オーストラリア

当ブログは、100％マドリディスタ、ラファエル・ナダル選手を応援しています（テニスのあれこれ詳しいことは、さっぱりわかりませんので、適当なこと書いてると思いますが）。

OPEN DE AUSTRALIA - FINAL
　 Nadal：7 3 7 3 6
Federer：5 6 6 6 2


ラファ、オーストラリアオープン制覇おめでとう。

フェデラーがセミファイナルから中2日なのに対し、ナダルは中1日。しかもセミファイナルでは、ベルダスコと5時間以上も打ち続け走り続け。なので、疲労が心配だった。
いきなりお互いブレイクでスタートした第1セットを取った後、第2セットくらいから少し様子がおかしい感じで、このセットは落とす。第3セットも、フェデラーがわりと容易にゲームをキープする一方で、ナダルはサービスゲームを0-40にされたり、かなり苦しい展開だった。途中でトレーナーが入って脚をマッサージしてもらったり、かなり厳しい感じがして、正直、今回はダメかなー…と思ってしまった瞬間もありました。が、0-40からのゲームはひっくり返してキープしたし、最後はタイブレイクで第3セットを取る。このセットが一番、見てて緊張したなー。フェデラーのペースで試合は進んでいたと思うのですが、第3セットを取れたのがナダルには大きかったんではないかと思います。第4セットはフェデラーが取り（ナダルは少し力を緩めていたようにも見えた）、ファイナルセットまでくると、今度はフェデラーが力尽きたのか疲労がたまったのか、ミスが目立つようになる。最後はナダルのブレイクで、勝負が決まりました。

見てるこっちが疲れました……。


疲労が脚に来ているのは明らかだったし、膝も心配、。対戦相手がフェデラーではやはり別格で、どこかでふっと気持ちが切れていたら、一気に持っていかれていただろうと思います。しかも観客が大部分フェデラー寄りで、声援の大きさも違うし、ナダルへの拍手には口笛が混じったりもする。メンタル面でもいろいろあっただろうと思いますが、やっぱりそこで耐えることができる強さがあるのが本当にすごい。まだ22歳なのに。


表彰式。準優勝の表彰で、フェデラーが泣き出してしまいました。優勢だった第3セットを落としてしまったのと、最終セットで切れてしまったのが悔しかっただろうし、またナダルにやられてしまったのも悔しかっただろうと思います。ナダルもずいぶん神妙な表情になってしまってましたが、フェデラーを称えて敬意を払っていたのが、なんというか、よくできた選手だなあと改めて実感。


ラファ、暇ができたらまたベルナベウへ。マドリー公式にも、さっそく「おめでとうナダル」ページができていました。