08/09 Liga Espanola 1a division Jornada 21
Numancia 0-2 Real Madrid
マドリーの得点:ラウル・ゴンサレス・ブランコ(48)、アリェン・ロッベン(56)
GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カンナバーロ、エインセ
MF:ラス、ガゴ、ロッベン(64、ファンデルファールト)、スナイデル
FW:イグアイン(75、フンテラール)、ラウル(82、ハビガルシア)
何よりもまず、ラウルゴールおめでとう。マドリーにおける公式戦通算307ゴールで、ディ・ステファノ御大の記録に並びました。前節306ゴール目を決めて「あと1点」になったすぐ翌週に、きっちりきめてしまうところもさすがカピタン。まだ31歳。どこまで記録が伸びていくんだろうか。
MARCAより、ラウルのコメント入りの記事。
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ラウル・ゴンサレスは、レアル・マドリーでの史上最高のゴレアドールであるディ・ステファノの記録に並んだことに満足していることを示した。「何かとても素晴らしいこと」で、同時に「この先の試合で彼の記録を上回ることができたらいい」と望んでいる。
カピタンは、ソリアの地で、マドリーの勝利につながる先制ゴールを上げた。これは公式戦通算307ゴール目となり、ホルヘ・バルダーノの手によってデビューした1994年から今日に至るまでのすべてのチームメイトたち、監督たちに感謝を述べた。
笑顔でラウルは次のように述べた。「この記録は、レアル・マドリーにいて、僕を助けてくれる多くの仲間たちと共に戦っていたから可能になった。嬉しいしとても幸せだ」。そして「サエタ・ルビオ(ブロンドの矢=ディステファノ)」と木曜日の公式写真撮影で会った時には、「ゴールできるかどうか、見ていて」と言ったとのことだ。
ラウルは、レアル・マドリーでのリーガ最長出場時間の記録をまだ破ってはいないが、そのことを気にしてはいない。なぜなら「僕が望むのは、たくさんのタイトルを取ることだから」。7番は、6連勝を上げたチームの良い流れを祝った。
ゴール記録のこととは別に、ラウルは「重要なことは、ヌマンシアと戦って僕たちが勝利を収めたことだ。試合は難しかったけれど、2点目も取れた。今はトレーニングを続けなければならないし、僕の頭はもう次の試合に向かっている」ときっぱり話した。
最後にラウルは「僕たちはバルサとの差を9ポイントにした。ずっと僕たちはこの距離にまでできないでいた。僕たちが差を縮められるように願っているよ。
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ASから。キャプションは「カンナバーロ、ラウルに敬服する」。この仕草、さすがイタリア男。
試合ですが、とにかく勝つのが一番です、ということで。中身がなんであろうと6連勝ですから。
前半はヌマンシアの動きが非常に積極的で、受けに回ってしまいました。攻撃に関しては、最初の方こそパスをつないで…という場面もあったけれど、ロッベンが囲まれやすくなり、次第に攻め手を失ってしまった。前線にあまり良い形でパスもクロスも飛んでこないのが、つらい。スナイデルの調子が良くないように見えたし、ラスでは精度の良いパスはまだあまり期待できない。ラウルが下がったり、イグアインが開いたり、ロッベンが左サイドに移ったりと工夫はありましたが、なにしろシュートに持っていけるほどの手数がなく、やや寂しい前半。
後半に入り、ヌマンシアの動きが落ちたのか気が抜けたのか…というよりは、点につながった個々の動きが素晴らしかったと言った方が良いかもしれません。ロッベンのドリブルから左サイドよりのイグアインにはたき、クロス気味のシュートが弾かれたところを、そこにいるべきラウルが押し込んで先制。ロッベンがヌマンシアのディフェンス3枚に囲まれかけながらも、ドリブルで相手を寄せ付けず、ニアサイドを抜いてのゴール。ヌマンシアのGK、大きく開いていたファーサイドの方に打ってくるとヤマを張っていた感じでしたね。狭いスペースをすり抜けて、2点目。ロッベンが一目散に走っていった先には、コディナ。何か約束でもしてたんだろうか。
この6連勝の間、実は守備もかなり堅くて、ほとんど失点してなかったと思います。今節もゼロ。カンナバーロとペペの強さは変わらず、ラテラルのセルヒオ・ラモスとエインセは、たまにポカもやるので怖いのですが、ピボーテのラスとガゴとで、大きく崩されることはほとんどなくなっているように思います。あとイケル。たまに崩されてもどうせ最後にはイケルがいるし…という、昨シーズン同様のイケル様パラドンも計算に織り込み済みで、堅実な守備陣完成。もちろんマドリーの守備なので、絶対の信頼なんてものはございませんが、CLを戦う上では「まずはゼロに抑えること」が重要になると思われますし、とすると、良い準備ができていると言えるのではないかと思います。
気になったのは、ガゴ。最初から最後までキリキリイライラしている感じでした。早い段階で1枚カードが出た後も、削られたり削ったりで常に文句言いたそうな顔をしていて(実際文句言いまくりだったけど)、最後はドブレアマリージャでご退場。1枚目の紙で既に次節出場停止が決まっていたわけですから、早めにハビ・ガルシアを入れて次節のシミュレーションをするとか、しても良かったかもな、と思います。5枚で1休なのに加えて、ロハも出たのでこれでもう1休。ガゴ、2連休かー。ずっと出場しっぱなしだったので、ちょうど良い休みかもしれません。そういえばグティは次節辺り戻ってこられるんでしょうか。だとしたら、ラスとグティの組み合わせ、なんてのもいけるんじゃないか。
それからイグアインも、ガゴ同様、ちょっとイライラというか焦っている感じがするな、と思ってみてました。思ったようなプレイができていないとか、しばらくゴールがないとか、そんな気持ちがあるのかもしれません。焦らんでもいいよ、と思いますが、シュート練だけはしとけー。
おまけ。ベンチに座って戦況を見つめるラウル&ロッベン(フードをかぶる)、という並びがなかなか良かったです。
Numancia 0-2 Real Madrid
マドリーの得点:ラウル・ゴンサレス・ブランコ(48)、アリェン・ロッベン(56)
GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カンナバーロ、エインセ
MF:ラス、ガゴ、ロッベン(64、ファンデルファールト)、スナイデル
FW:イグアイン(75、フンテラール)、ラウル(82、ハビガルシア)
何よりもまず、ラウルゴールおめでとう。マドリーにおける公式戦通算307ゴールで、ディ・ステファノ御大の記録に並びました。前節306ゴール目を決めて「あと1点」になったすぐ翌週に、きっちりきめてしまうところもさすがカピタン。まだ31歳。どこまで記録が伸びていくんだろうか。
MARCAより、ラウルのコメント入りの記事。
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ラウル・ゴンサレスは、レアル・マドリーでの史上最高のゴレアドールであるディ・ステファノの記録に並んだことに満足していることを示した。「何かとても素晴らしいこと」で、同時に「この先の試合で彼の記録を上回ることができたらいい」と望んでいる。
カピタンは、ソリアの地で、マドリーの勝利につながる先制ゴールを上げた。これは公式戦通算307ゴール目となり、ホルヘ・バルダーノの手によってデビューした1994年から今日に至るまでのすべてのチームメイトたち、監督たちに感謝を述べた。
笑顔でラウルは次のように述べた。「この記録は、レアル・マドリーにいて、僕を助けてくれる多くの仲間たちと共に戦っていたから可能になった。嬉しいしとても幸せだ」。そして「サエタ・ルビオ(ブロンドの矢=ディステファノ)」と木曜日の公式写真撮影で会った時には、「ゴールできるかどうか、見ていて」と言ったとのことだ。
ラウルは、レアル・マドリーでのリーガ最長出場時間の記録をまだ破ってはいないが、そのことを気にしてはいない。なぜなら「僕が望むのは、たくさんのタイトルを取ることだから」。7番は、6連勝を上げたチームの良い流れを祝った。
ゴール記録のこととは別に、ラウルは「重要なことは、ヌマンシアと戦って僕たちが勝利を収めたことだ。試合は難しかったけれど、2点目も取れた。今はトレーニングを続けなければならないし、僕の頭はもう次の試合に向かっている」ときっぱり話した。
最後にラウルは「僕たちはバルサとの差を9ポイントにした。ずっと僕たちはこの距離にまでできないでいた。僕たちが差を縮められるように願っているよ。
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ASから。キャプションは「カンナバーロ、ラウルに敬服する」。この仕草、さすがイタリア男。
試合ですが、とにかく勝つのが一番です、ということで。中身がなんであろうと6連勝ですから。
前半はヌマンシアの動きが非常に積極的で、受けに回ってしまいました。攻撃に関しては、最初の方こそパスをつないで…という場面もあったけれど、ロッベンが囲まれやすくなり、次第に攻め手を失ってしまった。前線にあまり良い形でパスもクロスも飛んでこないのが、つらい。スナイデルの調子が良くないように見えたし、ラスでは精度の良いパスはまだあまり期待できない。ラウルが下がったり、イグアインが開いたり、ロッベンが左サイドに移ったりと工夫はありましたが、なにしろシュートに持っていけるほどの手数がなく、やや寂しい前半。
後半に入り、ヌマンシアの動きが落ちたのか気が抜けたのか…というよりは、点につながった個々の動きが素晴らしかったと言った方が良いかもしれません。ロッベンのドリブルから左サイドよりのイグアインにはたき、クロス気味のシュートが弾かれたところを、そこにいるべきラウルが押し込んで先制。ロッベンがヌマンシアのディフェンス3枚に囲まれかけながらも、ドリブルで相手を寄せ付けず、ニアサイドを抜いてのゴール。ヌマンシアのGK、大きく開いていたファーサイドの方に打ってくるとヤマを張っていた感じでしたね。狭いスペースをすり抜けて、2点目。ロッベンが一目散に走っていった先には、コディナ。何か約束でもしてたんだろうか。
この6連勝の間、実は守備もかなり堅くて、ほとんど失点してなかったと思います。今節もゼロ。カンナバーロとペペの強さは変わらず、ラテラルのセルヒオ・ラモスとエインセは、たまにポカもやるので怖いのですが、ピボーテのラスとガゴとで、大きく崩されることはほとんどなくなっているように思います。あとイケル。たまに崩されてもどうせ最後にはイケルがいるし…という、昨シーズン同様のイケル様パラドンも計算に織り込み済みで、堅実な守備陣完成。もちろんマドリーの守備なので、絶対の信頼なんてものはございませんが、CLを戦う上では「まずはゼロに抑えること」が重要になると思われますし、とすると、良い準備ができていると言えるのではないかと思います。
気になったのは、ガゴ。最初から最後までキリキリイライラしている感じでした。早い段階で1枚カードが出た後も、削られたり削ったりで常に文句言いたそうな顔をしていて(実際文句言いまくりだったけど)、最後はドブレアマリージャでご退場。1枚目の紙で既に次節出場停止が決まっていたわけですから、早めにハビ・ガルシアを入れて次節のシミュレーションをするとか、しても良かったかもな、と思います。5枚で1休なのに加えて、ロハも出たのでこれでもう1休。ガゴ、2連休かー。ずっと出場しっぱなしだったので、ちょうど良い休みかもしれません。そういえばグティは次節辺り戻ってこられるんでしょうか。だとしたら、ラスとグティの組み合わせ、なんてのもいけるんじゃないか。
それからイグアインも、ガゴ同様、ちょっとイライラというか焦っている感じがするな、と思ってみてました。思ったようなプレイができていないとか、しばらくゴールがないとか、そんな気持ちがあるのかもしれません。焦らんでもいいよ、と思いますが、シュート練だけはしとけー。
おまけ。ベンチに座って戦況を見つめるラウル&ロッベン(フードをかぶる)、という並びがなかなか良かったです。
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