けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

解決

2010-10-17 14:05:14 | football
イケル出席
昨日の記事にあった、プリンシペ・デ・アストゥリアス賞授賞式の件ですが、関係各所で調整があり、イケルが出席することを、バルダーノが確約しました。
「これは最高レベルの賞であり、皆がそのレベルの高さにあわせなければならない。カシージャスがそれを望んだこと、マドリディスモ、そしてスペインフットボールすべてのために、レアル・マドリーは(出席に)応じる。」

この件についてのモウリーニョのコメントは、にほんご公式からまるまると抜粋。
「カシージャスが賞を受賞することに関して会長が自分にスペイン人にとってこの賞がどれだけ重要なものか、マドリディスモにとって、キャプテンが受賞する事がどれだけの意味かを説明してくれた。それに自分が持っている敬意とレアル・マドリードが王室に持っている敬意が合わさった。イケル、そしてスペインの人々が授賞式を楽しむことを望んでいる。マドリディスモにとって良いものは自分にとっても良いもの。更にイケルは午前中は練習に参加するし、夜の8時にはコンセントレーションに入ることが出来る。会長は私にそれを約束したし、そのためにプライベートジェットを用意してくれる。カシージャスには賞の前夜、後夜祭はない。自分の意見を変えたことに満足している。なぜなら、マドリードのシンボルが名誉ある賞を受賞するからだ。」

イケルのコメントも、同じくにほんご公式より。
「アストゥリアス皇太子賞の表彰式に出席することは監督とバルダーノから話された。嬉しいことだし、レアル・マドリードとスペイン代表のキャプテンとしてチームに与えられた賞を受け取ることができるのは光栄。表彰式に出られることに理解を示してくれたことに感謝の気持ちを示したい。モウリーニョはとても重要な賞だということ、そしてレアル・マドリードを代表するということにも気づいた。」

イケルがスペイン代表のカピタンとして出席を望んだことももちろんですが、レアル・マドリー的立場として、しかるべき対応をしないといけない問題だったんだろうなあと思います。それぞれが譲歩したり妥協したりで、一番妥当な解決方法になったんじゃないでしょうか。
(というか、モウリーニョも、このくらいの結末で納まるのを予想してたんじゃなかろうか)




10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 7
Malaga 1-4 Real Madrid C.F.

マラガのゴール:スタッズゴーア(57)
マドリーのゴール:ゴンサロ・イグアイン(30、67)、クリスチアーノ・ロナウド(45、52)

GK:イケル
DF:アルベロア、ペペ、カルバーリョ、マルセロ
MF:ケディラ、シャビ・アロンソ、ディ・マリア(71、ペドロ・レオン)、エジル(83、カナレス)
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン((75、ベンゼマ)

マラガいい感じですね。アラブ様がオーナーになったとはいえ、派手な補強をするのではなく、でも良いチームを作ろうという姿勢があって。ピッチもきれいだったし、レカロのシートも新品に見えたし、スタジアム内の広告も地域的なものがほとんどで、余裕を持ってやっている感じがした。それでいて、武闘派マラガのカラーが残っているのもいいな。ていうか、ルケが32歳のベテラン選手ですと紹介されたことにえっらい驚きました。あのルケがベテランかあ。時の流れは速いもんだ。

試合の方ですが、大変よくできました。開始から15分20分くらいは、マラガの出足がすごく良くて、シュートも打たれたし、中盤の制圧のやりあいみたいになってましたが。
マドリーは、試合を追うごとに選手間の連携が良くなっているな、と思います。クリスチアーノがコネないでわりとシンプルにボールを回すようになっていること、クリスチアーノにマークやディフェンスの意識が集中する分、崩しやすくなるというのもあるかも。特にこの試合ではクリスチアーノとイグアインが2トップな感じでやっていて、この2人の間でチャンスを作って結果に結びついたのが良かったのかと思います。2人の間でといっても、クリスチアーノ→イグイアインの方が多いかな。役割が違うのは当たり前だけど、イグアイン→クリスチアーノというのももっと増えるといいかもしれない。しかしイグアインの1点目、うまかったなあ。うまいんだよな、イグアインって。たぶん。
あとは、エジルがしっかりチャンスに絡んで(PKの取り方もうまかった)、前あったように試合から消えたりするようなこともなかったのとか、ディ・マリアの献身的な動き、ケディラの動きがひとつひとつ派手に見えてしまうのとか、楽しく見てました。

この先心配なのは、途中から出る選手の連携でしょうか。久しぶりにペドロ・レオンもカナレスも見られたのは良かったですが、2人でポジションかぶる場面あったり、ペドロ・レオンが出しどころに困っていたりスペースに走らなかったりして。アルビオルも、使ってほしかったなあ。
あと心配なのは、シャビ・アロンソとマルセロ、怪我したり紙ためたりしたらどうしよう。どちらも替えの効かない存在です。2人とも後方からの組み立ての起点、アロンソの最終ラインへのカバーリングの役割とか、攻撃のコマのひとつとしてのマルセロとか…ポジション的な代わりはいますが、それでもしっかり勝てる試合ができるかどうか。今から心配しても仕方ないかもしれませんが。
あとはベンゼマ、点決まるといいね……。

アルベロアへのカードは、取り消しを申し出ても良い気がする。アポニョと話をしていた直後のプレイで、そのアポニョを後ろから削るシャビ・アロンソ。おお怖。






セルヒオ・ラモスの怪我
本人曰く
「感触は良くなってる、火曜には100%になるように、可能なことはなんでもするつもりだよ。」


おまけ
ベティスのスタジアム、マヌエル・ルイス・デロペラが、ベニト・ビジャマリンになることが決まったようです(名前が戻る)。

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