよ。」

(バルダーノのコメントを1つ飛ばして)

「私は既に今朝、ラウルと話をした。私は時間を無駄にしない。バルデベバスで朝食を共にして、彼と話をした。それに、監督と選手の間に、プレスの入る余地はない。」
「ペジェグリーニがマドリーで成してきた仕事には敬意を持っている。彼に素晴らしい未来があり、彼の野心に見合ったものを見つけられるよう願っている。ただ、昨シーズンのレアル・マドリーについて話したくはない。確かに、私はほとんどすべての試合を見た。しかし、私が進みたい道ではない。過去について話したくはない。」
「私は、アンチバルセロニスタではない。私はマドリーの監督であり、バルセロナのことは心配していない。私が心配しているのは、偉大なマドリーを築くことだ。バルサはチャンピオンズと国内リーガでの大きなライバルだが、今はバルサのことを考えたいとは思わない。もし私がバルサに憎まれているとしても、それは私の問題ではない。」
「アイデンティティは、国籍と関係がない。クラブのアイデンティティは永遠に変わることはないだろう。フットボールのアイデンティティが私と選手たちに影響する。私は選手たちについて話すのが好きではない。なぜなら、レアル・マドリーの監督がある選手について話をすると、その選手の価格が1000万ユーロも跳ね上がるからだ。昨シーズンをベースにしたチームと共にあるというのは嬉しいことだ。我々に劇的な変化は要らない、ただ3人か4人の選手が、理想的な戦いに順応する可能性を挙げるチームを持つ(ために必要?)。マドリーの新加入選手について、(マスコミが)そんなにたくさん書くような夏にはならないだろう。より落ち着いたものになると私は考える。」
「レアル・マドリーにいるために、特別なプレッシャーを感じるということはない。」
「私はUEFA杯のファイナルを1回、チャンピオンズのファイナルを2回戦った。我々は、ファイナル3回に勝利し、8ゴールを決めている。嘘が繰り返されるなら、賢い人にとってはこれは嘘になるだろう。それ以外の人にとっては、これは真実だ。(?)」
(守備的な監督だといわれることを否定)「組織された試合とディフェンシブな戦い方は、別のものだ。チームが良く組織された守備をしていると、選手たちは攻撃も守備もうまくやるものだ。」
「日々学ぶ謙虚さを持つことが非常に重要だ。イタリアのリーグは非常に難しいもので、いま私は2年を過ぎ、より優れた監督となっている。私がスペインのリーグでの仕事を終わる時には、同じことが言えたらと願う。異なる複数のリーグで仕事をすると、監督というものは、より学びよりリッチになるものだ。私はとてもリッチで戦術的にも洗練された監督だ。」
「私は、モラッティと次の監督について話てはいない。しかしインテルには、未来に向かうチームがある。確かにベテランの選手たちもいるが、今日と明日の成功のために再建されているチームでもある。相応しい監督が必要だ。い聡明な監督であることを願うし、その人は幸運だろう。私は彼に、3冠を得たチームを渡すことになるのだから。」

モウリーニョとの契約について、バルダーノが回答する。
「違約金満額を払ってはいない。我々は、満足できる合意に達した。」

再びモウリーニョ。
「私は挑発的な人間ではない。私は働く人間であり、人に敬意を払いたい。もし我々が完璧な敬意をもてるのなら、そうでなければ、私は何の問題もなく私のチームを守るだろう。しかし、挑戦的にということではない。」
「私はチームが持つ哲学に適応する監督であり、選手たちのベストを引き出そうと努力する。通常、私と共に仕事をした選手たちは、その仕事のおかげで再評価される。チームにはバランスが必要だ。ボールがあってもなくてもうまくプレイし、攻撃的にも守備的にも良い状態で、精神的にもバランスが取れていて、試合に勝利し、クオリティに加えて、精神力も心理学的な力も必要なビッグマッチでも勝利しなければならない。そうした精神的な力のないクオリティだけでは、タイトルを勝ち取ることは不可能だ。」
「ラウルについては何も言うつもりはない。なぜなら、私はまだクラブと話をしていないからだ。私はきょう到着して、レアル・マドリーのために何もしていないし、まだレアル・マドリーの歴史にも入っていない。ラウルはそうだ。だから私は彼を尊敬し、正直である必要がある。私は彼を選手としてはまだ扱えない。」
「フットボールは、戦術やトレーニング以上の存在だ。フットボールは、異なる人間たちで構成されたグループによって戦われる。彼らは共にトレーニングをし、家族となる。クラブは、2つ目の家族だ。そうなるためには、十分に共感を持つことが必要だ。この共感を持つ時の後、彼らは永遠に私の選手たちとなる。ポルトやチェルシー時代、私は選手たちと話をし、今でも、まるで彼らが私の選手たちであるかのように彼らの話をする。この関係を、いま私はレアル・マドリーの選手たちとの間に作りたいと思っている。ときどき、私は以前の私の選手たちを懐かしく思う。多くの思い出がある。あなたが辞めるなら自分はプレイしない、そう言ってくれる選手もいる。」
「何よりも重要なのは、ヨーロッパのタイトルを取ることであり、その後にすることではない。それは、なぜあなたが彼らと共に飛行機に乗らないのか、ということによる。(またここもよくわからない・・・)」
「チャンピオンズリーグの上位までいけるという約束は出来ない。フットボールはフットボールだ。私が約束できるのは、レアル・マドリーはシードされないが、抽選の際には、我々ではなく、レアル・マドリーと対戦しなければならないチームが恐怖を感じることだろう。我々は、インテルやチェルシー、バイエルンと戦うかもしれないが、私は、我々のロッカールームではなく相手のロッカールームに恐怖があってほしいと思う。我々にとっては同じこと。伝統的な抽選の後、私は常にもっとも難しいものがあると感じるが、考え方はこうだ。マドリーは近年、チャンピオンズではひどくネガティブな歴史を作っている。しかし今はゼロからのスタートだ。我々は強迫観念など感じずに、1試合1試合を戦っていくことになる。そしてウェンブリーに到達する夢を見ていたい。私へのプレッシャーは、私の仕事を難しいものにしないようにしよう、というモチベーションの要素になる。」
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MARCAの速報をそのまま訳していこう、と思ったのに、途中で寝落ちしていました。速報なのでMARCAの記事自体にもだいぶ荒っぽいところがありますが(私の訳はそれ以上かもしれませんが)、とりあえずこんなところで。

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