けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

水際

2007-03-29 07:18:17 | football
UEFA EURO2008 Qualifying Round Group F
España 1-0 Islandia

スペインの得点:アンドレス・イニエスタ(80)

やれやれ…見てて疲れました。とにかく勝ちを積み上げられたことが良かった。イニエスタよくやった。


前半は、ウォーターポロかウォーターフットボールか、というくらい水との戦いでした。こんな状況になると、やっぱりスペインすごいですね。足元の技術が活きてくるようです。丁寧に足元でボールをキープできるし、パスは思ったように走りませんが、ボールスピードが遅いのでボールロストしにくい。ディフェンスラインも慎重にボールを扱っていますが、気を抜いた横パス以外はそれほどヒヤリとするところはありませんでした。もっとも丁寧さ慎重さがいつもの感覚を失わせたのか(それともいつもと同じなのかわかりませんが)、得点は入らず。相手GKが当たっていることもあって、微妙に嫌な雰囲気。

後半頭からカプデビラが下がってアングロが入りました。どうなったんでしょう、これ。バックラインが3枚、アルベルダは守れ、その前にイニエスタチャビ、その前にサイドに開いてシルバアングロ、一番前にトーレスビジャ?このあたりはよくわかりませんでした。
雨が小止みになり、かなり水はけが良いピッチのようでボールがいつもと同じ程度に走るようになります。相変わらずトラップとシュートの精度が気になって仕方がないトーレスですが、ディフェンスラインを破って裏へ抜けようとしたり左右サイドに出たり、動きは良かったですね。点入らないけど。ビジャは相変わらず、下がったりサイドに出たりパス裁いたりとよくやってました。シルバは雨が苦手なのか、よく動いてボールに触るけどいつもほどの精度がない。
あまりレフェリーが、とか言いたくないですが、今日のレフェリーはかなり嫌な感じでした。公平さを保とうと意図することで判定が歪んだんじゃないか…。トーレスが脚狙われたのはペナルティかと思いましたし、前半のプジョルへの後ろから蟹バサミに紙も出さない。GKのこぼしたボールをつついてシュートを決めたシルバのプレイはファウル取られる。なかなか点が入らないのとあいまって、苛立ちと焦りが…。
それでも何とか決められたのは良かった。真ん中でボールをキープしたビジャ、相手守備がセンターにぎゅっと集まったところで左寄りに上がってきたイニエスタにパス。イニエスタは落ち着いてよく決めました。
最後は危なげのないオーレオーレで無事勝ち点3を獲得。圧倒できないのは相変わらずですが、とにかく勝てたのが一番です。


前半終了間際、モリエンテスが負傷で交代を余儀なくされました。転倒する際の腕の突き方が悪く(現地紙はゴールポストへの激突だとしています)、右肩を痛めたようです。1月13日のビジャレアル戦でも同じ箇所を痛めていますが(右肩亜脱臼)、この時は4日後の国王杯には出てます。ただ、その時よりも痛がり方が酷かったのが心配です。週末のエスパニョール戦はどうなるんでしょう。アングロとビジャのセットか、ビセンテが戻って来れるならシルバとビジャのセットか。

バレンシアは8人の選手を代表に出し、今日の試合でマルチェナ、ビジャ、シルバがフル出場、アルベルダが80分、アングロが47分、モリエンテスが42分+怪我つき。ポルトガルではミゲルが72分(フル出場ではありませんでした)、ビアナは出場しないで済んだようです。あんまり言いたくありませんが、週末の試合の展開が想像できてしまいそうでして…。


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